ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
はい、あらすじに入ります。
あらすじ
前回、ドミナントは無事?に大本営に着いた。そのあと、第2鶴舞鎮守府の佐藤中佐が来た。ドミナントは報告したあと、ちょうどセラフとジナイーダが迎えにくる。そこで、佐藤中佐がジナイーダの親友、シレアだということがわかった。ジナイーダは昔の親友との再会を果たすことができたのである。
…………
「と、いうわけでジナイーダに明日休日をあげたいと思う。」
ドミナントが二人の再開を果たして、落ち着いたところで言う。
「む?何故だ?」
ジナイーダは不思議がっていた。
「いや、何故って…、昔の親友に会えたんだろ?今までの失われた時間存分に遊んで欲しい。」
「そうか…。お前も甘いやつなんだな…。その、なんだ…ありがとう。」
ジナイーダとドミナントがやり取りをする。
「と、その前に佐藤中佐、いつでも連絡できるようにジナイーダに、提督として俺に連絡先を教えてくれませんか?」
「うん!いいよ!」
シレアは元気よく連絡先を教えてくれた。
「ありがとうございます。佐藤中佐、それでは、ジナイーダ以外の我々は街へ行きます。それでは…。」
「ん?なんで私だけ?おい…ちょっと待て!おい!」
ジナイーダは呼びかけるが、誰も返事をしなかった…。
「…いい人たちだね。」
「…うん。私の自慢の仲間。」
「フフフ、仲間って。ジナに仲間が出来て嬉しい。」
「?何か言った?」
「なんでもないよ。フフフッ。」
親友と二人きりのジナイーダは素に戻って話をするのだった。
…………
「しれぇは優しいんですね。」
雪風が街の中で言う。大本営に近いせいか、人がたくさんいる。
「?そうか?」
ドミナントは分からなかった。あの行動は普通だと思っていたらしい。
「優しいですよ。ドミナントさんは。」
セラフが笑顔で言う。
「そういうものなのか?」
「そういうものなんです。」
「しれぇはそういう人なんですね。私の好みにピッタリですよ。」
「え?」
ドミナントは耳を疑う。
「だって、そうそういないですよ。優しくするのが当然だと思っている人。」
「たしかに、そうですね。だから私も好きになってしまったんでしょうか?」
「ちょ、二人とも何を言ってんの!?」
そんな感じに話して、笑いあっていると…。無表情の筋肉ムキムキのマッチョマンとすれ違う。
ゾクッ…。
「!?」
セラフは勢いよく振り返った。しかし、その男はいなかった…。
「?セラフ?どうした?」
ドミナントは不思議に思い、聞いてみる。
「…いえ、なんでもありません。」
……そんなわけないですよね。
セラフはそう断定して、ドミナントの元へ走る。
…………
ビルの上
「やはり、セラフだったか…。私のもとから消えたから壊れたと思っていたがな…。この世界で生き延びていたとは…。…とりあえず、アイツに連絡しておくか…。」
筋肉ムキムキの男はセラフを眺めていた…。
…………
「さて、鎮守府のみんなにお土産でも買っていくか。」
ドミナントたちは雑貨屋にいる。仲間思いのいい上司である。
「どれが良いと思う?セラフ、雪風」
ドミナントは二人に聞く。
「そうですね…。私は限定品などが良いと思います。」
「なるほど。」
セラフが的確な意見を言う。
「私は、しれぇからもらったものなら何でも気にいると思います!」
「それが一番困るんだよなぁ…。」
ドミナントは困り顔で言う。
「何でもかぁ…。あれはどうだ?あのクッキー。おそらく、ここ限定だろう。」
ドミナントが、大本営の建物の形をしたクッキーを手に取る。
「う〜ん…。セラフさんは何点だと思いますか?」
「そうですね…。30点です。」
「低くない!?てか、“なんでもいい”って言った雪風が不満そうにしているの!?おかしくない!?」
ドミナントが驚愕している。
「確かに、何でも良いって言いましたけど…。これは流石に…。」
「そうですね…。少しチョイスが…。」
「……。なるほど。男の俺にはわからないものだな。なんとなくだけどそんな気がする…。」
そして、ドミナントは二人に選ばせた。そして、選ばれたやつがドミナントが選んだやつと似ているのに“違う”と、二人に否定されて訳が分からなくなるのだった。ちなみに、二人が選んだものはクッキーではなく、チョコレートである。
…………
「それでさ、主任のやつが馬鹿やっているから言ってあげたの“笑って済むかよ…クソ野郎が!”って。」
「フフフフフ。」
二人は楽しそうに女子トーク?をしていた。そこに…。
「ただいま戻ったぞ。」
「む?ドミナントか。なんだそれは?」
ジナイーダは手に袋を持ったドミナントに聞く。セラフたちは、お土産を部屋に置いてきている。
「あぁ、これ?鎮守府のみんなのお土産だ。」
ドミナントが笑顔で言う。
「そうか。あいつらも喜ぶだろう。」
ジナイーダは艦娘の先生でもある。
「お前は生徒思いだな。いいやつだ。」
ドミナントが、ジナイーダを褒める。
「む…。ほ、褒めたって何もやらんぞ。」
「いや、普通の感想を述べただけなんだけどなぁ。」
「フフフフッ。照れ隠しだね。ジナ。」
「う、うるさいぞ。シレア。」
「フフフフフ。」
3人で仲良く話しているところに…。
ビービービービービー!!!
