ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
では、あらすじにいこう。今回は長門さんですね。
「わかった。私がやろう。」
あらすじ
今日は暇だった。提督を遊びに誘おうと思って自室へ入ってみたが、提督はいなかった。…まぁ、そのかわりに艦娘がたくさんいたがな…。あろうことか提督の私物で遊んでいたり、匂いを嗅いだり、寝転がっていたりしていた。…全く、皆はしょうがないな。
…そう言う長門さんは何寝っ転がってるんすか…。ベッド壊れま…ぐはぁぁ!!
…………
「ふぅ、バレずにすみましたね。」
「それにしても、まさかここに司令官たちがいるなんて…。」
セラフと吹雪が言う。映画館でドミナントと同じ映画を見ていた。
「しれぇ…。あんな映画が好きなんですか…。一緒になれそうにありません…。夜トイレ行けない…。」
雪風は震えながら言う。
「雪風ちゃん、なんか呑気だね…。私、今の騒動でそっちに感想いかなかったよ。」
吹雪が苦笑いをする。
「安心してください。多分この映画を選択したのはジナイーダさんですよ。ドミナントさんはどっちかというと、面白いのが好きそうですし。」
セラフは丁寧に解説してくれる。
「そ、そうなんですか…。よかったです。」
雪風は胸をなでおろす。
「…それより、このテロリスト集団どうします?ジナイーダさん気絶させたまま行ってしまいましたし…。お客さんたちは急いで逃げて行っちゃいましたし…。私たちは後を追いたいですし…。」
吹雪が言っていると…。
「やあ、このテロリスト共は僕に任せてよ。君たちは何か用事があるようだしさ。」
どこからともなく20代前半?の男が現れる。
「あなた…何者ですか?さっきまで気配はなかったはずです…。ここまで気配を消せるのはただの一般人には無理です。軍のスパイや国の諜報員ですか?」
セラフが警戒心丸出しで聞く。
「…まぁ、これだけは教えてあげるよ。僕はこの映画館にいた一人だよ。」
男は余裕そうに言う。
「質問に答えてください。」
「素晴らしい執念だ。でも教えられないし、何も出来ない。このテロリスト共を片付ける以外は。」
セラフがもう一度聞くが、男は同じようなことしか言わない。
……掴めない人ですね…。おそらく、カマかけても引っかからないと思いますし、これ以上質問しても意味がなさそうですね…。それに何よりも、この人とあまり長話はしてはいけないような気がします…。
セラフはそう考え、吹雪たちに説明した後、男にこの場を託してドミナントを監視に行った。
「……。さてと…じゃぁ、始めようか。」
そして男はテロリストを片付ける…。
…………
「で、どこに行くんだ?」
ドミナントは走った後、ジナイーダとともにタクシーに乗っている。
「そうだな…。今何時だ?」
「…昼の1時くらいだ。」
「そうか…。ならばどこか食べに行くか。…アレは確か3時くらいだった気がするし…。」
「?何がだ?」
「いや、なんでもない。」
そんな会話をしていると…。
「お客さん、仲良いね。デートかい?」
タクシーの運転手がフレンドリーに接してくる。
「仲が良いのは確かだが、デートではない。…いや、あるのか?どう思う?」
ジナイーダは首をかしげ、ドミナントを見る。
「いや、俺に聞かれても…。なんでわかんないんだよ…。」
さすがにげんなりする。
「はっはっは。面白いね。お客さん。…ところで、お昼を探しているんだったね。私がいい店を知ってるよ。蕎麦だけどね。」
「なるほど、蕎麦か…。わかった。そこにしてくれ。」
ジナイーダは運転手の言う蕎麦屋に目的地を決めた。
…………
数分後
「ここだよ。ここのもりそばが美味しいんだ。…ちょっと店名がアレだけどね。」
運転手に案内してもらった蕎麦屋…。
「…ありがとう。降りるぞ、ドミナント。」
「えっ?……わかった…。」
そのあとドミナントは運転手に金を払い、店に入る。
……まぁ、ここならへんな食べ物は出ないだろう。
店名[シティガート]
結果はとても美味しかったそうだ。
…………
「ドミナントさんたちはどこへ?」
「う〜ん…。あの人を相手にするべきじゃありませんでしたね。」
セラフが言い、吹雪が答える。
「そろそろ最終回の付箋もありますから、しれぇたちはそんなに遠くまでは行ってないと思います。おそらく、サッと終わるやつです。」
「雪風ちゃん…。それ、言っちゃいけないやつ…。」
「まぁそれはさておいて、発信機を頼りに行きましょう。」
3人はドミナントを追うのであった。
…………
「さて、今何時だ?」
ジナイーダはドミナントに聞く。
「そうだな…2時半くらいだ。」
ドミナントは腕時計で調べる。
