ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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はい…60話…。何も言うことがないので、あらすじにいきます。今回は長月だ。
「いいだろう。私が相手になろう。」
では、どうぞ。

あらすじだ
自由時間といっても、暇だった。…司令官は金剛型の人たちとお茶会を開いていたな。司令官はお茶好きでもあるのか。覚えておこう。そう思ってみれば、最近深海棲艦が姿を現さないな。…不安だな…。


60話 ジナイーダとの過激な一日(1)

…………

翌朝 提督自室

 

「グー…グー…。」

 

現在時刻マルゴーマルマル。ドミナントはベッドで心安らかに寝ている。そこに…。

 

コンコン…

 

ドアのノックされる音がする。

 

『入るぞ。』

 

AC化しているジナイーダが入ってきた。しかし、ドミナントはそんなこと気がつかずに寝ている。

 

「起きろ。」

 

「グー…。」

 

ジナイーダは優しく揺さぶるが、ドミナントは起きない。それを5回ほど続けたあと…。

 

「……。仕方がないな。」

 

ドンッ!

 

ジナイーダは起きないと思い、ドミナントをベッドから思い切り突き飛ばしたのだ。

 

「!?」

 

ドミナントは思わずに驚く。突然の出来事に体が追いつかず、ベッドから落ちた。

 

「ぐっ…。ジナイーダ!?何をするんだ!?…ところで、なんでACになっているんだ?」

 

ドミナントはいきなり落とされたことに、ジナイーダに問い詰める。

 

「……。別に良いだろう。それに、なぜ落としたかというとお前が起きないからだ。」

 

ジナイーダはしれっとして言う。

 

「…ところで行くか行かないか決まったのか?」

 

「ああ。行く。…早く着替えろ。」

 

ジナイーダはそう言って、ドアの外へ出る。

 

数分後

 

『いいぞ。』

 

「わかった。」

 

ジナイーダは部屋に入り、ドミナントを見る。

 

「どうだ?」

 

「……。ないな。」

 

「へっ?」

 

「その服装はなんだ?出かけるとわかってての服装か?もう少し格好をつけろ。」

 

ドミナントは上下黒い服を着て、リュックサックを背負っている。

 

「えぇ…。服なんてどうでも良いと思うんだけどなぁ…。」

 

「私と共に街に行くのだぞ?一緒に歩く身にもなってみろ。」

 

ジナイーダはそう言って、クローゼットの中をあさる。

 

「スーツか…。違うな…。…いや、だがそれもありか…?」

 

ジナイーダはあさりながら調べる。

 

「…着たい服を着れば良いか…?いや、だがそれだと…。」

 

一人で呟いていると、何かを発見する。クローゼットの扉の端に目立たないようにくっついているものを…。

 

「…ドミナント、これは何だ?」

 

「ん?なにそれ?」

 

ジナイーダが持っている四角い、黒くて小さいものを見て、首をかしげる。

 

「…盗聴器だな…。…艦娘たちめ…ついに一線を超えたか…?」

 

「盗聴器…。…お仕置きが必要か?ジナイーダ、誰が仕掛けたか調べられるか?」

 

「造作もない。」

 

そう言ってジナイーダは人間に戻り、電源を切ってポケットにしまう。

 

「…ジナイーダもそんな服着るんだな…。」

 

「なんだ?私がワンピースを着てはいけないのか?…まぁ、似合っていないと思うがな…。」

 

ジナイーダは目をそらしながら言う。

 

「…そんなことはないと思うぞ。」

 

「嘘をつくな…。私自身が重々わかっている。」

 

「そうか?…だがこれだけはわかってほしい。」

 

「なんだ?」

 

「世間からどう見えているかは分からないが…。少なくとも俺一人は可愛いと思っている。」

 

「そ、そうか。…ありが…とう…。」

 

ジナイーダは少し戸惑っていたが、すぐに元に戻る。

 

「まぁ、それは置いといてだ。早く行くぞ。目的を達成せねば…。」

 

「…目的?」

 

「ああ。まぁ、逃げ出さないように内容は行ってから言うがな。…フッフッフッ…。」

 

ジナイーダは不敵な笑みを浮かべる。

 

……怖い…。ジナイーダが何を考えているのかわからない…。

 

ドミナントは思っていると…。

 

「これだ。まぁ、妥協してだがな。早くこれに着替えろ。」

 

ジナイーダが服を渡し、部屋から出る。

 

「なんだろ?これ。」

 

ドミナントは一人呟き、着替える。

 

数分後

 

『着替えたよ。』

 

「わかった。」

 

扉をあけて入る。

 

「…まぁ、さっきの服装よりかはマシだな。」

 

ジナイーダが渡したのは、テーラードジャケット、暗い茶色のチノパン、白いワイシャツである。

 

……こんなもの、いつ買ったっけ…?

