ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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はい。皆さんの想像の通りです。ついに80話。あと20話。今回は、どんなイレギュラー料理が出てくるのでしょうか…?
「なんとなく想像つくわ。」
ほう?
「どうせカレーしょ?」
おー、半分間違っているが、半分正解だ。
「…これ以上のものがあるの?」
まぁ、あるにはあるな。
「ふぅーん…。」
まぁいいや。今回のゲストは?
「…この人…。」
「航空母艦、赤城です。」
おー、ではあらすじをどうぞ。
「なんか反応が薄い気がしますが…。あらすじを言います。」

あらすじ
前回、提督と離れた後、速やかに任務を実行しました。…提督室からいい匂いがしたのは気のせいでしょうか…?


80話 イレギュラー料理

…………

廊下

 

「どれどれ?」

 

翌日、ドミナントは仕事が終わり、掲示板を見る。

 

『さんま祭りでち』

 

『会員求む。深夜ゲームクラブ』

 

『寒い日に提督と二人でいたいクラブ 会員が多すぎるため二つに分かれました。』

 

『お魚が食べたいにゃー。』

 

『蜂蜜だクマー。』

 

『朝まで呑み会 日付変更◯月△日』

 

『戦いこそが人類の可能性なのかもしれん…。』

 

『提督大好きクラブ 100人突破』

 

『夜戦!夜戦が君を呼んでいる!』

 

『ぽいぽいぽーい』

 

『パンパカパーン』

 

『レディーとして扱ってよね。』

 

『ハラショーハァラショォォォォ!』

 

『久しぶりに普通のカレーが食べたいのです…。』

 

『いくらでも甘えていいのよ!』

 

『提督の私服 高値で買います。売る気のある人はこの掲示板にて。』

 

『非売品ですので、いくら払っても売りません。』

 

『来月、新商品“提督が一度使った枕カバー” “抱き枕” “話す提督型人形" 5000円』

 

『次回のお茶会は○月□日。提督、待ってるネー。』

 

『新商品『間宮特製パフェ』1日5個限定発売。』

 

『いつでも安心。セラフ製“南京錠” “鍵” 詳細は倉庫にて。お待ちしております。』

 

『植物の水は必ず。』

 

『提督の料理美味しかった!』

 

『羨ましい…。』

 

『那珂ちゃんコンサート ○月✖︎日』

 

『キシキシ。』

 

『お菓子!甘味!くれればなんでもするです。妖精一同』

 

『次週教官“ジナイーダ”悪いな。手加減はできない性分だ。』

 

…………

 

「……多すぎだろ…。見つからない…。それに、なんか変なのも混じってる。」

 

ドミナントは紙でびっしりと敷き詰められた掲示板から探す。

 

「…あった。これだ。」

 

『セラフの、提督の胃袋を掴め!ドキドキ料理教室 ○月☆日』

 

「これか。今日だな。」

 

ドミナントは食堂へ向かう。

 

…………

食堂

 

「ここか…。」

 

ドミナントが着いた時には既に始まっていた。

 

「…何か隙間から毒々しい煙が出ているが…。まぁ、大丈夫だろう。」

 

ドミナントがドアを開ける。

 

ブワァッ。

 

「う…。」

 

……これ毒ガスか?痺れるぞ。

 

開けた途端に煙がドミナントを襲う。ドミナントは口元を布で塞ぎながら入る。

 

「あっ、ドミナントさん来たんですか?」

 

マスクをしたセラフがいた。

 

「提督…?」

 

「司令官?」

 

「ドミナントか?」

 

なんと中には全員がマスクをしていた。

 

「状況を説明しろ。何が起こっているんだ?」

 

ドミナントは聞く。するとセラフがドミナントに耳打ちする。

 

「私が目を離した隙に新しいメニューを開発していたらしくて…。気がついたら料理からこの煙が…。」

 

「で、その料理は片付けたのか?」

 

「はい…。この煙は換気扇で換気していたんですが…。」

 

「そうか…。」

 

ドミナントとセラフがコソコソ話している間に煙が消えていく。

 

「…やり直しだな。」

 

「…はい。」

 

…………

 

「えー、今回は特別にドミナントさんが来てくれました。私だけでなくドミナントさんにも頼ってください。」

 

「お、おう。よろしく。」

 

そして、料理教室が再開する。

 

「今回のお題は自分の得意料理です。がんばっていきましょう。」

 

セラフが言い、みんなが動き出す。

 

「……。」

 

ドミナントは数分前、セラフに耳打ちされたことを思い出す。

…………

 

「いいですか、ドミナントさん。ここにいるのは曲者揃いです。特に注意しなくてはいけないのが加賀さんと比叡さん、ジナイーダさんです。他の二人はまだ平気ですが、その3人を重点的に見てやってください。」

…………

 

……俺にどうしろと…。

 

ドミナントは微妙な顔をする。そして、まずジナイーダのところへ行く。

 

「どうだ?」

 

「順調だ。」

 

「…何を作っているんだ?」

 

「見ればわかるだろう?シチューだ。」

 

「……。」

 

鍋にいろいろなものが入っていた。

 

「…まず、トンカツを入れるのは勘弁してくれ。そして、片栗粉はいらない。さらに虫も入れるな。次に……。」

 

