ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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はい。ついにやってきました69話。この世界は、大本営が各鎮守府に資材を毎日少しずつ配ります。しかし、第4佐世保みたいに多すぎると資材をくれません。ちなみに、大本営は国から出る税金の一部で資材に換算しています。鎮守府で作られるものは、大抵資材で作られています。各鎮守府で、ドロップ、もしくは建造して出てきた艦娘はもう出ません。(沈んだ場合は出てきます。)つまり、一つの鎮守府で一人ずつです。前回、盗聴器の流れは、ジナイーダが調べる→発信器も兼ねていることがわかる→セラフのもとへ→問い詰める→神様から依頼→神様のところへ行った。追伸、筆者が風邪なので遅れました…。
「あんた大丈夫?」
あぁ…。その声は俺の秘書艦である麗しき瑞鶴…、今日も綺麗だ…。
「…キモ…。」
…聞こえてたぞ…。ところで、瑞鶴はレギュラーなのかい?
「暇だしね…。最近ログインしてないし…。」
メタい発言やめようね?確かに最近ログインしてないけどさ…。で、今日のゲストは?
「この子。」
「艦隊のアイドル!那っ珂ちゃんだよー☆!」
おー!じしょ…ゴホンゴホンッ!…。艦隊のアイドルですかー。
「なんか気になる言い方だけどー…。始めちゃうよー!」

あらすじっ☆
前回!涙目で自分の部屋に入った神様!しばらくして提督が中に入ったの!那珂ちゃんの部屋に提督が入ったら〜、スキャンダルになっちゃうからやめてねっ☆。アイドルって、世間からじゃそういうふうに見られちゃうから!キャハッ☆。

ほぼあらすじじゃねー!!


69話 AMIDA会議

…………

 

……さて、今回も自分AMIDAの1日の一部だ。会議があるから各部屋の代表が集合しているな。

 

神様の部屋を抜け出してきたAMIDAは、天井裏に集まる。他にも、教室や、演習場…台所など様々な場所にいるAMIDAの代表が集まっている。

 

「キシ。」

 

……まず、変わったことはあるか?

 

リーダーのAMIDAは言う。

 

「キシキシ。」

 

……キッチンでは、また今日も集まって料理をやっていた。

 

「キシ〜。」

 

……おー。

 

「キシ?」

 

……で、あの3人は上達したの?

 

〔筆者が面倒になったので、AMIDA言葉は省きます。〕

 

……いや、まだ…。匂いだけでひっくり返そうになる…。

 

……大変だな…。そっちの管轄は。

 

……セラフは何か対抗策をとっているのか?

 

……なんて言っているのかわからないけど、丁寧に解説しているのは確かだよ。…前は頭抱えてたし…。

 

……そりゃ大変だな…。そっちはどうだ?

 

……教室は珍しく授業?をしていたよ…。相変わらず凄い殺気…。ピリピリする。

 

……ジナイーダ?とかいう人はすごいね…。

 

……ジナイーダは戦闘の天才とも言われていたらしいからな…。料理は下手だけど…。…そっちはどうだ?

 

……演習場はピカーってなって、ドカーンでバババだよ。

 

……よくわかんないな…。もっと詳しくできないか?

 

……???(age quod agis?)

 

……あぁ?なんだって?

 

……???(to fui, ego eris.)

 

……相っ変わらずほんと訳わかんねーな…。

 

……。次、妖精さんの動きは?

 

……はい。そのための私です。妖精さんの目立った動きは特にありません。しかし、何かを作っていることは確かです。共にいる妖精さんは、たまに口を滑らせます。いい傾向です。まぁ、何か重要なことを聞いたら、言いますよ。

 

……わかった。しかし…今日も来ていないな…。あのAMIDAは…。

 

……あのAMIDA?我々の他にも代表が…?

 

……いや、代表ではないが、一応毎回呼んでいるんだがな…。ここよりもあっちの方がいいらしい。

 

……あっち?

 

……たまに見ないか?ある艦娘の頭にずっとひっついている同士を。

 

……あぁ…。あの同士か…。

 

代表たちは、如月の頭の上にいるAMIDAを想像する…。

 

……まぁ、確かに、あの娘には何か…、我々を引きつける特別な何かがあるような気がするからな…。

 

……世の中には不思議がつきものなのだな…。

 

そんなことをしみじみ思う…。

 

……で、倉庫はどうだ?