 

ドミナントは考えるが、わからない。

 

「ところで、この盗聴器はどうする?」

 

「…。あぁ、そうか。…どうしよう?…犯人はわかったか?」

 

「いや、道具がないからわからん。帰ったら調べよう。それまで私が預かっておく。」

 

ジナイーダは再びポケットに入れた。

 

…………

とある部屋

 

「盗聴器が発見されたデース!」

 

某戦艦が叫ぶ。

 

「大丈夫!ドミナントなら許してくれる!」

 

世界創造主は余裕そうだ。

 

「むむ…。これでは司令官の取材が…。」

 

某重巡洋艦が唸る。

 

「ジナイーダさんにバレちゃったねぇ。」

 

とある企業のご令嬢がニヤニヤしながら言う。

そう、艦娘たちが集まって話しをしているのだ。(若干一名艦娘ではないが…。)

 

「提督なら平気かもしれませんが…、ジナイーダさんとなると…。」

 

「夕張ちゃん、何しているの?探したよ。」

 

「あっ!な、なんでもないよ!それより倉庫行くんだったね!早く行こう。」

 

夕張はセントエルモを連れて倉庫へ行く。

 

「……。仲良いね。ボクも司令官とあれくらい…。」

 

「ふふふ。確かにそうですね。でも、それはみんな思っていること。…提督が誰に好意を抱いても、恨みっこなしでね。」

 

重巡洋艦のキャリアウーマンが言い、みんな頷く。

 

…………

 

「ジナイーダ…どこまで行くんだ…?」

 

「もう少しのはずだ。」

 

現在、ドミナントたちはバスに乗っている。

 

「さっきからそればっかりじゃな…」

 

キィィ!

 

バスが止まる。

 

「降りるぞ。」

 

「ここでか…。」

 

ジナイーダたちがいるのは動物園である。

 

「……。まさか、ライオンと決闘しろなんて言わないよな?」

 

「言うわけないだろ…。なんだそれ…?まぁいい。私は見たい動物がいるのでな。」

 

ドミナントはチケットを買い、ジナイーダと二人で入る。

 

…………

 

「司令官、動物園に入りましたね。」

 

「そうですね。ジナイーダさんと一緒です。」

 

「しれぇ…楽しそうですね…私とは危険な旅しかしたことがないのに…。」

 

今回もやっぱり、監視役がいる。

 

「私たちも行くべきでしょうか?」

 

吹雪がセラフに聞く。

 

「いえ、ここで待ちます。ジナイーダさんはドミナントさんにやってもらいたいことがあるみたいなので、おそらくすぐに出てくると思います。」

 

「えっ…。それじゃぁ、勿体無いんじゃ…?」

 

「ジナイーダさんは存分に今日を満喫するつもりですね。」

 

雪風が疑問に思い、セラフが答える。

 

「あ、あの!セラフさん!…あの…司令官とジナイーダさんは…やっぱり、彼氏彼女の関係なのでしょうか…?なんか、いやに仲が良く見えますし、ジナイーダさんには…なんというか…、司令官が安心しているように見えて…。」

 

吹雪が体をもじもじしながら言う。雪風は真剣に見守っていた。

 

「うーん…。確かに、そう思えるところもありますね。でも、少なくとも“彼氏”の方は思っていないと思いますし、“彼女”の方もまるっきり無いと思います。…ただ、この関係がワンランク上にいくとわかりませんね。」

 

セラフは答え、吹雪と雪風はそっと胸をなでおろす。そうしていると…。

 

「あっ、ジナイーダさんが帰ってきました。」

 

セラフはドミナントたちを見つける。

 

…………

数分前

 

「ジナイーダ、見たい動物とはなんだ?」

 

ドミナントはジナイーダに聞く。

 

「ワタリガラス、猫、カナブンだ。」

 

「うん、カナブンは虫だし、猫はいないと思うぞ?」

 

ドミナントがツッコムと…。

 

「騙して悪いが、あそこの展示コーナーは昆虫類もいるし、ふれあい動物園で猫にも触れる。」

 

「まいった。」

 

どうやら、ジナイーダはよく調べていたらしい。

 

数分後

 

「全て見た。次の場所行くぞ。」

 

「え?次の場所?…て、うわぁ!」

 

ジナイーダがドミナントの手を引っ張り、外へ出ようとする。

 

……あれ?これってデジャヴ?

 

「……。てか、どこへ行くんだ?」

 

ドミナントが聞くと…。

 

「次は映画だ。」




はい!終わりました!少し遅くなりました。筆者が多忙のため…。あーあ、守銭奴の筆者も変わりましたね。
登場人物紹介コーナー
某重巡洋艦…取材が大好き。鎮守府でたまに新聞を作る、妖精さんと同じ情報屋。
某重巡洋艦のキャリアウーマン…仕事人。妹がパンパカ賑やかにやっている。後輩からも慕わられていている。恐ろしいリーダーシップの持つ子。
次回!第61話「ジナイーダとの過激な一日(2)」お楽しみに!
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