ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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はい。きました67話。最終回まであと33話。最近、AC要素が薄まっている気がします…。
では、あらすじに入ります。今回は…川内さん。
「夜戦だね!任せて!…て、あらすじ!?」
…何かすまんね。

あらすじ
前回、長門がお化けを見たって言って大騒ぎした。でも、その正体は自分のコンプレックスからきた山風の仕業だったんだ。もちろん、大騒ぎの原因の教官は提督たちに袋叩きにあって、解決したと思ったんだけど…。…あれは何だったんだろうなぁ…。もう、当分夜歩けないや…。


67話 アイドルの道

…………

執務室

 

「昨日は散々だった…。」

 

「そうかな〜?那珂ちゃんは〜、ぐっすり眠ってたからわかんないや〜。アイドルは、しっかり睡眠をとらないと!」

 

「そっかー。」

 

ドミナントは本日の秘書艦である那珂ちゃんと話す。

 

……アイドル…か…。俺は今までの人生の中、アイドルに興味がなかったんだよな…。

 

ドミナントは仕事をしながらそんなことを思い、那珂ちゃんをみる。

 

「提督ー、何考えているの〜?」

 

ボヤーっと眺めているドミナントに聞く。

 

「…ん?ああ、いや、アイドルってなんなんだろうなぁ〜ってさ。」

 

「そりゃぁ、人気のある芸能界タレントのことだよ!」

 

「いや、そうなんだけどさ。それだけじゃないような気がするんだよね。…なんか…こう…。」

 

ドミナントは曖昧に言う。

 

「ん〜…まぁ、提督の言うこともわかるんだけど〜、言葉にするのが難しいかな。」

 

「やっぱり?」

 

「そんなに知りたいなら〜…、今日の私を見ていて☆!」

 

「わかった。だが、仕事が終わった後でな。」

 

「……。」

 

自しょ…ゴホンッ、艦隊のアイドルは自信たっぷりで言ったのに、仕事を優先させられて複雑な顔をした。

 

…………

数時間後

 

「仕事終わった。じゃぁ、始めようか。」

 

「終わった?それじゃぁ、アイドルの一日を始めるよ〜。」

 

そして、ドミナントと那珂ちゃんはどこか歩いて行く。

 

…………

 

「ヒトヒトマルマルだよ〜。提督!那珂ちゃんお腹すいた。今日のお昼は〜、那珂ちゃんカレー食べたい!」

 

「アイドルの一日って一体…。」

 

ドミナントは歩いて数分で言い出す那珂ちゃんに困惑する。

 

「だが、昼食用の食堂は12時からしかやっていないぞ。」

 

「えぇ〜、提督権限でなんとかできないの〜?」

 

「いや、それだとブラックになるだろ…。上司にこき使われる気分は知っているからな。そんな不快な気分にさせたくない。」

 

「提督は優しいんだから〜。」

 

そんなことを話しながら歩く。

 

「じゃぁ、それまで那珂ちゃんライブするよー!」

 

「ほう…。」

 

那珂ちゃんがそう言った途端に、どこから現れたかわからない妖精さんがステージの準備をする。

 

……妖精さん…、俺の時は全然助けないのに、艦娘には優しいんだな…。

 

ドミナントは一人そう思った。そして、那珂ちゃんがステージに上がり、マイクを持つ。

 

『それじゃぁ、一番![恋の2-4-11]!』

 

こうしてライブが始まった。ドミナントは妖精さんが用意した沢山のベンチの一つ座る…。艦娘も集まってきた。

 

…………

 

『ありがとーー!』

 

那珂ちゃんはライブが終わり、みんなにお礼を言う。

 

「…まぁ、俺や数人しかいないのだがな…。」

 

ドミナントはお茶を飲みながら呟いた。

 

『でも、提督がもっとやって欲しそうだから、新曲歌いまーす!』

 

……俺、そんな顔してた?もっとよくみようか?

 

ドミナントはツッコミそうになったが、そこで言うほど無粋ではない。

 

『じゃぁ、那珂ちゃん頑張って歌いまーす!二番![mechanized memories]!』

 

曲が流れる…。それに伴って、新曲と聞いて艦娘たちが集まる。

 

「ブホォッ!ゴホッゴホッ。」

 

ドミナントは勢いよくお茶を吹き出した。

 

「ゲホッ…ちょ、ま…!」

 

そして、音楽が流れた。内容は…自身の解体のことだった…。

 

……どうやったらそんな歌詞を想像するんだ…?