 

……何か作っている少女がいたよ。…まぁ、ガチタンじゃないといいけど…。

 

……ガチタンで倒れたレイヴン…もしくは、同士は数知れず…。

 

……提督が最近、不自然な資材消失についてコソコソ嗅ぎ回っていたが…、それか?

 

……おそらく…。

 

……まぁ、我々は知らせることができないからな…。

 

……畑の方はどうだ?

 

…………。

 

……誰もいないのか?畑の管轄は?

 

……はい…。我々とは似つかない生体兵器がいますので…。

 

……近寄りがたいというか…。

 

……???

 

……もう話すな。お前が言うとややこしくなるから。

 

天井裏がざわつく。

 

ガタッ

 

「誰かいるっぽい?」

 

「キシ。」

 

……やべ。見つかった。撤退する。

 

カサカサカサカサ…

 

夕立が覗き、AMIDAはそれぞれ散らばって逃げていった。

 

「……。気持ち悪いっぽい〜…。」

 

夕立は見たくないものを見た気分になった。それが普通の反応である。

 

…………

 

「キシ。」

 

……この鎮守府にいるのは良いが…、提督と仲間たち以外に見つかったら何をされるか…。ただでさえ、神様がどれほど危険なのか知っているんだ…。提督の食事に惚れ薬を入れたり…、盗聴器を仕掛けたり…。

 

一応言っておくが、それは神様だけであり、艦娘は違う。

 

「キシ!」

 

……まぁ、見つかったら逃げればいい。それに、畑が気になる。

 

AMIDAはそう言って見に行った。

 

…………

鎮守府裏 畑

 

「……キシ…。」

 

……これは…、野菜やら果物やらが立派に育っている…。でも…、増えてない?生体兵器…。

 

そう、前まで生体兵器はB1037f M-typeと、その子供しかいなかったはずなのだが、違う種類も増えていた。

 

「キシ?」

 

……外来種かな?シロアリみたいなのがいる…。

 

シロアリ=ウォリアーバグである。

 

「……。」

 

……まぁ、とにかく先輩として話を聞こう…。

 

AMIDAは近づく。

 

「キシ!」

 

……君は新入りだな?何をしているんだ?

 

(……。足音が気持ち悪いなぁ…)

 

AMIDAは話しながら思う。

 

「キチャ…。」

 

……養分を足しているだけだけど…。

 

「キシ?」

 

……本当か?

 

「キチャ。」

 

……あそこにいる緑色の生体兵器に聞いた。ここに住みたいのならそれなりに役に立てって。

 

「キシ…。」

 

……そうか…。

 

(先を越された…。)

 

AMIDAはそう言い残して何処かへ行った。後日ドミナントがそれを見て騒いだのは言うまでもない。

 

…………

深夜

 

「キシ。」

 

……深夜…、それは自分たちが活発になる時間…。つまり夜行性…。誰もいないからコソコソする必要もない。

 

AMIDAは廊下を歩く。すると…。

 

『そうきたか…。あーあ、守銭奴の魔法使いも変わったなぁ…。』

 

『提督は相変わらず独り言が多いね。』

 

『ボ、ボクは好きだけど…。』

 

『皐月ちゃんが司令官に愛の告白かしら?うふふ。』

 

『そ、そんなんじゃ…。』

 

『テレビの音が聞こえないぞ。』

 

『いっけー。』

 

娯楽室から声が聞こえる。

 

「キシ?」

 

……その声提督だよね?何してんの?

 

AMIDAは覗く。するとそこにはナイトキャップをかぶって、テレビを見る6人がいた。

 

「ふむ…。そろそろ一時だ。眠らなくて平気なのか?」

 

「およ?もし寝ちゃったら提督が運んでくれるんじゃないの?」

 

「俺は運ばんぞ。前みたいな“騙して悪いが”には引っかからん。あのときは酷い目にあったからな…。」

 

「へぇ〜…、司令官は誰かを運んだことがあるんだ〜…。」

 

「……。皐月、俺は騙された身であるし、それによる二次災害も巻き込まれたから一応言っておく。俺は何もしていない。…三次災害は流石にごめんだ。」

 

「司令官がそこまで重い感じでいうのは珍しいな…。何かあったか?」

 

「色々…な…。」

 

ドミナントは、神様に騙されて窓から放り投げられたことと、古鷹に命を狙われたことと、それによるジナイーダに殴られたことを思い出す…。

 

「皐月ちゃん、あの表情でわかるでしょ?司令官は本当に何もしてないわぁ。」

 

「それは…、わかるけど…。」

 

「あたしは、司令官のことを信じるよ!」

 

