ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
はい、あらすじに入ります。今回は…加賀か。
「わかりました。前回活躍したような気がしますが。」
…まぁ、しようってやつだ。
あらすじ
前回、瑞鶴と言い争いました。私は、ジャックさんの方が提督に適任だと思っています。…別に、好きだからではありません。赤城さんは提督派なので言いませんでしたが、ジャックさん派です。
…………
翌朝
「さて、今日も仕事か…。…ジャックに任せようかな?そうすれば俺何もしなくても良くない?…いや、良くないな。今いる艦娘たちになんて言えばいいのかわからないし…。やっぱり、俺がやらなきゃダメか〜…。」
ドミナントは朝起きて、盛大な独り言をした。
「そうですよ。ダメです。」
「……。」
と思っていたが、一人艦娘がいたようだ。
「…いつからいた?」
ドミナントは見るなり聞く。
「ついさっきこの部屋に入りました。」
「うん。せめてノックはしようか?」
「ノックしました。」
「マジかよ。」
短いやり取りをする。
「まぁ、ノックしたのならいいんだけど…。ところで、君は?」
「古鷹といいます。重巡洋艦のいいところ、たくさん知ってもらうと嬉しいです。」
「古鷹か…はじめまして、僕は、ドミナントだヨ。」
「なんでロボットみたいな話し方なんですか…。それに、初めましてじゃないです…。」
「え…。」
ドミナントは思い出せない。
「あの時です!」
「…?」
「…忘れてしまったんですか…?」
古鷹は思いっきり悲しそうな顔をする。
「…い、いや。覚えているよ、あの時だろ?あの時…。」
「!。思い出してくれたんですね!?そうです!あの時です!」
「あの時だろ?」
「はい!あの時です!」
……いや、どの時だよ!?
「いや〜…。あの時は大変だったねぇ。」
「…?大変…?…まぁ、大変でしたね…。」
……地雷踏んだかと思ったけど、まぁギリギリ回避かな?
「あの時は本当に助かりました。」
「?…あ、ああ。別にどうってことない。」
……俺が助けた?何を?…このままだとボロが出るな。やめておこう…。
「…まぁ、この話は置いといて、何しに来たんだ?」
「本日の秘書艦は私です!くじで決まりました!」
「…くじ?」
……くじで決めるほど俺人望ないん?
ドミナントはそう思い…。
「…イヤイヤなら最初の4人にやらせるけど…。(俺に好意を抱いている人ばかりだし…。)」
「いえ、イヤイヤではありませんよ?」
「そ、そうなのか?」
「そうです!誰もが提督といたがっているんです!」
……あぁ、いい子じゃないか…。心が癒される…。…たとえ嘘でも…。
ドミナントは前世のこともあって、どうしてもネガティブな思考になる。
…………
執務室
「今日の仕事終わり!」
「お疲れ様です。」
古鷹はお茶を出す。
「ありがとう。…それにしても、目安箱にあった『水族館』って何だろう?」
ドミナントは独り言をつぶやく。
「えっ…。」
古鷹が反応する。
「聞いていたのか?…水族館ってどういう意味だと思う?」
「えっと…。おそらく、水族館を作ってもらいたいんだと思います。」
古鷹はおずおずと言う。
「水族館かぁ…。これまたぶっ飛んだお願いだなぁ〜…。」
「え…。そ、そんなに飛んでいますか…?」
「ああ。…セラフに任せれば良いと思うが、あいつにも自分の時間というものがある。それをむやみに潰しちゃいけないし。…なによりも、数億とお金がかかる…。俺の貯金や、運営費を出しても到底無理なお願いだ。」
ドミナントは困ったように笑う。
「そう…ですか…。」
「?どうかしたのか?」
「いえ、なんでもありません…。」
「?…まぁ、それは大規模な水族館であって、小さな水槽などを使ったものならばなんとかできるかもしれないがな。…ただ、この紙を出した艦娘は大きなものを期待していると思うし…。」
「いえ、そんなこと無いと思います!」
古鷹が目をキラキラさせて言う。(片方がバチバチしているので、なんて言えば良いかわからないが…。)
「そ、そうか?」
「はい!」
「わかった。だが、すぐには無理だ。セラフやジャックの予定を聞かなくてはならないし、何よりも肝心の魚や水槽がないからな。」
「わかりました!」
「楽しみにしておけ。」
「はい!」
古鷹はドミナントがカマをかけたのを知らずに返事をした。
「やはり、古鷹か…。」
「?何か言いました?」
「いや、なんでもない。」
こうして、作業が開始されたのだ。
…………
午後
「さて、じゃぁ乙樽にならないように気をつけてやろう。」
「乙樽?…はーい。」
古鷹とドミナントは作業を開始する。
「古鷹はどんな水族館がいいんだ?」
「そうですね…。鑑賞魚が良いです。」
「……。水族館じゃなくない?」
「…そうですね。」
ドミナントの基本的なツッコミに返事をするしかない古鷹…。