 

ドミナントは心の中で思う。歌が終わったとき、全員がお通夜状態だった…。愉快な仲間たちも含めて…。

 

…………

 

「提督、どうだった?」

 

ライブが終わり、ドミナントと行動を共にする那珂ちゃん。さっきの歌を歌ったとは到底思えない明るさだ…。

 

「いや…その…、うちでは絶対に解体しないから安心してくれ…。」

 

「そんなのわかってるよっ☆。提督は優しいからね!」

 

「そ、そうか。」

 

ドミナントは那珂ちゃんの心がそこまで荒んでないことに安堵する。

 

「そうだ、あの曲って作ったのかい?」

 

ドミナントはmechanized memoriesのことを聞く。

 

「ううん。そのCDが落ちてたの。」

 

……落ちてた?なんでそんなものがあるんだ?

 

ドミナントは思うが、一つの結論が出た。

 

……神様か…。

 

ドミナントは神様のところへ行こうと思ったが、アイドルのことを学ぶため、放っておいた。

 

…………

 

「そろそろ12時だな…。食堂へ行くか?」

 

「行く行く〜。」

 

そして、食堂へ行った。

 

…………

[伊良湖食堂]

 

……セラフや艦娘の要望で、夜は酒保をしている場所だがな。

 

ドミナントは席につきながら思った。この建物の裏には、甘味処[間宮]もある。所謂、食事エリアですね。

 

……まぁ、間宮さんや、伊良湖がいるから、食事には困らないが…。たまに二人を休ませるため、誰かが料理を作ることがある。その時、運が悪ければジナイーダや比叡、磯風となったするが…。はっきり言って、ひどい。比叡カレーとジナシチューが半端ない…。普通の食材を使ってなんであんな料理ができるのか私は知りたい…。

 

ドミナントが失礼なことを考えていると…。

 

「那珂ちゃん決まったよ〜。提督は?」

 

「…ん?あぁ…。俺は…カツサンドであります。」

 

そう言って、注文を取る。

 

……そう思ってみれば…那珂ちゃんは料理できるのかな…?アイドルと言っても、料理ぐらいはできるだろう。夜試してみるか…。

 

そんなことを考えているうちに、料理が出る。

 

「アイドルは〜、カロリー制限も考えないと☆!」

 

「……。」

 

……それを注文して言うか…?

 

ドミナントが見たのは、芋やさつま芋が山盛りに乗っているカレーだった。

 

……炭水化物の量…。

 

「美味し〜!」

 

「…そうだな。」

 

ドミナントは考えたが、肯定しかできなかった…。

 

……アイドルって、こんなものを食べているのか…。知らなかった…。てっきり、カロリーメイトを食べているのかと…。

 

もちろん、そんなわけがない。こうやって、ドミナントは間違った知識を獲得するのだ…。

 

…………

 

「ふぁ〜…、那珂ちゃんお腹いっぱいで眠くなっちゃった…。提督、スケジュール調整お願いね☆。おやすみ〜…。」

 

「あ、あぁ…、おやすみ…。」

 

……ふむふむ。アイドルってのは、食べた後すぐ寝るのか…。新しい…惹かれるな…。てか、仕事終わって、スケジュールって何があるんだよ。

 

ドミナントは言おうと思ったが、側で気持ち良さそうに寝ている那珂ちゃんを見て、言うのをやめた。

 

……艦娘って可愛いな。小動物みたいで…。…あんな関係にはならないって言ったけど、もったいないんじゃないか…?…いや、何思ってんだ俺?そんなことをしたら犯罪者じゃないか?パワハラ…性的暴行…憲兵に連行…裁判…死刑…。この連想…いやだな…。

 

ドミナントは勝手に連想して、艦娘の夢を潰す。ある意味、“第4佐世保鎮守府の提督”である。

 

…………

 

「…ん…?那珂ちゃん誘拐されちゃった!」

 

「いや、ここ執務室だから…。食堂で寝させると他の艦娘に迷惑だから執務室のソファーで寝かせたんだ。」

 

