ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

79 / 280
はい。やってきたきた78話。…あれ〜?何かが間違っているとは思はないか?
「間違っているのはあんたの頭でしょ?」
ひっ、ひどい。それは流石にひどい。
「えっ…。…まぁ、確かに言いすぎたかもしれないわね。」
そんな時なんて言うの?
「えっと…。ごめんなさい。」
よろしい。
「…えっ?今何が起き…。」
謝罪は受け入れよう。
「???」
じゃ、今回のゲストは?
「なんか腑に落ちないけど…。この子。」
「五月雨と言います!一生懸命頑張り…わぶっ!」
「転んだけど大丈夫?」
パシャ…。ジュー…。
…あっちゃぁぁぁぁぁ!!!
「あっ。筆者さんに出そうとした熱々のお茶が…。」
「ちょ、ちょっとあんた!頭からいったけど大丈夫なの!?」
あぁぁぁ!!!
「うるさいわね…。あんなの気にしないであらすじを言っちゃいなさい。」
「えっ?でも…。」
「大丈夫大丈夫。どうせあらすじが終わる頃には治ってるから。」
んなわけあるかぁぁぁ!!
「ほら、冷たい水で絞ったふきんがあるからこれ使いなさい…。」
ゴシゴシ…

あらすじです。
前回、提督がいなくて暇でした。そのかわり、演習でしたけど…。…提督が料理教室に来るんですか…。ドジなところをたくさん見られてしまいます…。

「私が拭いてあげるのなんて、滅多にないんだから感謝してよね。」
ん。ありがとう。


78話 提督、あれは艦娘なのか?

…………

 

「ほう、そっちでは落花生が有名なんですか…。」

 

「うん!そうだよ!今ちょうど取れる季節だし。送ってあげる!」

 

「いや〜、ありがたい。こちらでは牡蠣やふぐが有名なんですが…。まだ養殖してなくて…。みかんならあるんですけど…。」

 

「みかんがいい!冬になるし、こたつを出してみんなで食べたい!」

 

「そうですか?なら、箱いっぱいに詰まったみかんを送ります。」

 

「やったー!」

 

ドミナントがシレアと話していると…。

 

「君がドミナント少佐だね。」

 

さっきまでシレアと話していた中山大将だ。

 

「はい、なんでしょうか?」

 

「あっ、山中大将どうしたの?」

 

「佐藤中佐…、中山大将です。それより、ドミナント少佐に話があってな。」

 

「?」

 

「…私、席はずそうか?」

 

「お願いします。」

 

中山大将はシレアに言った後、シレアは何処かへ行った。

 

「…ドミナント少佐。」

 

「はっ!なんでしょう?」

 

「うむ。私が着任する前、艦娘たちの面倒を見てくれていたと聞いてな。」

 

「えっ?いえ、それは自分ではないと思います。」

 

「提督でなかったのは知っている。艦娘はその時の提督より、見習いであった君や君の部下の方が印象が残っていた。」

 

……神様、言われているぜ。

 

「私が着任する前は、人権のない艦娘に非人道的扱いをした提督が仕切っていたと聞いて、“提督”への信頼を完全に失っていると考えていた。その信頼は一週間で取り戻せないだろうと考え、覚悟していた。艦娘に疎まれることを。しかし、私が思っていたのとは全く違かった。皆明るく、元気で私を迎えてくれた。艦娘はまた、我々“提督”にチャンスをくれたのだ。そのときは本当に信じられなかったよ。でも、何故かと話を聞くと、君たちを見ての判断とのことだった。あの提督の他にも、君たちみたいな提督がいるのなら、また信じてもいいんじゃないかってね。つまり、私は何が言いたいかと言うと、君たちに感謝している。艦娘を大事にしてくれて…、“提督”の信頼を取り戻してくれて。礼を言う…。」

 

中山大将は頭を下げる。

 

「いえ、そんな…。」

 

……この人いい人だ。艦娘のことを大事に考えてくれているし、たとえ、階級が下な部下にも頭を下げる…。まさに“大将”の器だ。

 

