ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
では、あらすじに入ります。今回は…。Верный(ヴェールヌイ)行くか?
「ハラショー。筆者はちゃんとした発音を使うんだ。」
まぁね。では、あらすじをどうぞ。
あらすじ
今日は、私が警備に行く日。鎮守府の方から大きな音がして気になったけど、私は警備に行くため戻れなかった。
…………
「グァァァァァ!!」
「ふんっ!」
ガシャァァン!
突撃してくる深海棲艦に長門が殴る。
「ギァァァァ!!」
「うるさい。」
ビィィィィィ!
叫びながら撃ってくる深海棲艦にドミナントの武器であるWR05L-SHADE(レーザーライフル、通称シェイド)を撃つ。
「む…。やはりレーザーは弾を消費しない代わりに効果が薄いか…。」
ドミナントは、対して攻撃が効いていないことに顔をしかめる。
「やはり、艤装なしだと効果が薄い…。」
長門も同じ感じのようだ。
「長門…。今から言う中で、可能性が高いものを選べ。」
ドミナントは、突然長門に聞く。
「1、突然アイデアが閃く。2、仲間が来て助かる。3、現実は非情である。」
ドミナントはどこかの特殊能力を持ったフランス人のようなことを言う。
「あの世界だけだと思っていたが…。それの答えは3だろう。」
「…正解だ。まぁ、本当に3番にはなりたくないがな。…行くぞ!」
ドミナントはそう言い残したあと、突っ込んで行く。
……くそっ、こんなことならセラフに装備を預けるんじゃなかった…。
ドミナントはAC化した時、間違って撃って、弾を消費しないようにエネルギー武器以外をセラフに預けたばかりだった。
「待て!提督!そっちはダメだ!」
「ん?…ぐはぁぁぁ!?」
ドミナントは攻撃をくらった。幸い、損傷もしていない。
「ぐぐぐ…。一体どこから…?」
そして、ドミナントは遠くから狙撃した軽巡ホ級を見る。
「あいつか…。」
そして、ドミナントはレーザーライフルを撃つ。
ビィィィィ!ビィィィィ!
「ギャァァァ!」
「くそっ!やっぱり効かないか。」
ドミナントはビーム系は有効でないと知り…。
「うぉぉぉぉ!」
ガシャァァァァン!!
ドミナントも殴り始める。
「長門!そっちはどうだ!」
「くっ…なんとかなっている!」
長門は八方から撃たれ続けて中破している。
……このままでは、一方的に不利だ。長門だけでもなんとか生き残ってもらわないと…。
ドミナントはそう思い、長門に近づいて持ち上げる。AC化している中、持ち上げることなど容易い。
「!?提督!何を…!」
「今から投げる!そう遠くは行かないかもしれんが、逃げられる程度は行けるはずだ!」
「なっ…!私は逃げも隠れもしない!それに、提督!お前はどうするんだ!」
「言い方を間違えた。戦略的撤退だ!鎮守府に戻って、仲間を呼ぶんだ!それまで耐えてみせる!」
「だが…!」
「行くぞ!」
ドミナントは思いっきり投げた。
…………
「ぁぁぁあああ!ぐっ…。」
長門は投げられて鎮守府近くの海域に落ちる。
「くっ…。格好つけて…。待ってろよ、必ず戻る…!」
長門はドミナントが投げる寸前に、深海棲艦の一斉攻撃によって大破してしまったが、鎮守府へ急いで戻った。
…………
「……。長門、待っているぞ…。…と言いたいところだが、無理そうだな。」
もちろん、投げる寸前に長門が大破したと言うことはドミナントに大半が直撃している。
『脚部損傷、右腕部損傷、左腕部破損、コア損傷』
メッセージが入る。
「くそっ…。3か…。こんな時に大半クリティカルヒットだとはな…。」
ドミナントは、にやけている深海棲艦を睨む。
「……。ギャ。」
睨まれたことに腹を立てたのか、攻撃される。
「くそっ…。速さが足りない…。」
ドミナントは避けようとするが、脚部損傷にて安定しない。
「ギァァァァ!」
ドォン!ドォン!
ドミナントに当たる。
……。ここで終わりか…。
ドミナントが諦めたその時…。
ドォォォォン!ドォォォォン!!
目の前が炎で明るくなる。深海棲艦が沈んで行く。
「?これは…一体…?」
ドミナントが砲撃した方を見る。
「セラフ…?…いや、艦娘か?だが、俺たちの鎮守府所属じゃないな…。」
その姿は、見ない顔をした艦娘だった。
「君は…一体…?」
ドミナントが聞くと…。
「異界型一番艦!『セントエルモ』参上!!」
ドミナントは驚いた。
…………
「で、君はどうしてここに?」
ドミナントが聞くと…。
「うん。なんか気がついたらここにいた。…ところであなたは?」
「俺は第4佐世保鎮守府提督、ドミナントだぞ…。」
「ふぅーん。そうなんだ。で、いきなりで悪いんだけど…。」
「なんだ?」
「これから行くあてがないから、あなたの鎮守府?に住まわせて欲しいの!手伝いとかはちゃんとするから!お願い!」
手を合わせてお願いされる。
……なんだと…!俺の鎮守府にこんな強力な艦娘が…?願っても無いチャンスじゃないか!是非引き入れたい!…だが、みんなはどう納得するだろうか…?
