ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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はい!32話!役が足りない?やっぱり?……そろそろ増やそうかな…。まぁ、鎮守府に艦娘が4人だけの時点でおかしいですからね…。気にしない気にしない。
では、あらすじに入ります。

あらすじ
地域交流をして、子供達と遊んだりゴミ拾いなどをしたドミナントたち。鎮守府へ帰ると、やはり、主任がAMIDAタワーを作っていた…。(勿体無い気もするが壊した。)


32話トランプ 1

「暇だな…。」

 

「そうだな。」

 

ドミナントと本日の秘書のジナイーダがいた。書類仕事はとっくに終わって、暇を持て余している。

 

「……。確かずっと前に地域の人と交流したじゃん?あれ、意味あったのかな?」

 

「わからん。」

 

「あのあと、パトカーが数日間うろちょろしてたらしいよ。」

 

「そうか。」

 

そう、あれからもう一週間ほど経っている。

 

「……。良い反応しないね。」

 

「覚えていないからな。」

 

「そっか〜…。海域開放もしたはいいけど、暇だね。」

 

「……そうだな。」

 

「人が足りないから、他の鎮守府が警備しているし。」

 

「ならば遠征すれば良いだろう。」

 

「資材があまりすぎて、他の鎮守府へ分けているのにまだ増やすのか?」

 

「暇なのだろう?」

 

「まぁ、そうだけど…。なるべく命を賭けてほしくないじゃん?」

 

「まぁ…。そうだが…。」

 

「……トランプでもするか?…ルール知ってる?」

 

「私を舐めるな。それくらい知っている。」

 

と、いうわけでトランプをする。

 

…………

 

「…なんでそんなに積み上げられるの?」

 

「どうした?お前の番だぞ?無理なのか?」

 

二人は順番にトランプタワーをして勝負している。先に崩したほうが負けである。もう高い台を使わないと手が届かないくらいまで…。

 

「ぐ……見てろよ…。」

 

「ほう。証明してみせろ。お前の有用性を。」

 

ドミナントは慎重に積み上げる…。

 

……よーし…落ち着け〜…。やれる、やれるんだ俺は!

 

乗せた途端ぐらつく。

 

グラグラ……。

 

「……。」

 

おさまったようだ。

 

「はっはっは。やっぱり大したことない。」

 

「そうか。……。お前の番だぞ。」

 

ジナイーダが簡単に積み上げ、すぐにドミナントの番になる。

 

「これがプロの動きだと…?じゃぁ俺は一体なんだ!?」

 

「いいから早くしろ。」

 

ジナイーダから催促を受ける。

 

「……。」

 

ドミナントがまた慎重に乗せる。しかし…。

 

グラグラ…………パシャーーン!

 

トランプタワーが崩れた。

 

「そんな…。話が違うっすよ…。俺は…特別だって……。」

 

「悪いな。手加減のできない性分だ。それに特別は例外に勝てん。」

 

ジナイーダの無慈悲な言葉がドミナントに刺さる。そこに…。

 

「ヤッホー!まだ朝の11時だけど仕事…してないみたいだね。」

 

床にトランプが敷き詰められていた。

 

「…何か用か…?」

 

「…なんでそんなに落ち込んでいるの?まぁ、いいや。暇だから来た!」

 

「そうか…。トランプでもやる?」

 

「やる!」

 

元気に返事をした。

 

「でも、3人か…。他に暇な人はいるかな?」

 

そう思い、神様と一緒に聞きに行く。そして…。

 

「…全員暇だった。」

 

ドミナントがみんなを引き連れてきた。

 

「…これでは部屋に入りきらないだろう。広い部屋はないのか?」

 

「ふむ…。あっ!会議室があるよ。」

 

「そこに全員入るのか?」

 

「大丈夫です。私が作ったのですから。」

 

ドミナントたちは短いやり取りをして、会議室に向かった。

 

…………

 

「じゃ、何をする?」

 

ドミナントが聞く。

 

「はい!私、セブンブリッジやりたいです!」

 

吹雪が言う。しかし、ドミナントは聞いたことがなかった。

 

「…その、セブンブリッジとはどんな遊びだ?」

 

「麻雀みたいなものです!」

 

……麻雀か…。将来そんな賭け事みたいなことしないよな?負けて全財産を失って奴隷として生活させられている姿なんて絶対に見たくない。我が子のようなものだ。

 

そうドミナントは思い…。

 

「却下!」

 

「えぇ…。」

 

吹雪が困り顔をする。

 

「絶対にダメ。」

 

「いいじゃないですか!私、そういう賭け事得意なんですよ!」

 

「余計にダメ。絶対に。」

 

「でも…。」

 

「ダメだと言っている…。」

 

「はいぃ…。」

 

ドミナントが最後に威圧をかけて黙らせる。周りの家具や天井、ガラスが悲鳴を上げた。当然、ここにいる愉快な仲間たち以外は恐怖する。

 

「ド、ドミナント…こわいよ…。」

 

「…ハッ!…すまない、みんな。」

 

神様が言ったおかげで通常に戻った。

 

「容赦ないな…お前も。」

 

「少し空間が悲鳴を上げました。そりゃ怖くなりますよ。」

 

「ハハハハ!一種の天才ってやつかもねぇ。」

 

AC勢の人達がヤジを飛ばす。

 

「すまないな。」

 

ドミナントはしっかりと謝る。

 

「それじゃ、気を取り直して…。ダウトでもする?」

 

ドミナントが提案した。そして、さっきのことがあったのか、全員賛成する。

 

「じゃ、配るよ〜。」

 

そう言ってドミナントは配っていく。そんな中、セラフは考えていた。

 

