ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

39 / 280
はい!38話!今回は少しアレがあります。
あらすじに入ります。

あらすじ
セラフと共に遊園地に着いたドミナント。そこでチケットを購入することになるのだが…。


38話 平穏

「に、二枚だ。」

 

「世界は娯楽を求め、それでも仕事をやめられぬ…。チケットをあげます。」

 

「お、おう。」

 

ドミナントはチケットを受け取り、セラフの元へと向かう。

 

「…本当にここであっているのか?」

 

「ここのはずですが…。」

 

「…嫌な予感がするのだが…。」

 

そして、その嫌な予感は的中する…。歩いていると…。

 

「ここが入り口か?」

 

「そのようですね。」

 

入り口に蜂のマークが…。

 

「…まさか、違うよな…。」

 

「何がですか?」

 

「…いや、なんでもない。」

 

入場してしまった。

 

…………

 

「ふ〜、やっと着いたね!」

 

「そのようだな。ドミナントたちはとっくに行ってしまったようだな。」

 

あたりを見回しながらジナイーダは言う。

 

「あそこにチケット売り場があるな。」

 

ジナイーダは指をさしながら言う。

 

「そのようだね。買いに行こう。」

 

二人は購入しようとする。

 

「いらっしゃいませ。」

 

「二人だ。」

 

「わかりました。ではチケットをあげます…。そして…」

 

チケットを渡される。

 

「行くぞ。」

 

「うん!」

 

二人は最後の方を聞かずに走って行った。

 

「世に……。はぁ…。」

 

担当の人は少しがっかりしている。

 

…………

 

「着いたな。ここであっているのか?」

 

「はい!一度来てみたかったのです!」

 

「……そうか。蜂のマークがついた入り口の近くにチケット売り場があるな。行くぞ。」

 

「はい!」

 

人影は売り場へ行く。

 

「8枚だ。」

 

「わかりました。あなたのような方が来なければここは潰れる…。我らはそう仰せつかりました。」

 

チケットを渡す。

 

「…ありがとう…。」

 

ヤバイ雰囲気が出ている担当の人に???は若干距離を取る。

 

…………

 

「まず何に乗る?」

 

「えぇと…。あれに乗りたいです。」

 

ジェットコースターを指差す。

 

「…AC化すればいいのでは?」

 

「いえ、あれに乗ります。」

 

……一緒に乗ることに意味があるんです。

 

セラフは心の中で悟る。

 

「…わかった。」

 

……ジェットコースターか…。すごく苦手なんだよな…。

 

ドミナントはそう思っている。だが、そこで断るほど無粋ではない。

 

「早く行きましょう!」

 

「…ああ。」

 

手を引かれて向かう。幸い、この日は平日のため人が少く、すぐに順番が回ってくる。

 

「すぐに来たな。」

 

「やっぱり、平日の方が人が少ないですね。」

 

「そうだな。」

 

そして乗ろうとするのだが…。

 

「ベルトはしっかり締めてください。」

 

担当の人に止められる。

 

「いや、締めているんだが…。」

 

「…でもこの大きさじゃ、たいして締められなさそうだな…。しょうがない…行っていいですよ。」

 

「お、おう…。」

 

ドミナントは徐々に警戒を強めていく…。

 

「ほ、本当にあっているんだよな?」

 

「…どうしました?もしかして…嫌でしたか…?」

 

セラフが悲しそうな顔をする。

 

「いや、そんなことはない…。」

 

そして、スタートする。

 

「まずゆっくりと登るんだよなぁ…。」

 

「そうですね。楽しみです。」

 

セラフが笑顔になる。そして、その瞬間すごいスピードで降りる。

風風風…。そのとき、ドミナントはまた不思議な感覚になった…。

 

……風が…、風…、風?

 

そして、目の前が暗くなり…。

 

……

 

ザザザ……

 

『貴様…そのエ……ムは…フォ…。』

 

ザーー…

 

『何故…俺が……。』

 

ザザ…ザーー…ザザ

 

『古…の……物……。』

 

ザザザ…

 

『風が……。……いて…。』

 

……

 

「……。」

 

ドミナントは終わる前に我に帰る。隣には、楽しそうにしているセラフがいた。それを見て、ドミナントは安心した。

 

ジェットコースターが終わり、降りるセラフ。

 

「楽しかったですね。」

 

「…そうだな。」

 

「…どうかしましたか?」

 

「いや、別に…。」

 

そう言って、次に向かっていく。

 

…………

 

「……。」

 

「楽しそうだったな。…神様?」

 

ジナイーダは、険しい顔をした神様を見る。こんな表情をしているのは初めてだ。

 

「…まさか…甘かったのかな…?」

 

一人で呟く神様に…。

 

「…どうかしたのか?」

 

「…えっ?あ…ううん。なんでもない。」

 

いつもの柔らかい顔に戻る。

 

……“甘かった”?何がだろう…。なんか、怪しいな…。

 

