ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
では、あらすじに入ります。
あらすじ〜
前回、妖精さん情報により秘密を知られた艦娘たち、ドミナントはそれを許した。そして、セラフに奢らされるデート?に行くのだが…。
「車がないから歩きでバス停へ向かって、そのあと電車に乗って、さらにバスか?」
「はい。」
セラフたちは現在歩いている。
「まだ日が昇ってないからな…。あまりそっちの姿が見えない。足元に気をつけてくれ。」
「はい。気をつけます。」
鎮守府を出たあと、数分は山道を歩かなくてはならない。山道のため、岩があったり、枝が落ちてたりしている。
「本当に大丈夫か?…心配なんだが…。」
「フフフ。心配性なんですね。大丈夫ですよ。」
セラフが笑顔で言う。しかし、暗いためドミナントはどんな表情なのかわからない。
……大丈夫だよな?。トランプの件でまだ“お願い”の件がある…。後ろから刺されたりしないよな…?すごく心配。何故笑っている?まさか、俺を始末する計画が順調に進んでいるのか?何が大丈夫なんだ?
ドミナントはトンチンカンなことばかり考えている。
…………
暗視ゴーグルの双眼鏡を持つ二人が鎮守府の屋上で見ている。
「…なんか前にもこんなことがあった気がするんだが…。」
ジナイーダはそう言う。
「む〜。私の時は昼からだったのに…。こんな朝早くから行くなんて…。」
「仕方ないだろう?あの時は、気絶をしてたんだから。」
「…誰のせいだと思ってるの?」
「…すまないな。」
ジナイーダは謝った。
「まぁ、ここからじゃよく見えないし諦めるか?」
「ううん。絶対に諦めない。追いかけよう。」
走って後を追いかける。
「はぁ…。またか。まぁ、平和な世界だと、こういうこと以外楽しみもないしな。」
そう言って後を追うジナイーダであった。
…………
街はまだ人が起きていないとしても、街灯は明るい。
「やっと人里へ着いたな。じゃぁ、バス停へ向かおう。」
「バス停は…。向こう側です。」
「なるほど。では行くか。」
バス停へ向かう二人。そこでセラフが…。
「あの…。」
「…方向が違ったか?」
「いえ、そういうわけではないのですが…。」
セラフが恥ずかしそうにしている。
「…なんとなくわかった。前にもこんなことがあったような気がするからな。手を繋ぎたいんだろう?」
「……。」
セラフは赤くなりながら無言で頷く。
「まぁ、一度受けたらいくつも一緒だしな。別に良いだろう。」
ドミナントは手を差し出すが…。
「…えいっ!」
「!?」
手を繋ぐのではなく、組んだのだ。
「セ、セラフ…。俺たちは恋人じゃないんだ…。腕を組むのは…。」
「一度やってみたかったんです。…私じゃ不満ですか?」
「いや、そういうわけでは…。」
セラフはよくドミナントに向ける冷たい目ではなく、目をうるうるさせ、“お願い”的な目だ。一応言う、トランプの“お願い”は、本当にぶっ飛んでいて、本当に敵に回す“お願い”である。
……くっ…。効果抜群だ…。俺はセラフに弱いな…。可愛さと美しさが平均的に取れている。俺はこういう女性に弱いのか…。
「…いいだろう。わかった。」
「はい!」
少し抵抗があるドミナントに比べて、元気に返事をしたセラフ。
……えへへ…。恋人みたいに…えへへへへ。やっぱり、ドミナントは押せば了承してくれるんですね。ぶっ飛んだお願いじゃなければですが。…アレもいけるでしょうか…?
