ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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ネタが切れそう…。最終話も含めてあと46話…。いけるか?
はい、ではあらすじに入りたいと思います。今回は…多摩いくか。
「えぇ〜…めんどくさいにゃ〜…。」
いや、そんなこと言わずに…。
「しょうがないにゃ〜…。」
ありがとう!では、どうぞ。

あらすじ
多摩は寝ていたからわかんないにゃ。でも、娯楽室の方が騒がしかったのは気のせいかにゃ?


54話 海の中

「と、言うわけで海に行きたいと思います。」

 

「いや、全然わからん。」

 

ドミナントが何の前触れもなくいきなり言ったので、本日の秘書艦である長門が困っている。

 

「海だと?現在深海棲艦がいることによって、誰も入れない状態だ。それに、堤防があるだろう?」

 

長門が厳しく言う。

 

「いいじゃないか〜。堤防だと入れないし。」

 

「ダメだ。」

 

……ちぇっ。さすが長門、厳しいや。だが、こう言えばどう反応するかな?…嫌われているかもしれないけど、一応言うか…。

 

ドミナントは考えて…。

 

「はぁ、海に行って長門の水着姿みたいなー。」

 

「な、何を言っている!?…だが…。くっ…、卑怯だぞ…。」

 

長門は赤くなりながら言う。

 

……ふふふ。普通なら“キモッ。”て言われるはずだが、動揺しているな。もう一押しか?

 

ドミナントは心の中で悪い顔をする。

 

「いや〜、長門と一緒に海に行って、遊びたいなぁ〜。」

 

ドミナントは残念そうに言う。

 

「な…な…。」

 

……て、提督と一緒に海に行って遊ぶだと…?だが、そんなの規則違反だ。絶対にできない。…しかし…。

 

長門は頭の中で、仕事と欲望を天秤にかけていた。

 

……ふむ。なかなか硬いな。こうなったら一か八かの賭けだ。

 

「それに、二人きりだったら誰にも邪魔されないぞ?」

 

ドミナントが耳元で囁く。

 

「!?」

 

ガシャーン!!

 

長門の天秤が壊れた瞬間だった。

 

…………

浜辺

 

「よし!海に来た!」

 

「お、おい。待ってくれ。」

 

長門は急いで来る。幸い、ドミナントたちはこっそり鎮守府を抜け出し、誰にも見つからずに鎮守府の土地の浜辺に着く。

 

「ん?いつのまに水着姿に?」

 

「ついさっきだ。」

 

「……。岩陰か?」

 

「……。そうだ。」

 

「……。まぁいいや。すごく似合っているぞ。長門。」

 

「む、むぅ。そうか。」

 

ドミナントが真面目に言うので、戸惑っている。

 

……ふむ。ワンダフルボディ。そして可愛い。

 

そう思った途端…。

 

ヒューーー……ドガァァァン!!

 

「ぐはぁぁぁ!ぐわぁぁぁ!」

 

空から艤装が落ちてきて、ドミナントの頭に直撃する。

 

「だ、大丈夫か!?」

 

長門は、痛みに地面をのたうちまわっているドミナントに駆け寄る。ちなみに、普通の人だったら頭蓋骨陥没によって死んでいる。

 

「すみません。手入れをしていたらそっちに飛んで行ってしまいました。」

 

セラフが笑顔で言う。

 

「セ、セラフ…。俺を…殺す気か…?」

 

「いえ、そんなつもりはありません。」

 

ドミナントは頭を抑えながら言い、セラフが笑顔で返す。

 

「セ、セラフ。まじめに提督が死んでしまうから気をつけてくれ。」

 

長門が慌てて言う。

 

「わかりました。ところで、二人は仕事中なのにここで何しているんですか?」

 

「そ、それは…その……。」

 

長門が顔を伏せる。

 

「海底調査だ。長門は俺のわがままに付き合ってくれていたんだ。」

 

ドミナントが助ける。

 

「…本当ですか?」

 

「ああ。本当だ。長門は俺が調査したものを記録する係だ。」

 

「…本当ですか?長門さん。」

 

セラフは長門を見る。

 

「あ、ああ。本当だ。」

 

「……。そうですか。ならばあとでその調査結果を見せてくださいね。」

 

「「!?」」

 

二人は驚く。

 

「ど、どうして…。」

 

「当たり前です。調査したならば結果を出さなくてはなりません。それに、私も興味があるからです。」

 

セラフがキッパリと言う。

 

「む…。わかった。」

 

ドミナントは頷く。

 

「私はまだ手入れがあるので、それでは。」

 

そう言った後、セラフは戻って行った。

 

「……。すまない長門…。海底調査になってしまった…。」

 

「いや、いい。それよりも、仕事をサボっていたことが認識されないのなら、結果的に良かったのかもしれん。」

 

「…本当にすまないな…。」

 

そして、海底調査に移ったのだった。

 

…………

 

「シュノーケルは準備したし、酸素ボンベも持った。AC化だと、潜れないからな。」

 

ドミナントは、潜る準備をしている。

 

「ま、待ってくれ。私も行く。」

 

長門も急いで準備している。

 

「出来たぞ。」

 

……。ダイバー姿になって、ますますボディが…。

 