「“甘かった”というのはどういう意味だ?」

 

ジナイーダは聞く。

 

「……。…パンケーキの蜜が甘かったなぁ〜って。」

 

「…嘘をついているのはわかる。」

 

「…ごめんね。言っちゃいけないんだ…。でも、これだけは言える。ドミナントは決して悪い人じゃない。だから、利用する人から守ってあげて。ひどい人から守ってあげて…。すぐに変わっちゃうから…。」

 

「それはどういう意味だ?」

 

「…これ以上は言えないよ。」

 

「そうか…。だが、言われなくても悪い人じゃないのはわかる。嫌な奴からも守るさ…。」

 

ジナイーダはしっかりと約束した。

 

…………

 

「次は何に乗りたい?」

 

「私はメリーゴーランドがいいな〜。」

 

「私はジェットコースター。私より速いのか比べてみたい!」

 

「私は、なんでもいいです。」

 

「私もです。」

 

「うちも。」

 

「なんでもいいでち。」

 

「私は、観覧車が…。」

 

「…どれにするか話し合って決めてくれ…。」

 

人影は、艦娘たちに丸投げした。そのあと、どこに行くか決めようと、話し合いになる。

 

…………

 

「次はどこへ行く?」

 

「もう大半アトラクションコンプリートしましたからね…。」

 

ドミナントとセラフは、どこに行こうか迷っていた。そこに、後ろから声がかかる。

 

「どうかしましたか?私はスタッフです。」

 

蜂のマークがついた服を着ている可愛らしい女性がいた。

 

「うむ、遊び疲れていてな…。」

 

「そうでしたか…。そろそろ遊びにも飽いたろう…。我が自らレストランに案内してやる。レストランにて、心安らかにするがよい。」

 

「「……。」」

 

流石にセラフも少し違和感を感じた…。

 

「ま、まぁ…案内してくれ…。」

 

「わかりました。」

 

あとは、普通に案内してくれた。

 

…………

レストラン

 

「ここか?」

 

「はい。それでは、私は仕事があるので失礼します。」

 

そう言ってスタッフは走って行った。

 

…………

 

「ドミナントたちレストランに向かったらしいよ。私たちも行こう?」

 

「……すまない。見失ってしまった。レストランへの道が分からん。」

 

「えっ!?じゃぁどうするの?」

 

「スタッフに聞こう。ちょうどあそこにスタッフがいる。」

 

ジナイーダはスタッフに聞く。

 

「すまない。少しいいか?」

 

そしてレストランの道を聞く。

 

「我らの本懐で遊ぶお客…案内しよう。」

 

「……。」

 

あのジナイーダも固まってしまった…。

 

…………

 

「どこにするか決まったか?」

 

「まだです…。」

 

長い間討論していた。道の真ん中で討論しているので、少しほかのお客が迷惑そうにしている。

 

「じゃぁ、あそこのベンチで休んでいるから、決まったら声をかけてくれ。」

 

「わかりました!」

 

そして???はベンチに座る。そこで、二人のスタッフが隣に立つ。

 

「あれだ同士よ…。この遊園地の平穏を乱す集団は。」

 

「やめさせなければならぬ…。さもなくばこの荒れ果てたクレームは止められぬ…。」

 

「「遊園地に平穏のあらんことを…。遊園地に平穏のあらんことを…。」」

 

流石に???も恐怖したので、すぐさま邪魔にならないように注意した。

 

…………

レストラン中

 

「遊んでいて時間に気がつかなかったが、もう2時だな。」

 

「そのようですね。何を食べたいですか?」

 

「俺はなんでもいい。」

 

「そうですか…。」

 

そんなことを話していると厨房から…。

 

『苦心して作り上げた料理だったが、貴様のおかげで作り直しよ…。代償は払ってもらうぞ。』

 

料理長が切れ味の悪い包丁に向かって言ったあと、研いでいる…。

 

「……本当にここは大丈夫なのか?」

 

「……。」

 

セラフは何も言わなかった…。




はい!38話終了です!優しい世界ですね〜…。この遊園地は笑顔の絶えない職場です。現在スタッフは多すぎず、少なすぎずいます。アルバイト募集中、条件は蜂が好きかどうかです。
登場人物紹介コーナー
チケット売り担当の人…女性の方は、ハナバチが大好き。男性の方は、クマバチが大好き。
ジェットコースター担当の人…アシナガバチが大好き。
案内担当の人…女性の方はミツバチが大好き。男性の方は、ヤドリキバチが大好き。
二人組…それぞれ、メリーゴーランド担当の人と、観覧車担当の人。メリーゴーランド担当の人は、アナバチが大好き。観覧車担当の人は、アリバチが大好き。
レストラン担当の人…実は、この遊園地のオーナー。スズメバチが大好き。
たまにみんなでハチのことを語りに飲み会へ行ったりする。
次回!第39話「新しい仲間」お楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。