ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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はい!37話!100話目指して行ってきます!そして世に平穏のあらんことを…。スモチ食べたい…。さて、37話か…。40話くらいにあらすじ誰かやってもらおうかな〜…。チラッ
「わたしのでばんにょろ。」
違います。
「にょろーん…」
では、あらすじに入ります。

あらすじ
ドミナントのひどいイタズラにより、怒っているセラフ。機嫌を直そうと、ドミナントがレストランに入らせる。そこで、監視していたジナイーダも入ってくるのだが…。


37話 我らはそう仰せつかりました

 

「……。」

 

「どうした?」

 

セラフが固まったままなので、ドミナントが心配する。

 

「いえ、なんでもありません。ところで、あとでお願いを聞いてくれると約束したら許します。」

 

「……わかった。」

 

……あとで…か…。この店じゃできないようなことをさせるつもりか?怖いな…。

 

「で、何を食べるんだ?」

 

「いえ、もうこの店を出ます。」

 

「えっ!?まだ何も食べていないぞ。」

 

「いいから出ます。他の店で食べます。」

 

「いや、他の店ないかもしれんぞ。ここで食べよう。」

 

「いやです。」

 

「セラフ…。」

 

ドミナントが本当に困った顔をしている。

 

「……。わかりました…。」

 

セラフは了承した。

 

……あの二人の前でこんなお願いできませんね…。できれば…その…、あ、“あーん”をして食べさせてほしかったのですが…。いや、待ってください。二人にまだ気づかれていない今はチャンスなのでは?でも、料理が来る途中でバレたらアウトですし…。

 

くそラブコメ臭がきついことを考えている。

 

……セラフがまた赤くなっている…。マジで何させるつもりなんだろう…?…怒っている?だとしたら、この店ではできないこと…。人目につくからできない?…俺を殺す気?いや、セラフはそんなことはしない。イタズラの時だって、普通なら殺されているはずだし…。だとしたら…コンクリート詰めにして、放置?…いや、倉庫に閉じ込めるとか?もしかしたら、殺されはしないけど、体の一部を切り落とすとか…?

 

ドミナントは勝手なことを考えて、恐怖している。

 

「あ、あの…。」

 

「…決まったか?好きなものを好きなだけいいぞ…。」

 

ドミナントは無理にでも許してもらうため、贅沢させる。

 

「えっ?いえ、そんなに食べません…。私は…、このパンケーキを食べたいです。」

 

「10皿か?好きなだけいいぞ。」

 

「いえ、だからそんなに食べませんって…。ドミナントさんは?」

 

「俺は…同じのでいい…。」

 

「…なんでそんなこの世の終わりみたいな顔しているんですか…?」

 

「いや…別に……。」

 

ドミナントはこの世の最後の食事だと思って、注文した。

 

…………

 

「あー…お腹すいたね。」

 

「そうだな。」

 

「早く注文したいんだけどなぁ…。」

 

「待て、急いては事を仕損じるというではないか…。適当に選んで、不味かったというのは嫌だからな。」

 

「…わかったよ〜…。」

 

そう言って、神様は選び直す。

 

「む…。私はこのパンケーキにしようか…。それとも、餡蜜にしようか…。」

 

「ふぅーん。そっちの世界にもそんなものあるんだね。」

 

「いや、ない。この世界で勉強した。」

 

「努力家だね〜。…ドミナントは努力家とか優しい人、あと元気な人、正直な人が好みだった気がするなぁ…。」

 

「何か言ったか?特に最後の方は声が聞き取りにくかったぞ。」

 

「ううん。なんでもない。」

 

なぜ好みを知っているかというと、妖精さんの情報である。愉快な仲間たちは、妖精さん情報を活用しない。なぜなら、滅多なことがない限り、愉快な仲間たちのところへ現れないからだ。(妖精さんはからかったり、いたずらするのが大好き。愉快な仲間たちにそれをやると、例え妖精でも容赦しないと感じているから。)

 

「まぁいい。私はパンケーキにする。お前は?」

 

「私は…じゃぁ、このパフェで。」

 

「それ…美味しいのか?」

 

「うん!」

 

「そうか…ん?」

 

ジナイーダがドミナントたちに気がつく。

 

「…いた。」

 

「何が?」

 

「ドミナントたち…。」

 

「えっ!?」

 

二人して見る。幸い、角度によって、振り向かなくても良い位置にいる。

 

「本当だ。いたね。」

 

「…こっちに気づいているかもしれない。気づいていないふりをしよう。」

 

「なんで?」

 

「また撒かれたら嫌だろう?だから、気づいていないふりをして、外に行った時に後をつける。」

 

「なるほど。」

 

二人とも気づいていないふりをする。

 

…………

レストラン前

 

「ふむ…ファイヤビットか…。」

 

「ええから中に行こ?」

 

「現在朝の9時。中は朝食を食べる人でいっぱいみたいだ。待つ時間がもったいない。幸い、ここは食べ物屋が並んでいるからそれで朝食を済ませよう。」

 

と人影は言っているが、実は只ならぬ強者どもの気配がしたからだ。

 