「なんだ。文句ばかりだな。」

 

「いや、文句というか…。…料理上手になりたいだろう?」

 

「…まぁな。」

 

「…これはレシピだ。この通りにすれば不味くなることはまずない。」

 

「そうか。いいだろう。作ってみよう。」

 

…………

 

「比叡は…、カレーだよな。」

 

「はい!全力で!やります!」

 

「…ん?よくできているじゃないか。」

 

「ありがとうございます!」

 

「…そのモザイクの食材は入れるなよ。」

 

「?最後に入れなくてもいいんですか?」

 

「ああ。」

 

…………

 

「加賀はどうだ?」

 

「…順調です。」

 

「そうか。…おにぎりか?」

 

「はい。」

 

「…まぁ、その方が無難だな。」

 

「…はい。」

 

…………

 

……なんだ。しっかり言えばみんなできるようになるじゃないか。大袈裟なんだよ。みんな。

 

ドミナントは心の中で思い、セラフを見る。

 

『これを入れて…。』

 

『五月雨さん!それは醤油じゃなくてソースです!』

 

『しっかり火を通さなければ…。』

 

『磯風さん!焦げてます!早く火元から離して!』

 

『次にこれを…。』

 

『五月雨さん!それは塩でなく砂糖です!」

 

『梅、杏子、琵琶、桃を入れてミキサーにかけた飲み物を…。』

 

『磯風さん!それは絶対にやってはいけない食べ合わせです!』

 

ワーワー、ギャーギャー…

 

「…忙しそうだな。」

 

ドミナントは高みの見物をしている。すると…。

 

『後でドミナントさんに試食してもらうんですから、皆さん真剣にやってください!』

 

「!?」

 

……嘘だろ!?俺が食べるのか!?

 

ドミナントは驚愕する。

 

……ヤバイ、俺が生き残るためにも真剣に見てやらなければ…。

 

そして、ドミナントはもう一周した。

 

…………

 

「……。」

 

「はーい。皆さん、よく頑張りました…。それではドミナントさんに試食してもらいましょう…。」

 

セラフは疲れ切った様子だ。

 

「一番比叡です!どうぞ!」

 

「ああ。」

 

……比叡は俺がちゃんと言ったから大丈夫だろう。

 

ジャーーン!

 

「おぉ…。」

 

普通のカレーだった。モザイクのかかってない。

 

「比叡、よくやった!」

 

「ありがとうございます!」

 

そして、安心して、スプーンですくったカレーを口に入れる。すると…。

 

「モグモグ…モグ…モ…。」

 

「どうでした?」

 

ドミナントはさっきの顔から一変して青くなる。

 

「…すまん…。比叡…。」

 

「えっ?どうしたんですか?…どこに行くんですかー?」

 

ドミナントはトイレに直行。

 

…………

10分後

 

「……。」

 

「あっ、お帰りなさい。」

 

よろよろとドミナントが戻ってくる。

 

「どうでした?」

 

比叡が目をキラキラさせて聞いてくる。

 

「う…。…とても刺激的な味だったよ。」

 

「そうですか!」

 

……あんな顔で聞かれたらまずいなんて言えない…。

 

「二番、私だ。」

 

「おぉ…。ジナイーダか…。」

 

……レシピをあげたから大丈夫。…なはず…。

 

ジャーーン!

 

「……。」

 

普通のシチューだ。

 

……次は騙されん。騙して悪いが、俺は引っかからんぞ。

 

ドミナントは覚悟して口に入れる。

 

「……。」

 

「ど、どうだ?」

 

「……。裏切られた…。」

 

「な、何がだ!?」

 

「…普通にうまい。」

 

「…そうか。」

 

ドミナントの審査により合格。

 

「3番、磯風。さんまだ。」

 

……結局さんまになったのか。…黒いサンマっていたっけ?

 

もちろん焦げているのである。

 

「4番、五月雨。」

 

「甘い…。」

 

「五番、加賀。」

 

「中身なんだこれ?」

 

「知らない方がいいわ。」

 

…………

 

「…ゴフッ…。」

 

全てのイレギュラー料理食べたドミナント…。

 

「はい。では本日は終了です。お疲れ様でした。」

 

セラフは元気に言う。

 

「……。」

 

……セラフのやつ…、俺を身代わりにしたな…。

 

ドミナントは見るが、絶対に目を合わせないセラフ。晩ご飯はその5人が作ることをまだ知らない…。

 

…………

晩ご飯を食べ終わった夜

 

ガサガサ…。

 

「これじゃない…。」

 

ゴソゴソ…。

 

「これじゃない…。」

 

「どうしたの?夕張ちゃん。」

 

倉庫で何かを探している夕張に声をかけるセントエルモ。

 

「えっ?えーと…。なんでもないよ。」

 

「?」

 

……これ、どうしよう…。あの時言いそびれちゃったし…。




はい。終わりました80話。あぁ…ネタが切れる…。
「しっかりやんなさい!」
ついに後書きまで侵略しに来たね。
「あと20回しかないんだから!」
あはは…。
登場人物紹介コーナー
シチューレシピ…一般のレシピ。
次回!第81話「偶然の産物」お楽しみに。
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