ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
筆者「AMSから…光が逆流する……ギャァァァァァァァ!!」
人はそれぞれ独自の趣味思考がある…それを否定してはいけない…。
と、いうことがありました。さて、じゃぁあらすじを……グエッ!?ジナイーダ…何を……。
「もうお前には任せてられない…私があらすじを語る。」
何…だ……と………。筆者は気絶した。
さて、私があらすじを語ろう。
どうやらこの世界は艦隊これくしょん?と言う世界であり、ドミナントは提督?とやらに会いたいようだ。ところが、駆けつけてきた少女が「ダメなのです!」と、言ってきた。憲兵が生意気にも「そ、そうだそうだ。」と言っていた。…忌々しい。まぁいい。そこで、諦めたフリをしたドミナントが私たちを集めて作戦を立てるが……。
あらすじは……以下略。
「そうだな…まずは……。」
ドミナントが言う。そしてそれを真剣に聞く愉快な仲間たち。
……たくさん作戦を立てたのだが、文字の多さでカットする。下はその作戦の一部始終を書く。
…………
第1「裏口からこっそり侵入作戦。」
「可能性…低い…。」
「ハハハ…大丈夫だと思う?」
「いや、大丈夫じゃないな…。」
そう答える愉快な仲間たち。
「まぁ、やるだけやってみよう。」
ドミナントは自身満々に言う。
実行
「うーん…うーん。入らない…。」
……なんとか憲兵に見つからずにたどり着いたは良いが…。AC化して身体が少し大きくなってしまい、通り抜けられない…。
ドアでつっかえている。
失敗
…………
第4「飛んで行けばいいんじゃない?作戦」
「まぁ、確かにそれなら可能だな。」
「可能性…大…。」
「ギャハハ!彼、一種の天才ってやつかもね〜。」
「でしょ?」
実行
「「飛べない…ていうか、どうやってブースター使ってるの?」」
瞬く間に飛んで見せるセラフと主任。AC化によって、ドミナントもそうだがジナイーダも飛び方がわからない…。なぜなら、彼女は強化人間とはいえ操縦者だ…。自身が操っているわけではない。ドミナントは操縦すらわからない…。
……主任…お前…AI説濃厚だったんだが…本当にAIだったとは…。AIじゃないとまず簡単に飛ぶこと出来ないと思うし…。
ドミナントは呑気にそう考える。ところが…。
「おぉ…なんかイメージしたり、いろんなところ動かしたら飛べた……。」
ジナイーダがブースターを使っている。さすが戦闘の天才。しかし、ドミナントが飛べないためアウト。
失敗
…………
第15「賄賂を渡す…。」
「なるほど…汚いな、ドミナント。」
「ドミナント…最低…。」
「ゴミムシ?」
「あーー!うるさいうるさい!それしかないだろ!嫌だったら案出せ!」
実行
憲兵が通る道に待ち伏せして、心を決めるドミナント。そこで…。
「今気づいたんだが……この世界の金は私たちの世界の通貨で平気なのか?」
「………」
「………」
「………」
誰も気がつかなかった様子。
失敗
…………
第38(ジナイーダ案)「強行突破作戦」
「ダメでしょ。」
「力技…失敗…可能性…大…。」
「ほんとは好きじゃないんだ…マジな勝負ってやつは…」
「何故……何が間違えたというの…!?」
実行せず
…………
第52(セラフ案)「仲良く…みんなで…話し合う…作戦」
「…うん、セラフ…その結果ダメだったんだよ…。」
「…今の状況を言っているのかしら?」
「Zzz………。」
「ガーン…少し…ショック…。」
保留
…………
第82(主任案)「…どうでもいい。」
「主任…少しは考えようか…?疲れているのもわかるけど…。」
「もうどうでもいいんじゃない?」
「主任…考えて…。」
「ハハハ………。」
………
と、まぁ…案がなくなり行き詰まったドミナント御一行。そこで第4作戦をするために、ドミナントを飛ばそうとする。
「あの〜……。どこまで行くんですか?」
目隠しをしたまま歩かされるドミナント。
「もうすぐ着く。まだ歩け。」
ジナイーダが厳しく言う。そして…
「………着いたぞ。目隠しを取れ。」
そしてドミナントは目隠しを取る。
「……あの〜…、なんでここに?しかも下が海だし…戻ろうにも道が君たちによって塞がれてるし…。」
そう、ドミナントがいるのは崖の端。飛べない彼には閉じ込められたも同然である。
「まぁ、こういうことだ。“今から言う制限時間以内に飛ばないと、距離を詰めて落とす。”ということ。」
…なにその筋肉論?
「ちょ、ちょっと待てよ!河童って知ってる?例え、落ちている間にブースターが発動しても、海にドボンする可能性が高いんだよ!?」
「じゃぁ、そうなる前に飛ぶんだな。」
ドミナントは必死に説得しようとするが、ジナイーダはどこ吹く風だ。
「おぉぉい…マジかよ……夢なら覚め……」
「はいスタート!あと5分!」
「うぉぉぉぉ!」
ドミナントは無我夢中でジャンプしながら頑張る。でも実は、ジナイーダはドミナントを落とす気など全くない。何故脅すようなことを言ったのかというと、“脅さないといつまでかかるかわからない。”とのことだ。
「あと4分」
「うぉぉぉぉ!」
そんな時間の中、ジナイーダは考える。
……やはり、ドミナントにはまだ早かったか?…いや、ダメだ。そう言って先延ばしにしてはいけない…。もし、この二人がドミナントを裏切り、攻撃してきたらどうする?私一人でこの二人を倒すことなどできない…。なんとか逃げる術だけでも身につけてもらわないと……。
しかし、ジナイーダは一つ、重大なことに気がつかなかった…。
「うぉぉ…ん?」
「「「?」」」
ドミナントが異変に気付き、愉快な仲間が不思議に思う。そこで、ジナイーダは自分のやらかしたミスに気づく…。
「……!!ドミナント!そこから離れろ!!」
だが遅かった…。
「うわぁぁぁ…」
そう、崖の端だったため、ACの重量に耐えきれなかった。崖が崩れ、ドミナントと共に落ちて行く…。普通ならここでブースターが発動し、助かるのだが、この世界はそこまでファンタジーではない。ただ落ちる…そんな世界である。
一方、ドミナントはと言うと……受け入れていた。
……あぁ…。俺は落ちるのか…。苦労だらけの人生だったなぁ…。AC化で海の中でも生きられるってわけでもなさそうだし…。次に生まれてくるときは…楽な世界だといいな…。
某駆逐艦の轟沈セリフをパクリながら落ちて行く…。
ザッバァァァァァァン!!
あぁ〜!ドミナント…沈むのか…。ん?これ轟沈描写なのかな?まぁいい。前回艦これ要素が出てきたと思っていたが、またドミナント御一行の話し…。次回は艦これ要素がワアァァァ!と、来る予定です。え?ここに書いている人は誰かって?筆者は気絶しているので代わりの作者ですw。
次回!第8話「主任!貴様…何をする気だ!?」お楽しみに!