ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
さて、あらすじに入りたいと思います。今回は誰がいいかな?…では、ジャック・Oに任せよう。
「遅かったじゃないか…。」
あらすじ
目の前が光り、平和な世界へ来たのはいいが…、この鎮守府では気が抜けてしまう。…だが、こんな世界もありじゃないかと私は思う。さて、ドミナントが植物応募して、全員がタネを植えるのだが…。
「さて、では植物を植えようと思う。」
ドミナントは、整列した艦娘たちの前で言う。
「まず、植物の繊細さを知ってもらおうと思うが…。俺より、愉快な仲間たちか、暁型の姉妹に言ってくれ(アニメに植物を育てるシーンがあったから)。まず、タネを選ぼう。」
ドミナントがそう言ってタネを、転がっていた資材の上にのせる。
「えっと…まず、これが人参のタネ、ジャガイモ、ピーマン、カボチャ、トウモロコシ、花…など全てある。どれか選んで、話を聞いて植えてくれ。」
ドミナントは途中から説明が面倒に感じたのか、細かい説明をしなくなる。そして、日陰で艦娘たちを見守る。そこに…。
「やあ、司令官。」
一人の艦娘がドミナントに声をかける。
「……。すまない、見たことないな。名前は?」
ドミナントが言うと…。
「ひび…ヴェールヌイだ。信頼できる、という意味の名なんだ。」
「?」
「……。もと響だ。」
「……。」
……。
「……。司令官、大丈夫か?」
いや、大丈夫ではない。ドミナントは複雑な表情をして固まっている。
……。嘘だろ…。まだ響にも会っていないのにいきなり進化したのが来ちゃった…。まず響に会って、ひとまず楽しんでからが良かった…。
ドミナントは後悔している。
「……。大丈夫だよ。一人でも…。…な、何をしているんだい?」
ヴェールヌイは何もないのに親指を必死に動かしているドミナントを見る。
「……。Bボタンを連打している…。進化させないように…。」
ドミナントはマジで連打しているが、元に戻るはずがない。
「え…。…もしかして、私のことは嫌だったの…?」
ヴェールヌイは悲しそうな顔をする。
「……。すまない。そう思ってしまったか…。結論から言うと違う。ヴェールヌイはヴェールヌイの素晴らしさや魅力がある。嫌なわけがない。ただ、響も響の魅力がある。それを見逃したのは残念だ…。」
ドミナントは思っていたことを全部説明した。
「そうだったんだ…。でも、戻ることはできない。どうだろう、名前や形が変わっても元は響。してみたかったことなどをしてみてくれ。」
ヴェールヌイはドミナントに言う。
「そうか…。じゃぁ…」
…………
「ほ、本当にやるのか?流石にこれは…恥ずかしいな…。」
「ああ。」
ドミナントはニヤニヤしながらカメラを持っている。ここは畑より少し離れて、誰にも見られていない場所である。
スッ
「おおっ!」
そして、建物の陰から出てきたのは水着姿…ではなく、とあるリンクスのコスプレをしたヴェールヌイだった…。
「よし!では言ってみよう。」
「ハ、ハラショォ…。」
「……。舐めているのか?」
「ご、ごめん…。」
いつもは温厚なドミナントだが、何故だか少し怒りを感じる。ヴェールヌイもそれを感じとる…。
「ハ…、ハラショオオオオオオオオオオオオ!!!」
「おおっ!!よく言った!!」
ドミナントは褒めるが…。
『なになに?』
『なんか聞こえた…。』
『今の声って、ヴェールヌイじゃ…?』
艦娘が覗きに来ようとしている。
「…すまん。ヴェールヌイ…。集まってくるぞ…。」
「し、司令官…。今の姿を見られたら私は…。」
ヴェールヌイは慌てている。
「…仕方がない。俺はAC化するから後ろに隠れて着替えろ。今やり過ごせたって、あっちを見てきたらここを怪しむだろう。時間の問題だ。…わかっているとは思うが、俺はそこまで男を捨てていない。振り向かんから。」
「……。」
……そりゃ、顔を真っ赤にして怒るよな。でも、バレずにやり過ごすにはこれしかないんだ…。そのコスプレは脱ぐのに時間がかかる。それに、周りのいらない装飾のせいで入り口や窓に入らないし。倉庫まで遠いし。
ドミナントはそう思いながら、入隅で壁になるようにAC化する。その後ろにヴェールヌイが隠れる。
「あっ、提督。ここにいたんですね。さっき大声が聞こえませんでした?」
「ふむ……。すまない、もう一度言ってくれるか?考え事をしていた。」