「ええー!ここがいい!」

 

「わがままを言うな。」

 

「……。」

 

「険しい表情をするな。まだまだ先は長いぞ。」

 

「ここ以外といいますと…?」

 

「私の計算によれば、この先に3件必ずある。それ以上かもしれんがな。」

 

「なんでそんなこと分かるんですか?」

 

「計算したと言ったはずだ。…まぁいい。行くぞ。」

 

人影は先へ行ってしまった…。

 

…………

 

「ん?」

 

「どうかしましたか?」

 

「いや、外に何か気配がして…。」

 

「どんなですか?」

 

「…。気のせいだと思うが、なんか…同族みたいな…。そんな感じだ。」

 

「同族?…!?家族がいるんですか!?」

 

「いや、“いた”だな。親は5年前に死んだ…。父親は事故、母親は病気だ。事故の後、あとを追うようにあっさりとな…。」

 

「そうなんですか…。」

 

しんみりした空気になってしまった。

 

「まぁ、逝った親はこんな空気を望んではいないと思うし、なるべくそんな雰囲気にならないように努力している。…さぁ。暗い空気はここで終いだ。そろそろ来るんじゃないか?」

 

ドミナントが言うと…。

 

「お待たせいたしました。キャラメルパンケーキでございます。ごゆっくりどうぞ。」

 

そう言って置いたあと、厨房に消えていった。

 

「さぁ、食べるか。」

 

「あ、あの…。お願いです。」

 

「どうした?」

 

セラフは二人を確認する。

 

……気づかれてませんよね?

 

そして…。

 

「そ、その…。私に…あ、“あーん”してください…。」

 

セラフが言う。最後の方は途中でうつむいてしまった。

 

「……。すまない、騒がしくて聞き取りずらかった。“あーん”してくれと聞こえたものでな。」

 

「…そ、そう言ったんです…。」

 

「oh…」

 

ドミナントは目の前が暗くなる。

 

……マジか…。俺に恥をかかせることだったのか…。そりゃ、まぁ“あーん”して下さいって言う方が恥ずかしいよな。でも、言うだけで、気づく人は少ないだろう…。だが、行動となるとどうしても目立ってしまう。精神的に殺すことだったのか…。…責任取るしかないよな。一部を切り落とされるよりかは何百倍もマシだ。

 

ドミナントは考えている。

 

「あ、あの…無理なら……。」

 

「いや、やろう。」

 

「!」

 

言った本人ですら驚く。

 

「い、いいんですか!?」

 

「それで機嫌が直るならな。」

 

「直ります!直ります!」

 

何度も頷く。

 

「では、…いくぞ。」

 

「は、はいぃ……。」

 

そして口に運ぶ。

 

「パクッ。!?ーーーーー!」

 

セラフは声にならない叫びをあげる。

 

……美味しい。なんというか、このパンケーキだけの味じゃない…。幸福感で溢れるような…。幸せでいっぱいです…。

 

「…どうだ?」

 

「は、はひ…。おいひいへふ…。」

 

「セ、セラフ!?」

 

セラフは目がトロンとして、だらしなく口は緩み、頰は薄ピンク色に染まる。

 

……女性というのは、幸せになると顔が軟体化する生き物なのかな?まぁ、幸せならそれでいいか…。

 

ドミナントはそう結論を下した。

 

…………

 

「「……。」」

 

一方、二人は固まっていた。

 

「…。耐えろ。耐えるんだ。」

 

「ドミナント…トラレチャッタ?ドミナント…ウラギッタ?」

 

「お前も耐えろ。私もラブコメ臭がキツすぎて、めちゃくちゃにしようと思ったけど耐えるから…。」

 

二人は、精神が不安定になっていた。

 

…………

 

「さて、行くか。」

 

「は、はひ…。少し…待ってくらはい…。」

 

セラフたちは、全て食べきり、店を出ようとする。結局、全部食べさせてもらえたセラフは、嬉しすぎてクラクラしていた。

 

「…はい。もう大丈夫れす。いえ、です!」

 

「本当か?」

 

「ほ、本当ですから、これ以上刺激しないでくらはい!いえ、ください!」

 

「……。」

 

呂律の回っていないセラフを疑うが、遊園地へ行く。

 

…………

 

「遊園地に着いたな。」

 

「着きましたね。」

 

「じゃぁ、チケット売り場に行ってくる。」

 

「わかりました!」

 

ドミナントはチケット売り場へ向かい、買おうとするが…。

 

「いらっしゃいませ。ここにいる人たちはチケット売り担当です。我らはそう仰せつかりました。」

 

「はい。わかりました…。」

 

……ん?どこかで聞いたワードだぞ?




はい。惜しくも人影とは合わず…。この遊園地は大丈夫ですよ。……多分…。
登場人物紹介コーナー
レストラン店員…近頃始めたアルバイト。顔が無表情のため、少し接客が苦手。将来は提督になりたいと思っている。
チケット売り場担当の人…決してアレじゃない。多分…。
???…その後、レストランが簡単に見つかり、そこで食べることになる。
次回!38話「平穏」お楽しみに!
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