警報が鳴る。
「む?なんだ?」
「何かあったのだろうか?」
「…。」
ドミナント以外の二人は既に戦闘準備をしていた。さすがレイヴンである。
『大本営、近海にて深海棲艦上位が10匹と、イ級改elite10匹、ロ級改elite10匹が攻めてきました!動ける艦娘は直ちに作戦会議室に集まってください!』
放送が慌ただしくかかる。
「どうやら、緊急事態のようだな。」
「そうだな。」
「とりあえず、大和さんのところに行こう。」
3人は大和のところへ行く。
…………
作戦会議室
「こんにちは〜。大和さんいる?」
シレアが無造作に扉をあけて入る。そこには、沢山の艦娘。そして、雪風とセラフがいた。
「はい。何でしょう。」
大和は真ん中の教卓みたいなところにいた。
「艦娘じゃないけど、ちょうど私がいるから手伝おうかな〜って。日頃のお返しにさ。」
シレアが言う。
「でも、あなたは提督で戦えないのでは?」
「ううん。戦えるよ。」
「しかし、あなたは提督です。戦わせるわけにはいきません。」
「でも…。」
「たしかに、厳しい戦いが予想されます。しかし、ダメです。」
大和が頑なに断る。そこに…。
「なら私がいこう。私は提督でもないからな。」
ジナイーダが立候補した。すると…。
「私もやります。」
「私もです!」
セラフと雪風も立候補する。
「し、しかし、これは大本営のことであって…。」
「そんなことを言っている場合か?もうそこまで迫ってきているのだろう?」
「…わかりました。ただし、無茶はしないでください。あと、弾薬や損傷などは我々大本営が資材を提供します。」
大和は了承した。
「さて…、部下が行って上司が行かないのもおかしいよな。俺も行こう。」
「えっ!?あなたは提督なのでダメです。」
大和は言うが…。
「いいのか?俺の強さを確認できるチャンスだぞ?」
「む…むむむ…。はぁ…わかりました。許可をします……しかし!終わったらすぐに帰ってきてくださいね!!」
「いいだろう。」
ドミナントは了承する。そこに…。
「ドミナントなら大丈夫だ。これくらい、手こずる相手でもないだろう。」
「絶対、大丈夫!」
「平気です。ドミナントさんなら。」
3人ともドミナントを信頼しているのがわかる。
…………
『では、作戦を伝えます。ドミナントさんたちは深海棲艦上位種を二匹相手にしてください。もし、すぐに終わってしまったらイ級改eliteやロ級改eliteを相手にしてください。私たちは残りを倒します。まぁ、頑張ってください。もしかしたら、私達が助けに行けるかもしれないので。』
作戦指揮官である何も知らない大淀にそう言われて通信を切られてしまった。
「……。俺たち、舐められているな。」
「そうですね…。」
「少し腹がたつな。一瞬で終わらせる。」
「雪風は沈みません!」
4人は、闘争心を燃やす…。
「ミツケタァ!ヒノカタマリトナッテシズンデシマエ!」
「いた。空母棲姫発見。攻撃を開始する。」
ドミナントがそう言った途端にたくさんの艦載機で攻撃される。
ドォン!ドォン!!ガガガガガガガ…。
だが当たらない…。
「こんな攻撃、主任さんと比べたら遅く見えます!」
雪風が突っ込んでいく。
「エッ?」
空母棲姫が驚く。なぜなら、当たると思っていたはずの攻撃が当たらず、目の前に砲台を構えられていたからだ…。
「これで終わりです!」
ドッガァァァァァン!!
艦娘が放ったと思えないくらい重い音がした。
「グ…ア……ナゼ…ナゼカンタンニシズメラレル…ノ……?」
最後に言い残して沈んでいった…。
「…セラフ、正直に言え。細工したな?」
「…はい…。」
ドミナントはその空母棲姫を哀れに思うのであった…。
はい!戦うシーンを見せました。次回も、前半は戦うシーンになると思います。日常はどこへ…?まぁいいです。
登場人物紹介コーナー
大淀…大本営所属の大淀で、第4佐世保鎮守府にいる大淀とは別人。この世界には同じ艦娘がたくさんいる。
空母棲姫…恐ろしい相手。当たれば小破では済まない。しかし、一発も当てられず、瞬殺されてしまう。(第4佐世保鎮守府の艦娘では、恐怖の対象が深海棲艦ではなく、主任に変わってしまっている…。)
次回!第47話「立場が逆転」お楽しみに!