ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
はい、あらすじに入ります。
あらすじ
謎の遊園地で遊ぶセラフたち。そして昼食にするのだが…。
「私は…ランチメニューのスパゲティで。」
「では、俺は蜂蜜ケーキにしよう。」
二人はそれぞれ注文する。
……このあとどうしましょう…。並ぶ時間を計算していたため、時間が余ってしまいます…。遊園地であと出来ることといえば…。
セラフは考える。
「どうした?そんな難しい顔をして。」
「いえ、なんでもありません。」
「…やはり、昼に蜂蜜ケーキはまずかったか?」
「い、いえ。確かにその選択は驚きましたけど、そうじゃありません。」
「…食べ終わったら、観覧車に乗るか?」
「!はい!…でも、できれば終わり頃などがいいです。」
「そうか。では、あそこのお化け屋敷などはどうだろう。」
「私が怖がると思いますか?」
そう聞かれて、ドミナントは考える。
……思わないな。…だが、そこは女性として“怖がると思う。”を選択するべきだろうか…。…ギャルゲーはあまりやったことがないからな…。だがセラフだ。はっきりと言った方が良いな。心が読めるからな。
そう考えた。
「…すまないな。思わん。」
ドミナントは申し訳なさそうに謝る。
「……。ですよね…。」
セラフが少し残念そうにしていた。ドミナントは、“しまった。”と後悔した。
……ここは嘘でも、女性らしく見られたかったです…。
セラフは心の中で呟いた…。そこに…。
ガチャッ…カランカラン…。
『いらっしゃいませ。何名様ですか?』
『8名だ。』
可愛らしい女の子を引き連れてきた、顔立ちの良い男が入ってきた。
「……。」
ドミナントは凝視した。
……あれ?艦娘に見えるぞ?なんでここに?他の鎮守府の提督かな?…一人スク水だしな…。かわいそうに…。
ドミナントは失礼なことを思っていた。そこに…。
「どうかしたんですか?」
セラフが呼びかける。
「いや、何も…。」
「…そんなにプリプリの女の子が好きなんですか?」
「!?ちょ、セラフ!?何を言って…」
「いいんですよ。別に。私よりも見たいんですよね?どうぞ?見てくださいよ。」
「…セラフ、その言い方はないと思うぞ。」
「目の前の女性を放っておいて、見ている方がないと思いますが。」
セラフが冷たい目で睨む。どう見てもドミナントが悪い…。
……どうしましょう…。どうしてあんなに感情が高ぶったのでしょうか…。私以外を見ていただけでなんでそんなに…。前はこんなこと言わなかったのに…。
……何故だ…?俺が悪いのはわかっているが、何故そこまで言う?何か抱えているのか…?それとも、単純にそこまで怒っているのか?
二人とも考える。そして…。
「セラフ。何か抱えているのか?」
「そんなわけないでしょう?馬鹿なのですか?」
……心配してくれているのでしょうか?しかし、口が勝手に…。
「む…。まぁいい。ここは人目につくから何も言わん。俺が悪いと分かっているからな。」
「何ですか?人目につかないところなら言うんですか?そちらが悪いのにですか?」
「……。」
ドミナントは何も言わない。
「何か言ったらどうなのです?喋れないのですか?」
「……。」
「聞いているんですよ?分かってます?」
「…何も言わないと言っただろう?」
「わかってないのですか?あなたに非があるんですよ?」
「わかっている…。」
「わかっているのなら謝りなさい。」
「………。」
「聞こえませんよ。」
「すまなかったな。」
ドミナントが少し強めに言う。
「何ですか?その言い方。馬鹿にしているんですか?」
「何がだ?」
「“何がだ”って…!」
セラフが思いっきり立ち上がろうとしたが…。
「待て、セラフ。」
ジナイーダが止める。
「!?ジナイーダ?来ていたのか!?」
ドミナントは驚く。
「ああ。」
ドミナントを睨む。
「お前は本当に気持ちを分かっていないな。」