那珂ちゃんがトンチンカンなことを言い、提督椅子に暇そうに座っているドミナントが苦笑いする。

 

「今は3時ちょいだな。仕事は終わっているから自由にしていいぞ。」

 

「やったー!あがのんのところへ行っくよー!」

 

「いってらっしゃい。」

 

そして、那珂ちゃんは執務室から出て行き、ドミナントだけが取り残される。

 

「……結局、アイドルってなんなんだろうな…。」

 

そして振り出しに戻る。すると…。

 

「提督!」

 

「うおっ。なんだ?」

 

突然那珂ちゃんが戻ってきて驚くドミナント。

 

「あがのんいないよ〜?」

 

「…まだ着任していないのか?あんなにたくさんいるのに…。それとも、遠征や警備か?」

 

任務についてはセラフとジャック・oに任せているため知らない。

 

「わかんないけど〜、暇だから戻ってきちゃった☆。」

 

「そ、そうか…。」

 

そしてドミナントと那珂ちゃんは何もない執務室の中しりとりやアイドルについて質問した。

 

…………

 

「ヒトナナマルマル。夕焼けターイム!夕焼け那珂ちゃん♪キャハッ☆那珂ちゃん今日も最かわ☆」

 

「そうだな。」

 

ドミナントは暇すぎたので、ジャックとオセロをしながら言う。もちろん、何も聞いておらず見てもない。

 

「どうだ?」

 

「むむむ…。…これ、負け確定してない?」

 

「いや、私がミスをすれば逆転の可能性はあるぞ?」

 

「アホか。するわけないだろ?」

 

ジャックが意地の悪い笑いをし、ドミナントが苦笑いをする。

 

「提督!見てる〜?」

 

「ん?あぁ、見てたよ。」

 

「絶対に見てなかったでしょ!?」

 

那珂ちゃんは決めポーズまでしたのに見てもいない提督に頬を膨らませる。

 

「すまんな。」

 

「提督ー、夜ご飯は〜?」

 

「もうご飯の心配か?…まだ早いからな…。自分で作ったらどうだ?」

 

「えっ!?那珂ちゃんが作るの?なんで?…どうやって?」

 

「……。」

 

……なるほどな、アイドルってのはご飯も作ったことがないのか。しかも、俺に作れと要求してくる…。プロデューサーってのは疲れる仕事だな。

 

そして、ドミナントは料理を作る。

 

…………

 

「できたぞ。」

 

「やったー!提督手作りの料理、那珂ちゃん大好き!いっただっきまーす☆!……美味し〜!」

 

「そうか。」

 

……まぁ、レトルトだがな。

 

ドミナントは手作りと勘違いして美味しそうに食べる那珂ちゃんを見て、内心ほくそ笑んだ。

 

…………

 

「那珂ちゃんお腹いっぱい〜。」

 

「そうか。今日の仕事は終わりだ。お疲れ様。」

 

「そっか〜…。今日の秘書艦はこれで終わりか〜…。」

 

「どうした?名残惜しそうだな。仕事が終わったというのに…。」

 

「そりゃ、そうだよ。秘書艦の仕事は中々回ってこないんだもん!今日も、くじで決まったし…。」

 

「そうか。」

 

ドミナントは自分の好感度の位置をなんとなく把握する。

 

「まぁ、次来るようにがんば…」

 

「でも、アイドルはへこたれない!」

 

「そうか。」

 

ドミナントは思った。“うん。こいつはある意味大丈夫そうだな。”と。




はい。終わりました。今回は普通?の日常回ですね。大した事件もありません。てか、普段のドミナントの1日です。ちなみに、那珂ちゃんを撫でようとしたが、“那珂ちゃんはー、みんなのものなんだからー、そんなに触っちゃダメなんだよー?”と言ってきたので撫でませんでした。そのあと、少し残念がったのはいうまでもない。
登場人物紹介コーナー
那珂…艦隊のアイドル、那珂ちゃんだよー!…と、まぁ、アイドルをアピールしてくる。他の鎮守府では、ウザがられたり、大量生産されたりするため、解体をしたりしている…。それをニュースで見てしまったため、心のどこかに闇を抱えている。
次回!第68話「AMIDAの一日」お楽しみに!
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