セラフは考えていた。
…………
建物の屋上
「むーーー!!私の時は繋ぐだけで我慢したのに!」
顔を真っ赤にして怒っている。
「ま、まぁそう興奮するな…。」
ジナイーダは落ち着かせるようにする。
「それに、お前は撫でられただろう?私たちは知っているぞ。」
「えっ…。見てたの?」
「ああ。その時は今のお前と同じ反応をしていたが、セラフは我慢した。ならば、お前も我慢するべきではないのか?」
「む…。でも、確かに言う通りだね。我慢しなくちゃ。」
そう言って、二人を見守る二人…。
…………
「ふぅ、やっとバス停だな。そろそろバスが来るが…。」
「はい。」
セラフは、組んでいくうちに顔まで腕に密着させて、嬉しそうに目を閉じていた。
「……。言いにくいのだが、バスに入るときは離せよ。入れないからな。」
「次のバスまで待てば良いじゃないですか〜。」
「遊ぶ時間が減るぞ?」
「…そうでしたね。わかりました。」
そう言って、名残惜しそうに離れるセラフ。
「でも、降りたらまた組みます。」
……また組むのか…。できれば人前でしたくないんだが…。仕方がないか。
ドミナントはそう思ったところでバスが来た。
「行くぞ。」
「はい。」
ドミナントたちは数人しかいないバスに乗った。
…………
建物の屋上
「バスに乗ったな。どうする?」
「追いかける!」
「いや、追いつかないだろ…。しょうがない。今は誰も起きていないみたいだし、元の姿に戻るか。」
そう言ってジナイーダはAC化する。
「乗れ。」
「いいの?」
「ああ。だが、落ちるなよ。」
「わかった!」
そう言ってジナイーダの腕に掴まる。
「…。これが腕を組んだということになるのか?」
「うん。でも、なんか想像してたのと違う…。」
「…だろうな。」
そう言ってドミナントたちの後を追いかけた。
…………
「やっと着いたな。」
「はい。次は電車です。」
「そうか。」
二人は腕を組みながら行く。もちろん、道中は注目の的だった。
「この電車だな。入ろう。」
「はい。」
二人電車の中に入る。
…………
「二人が電車の中に入ったぞ。私たちも入ろう。」
「うん!わかった!」
「この変装ならばバレないだろうしな。」
「うん!」
「…あと、声は極力出さないように。」
「…わかった。」
そう言って、二人は電車の中に入った。
…………
電車の移動中
「…ドミナントさん。なんかあの二人怪しくないですか?」
「そうか?」
席に座っているセラフたちが、少し離れた席に座っている二人組を見る。
「…なんで帽子にマスクにサングラスなのでしょうか…?」
「…有名人じゃないのか?顔がバレると、騒ぎになるからバレたくないとか…。」
「そうでしょうか?」
二人はそんな会話をする。
……顔がバレたくないですか…。そう思ってみれば、あの二人、神様とジナイーダさんに体型が似ていますね。…もし、ドミナントさんが他の人と出かけていたら私は?…!。あれは神様とジナイーダさん!?着いてきたのですか!?これじゃぁ、ドミナントさんと色々楽しめない…。二人の存在がバレたら、みんなで回るようになる…。今日は二人きりで楽しみたい!…二人きりの時間がもっと欲しい。
セラフはそう考えていた。
「どうした?そんな難しい顔をして。」
「あっ。いえ、なんでもないです。」
ドミナントが心配して聞く。そして小声でドミナントに伝える。
「ドミナントさん。今から少し私の言う通りにしてください。」
「どうしたんだ?いきなり。」
「いいから。」
「…わかった。」
そして…。
『ただ今〜○○駅〜、○○駅に到着いたしました〜。』
「降りますよ!」
「えっ?でも…。わっ。」
ドミナントの手を引き、電車から出るセラフ。
…………
「いきなり走ってこの電車を出た。…気づかれた…?何故?…まぁいい。行くぞ。」
「うん!」
二人も出る。
…………
「セ、セラフ、電車はまだ…。」
「戻ります。」
「何!?戻るのか!?って、そっちに手首を曲げちゃ…」
セラフが反対側を向き、強引に手を引っ張る。
『電車〜閉まりま〜す。』
電車のドアが閉まるのと同時に入った。
「……。なんとかやり過ごせました。」
セラフが辺りを確認しながら言う。そこでドミナントに気づいた。
…………
とある街
「鎮守府まで遠いな。電車に乗らなくてはならないとは…。」
人影が言う。
「どないした?もう行くんか?もう少しここで遊ぼうや〜。」
「いや、なるべく早く行った方がいいだろう?」
「私も、少し遊園地に興味があります!」
「遊ぶのは鎮守府とやらに着いた後でいいだろう?」
「鎮守府だと働いて、休みがないと聞くでち!」
「そんな過酷なところなのか?…まぁ、いいだろう。少しの間一緒にいたよしみだ。しかし…なぜこの世界の金を持っていたのだろうか…?」
手違いでずいぶん離れたところ(太平洋のど真ん中)に転生させてしまったから、先輩神様の特典である。
「まぁ、いいじゃないですか。皆さんも楽しみにしていることですし。」
「そうか?」
「おっそーい!早く行こー。」
「…やはり、女の子じゃないか…。」
そう言って遊園地に向かう人影たち。
はい!まだまだ続きます。行くだけでどれくらいかかるんでしょうね…。デイモンエクス○キナ楽しみですね〜。まだ筆者は体験版もやってないので…。どんな感じなんでしょうか…。アセンあるかな?
次回!第36話「お前も強引だな」お楽しみに!