ドミナントは感心している。すると中山大将は紙を渡す。

 

「これは私の連絡先だ。何かあれば、連絡してほしい。力になる。」

 

中山大将は連絡先の紙をドミナントに渡して、その場を去る。

 

「…いい人だな。」

 

ドミナントがポツリと言うと…。

 

「たのもー!ドミナント少佐だな!」

 

「ん?」

 

遠くで声を上げる男を見る。

 

ドドドドド…。

 

「ドミナント少佐!我輩は第3呉鎮守府提督、難波少将である!早速だが、演習相手になってもらいたい!」

 

「ま、待ってくれ。」

 

難波少将が走ってくるなりドミナントに言う。付き添いの長門が追いつく。

 

「断る!…いい人だったな。」

 

ドミナントは話をバッサリ切り、中山大将からもらった紙を見ながら中へ戻ろうとするが…。

 

「いやいや。話に聞く、“化け物の巣窟”が“百戦錬磨の集会”どちらが強いのか確かめたい!」

 

「いや、俺にメリットないし…。帰るわ。さよなら。」

 

「待て!どうなっても知らんぞ。」

 

「…何がだ?」

 

ドミナントは面倒臭そうに振り向く。

 

「言い忘れていたが、我輩は少将。つまり、君よりも階級は上だ。いいのか?出世の道が閉ざされるぞ?」

 

「……。」

 

……こいつ…。権力の話を持ち込んできやがった。

 

ドミナントは心の中で思う。

 

「…無理だ。今付き添いの艦娘が用事でいないからな。」

 

ドミナントは立ち去ろうとするが…。

 

「ならば、帰ってくるまで待たせてもらおう。」

 

「……。」

 

……こいつ正気か?ふざけんなよ?そろそろ怒るよ?

 

ドミナントの怒りゲージが上昇する。すると…。

 

「提督、遅くなってすみません。」

 

赤城が戻ってくる。

 

……あーあ。悪いタイミングで…。

 

ドミナントが思うと…。

 

「…?どうかしたんですか?」

 

「ん?あぁ…、この人が演習をしたいらしくてな。断ろうと思ったんだが…。」

 

「まぁ、こちらに利益ありませんし。」

 

赤城とドミナントが話す。

 

「…提督が断れないのであれば、私が断ります。艦娘である私がするのですから、私が断れば問題解決です。」

 

赤城がそう言って…。

 

「演習のお誘い申し訳ございませんが、お断りさせていただきます。」

 

難波少将に言う。

 

「ほう。貴様がそう言うならばいいのだな?」

 

「…どういう意味でしょうか?」

 

「貴様の提督が一生出世の道を絶たれたとしても。」

 

「!?」

 

赤城は驚きのあまり言葉を失う。

 

……こいつ…。赤城にまで言いやがった…。…まぁ、相手の付き添いの長門が申し訳なさそうにしているからなんとか踏みとどまったが…。

 

ドミナントの怒りゲージにひびが入る。

 

「……ん。」

 

「?」

 

赤城が何かを言う。

 

「許しません。いいでしょう、相手になります。」

 

「そうこなくては。」

 

難波少将は悪い顔をするが、ドミナントは怒りゲージが下がり、恐れていた。

 

……ヤバイ…。赤城めっちゃ怒ってる…。平常に見えるけど、微妙に違う声の重さでわかる…。

 

実際、その通りであった。

 

……この人…、権力を使いますね…。そんな輩は一度痛い目に合わないと懲りないでしょう…。完膚なきまでに叩きのめします。

 

赤城は心の中で思っていた。

 

…………

演習場

 

『では、これから演習を始める。両者とも、準備は良いか?』

 

「ああ。」

 

「我輩たちも同じだ。」

 

『では、演習を開始する。初め!』

 

放送の終わりと同時に赤城が偵察機を発艦する。

 

「…見つけました。」

 

「……。」

 

……早い…。いくらなんでも早すぎる…。鍛えすぎだ、主任…。

 

赤城は遠くの主任を見つけるための訓練もしている。その時の主任は素早い動きで全く見つからない。しかし、相手は長門。あっという間に見つかる。

 

「第一次攻撃隊、発艦してください!」

 

赤城は飛ばす飛ばす…。

 

ドォォォォン…!ドォォォン…!