「…別に生き物飼ってもいいんだよ。世話さえすればね。そう、世話さえ…。」
ちなみに、ドミナントは神様が放っておいているAMIDAの世話をたまにしている。
「…提督も大変なんですね…。」
どう反応していいかわからない古鷹。
「まぁ、古鷹は観賞魚が好きって有名だもんな。」
「えっ?提督、その情報は一体どこから…?」
「あ…。…風の噂だよ。」
ドミナントは口を滑らせてしまい、うやむやにしようとする。
「いや、教えてください。」
「アイムシンカートゥートゥートゥートゥトゥ♪」
「いや、歌わないでください。」
「あんなものが!?」
「話を露骨にそらさないでください…。」
「……。言えないな。大本営の禁則事項だ。」
「いや、そんなわけないですよね。言ってください。」
「禁則事項です。」
「む〜…。」
……うん、怒った古鷹も可愛いな。…て、俺は何をしているんだ?さっさと問題解決しろよ。
ドミナントは心の中で自分に叱る。
「さて、話が長くなった。じゃぁ、始めようか。」
「…わかりました。」
納得いかなさそうに古鷹も手伝う。
…………
夕方
「ふぅ、なんとか出来たな。」
「はい!」
「…でも、1日潰れちゃったな。それに、魚もいないし…。」
「そうですね…。」
ドミナントたちは水槽を作った。置物も水草も、木もドミナントたちが作ったり、拾ってきたものだ。だが、肝心の魚はまだ入れていない。
「でも、提督と二人で何かするのは初めてで、楽しかったです。」
古鷹が笑顔でドミナントに言う。
「……。そうか。俺も古鷹と水槽を作って楽しかったぞ。」
ドミナントは古鷹の頭を撫でる。
「えへへへ…。…でも、提督っていつも撫でるだけですよね。抱きしめたりはしないんですか?」
撫でられて嬉しそうだが、ふとした疑問をドミナントに言う。
「そうだな…。それをすると流石に犯罪じゃないか?憲兵に連行は嫌だぞ。」
「いえ、双方合意の上では大丈夫だと思いますよ?」
「なるほど。視野に入れておこう。」
そして、ドミナントは撫でるのをやめて…。
「……。あれ?」
「古鷹の部屋はどこだ?」
ドミナントは水槽を持ち上げていた。
「……。ここは抱きしめるところでは?」
「そうなのか?…俺はそこまで気がきかないのでな。」
「もう…。こっちです。」
ドミナントは、古鷹に不満そうに案内された。もちろん、本当に気が利かないわけではなく、ただ艦娘とそういう関係にはなりたくなかったからだ。
…………
「神様の部屋には入ったが…、艦娘寮の部屋に入るのは初めてだな…。」
ドミナントは部屋の構造を見たりした。
……ふむ。ぬいぐるみに、勉強机はきちんと整ってある。女の子らしい部屋だな。…AMIDAはどこの部屋にもいるのか?てか、AMIDAの上に妖精さんもいるし…。
ドミナントはそんな感想を抱く。しかし、古鷹を見たらそんなことがどうでもよく思えた。
「どういうことですか?神様の部屋に入ったって…。そして何をしたんですか…?」
古鷹は普段のドミナントと神様からあんなことの想像をしていた。
……怖い。笑顔で問い詰めてくる…。片目がものすごいバチバチしているんだけど…。
ドミナントがそう思っていると…。
(プランD謂わゆるピンチです。可能性はあるです)
キシキシ!
妖精さんとAMIDAが来た。
……いや、可能性はあるのはわかるけど…。“何もしなかった。”では納得しないよ?
(はい、そのための妖精です。)
ギーーーーーー!
……さっきから何?フラジールのマネ?AMIDA絶対にANSのセリフだよね?言葉が伝わらなくてもわかるよ?
「提督、答えてください。」
……ぎゃー!迫ってきた!怖い。
(これをするです!)
キシキシ!
……なんでジェスチャー!?言葉で伝えてくれない!?ボケてる暇ないから!
(耳元で囁くのです!)
キシーー!
……な、何を?
(大好きって。)
キシキシ〜〜。
……いや、言わねぇよ?もう頼りにならないから自分でなんとかする。
ドミナントと妖精のコントが終わり、ドミナントは古鷹を見る。
「…言う気になったんですね?どうぞ、言ってください。」
「わかった。だが、信じてほしい。本当に何もなかったんだ。」
「……。はぁ、わかりました。」
……わかってくれた!さすが大天使!
「とでも、言うと思っていたの?アハ、アハハ!この程度想定の範囲内だよぉ!!」
古鷹は泣きながらそばにあった加古のビール瓶を手に取り、ドミナントめがけて振り回す。
「ギャァァァァ!!待て!落ち着け!」
「アハ!アハハ!アハァハ!!」
……まずい、完全にぶっ壊れた…。
はい、長いので一旦切ります。どうやら古鷹はやましいことを想像してしまったみたいですね…。
登場人物紹介コーナー
古鷹…服装はアレだが、素直で礼儀正しい、優等生タイプ。暴走すると手がつけられなくなる。
次回!第65話「お前には失望した。もう期待はしない」お楽しみに!