「な、何が…」
「少しガッカリしたかも…。」
「神様まで…。」
「たまたま二人でここに来ていた。最初から見ていたが、お前が悪い。強く言われて、腹が立ったのはわかる。だが、しっかりと謝らなければ何も解決しない。わかっているはずだ。」
「……。」
神様も困った顔をしてジッとドミナントを見つめる。
「…そうだな…。確かにその通りだ。」
そう言って、ドミナントはセラフの方を向いた。セラフは少し涙目になっていた。
「セラフ…。」
「……。」
「すまなかった。こんな俺を誘ってくれて嬉しく思っていた。なのに俺は他の女性を見てしまい、君を傷つけてしまった。本当にごめんなさい…。」
ドミナントは真剣に謝った。
「それでは伝わらんぞ。」
ジナイーダは言うが…。
「いえ…。言葉にするのは難しく、あなたはとっても苦手です。でも、気持ちはしっかりと伝わりました。」
セラフは笑顔になる。
「セラフ…。」
「ドミナント…。」
そして見つめ合っていると…。
「ガハッ!!」
ジナイーダが突然血を吐く。
「ど、どうしたんだ?ジナイーダ。」
「な、なんでもない…。…一応言うが、病気じゃないぞ…。」
「?」
心配するが、すぐに起き上がったので大丈夫だと判断した。しかし、神様の方は…。
「ドミナント…ワタシハウラギラレタノ?ネェ…ドミナント…?」
「怖い…すごく怖い……。お願いだからいつもの神様に戻って…。」
ドミナントが頼んでいると…。
「おい、さっきドミナントと言ったか?」
「?」
さっきの男がいつのまにか近くにいた。
…………
時は少し遡る。
「…何が食べたい?色々回って疲れただろう?」
「わーい!お昼ご飯だー。」
そんなやりとりをしていると…。
「……。向こう側から只ならぬ気配を感じるな…。」
「敵ですか?」
「分からん。だが、恐ろしく強いのは確かだ。」
「どれくらいですか?」
「私は今までたくさんの傭兵を従えたり、戦ってきた。その中でもダントツだ。」
「そんなにですか…。」
「…もしかしたら、私と同じ境遇かもしれん。少し耳を傾けよう。」
そして、傾けていると…。
『セラフ…。』
『ドミナント…。』
……!?ドミナントだと!?奴もこの世界にいるのか!?
「悪いが、少し席を外す…。」
「えっ!?どうかしたんですか!?」
「ああ。」
…………
そして現在
「なんだ貴様は…。?。!?お前は…」
「ジナイーダ!?お前もこの世界に来ていたのか!?」
???が大声をあげたせいで、注目が集まる。そこでドミナントが…。
「知り合いか?…ここは店だからな。外に行こう。」
…………
「で、君は一体だれ?」
神様が聞く。
「?神様が連れてきたんじゃないのか?」
「ううん。知らない。…もしかしたら、ジナイーダたちを連れて来た時にへんな溝が出来ちゃったのかな…?」
「…おい。」
「え、えへへへ…。まぁ、先輩に言って直してもらう。」
神様は念じている。そこで…。
「ジナイーダ。ドミナントはどこだ?依頼を出したい。」
「この世界にドミナントはいないらしい。というか、この世界にインターネサインはない。」
「そうか…。まぁ、この街に来た時点で薄々気がついていたがな。インターネサインのある世界に、こんなに平和な場所はない。」
二人とも地元トーク?をしている。
「あの…インターネサインってなんですか?」
「なんだ貴様は?インターネサインのことを知らないのか。知る必要はない。まぁ、この世界にないのでは知ったところで意味はない。」
???は偉そうに言う。
「ちょっと待て。インターネサインを知っているのか?」
「お前も知っているのか?…お前みたいなレイヴンは知らないが…。」
「俺はドミナントだ。」
「ドミナントだと!?…ここで戦ってもらおう…。」
???はAC化しようとするが…。
「待て、こいつ自身の名前だ。お前の探しているドミナントではない。」
「本当か?」
「ああ。」
「…ところで、地元トーク?はいいですから名前を…。」