 

『長門、赤城の攻撃が命中!小破した。』

 

遠くで音がし、放送が入る。長門が全く見えない。

 

「えげつねぇ…。飛距離ってもんがあるだろ…。」

 

「私の艦載機、本日は大本営とのことだったので、提督を守るためセラフさんの作った艦載機も混じっています。」

 

「なるほど…。」

 

ドミナントは長門を哀れに思う。

 

「第二次攻撃隊、全機発艦!」

 

またもや飛ばす…。すると、やっと長門が見える位置まで来る。

 

ドォォォン!ドォォォォン!

 

『長門、赤城の攻撃が命中!中破した!長門、危険温度が続いている!』

 

無慈悲に放送が入る。

 

「長門型の装甲は、伊達ではないよ。提督、あれは艦娘なのだろうか?飛距離が長すぎるような…。…待ちに待った艦隊決戦か。胸が熱いな。」

 

ドオォォォン!

 

長門の攻撃の弾がまっすぐ赤城に向かう。

 

「!?」

 

ドオォォォン!!

 

当たる。

 

……あれは当たったな…。ここまでか。

 

ドミナントは思ったが…。

 

「!?」

 

まず反応したのが長門だった。

 

「?。!…あれはジナイーダの戦術だな。」

 

ドミナントが呟く。

 

「まさか…、艦載機を盾にするとは思いもしなかった…。」

 

長門が呟く。

 

「ジナイーダさんから教えてもらった戦術です。」

 

そして、赤城は発艦する。

 

ドオオオオン!!

 

『長門、赤城の攻撃が命中!大破!よって勝者、赤城!』

 

放送が入る。

 

「…損傷なし、戦術においても私が上…。提督!完膚なきまでに叩きのめしました!」

 

「お、おう。よくやったな。晩ご飯奢るぞ。」

 

「はいっ!」

 

赤城は喜んでいるが、ドミナントはこう思っていた。

 

……チート使っての勝利だろ!?

 

そして…。

 

「ドミナント少佐。完敗だ。さっきはあんなことを言ってすまなかった。どうしても勝負をしたくてな…。」

 

難波少将は頭を下げる。一方、長門は赤城を見て震えていた。

 

「え?い、いや〜、いいんですよ。誰だってそういう時ありますから。」

 

「そうか…。強い奴は好きだ。いつか少佐の艦隊に勝ってみせる!それまで今以上に鍛えておくんだな!」

 

「お、おう。頑張れよ!」

 

そして、難波少将は走ってどこかへ行った。長門は慌てて追いかける。

 

「…嵐みたいな人でしたね。」

 

「しかも、なんかライバルみたいな感じで終わらせたしな。」

 

……本気出したら長門を見れずに終わってるよ…。

 

ドミナントは心の中で思った。

 

…………

 

「伊13、お前は自分の仕事をすればいい。」

 

「……。…耳鳴りが強い…。あの鎮守府が近ければ…近いほど…。」

 

「…伊13。…仕事の時間がもうすぐだ。鎮守府に戻るぞ。」

 

「……。」

 

甲特殊鎮守府提督と、傷だらけで白髪の伊13はその様子を遠くから眺めていたようだ。




はい。終わりました。あのとき、長門の攻撃が当たったら、中破は確定です。
登場人物紹介コーナー
中山大将…ドミナントたちが去った後の第2横須賀鎮守府の提督。いい人。信頼している相手にしか連絡先を渡さない。
難波少将…自分はドミナントのライバルだと思っている。実ははじめての敗北。好戦的な性格。身体が闘争を求めているのだろうか…?
次回!第79話「晩ご飯」お楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。