ドミナントが思った途端に、空から岩が降ってきた。しかし…。

 

「よっと。何度も当たらん。」

 

ドミナントは軽く避けた。

 

「さぁ、長門、行くぞ。また何か降ってこないうちに。」

 

「う、うむ。」

 

ドミナントたちはそう言って潜った。

 

…………

海の中

 

……ほう。海の中とはこうなっているのか。

 

長門は思う。普段彼女たちがいるのは海の上なので、見るのは初めてかもしれない。そこには、色とりどりの魚が泳いでいた。まるでカラフルな色の服を着た小人が踊っているみたいだった。

 

……ふむ。綺麗だな。

 

長門は思っている。

 

……海底調査か…。そこら辺にいる魚の色や、地面の砂の感触などを書けば良いのか?

 

ドミナントは海の中で考えている。そして長門の方へ振り向く。

 

……長門、笑顔だな。笑顔な長門など滅多に見ないからな…。もう少し、遊ぶか…。

 

ドミナントはそう考え、長門に近寄る。そして、指で合図する。

 

……楽しいか?

 

……ああ。

 

……あっちの方はたくさん魚がいるから向かおう。

 

……わかった。

 

そうして、ドミナントたちは海中散歩をするのだった。

 

…………

数時間後

 

……長門は飽きてなさそうだな…。俺は飽きてきたが…。

 

ドミナントが笑顔の長門の後ろでそう思っている。すると…。

 

「!?」

 

「?」

 

ドミナントがあるものを見つけて、長門が驚いたドミナントを見て不思議に思っている。

 

……どうかしたのか?

 

…………。

 

ドミナントは反応せず、ずっとそれを見ている。

 

……これがどうかしたのか?

 

……ああ…。

 

ドミナントはゆっくりと頷く。

 

……懐かしいな。セントエルモか。こんなところで沈んでいたとは。

 

ドミナントはそう思い、中に入る。長門もドミナントに続く。

 

……中はしっかりできているのに、リモコンひとつで沈んだのか…。なんか変な感じだな。

 

ドミナントはそう思いながら中を触ったりする。すると、長門に肩を叩かれる。

 

……どうした?

 

……あれを見ろ。

 

……あれ?…!?

 

ドミナントは驚いた。深海棲艦が船の一室で寝ていたのだ。

 

……現在長門の装備もない今、見つかって倒されるのは確実…。やり過ごすしかないな。

 

ドミナントはそう判断して、長門に伝える。

 

……起こすな。

 

……わかった。

 

ドミナントたちはゆっくりと外に出ようとする。しかし…。

 

ギ…。

 

床が軋んでしまった。

 

「ギギャ?…ゴキャァァァ!」

 

目を覚まして襲ってきた。

 

「……!」

 

ドミナントたちは急いで外に出ようとする。しかし、深海棲艦の方が早い。

 

……早いな…。だがいい。外に出れさえすれば…。

 

そう考えているうちに、外に出る。それと同時に、深海棲艦に囲まれた。

 

……他にも仲間がいたのか!?三匹ほど上位種!?しかもelite!?

 

長門はドミナントの目を見る。すると…。

 

「……。」

 

「!?」

 

長門はお姫様抱っこをされる。

 

……て、提督!こんな時に何を…!

 

長門は少し赤くなっていたが、ドミナントは別のことを考えていた。

 

……すまない。少し苦しいだろうが我慢してくれ。

 

そして、ドミナントは準備をする。

 

……AC化!

 

カッ!ドォォォォォォ!

 

水中で光ったあと、AC化して魚雷並みの速度で海上へ瞬時に戻る。しかし、それほどまでの速度とは思っていなかったらしく、ドミナントは目が半開きになっていた。

 

ザッパァァァン!

 

「はぁ、はぁ…。すまない。速度が速すぎた。」

 

「ゲホッ、ゲホッ。…そういうことだったのか。」

 

ドミナントが謝り、長門が理解すると…。

 

「ギャァァァ!」

 

「ガァァァァ!」

 

深海棲艦が顔を出す。

 

「まずいな…。長門の艤装もない現在…、戦うのは危険か。」

 

ドミナントが言うと…。

 

「うぉぉぉぉぉ!」

 

ガシャァン!!

 

「ギャァァァァ!?」

 

長門が思いっきり殴り、深海棲艦が悲鳴をあげる。

 

「なるほど、拳か…。だが、背中がガラ空きだぞ。」

 

ドミナントはそう言った後、長門背中につく。

 

「フッ。やっぱり、こうでなくちゃな。後ろは頼んだぞ!」

 

「ああ。任せろ。」

 

そうして、ドミナントと長門共同殲滅戦を開始した。




はい!54話終了!なにやらピンチですね。ドミナントの腕前はBランクです。ちなみに、ドミナントは長門の気持ちを知りません。ただ、アニメなどで、渋々折れざるをえない言葉を知っているので、それを有効活用して海に行きました。
登場人物紹介コーナー
長門…戦艦。ゴリラと呼ばれていたりする。ドミナントに気がある。が、誰にも言っていない。レベルは98。主任の演習卒業試験まであと少しである。
次回!第55話「助っ人」お楽しみに!
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