「レイヴンでもないお前に名乗る必要はない。」
???はAC化して諦めさせようとする。幸い、倉庫みたいなところなので人はいない。
「……。」
ドミナントは次に何が起こるか覚悟していた。ジナイーダは報いだと思っていた。神様はまだ念じていた。
「そうですか…。ならば力ずくで教えてもらいましょう…。」
「ほう。出来るのか?」
「……。」
セラフはAC化した。
デデデストローイナーインボー…
…………
2分後
「さっきはすまなかった…。」
「わかってもらえて何よりです。」
セラフはボコボコになった???に笑顔で言う。幸い、どこも損傷していない。
……強い気配はジナイーダだけじゃなかったのか…。
「で、誰なんです?」
「私は…ジャック・Oだ。」
「!?」
ドミナントは驚いた。
「ジャック・O!?」
ジャック・Oとは、ネタキャラに多く使われているが、実は紳士的で、策士である。
「なぜここに?」
「うむ。作戦を考えていたら突然目の前が光り始めてな…。」
皆と大体似ている。
「第4佐世保鎮守府へ行きたいのだが…。」
「提督じゃなかったのか?」
「ああ。生体兵器を倒したら、人間の子供がたくさん出てきてしまったのでな。ちゃんとした場所に連れて行きたいのだ。」
「なるほど。生体兵器じゃなくて、深海棲艦ね。てか、俺がそこの提督だ。ここにいるみんながそこで生活している。」
「!?そうなのか。」
……こんな化け物たちを従えているとは…どのくらいの腕なのだろう?…敵には回したくないな。
ジャックはそう考える。
「……。セラフにやられてACがボロボロだな。鎮守府に来て入渠しないか?資材があまり過ぎているし。てか、俺の鎮守府で暮らさないか?」
「!?ドミナント!」
「お、おう。ジナイーダ。どうかしたのか?」
そして、ジナイーダはドミナントを引っ張り、コソコソ話す。
「奴はバーテックスのリーダーだぞ。乗っ取られたらどうする!?」
「…確かに危険かもね。…でも、さっきセラフに負けたから大丈夫じゃないのか?しかも、敵になったら厄介だ。ジャック・Oは策士。うまく事を運ばせることができる天才だ。俺の鎮守府には天才だらけだ。そう簡単に裏切るような行為はしないだろう?」
「し、しかし…。」
「セラフや主任が大丈夫なんだ。それに、ジャックが連れてくる艦娘はジャック自身を慕っていると思う。いなくなったら、大騒ぎになるし、士気が下がる。」
「まぁ、たしかにそうかもしれんが…。」
「大丈夫だよ。ねっ?」
ドミナントが笑顔でジナイーダに言う。
「…お、お前がそう言うなら、私は構わないが…。」
髪をいじりながらジナイーダは言う。
「さて、少しすまなかったね。俺のところで暮らさないか?」
「ふむ…。」
ジャックは考える。
……インターネサインのない世界で、私のやることはない。残りの余生を鎮守府とやらで安全に暮らせるのならいいだろう。しかも、この怪我が治らないしな。ドミナントが言うには、入渠?とやらをすれば治ると言っていたな…。
「わかった。いいだろう。」
ジャックが頷く。
「よし!ならば、ジャックと呼ばせてもらおう。」
「…何故だ?」
「あだ名だ。」
「ジャック・Oがあだ名だ…。」
「まぁ、細かいことは気にしない気にしない。それとも狐の目が良かった?」
ドミナントが言った狐の目とは、ジャック・Oの愛機“フォックス・アイ”を日本語にした名前である
「…ジャックにしてくれ。」
「わかった。ようこそ。歓迎しよう。新しい仲間“ジャック”。」
……一緒に暮らして大丈夫なのだろうか…。
ジャックは少し不安を募らせた…。
はい!少し長くなってしまいました。???、人影=ジャック・Oでした。やっぱり、ジャック・Oは欠かせませんよね?最後の方ドミナントは男が増えたことにより嬉しくてハッチャケています。しかし、艦娘もたくさん増えたことに気づいていない…。
次回!第40話「それはありがたいけど…。」お楽しみに!