……フフフ、トランプで勝負ですか…。私の計算の前では全てがわかります。残念ですけど、この勝負もらいました。

 

セラフは、自身満々に勝負をする。

 

「4!」

 

……フフフ、次は私の番です。最初に嘘をつきます。この順番で、このカード枚数…。計算によると…。

 

順番のカード

5、1、10、6、2、11

セラフが持っているカード

2、11、4、8、1、4

 

…半ばで嘘をつけばいいんですが…。まず最初にいらないカードをだしましょう。

 

そう考えてセラフが4を出す。

 

「「「ダウト!」」」

 

全員が口を揃えて言う。

 

「うっ…。」

 

セラフはすべてのカードをもらった。

 

……あれ?…ドミナントさん、遊びの時は演技が上手いんですね。2のはずなんですが、13出してますよ…。

 

セラフが少しドミナントを見るが、“そういう遊びだ”と目だけで返された。“目は口ほどに物を言う”という言葉が本当だったとは…。

 

「あっ!セラフに言い忘れてた。」

 

「何ですか?」

 

「心読むの禁止。面白くなくなるから。」

 

「……。わかりました。」

 

ドミナントが釘を刺しておく。セラフは、最終手段として読むつもりだった。そこで…。

 

「ギャハハ!12」

 

「ダウト。」

 

ドミナントが言うと…。

 

「やるもんじゃないね。キャラじゃないことは…。」

 

そんな感じで回っていき、二人だけになった。

 

敗者 セラフと三日月

 

勝者 1.神様 2.ドミナント 3.吹雪 4.如月 5.ジナイーダ 6.夕張 7.主任

 

「何故…。」

 

セラフは考えた。嘘をつくたびに全員がダウトと言ったことを…。そして、嘘でない時は絶対にダウトと言わないことを…。

 

「どうしてわかったんですか?」

 

「イカサマはバレなきゃイカサマじゃないんだよ。」

 

「む…。」

 

セラフはドミナントを睨む。しかし…。

 

「なんてね。イカサマしてないよ。」

 

「……じゃあどうしてわかったんですか?」

 

「う〜ん…。そうだなぁ…。ヒントをあげよう。」

 

「いえ、答えを教えてください。」

 

「そうすると面白くないだろう?」

 

「私は面白くありません。」

 

セラフが即答する。

 

「う〜ん…。でも、すぐに教えちゃうと勉強にならないからなぁ…。まぁ、ヒントをあげよう。相手ばかりを気にしちゃいけない。素直なのはいいと思うけどね。」

 

「それだけですか?」

 

「うん。…まぁ、答えみたいなものだけどね。」

 

ドミナントは言うが、セラフは全くわからない。

 

……セラフ…。本当に素直なのはいいと思うよ。正直、素直すぎて、可愛くてときめくところだったからね。…顔に出すぎだよ…。

 

ドミナントはそう思うが、セラフは気づかない。

 

次にババ抜きをすることになった。

 

「私は、今度こそ負けません!」

 

セラフはそう宣言したあと、相手の心理分析を始めた。(心は読んでいない。)

 

……あの顔を察するに、ババは吹雪さんのところですね。

 

セラフは分析を続ける。しかし…。

 

……う…。私はジナイーダさんの隣ですか…。顔にも動作も普段と変えないのでわかりません…。

 

そうしているうちに、みんなのカードが減っていく…。

 

……………………

とある夜の海の上

 

「ふむ…。いくらこっちの方向へ進んでも大陸が見えない。」

 

黒い人影が分析する。

 

……こっちには陸がないのか?それとも、この世界は水面上昇によって大陸が水没しただけか?それとも、ただ広いだけか?しかし、この者たちが言うには広いだけで、方向を間違えたらしいが…。

 

黒い人影が後ろを見る。

 

「うちのこと信用してないんかい?」

 

「ああ。どんな奴でも人間の子供のくせに空母と嘘をつくやつを信用するとは思わないだろう。海の上に人が立てることが証明できたからいいが…。」

 

本人は空母と言っているが、どう見ても子供である。

 

「む…。駆逐艦ならまだしも…。」

 

怒っているらしいが、黒い人影は見向きもしない。

 

「本当でち!この世界にも陸はあるでち!」

 

「…語尾に“でち”というのはどうにかならないのか?聞き取りずらい…。それに、なぜそんな格好をしている?寒くないのか?」

 

黒い人影はそれなりに心配する。

 

「むりでち。それに寒くないでち。この格好はちゃんとした制服でち。」

 

「そうか。…では、こちらの方向へ私は向かう。お前たちも来るのか?」

 

「当たり前やで。」

 

「当然でち。」

 

そう言って、もうとっくに向かった黒い人影に追いつくべく走っていった。




はい!長いから切りました。なんなんでしょうね…。その黒い人影は…。いつかドミナントたちと会えるといいですね〜。え?セラフとの買い物の件?わ、忘れているわけないじゃないすか…はっはっは。この際プライドは抜きだ…。(ザルトホック風)
突然ですが、なぜドミナントがジナイーダたちに好意を寄せないか説明します。
ジナイーダは大人の女性の美しさがあるに加え、無理やりだがしっかりとドミナントを助ける。しかし、無理やりすぎてドミナントに伝わらない。
神様、艦娘たちには子供のような可愛らしさがあるが、そのせいで好意を寄せても“子供だからだな”と、ドミナントが判断するから。
セラフは、大人のような美しさに加えて、子供のような一面の可愛らしさがある。誰にでも優しいことが目立つ。…それに加えてドミナントが大人だと判断しているため、普通に告白したら効果抜群です…(しかし、筆者がそのような関係には絶対にさせない。なぜかって?…そりゃ、決まっているでしょう?)
次回!第33話「トランプ 2」お楽しみに!
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