ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
はい、あらすじに入ります。
あらすじ
暇すぎたのでトランプをするドミナントたち…。セラフが思いっきり顔に出ていることにいつ気がつくのだろうか…。
…………
「何故…?」
必ず最後はセラフが負ける。
「どうして…私の戦況分析が……。」
セラフがいくら考えても思いつかない。
「……。」
皆がそろそろ可哀想に思ってきたので、種明かしをする。
「セラフ…その…。顔に出すぎてるよ。」
「えっ!?…そ、そんな……。」
セラフが指摘されて顔を赤くする。
……くそっ。可愛いな…。俺の天敵か…!?効果抜群だぞ…。
ドミナントが苦しそうに思っている。
「ドミナント…なんかあった…?すごく苦しそうだけど…。」
神様が苦笑いをしながら聞いてくる。
「…いや…。別に…。」
「うん。言おうか?」
神様が半ば強制に吐かせようとする。
「いや、なんでもない。」
「……。」
ジト目で見てくる。しかし、ドミナントは言わない。苦しそうな顔をして、そんな失礼なことを考えていたとバレたら、全治2ヶ月ほどの怪我を負っても仕方がないからだ…。
「まぁ、そこのところ注意してやろう。」
「…わかりました…。」
セラフが了承する。しかし…。
「では、勝負しません?ドミナントさん。」
「…俺になんのメリットが?」
「そうですね…。勝負を受ければ、あなたが今思っていたことは言いません。勝っても言いません。しかし、負ければ私のお願いを一つ聞いてもらいます。」
「!?」
ドミナントは驚く。
……読まれていたのか…?ヤバイな。この部屋には主任以外に男がいない。主任が俺を庇うわけがない…。つまり、弁解してくれる人がいない訳だ。勝負を受けなければ袋叩きにあう…。それだけは避けたい。
ドミナントはそう判断し…。
「わかった。受けよう。」
「フフフ…。」
と、いうわけでポーカーで勝負をした。
「で、俺が負ければ何を要求するんだ?」
「…それは、私が勝ってから言います。」
「なるほど…怖いな。」
ゲームがスタートする。
…………
ルール
二人はそれぞれ20枚のおもちゃのお金を使う。一回のゲームに1枚使う。ドロップ(棄権)、レイズ(前者よりもお金をせり上げること)、チェック(2回目のドローの後に行うパスの一種だが、レイズができない)。弱さの順番は左から右に、2〜1。
ジナイーダが公平にカードを配り終わったあと…。
……むむ…。あまりいいカードではありませんね…。
セラフのカード
5、8、8、12、7
ワンペア
……ここは8以外のカードを出してもらうべきでしょうか…?
セラフは顔に出さないように考える。そして、ドミナントの方を見る。
……ニヤニヤしてますね…。いいカードが揃ったんでしょうか…?しかし、私は交換したあとコール(勝負)します。
そして…。
4、4、8、8、13
ツーペア
……フフフ…これなら勝てるかもしれません…。
そう考えたセラフは…。
「チップを5枚やります。」
しかし…。
「俺はチップ15枚だ。」
ドミナントがとんでもない賭けにでる。
……!?15枚!?あと3枚しか残りません…。そんなに強いカードが…?