大淀が聞くが、ドミナントは時間稼ぎをする。
……さっきの声がこっちから聞こえたのに、聞こえないはずがありません。…ならば…。
「では、ヴェールヌイを見ませんでした?」
「ふむ……。見ていないな。向こうじゃないか?」
……当たりですね。
「提督、なぜヴェールヌイの姿がわかったんですか?」
大淀はいたずらな笑みを浮かべて話す。
……しまった…。カマかけられたな…。だが、俺の仕事は時間稼ぎだ。俺に注意を引きつけていれば問題ない。
「なるほど。一本取られたな。実はさっきヴェールヌイと話したんだ。そこである遊びをして、俺が大声を出した。おそらくその大声は俺だろう。」
ドミナントはヴェールヌイを庇う感じで話す。
「そうですか…。…提督にそんなことをやらせたヴェールヌイは罰を与えなければなりませんね。」
「「!?」」
ヴェールヌイだけでなく、ドミナントも驚く。艦娘たちはやる気になってしまった…。
「金剛型の皆さんはあちらを探してください。」
「了解ネー!」
「わかりました!」
「榛名、行きます!」
「私の計算によると…」
そう言って探しに行こうとしたが…。
「待て!俺は強制的にやったことではない。俺自らがしたことだ。」
「いや、違うな。」
「ジ、ジナイーダ…。」
弁解しようとしたが、ジナイーダが止めに入る。
「こいつは大声を出していない。声音が違う。おそらく、どこかの施設の音が風になって来たのだろう。」
「しかし…。」
「来たんだ。信じないのなら説明しよう。私の授業で。」
「いえ、信じます。」
ジナイーダの授業と聞いた途端に大淀は即答した。
…………
艦娘がいなくなった後
「で、どういうことなんだ?ドミナント。」
ジナイーダが聞いてきた。そこに…。
ツンツン…。
後ろから手で突かれた。
「わかった。説明しよう。」
そう言って、ドミナントは人の姿に戻る。
「……。なるほどな。お前のくだらない考えにヴェールヌイを付き合わせた。そして、そのせいでピンチになっていたということか。」
ジナイーダは分析した。
「ああ。…ヴェールヌイにはすまないと思っている。」
「ならばすぐに謝ることだな。それでは、私は行く。早く来るのだぞ。」
ジナイーダは親友と再会してから少し心にゆとりを持てているのがわかる。
「そうだな。…ヴェールヌイ、すまなか…。いつまで俺の後ろにいるんだ?早く出てこい。」
ドミナントは後ろで体を寄せているヴェールヌイに言う。
「……。そうだね。名残惜しいけど出て来なきゃね。」
そう言って、ドミナントの前まで行く。
「改めて言う。ヴェールヌイ、すまなかったな。俺のわがままのせいで。」
ドミナントは頭を下げる。
「ううん。別にいいよ。案外楽しかったし。」
口元を緩ませながらヴェールヌイは言う。
「そうか…。ところで、なんで俺に話しかけてきたんだ?」
「そうだったね。実は伝えに来たんだよ。」
「何を?」
「みんな司令官と一緒に、植物を植えるのを楽しみにしていたから、影でいないでみんなのところに行った方が良いよって。」
「…そうだったのか。それじゃ、行くか。」
「うん。」
理解した後ドミナントは皆のところに行くのだった。
…………
畑
「はぁ、提督がいなくてつまらないです…。」
「私は司令官と一緒に植えることが出来ると思ったのに!」
「ま、そういうことがわからない唐変木だぞ。あいつは。」
「ジャック、このゴーヤの種はどうやって植えるの?」
「…名前にかけているわけじゃないよな?」
そんなことを思い思いに言っている。そこにドミナントが出てくる。
「すまない、みんな。俺も手伝おう。」
「あっ!提督!こっちわからないから教えてください!」
「俺はわからないって言ったよう…」
「司令官!こっちも分かりません!」
「だから愉快な仲間たちに…」
「提督!…」
「司令官!…」
「……。わかった。一人一人順番に行くから待っていてくれ。」
ドミナントはそう言った後、一人一人回るのだった。
う〜ん…。脳が働かない。疲れすぎかな?笑いのネタどころかACネタすら満足にできない…。当分休むかもしれません。
登場人物紹介コーナー
ヴェールヌイ…響の進化形。性能は上がるが、性格は大して変わらない。少しあの状況にときめいてしまっていた。
モブ艦娘…皆も気づいていると思うが、モブ艦娘がいます。その艦娘たちは、性格や語尾も考えずに書いています。(たまに語尾がある艦娘だったりします。)
次回!51話「妖精さんのタネ」お楽しみに!