ドミナントが考えていると…。
「ドミナントさーん!」
セラフが来る。
「提督ー!」
「司令官ー!」
吹雪と夕張も来たようだ。
「おぉ、みんな。来てくれたのか!」
「あれ?深海棲艦は…?それに、誰ですか?その艦娘は。」
セラフが聞いてきた。
「私は、異界型一番戦艦『セントエルモ』!ここにて参上!」
「はじめまして!『吹雪』です!よろしくお願いします!」
「はーい。兵装実験軽巡『夕張』だよー!」
艦娘特有の挨拶をする。
「私は、秩序の熾天使『ナインボール・セラフ』です!」
「セラフ、なんで対抗しているんだ?」
セラフが対抗しているのに対してドミナントが突っ込む。
「…。夕張か〜…。なんか腹が立つのは気のせいかな〜…。」
セントエルモは夕張を見る。まぁ、夕張が沈めたようなものだから仕方がないのだが…。
「えぇ…。初対面でいきなり嫌い宣言されました…。提督、どうにかなりませんか?」
夕張はドミナントを見るが…。
「夕張、これは仕方のないことだ。運命だと思って諦めろ。」
「えぇ!?て、提督に匙を投げられました…。」
夕張は、戦艦を沈めたことは知っているが、セントエルモだとは知らない。
「さて、本題に入ろう。」
ドミナントが言い、みんなが見る。
「この『セントエルモ』は、ついさっき、十数匹の深海棲艦を全滅させた。能力には期待できる。そして、何より行くあてがないらしい。一緒に住まわせて欲しいと言っている。俺は住んでも平気だと思うが、君たちはどう思う?あと、この質問は君たちだけでなく、俺たちの鎮守府に住んでいる全員の意見だとして考えてくれ。」
ドミナントは難しいことを言う。
「そうですね…。おそらくジナイーダさんは反対します。ですがジャック・Oさんは同じ流れ着いた身、大丈夫だと思います。主任さんは、面白ければ何でも良いと思いますので大丈夫だと思います。」
セラフがよく分析してから言う。
「私は、司令官が大丈夫と言った人なら、大丈夫だと思います!ほかの皆さんも納得してくれるはずです!」
吹雪が言う。
「私は平気だとは思いますが、なんで私を嫌悪しているのかが知りたいです…。」
夕張が元気なさそうに言う。
「そうか。ならばセントエルモを鎮守府で住まわせても良さそうだな。」
「やった!」
セントエルモは喜んでいる。
「ただし、鎮守府に帰ったらいくつか試験を行うがな。」
「別にいいよ!住まわせてもらえるなら。」
セントエルモは元気よく返事をした。
…………
帰り途中
「う〜ん…。」
「夕張、何をそんなに悩んでいるんだ?」
ドミナントは、一番後ろを進む夕張に聞く。
「あっ、提督!実は、私が何でそんなにセントエルモちゃんに嫌われているのかわからなくて…。」
「なるほど、それで悩んでいたのか。」
「はい…。」
「じゃ、答えを教えてやろう。知りたいか?」
「はい。知りたいです。」
「わかった。…実は、あの艦娘は夕張が作ったようなものなんだよ。」
「!?それはどういう…?」
「忘れたの?あの時戦艦沈んだでしょ?」
「あっ…。」
夕張はリモコンの不具合のせいで沈んだことを思い出す。
……もっとも、違うのかもしれんがな。時間が早すぎるし。
ドミナントは心の中で思う。
「それじゃぁ、嫌われていても仕方がありませんね…。」
「ああ。…だが、仲良くなる方法もゼロではないぞ。」
「えっ!?本当ですか!?」
夕張は目を輝かせながらドミナントを見る。
「ああ、本当だ。だが、うまくいくかどうかは分からん。なぜなら夕張次第だからな。」
「…つまり、私がセントエルモちゃんにどう接するかによって変わるということですね。」
「そういうこと。」
「わかりました。頑張ります!」
夕張は、どうやってセントエルモと仲良くなれるか考えていた。
はい!55話終わりました!セントエルモ…。どこで登場させようか悩みました。でも、夕張との件があるため、今登場させました。
登場人物紹介コーナー
セントエルモ…ACⅤに登場した戦艦。今は艦娘になっている。戦艦の頃は前方近距離が弱点だったが、艦娘になったことによって、解消された。しかし、ほかの弱点が…。ちなみに、深海棲艦を焼き払ったのは主砲です。
次回!第56話「夕張とセントエルモ」お楽しみに!