「そうか…。ならば、目的を果たそう。」
ジナイーダとドミナントはそう言ってバスへ…。
…………
「ここだ。」
「もう着いたのか?」
そして、ドミナントたちは降りる。そして、ここはスイーツ店である。
「ああ。そしてアレを購入させてもらおう。」
ジナイーダはアレに指差す。
「……。確かに美味しそうだが…。マジかよ…。」
「私だって恥ずかしい。」
そう、ジナイーダの要求するアレとは、季節限定のカップル限定の飲み物なのだ…。ドミナントは逃げ出したくなったが、ジナイーダに行く手を阻まれる。
「なるほどな…。そのために連れてきたのか…。」
「ああ。レイヴン同士、恥をかこうとは思わないか?」
「いや、思わないんだけど…。」
「誇りはないのか…。」
「いや、お前が言うなよ…。意地を張れぬ誇りなど、こちらからお願い下げだ。」
ドミナントたちが言っている間に、順番が回ってくる。
「ご注文はお決まりでしょうか?」
「ああ。うさg…。いや、この飲み物を頂こう。」
ドミナントは恥ずかしながらも購入する。その時の目が死んでいたそうだ…。
…………
「やはり、恥ずかしいな…。」
「ああ。さすがにこれは予想していなかった。」
「まぁ、カップル専用って時点で薄々感じていたけどね…。」
二人用ストロー。
「…さすがにこれは無理だ。ジナイーダ。お前が飲め。」
「……。気持ちは嬉しいが…。店員に見られたら終わる気がするぞ。」
「……。というより、もしそうなったらお前が血を吐いて味どころの問題じゃなくなるぞ?」
「ふむ。確かに…。」
テーブルの上に飲み物一個、二人用ストロー一本。それを囲んで二人がいる。
…………
「あっ!司令官がいま……。」
吹雪は見つけた途端に言葉を失う。
「しれぇいた?……。」
雪風は見つけた途端に言葉を失う。
「?どうかしたん……。」
セラフは(ry
「……。これは夢だと言ってください…。」
「ううん…。これは現実だよ…。」
「ですよねー。」
「「あははは。」」
吹雪と雪風は死んだ目で笑う。
「ま、まぁ落ち着いてください。まだ二人で飲んでいませんし、あの顔から察するに、予想外みたいな感じです。まだ様子を見ましょう。」
セラフが二人に言い、正気を取り戻そうとする。
…………
「今なら誰も見ていない。飲め。」
ドミナントが半ば強制的に飲ませようとする。
「わ、わかった。」
ジナイーダはそれに答えて一瞬で飲みきった。
「…もう少し味わいたかったのだがな…。」
「終わったな。それじゃぁ行くぞ。」
「待て。」
立ち上がろうとするドミナントを呼び止める。
「なんだ?」
「いや…今日はいろいろと世話になったからな…。」
「?」
「…ありがと。」
ジナイーダはお礼を言いながら、箱を渡した。
「…情報によるとこれが好きらしいからな。…まぁ、その場で開けるという失礼なことはしないと思うが…。」
「お、おう。もちろん。」
ドミナントは開けようとしていた。
「ふふふ…。まぁいい。帰ろう。」
「…こちらこそありがとな。」
「……。」
ドミナントはジナイーダの頭を撫でる。
……なるほど、艦娘たちが欲しがる理由も、わからなくはない…か…。
ジナイーダはそう考えたが、すぐにやめさせ、鎮守府へ帰った。
…………
「本当に何もありませんでしたね。」
「そうだね。」
安心している吹雪と雪風だが、セラフは何も言わなかった。
……気づいていないと思いますが、ワンランク上へ行ってしまったかもしれませんね。
セラフは思ったが、二人の精神がまた不安定にさせないように黙っていた。そして…。
「それじゃぁ帰りましょう。」
「はい!」
「はい。」
3人は鎮守府に帰ったのだ。
…………
「……。こいつらを……するのか?」
「アハッアハハ。いいサンプルだよ。」
「すごいね。この人間たちを……するなんて。僕驚いちゃった。」
「まぁ、なんと言っても構わないけど。君たちと出会えてよかったよ。」
「勘違いするな。私たちは共通の目的の為に集まっているんだ。私の目的が達成されればお前たちを裏切ることもできるのだぞ?」
「へぇ、僕を殺すの?…やってみろよ。」
「二人のどちらが強いのか興味深いね。でも、まだここで無意味に争っては本末転倒だ。」
暗躍者はいつの時代にも、世界にもいるのである…。
はい。不穏な感じで終わりました。これでドミジナ回は終わりです。次は、ドミ艦回が多くなると思います。
登場人物紹介コーナー
男…映画を見ていたと言っていたが…。
タクシー運転手…気の良い人。砕けた感じでお客に接するので、良い評判がある。
シティガート…どこかの団体を思い出させるが、気のせいである。…多分…。もりそばと月見そばが美味しい。
次回!第63話「五航戦」お楽しみに!