ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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はい。“またこれか…。”と思う人もいるかもしれませんが、この小説は俺得なので、あしからず…。
「何が“俺得”よ。説明文とかが足りないとすぐに修正するくせに。」
な、何を言っているのか全くワカラナイナー。
「言葉!」
さて、スタッフがよくわからないことを言っているので、そろそろゲストを紹介したいと思います。
「何が“スタッフ”よ!あんたが呼んだんでしょう!?」
…いいから、あと18回で終わるし。それに、今回出番あるから。
「……。わかったわ。難波少将、どうぞ。」
「…何だここは?」
「ゴミよ。こんな汚いところへわざわざお越しいただきありがとうございます。」
…ゴミ…。
「ゴミ…か…。まぁ、確かにゴミだな。」
…ひでぇ…。それよりあらすじをどうぞ。
「貴様、我輩に命令する気か?」
い、いえ、お願いします。難波少将殿。
「いや、許さ…グハッ!?」
!?なぜここに来れた…?
「早く言ってくれ。鎮守府での仕事が溜まっている。」
「な、長門…。何故殴る…?」
「はぁ…、仕事を大半押しつけられる、私の身にもなってみろ。」
「むぅ…。すまん。」
…どうやって来れた…?

あらすじだ。
我輩が鎮守府で艦娘に演習させていたところ、侵入者が来た。我輩たちは捕らえることはできなかったが、手がかりは掴めた。大男だと思ったが、それは…。

これ以上はネタに関わるため禁止です。


82話 今この瞬間から、速さこそが全てだ

…………

 

「そ、そんな…。」

 

スティグロが倉庫を破壊し、海に出る。

 

ゴォォォォ…。

 

そのまま海の上を走り、すごい速さで直進する。

 

「ドミナント、あれは何だ!?」

 

ジナイーダがドミナントに聞く。

 

「俺より、夕張がよく知っている。」

 

ドミナントはショックを受けている夕張を見る。

 

「夕張!どういうことだ!?」

 

「それは…。」

 

夕張の言葉が詰まる。ドミナントの危惧していたことが起きてしまったのだ。

 

「あれのせいで侵入者を取り逃した。責任は取れるのだろうな…。」

 

「…はい…。」

 

ジナイーダに睨まれ、元気なく答える。そこに…。

 

「まぁ待て。夕張の罰は俺が下した。もう責めないでやってくれ。」

 

ドミナントが止める。

 

「だが…。」

 

「それより、今はあれを止めるのが先決だ。侵入者の件は後回し。急いで倉庫に向かうぞ。」

 

ドミナントが言った後、急いで倉庫に向かう。

 

…………

元倉庫

 

「ボロボロだな…。」

 

破壊されて、ガラクタや、鉄板の山になった倉庫に立つ。

 

「……。」

 

夕張が自分の居場所でもある倉庫が破壊されて悲しそうな顔をする。

 

「この中から手がかりを探す。」

 

ドミナントが指示したところに…。

 

「ドミナント提督、発見しました。」

 

「おぉ…。早いな。」

 

セントエルモがリモコンを見つける。

 

「…液晶部にヒビが入って見えない。夕張、直せるか?」

 

「やってみます。」

 

そして…。

 

「できました。」

 

「どれどれ…。!?」

 

ドミナントは何が書かれているのかわかり、驚く。

 

「暴走して、フィリピン海へ向かっている…。」

 

「…?それがどうかしたんですか?」

 

「わからないのか…?あそこはパラオ泊地の管轄だ…。ここは五島だから、なんとかフィリピン海まで時間はあるが…。」

 

「!?」

 

セントエルモも遅れて驚く。

 

「もし、あんなデカブツが来たら、パラオ泊地も黙っていない。艦娘が出撃されるだろう…。そうなれば間違いなく国を巻き込む大問題になるし、大きな被害が出る。」

 

ドミナントが大真面目に言う。

 

「取り消しボタンはあるのk…。!?」

 

言いかけた途端に、リモコンから煙が吹き出し、壊れる。

 

「……。夕張、これはマジでやばいぞ。裁判にかけられるかもしれない…。そうなったらいくら俺でも助けられない…。おそらく、終身刑は確定だ…。」

 

大真面目に、ドミナントが冷や汗を垂らす。

 

「夕張、一応聞くが、あれは艦娘でも壊せるのか?」

 

「は、はい。私たちが壊せなかったら暴走した時手がつけられないので…。」

 

「なるほど…。」

 