疑心暗鬼の中、文月は微塵も疑わずにドミナントに言う。

 

「おぉ…俺の天使はここにいた…。」

 

「司令官…、いい年した大人が今のを言うと流石にキモいぞ…。」

 

「…ごめんなさい…。」

 

ドミナントは引いた感じの長月に謝った。

 

「キシ…。」

 

……。どうやら、夜行性なのはAMIDAだけでなく提督もか…。

 

AMIDAは今のを見て、ドミナントが夜間に本当の自分の姿を晒すのを知った。

 

…………

堤防

 

「キシ。」

 

……満月のせいで輝きが薄くなってよく見えないけど、それでいい。

 

AMIDAは雲ひとつない、星の煌く夜空を見上げる。波の音が耳に心地よい。

 

……いい夜だな。

 

「いい夜ね。」

 

……!?

 

AMIDAは気がつかなかった。一人ベンチに座って、夜空を見上げる艦娘がいることに。

 

「…キシ。」

 

「ん?何かしら。…あなたも座る?」

 

そう言って、AMIDAを持ち上げ、座らせる。

 

「キシ。」

 

……しかし珍しいな…。まさか加賀が一人で…、しかもこの時間に…。

 

AMIDAが逃げるのはイタズラされそうな艦娘、もしくは神様だけで、それ以外は大人しく、逃げたりしない。(秘密裏に集まっているときは誰だろうが逃げる。)

 

「……。あなたはなぜここに?」

 

「キシ。」

 

……いつもの日課。

 

「…まぁ、言葉が分かりませんが…。私は、ただなんとなくね。」

 

「キシ。」

 

……そうなんだ。

 

「…あなたたちはどう思うのかしらね。提督とジャックさん…、どちらが提督にふさわしいか…。」

 

「……。」

 

……反乱でも企てているのかな…?

 

「前は成り行きとはいえ、提督に酷いことを言ってしまいました…。…謝るべきよね…。」

 

「キシ。」

 

……いや、提督は絶対に忘れているぞ。

 

「でも、本当にジャックさんが良いと思っているわ。好きだからではありませんが。」

 

「……。」

 

……おや?好きなのかな?

 

「私はただ、この戦いが早く終われば良いと思っているだけ。赤城さんも同じ思いのはず。…だけど、今の提督は…。」

 

「今の提督は戦いを終わらせようともせず、ただ遊んでいる…。そうか?」

 

「キ!?」

 

「ジャックさん。」

 

驚くのも無理はない。気がつけば隣にジャックがいるのだから…。加賀はなんともない顔をしているが、中は驚いたり、ドキドキで混乱している。

 

「まぁ、確かにドミナントは遊んでいるな。」

 

「スゥ〜…ハァ〜…。…そうですよね?」

 

加賀は深呼吸して落ち着かせてから言う。

 

「…だが、終わったらどうする?」

 

「……。」

 

ジャックの一言で言葉が詰まる。考えていないのだろう。

 

「終わったら、お前たちはどうなる?」

 

「…わかりません…。」

 

「…そうか。…少し昔話をしよう。」

 

「…キシ。」

 

……まずいな…。ここにいると巻き込まれる。帰ろう。

 

AMIDAは鎮守府の中に帰っていった。

 

…………

神様の部屋

 

「スー…スー…。」

 

ドミナントに添い寝されて気持ちよさそうに眠る神様。

 

「キシ…。」

 

……ただいま…。

 

そして、AMIDAは籠の中に入り、眠るのであった。




はい。長くなったので、ジャックと加賀の話は強制終了です。次回は昔話から始まります。随分と遅くなってすみません。
登場人物紹介コーナー
AMIDA1…キッチン担当。頻繁にやる、“セラフの、提督の胃袋を掴め!ドキドキ料理教室”で、例の3人の料理を嗅いで、ひっくり返る。
AMIDA2…教室担当。たまに、ジナイーダの授業を見たりしているため、少し頭が良い。殺気に耐えられる能力を持っている。
AMIDA3…演習場担当。言葉が不明。
AMIDA4…AMIDA3の相棒。AMIDA3の言葉を唯一訳せる。しかし、それの約3分の1は適当。
フラジールAMIDA…名前の通り、穴妖精のパートナー。監視も兼ねている。
如月AMIDA…前も説明した気がする…。だが、一応書こう。前は如月が取ろうとしても取れなかったが、最近はすんなりと取れるようになった。
次回!第70話「ジャック・Oと加賀」お楽しみに!
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