セラフは考え…。
「ドロップします…。」
そしてカードを見せ合う。
ドミナント
5、5、6、12、13
ワンペア
「騙して悪いが、勝ちたいのでな。」
「む…。」
ドミナントは自信満々に言う。
……む…。騙されました…。やはり、遊びに関しては強いですね…。次にいきましょう。
そして…
セラフのカード
2、2、5、5、8
ツーペア
……やった!最初からツーペア揃っているなんてすごい…。8を交換すればいいですね…。
そして…。
2、2、2、5、5
フルハウス
……いける!これなら。
そう思い…。
「私はチップを5枚賭けます。」
ドミナントは…。
「では、俺は8枚枚賭けよう。」
ドミナントが自信なさげに言う。
……フフフ…もうその手には乗りません。
「私はさらに8枚かけます。」
セラフがレイズする。
「む…。ならいいだろう。コールだ。」
そして…。
ドミナント
12、12、12、1、1
強いカードのフルハウス
「……。」
「弱そうに見せたり、裏をかくのも戦略の一つだ。」
ドミナントは心理戦が得意なようだ…。
勝者
ドミナント
敗者
セラフ
「む〜…。」
セラフが納得いかなさそうに唸り声を上げる。
「で、結局何をお願いしようとしたんだ?」
ドミナントは聞くが…。
「いえ、負けたので言いません。」
セラフが意地悪く言う。
「いいじゃないすか〜。」
「ダメです。」
そんな感じで終わった。
…………
それぞれの部屋に帰る途中
「で、セラフは何をお願いしようと思ったんだ?」
セラフと二人きりになったジナイーダが聞く。
「実は…」
セラフがジナイーダの耳元で囁く。
「それは…アウトだろ…。」
「そうですか?」
ジナイーダが苦虫を噛み潰したような顔をする。
「あいつのことだからありえないが…。もし本当にそうなったら、おそらくこの鎮守府全員を敵にするかもしれないぞ…?」
「分かっています。」
「……。それほどか…。まぁ、今日は休め。色々あったから疲れてそんな考えになっているのかもしれん…。」
「いえ、私は正常のはずです。」
「まぁ、休め。備えることも大切だろう?それに、明日は休みだ。今休んで、明日に備えとけ。」
「そうですね…明日ですからね…。どんな服装が良いでしょうか?」
「…。戦場で生きてきた私に聞くとはな…。まぁ、だからと言って聞いてこないのもシャクだ。…ありがとう。」
ジナイーダは乙女のたしなみ程度に知識はある。
「今日はもう終わりだからな…。買いに行くか。」
「えっ!?いいんですか?仕事の時間なのに…。」
「ドミナントが優秀だったからな。もうトランプをしていた時点で終わっている。」
「そ、そうなんですか。」
そう言って出かける二人。
…………
提督自室
「う〜ん…。何をお願いしようとしていたんだろう…?」
ドミナントはまだ考えていた。
……俺の心を読んでの反応だよな…?だとしたら、やはり、侮辱したことの復讐か?…まずいな。明日は荷物持ちというのに…。そんなギクシャクした状況だとセラフの買いたいものも買えないじゃないか…。
自室で考えていると…。
バンッ!!
ドアが勢いよく開いた。
「やっ!ドミナント!さっきは楽しそうだったね〜…。」
神様が恨めしそうに見る。
「楽しそうに見えたのか?俺には、断れば袋叩き、負ければコンクリート詰めにされていたと思うが?」
「なんでそんな怖い発想になるの…?」
神様は困った顔で言う。
「まぁ、いい。何の用だ?」
「いや〜。セラフはなんのお願いをしようとしたのか考えていてさ〜。」
「俺もだ。…なんだと思う?」
「……。ご飯奢るとか?お菓子を貰うとかかな?」
「それはお前だろう?」
「ひどい!彼女に向かってなんて言い草!」
「…俺がいつお前の彼氏になった?」
「えぇ〜…。そんな釣れないこと言わずに…。」
「ダメだ。これははっきりとさせないといけない。俺は神様や、艦娘と絶対にそんな関係にはならない。お前は散々アピールするが、たまに俺の不在時に部屋にコソコソ入って、ベッドに寝っ転がっている吹雪や、独自に俺の好みを調べて、話を合わせて一緒に居たいと思っている夕張、俺に撫でられたいからって、毎日AMIDAを取ろうとする練習をしている如月。特にヤバかったのは三日月だな。たまに俺の私服を自分の部屋に持って行って、何かあったらすぐにその匂いを嗅ぐのは、きつかった…。」
「なんでそんな情報知っているの…。」
神様が恐怖するような…呆れているような顔をする。
…………
どこかの海の上。
人の形をした何かが海上にいる。
「……。生体兵器を会うたびに倒していたら、こんなたくさんの集団になるとは…。」
人の形をした何かは困っているが…。
……まぁ、駒はたくさんあった方が良い。何が起こるかわからないからな…。
そんなことを思っている。
「もうすぐ陸です。さすがに気分が高揚します。」
……何か小さい飛行機みたいなのを飛ばしたな…。何故それでわかる?…まぁいい。分かればなんでも構わん。
そう思って、人の形をした何かは陸へ向かっていく。
はい!長いから切りました。いや〜…もうすぐかな?ドミナントたちに会うのは。次回は、セラフとデートする話が後半で来ると思いますが、一応、長くなるかもしれません。
登場人物紹介コーナー
???…ハロウィンに関係はない。
次回!34話「この機体で…逃げ切れるか…?」お楽しみに!