……だが、緊急には変わりない…。

 

「…ジナイーダ。セラフに言ってくれ。今この瞬間から、速さこそが全てだ。火力重視の高速艦を集めろと。そしておそらく、高速艦のスピードでもあれに追いつくのは無理だ。セントエルモと夕張はあれのスピードに対応できるような、不自由のないブースターを作れ。一刻も争う緊急事態だ。俺は一応パラオ泊地に連絡する。」

 

「セラフに言えば良いのだな。わかった。」

 

「夕張ちゃん!ショック受けている場合じゃないよ!早く作らなくちゃ!」

 

「…ハッ!?そ、そうだね!早くしないと!」

 

そして、各々が動く。

 

…………

執務室

 

ツー、ツー、ツー…。

 

「まずいな…、出ない…。」

 

ドミナントが何度試しても電話に出る気配がない。そこに…。

 

『ドミナントさん、編成できました!早く元倉庫に行ってください!』

 

放送が入り、執務室を飛び出す。

 

…………

 

「提督おっそーい!」

 

「提督ー!emergency(緊急事態)と聞きましたデース!」

 

「司令!準備できています!」

 

「榛名、頑張ります!」

 

「私の分析によると…。」

 

「遅いわ!」

 

島風と、金剛型4姉妹、瑞鶴がいた。そこに…。

 

「提督!完成しました!」

 

「こっちもだよー!」

 

夕張たちがブースターを完成させる。

 

「では、行くぞ!」

 

…………

 

ゴォォォォォ…。

 

「少しスピードが速いですね…。」

 

「こんなに速くなれるなんて!」

 

「早く行って、destroy(破壊)するネー!」

 

「お姉様、置いてかないでー!」

 

「これくらいがちょうど良いわね。」

 

「提督、後どれくらいで着きますか?」

 

各々が言う中、霧島が聞いてくる。

 

「わからん…。夕張があれの速度が時速500km(本物の半分)の速度だって言っていたからな。」

 

ドミナントは計算が面倒なので、とりあえず答えた。しばらくして…。

 

ゴォォォォォ…。

 

「提督さん!発見したわ!」

 

瑞鶴が声を上げる。その途端…。

 

パシュッ…!ゴォォオオオ!

 

ミサイルランチャーの雨が降る。

 

「避けて!」

 

誰かが叫ぶ。

 

ザバァァン!!ザバァァァァン!!

 

間一髪回避する。

 

「あぶねー…。金剛、比叡、榛名、霧島!ここから届くか?」

 

「あと少し近ければ当たります!」

 

「瑞鶴、飛ばせるか?」

 

「なんとか…。やってみるわ。」

 

瑞鶴が艦載機を飛ばす。しかし…。

 

パシュッ…!ゴォオオオオ!!

 

ドガァァン!ドガァ!ドガァン!!

 

ミサイルランチャーによって落とされる。それどころか、残ったミサイルランチャーがドミナントたちを襲う。

 

ザバァァン!ザバァ!…ドガァン!!

 

「キャァッ!」

 

「榛名!大丈夫か!?」

 

「なんとか…。でも、中破しました…。」

 

何とか大破せず、中破で踏みとどまったのは主任の演習の努力の賜物だろう。

 

「よくも妹を…。fire!!」

 

ドオオオン!

 

…ドガァン!!

 

金剛の一撃がスティグロに当たる。

 

「私の妹たちに手を出したらどうなるか思い知ったデスカ!」

 

金剛は自信満々に言うが、当たったせいで問題が発生した。

 

ゴゴゴゴゴ…。ピピピピピピ……。

 

「…ん?あれまずくない?」

 

ドミナントが異変に気づく。

 

「やば…。全員ブースターの出力を上げて横にそれろ!」

 

「?そんなの使わなくたって、私は…。!?」

 

島風は最初は余裕だったが、すぐにブースターを使う。そう、スティグロが進路を変えて、ドミナントたちに超大型ブレードを構えながら突っ込んで来たのだ。あれに当たれば、いくら艦娘でも真っ二つもあり得る。

 

ゴゴゴゴゴゴ…。

 

「…どうやら、パラオ泊地の問題は無くなったが…。標的が俺たちになったな…。」

 

「まずいわね。」

 

「島風、速さに自信があるなら、あれのブレードが当たらない範囲の近くにいてくれ!そうすれば、ミサイルランチャーが来ない。」

 

「そ、そんなー!」

 

島風は今のを見て、すっかり恐怖してしまっている。

 

「まぁ、今のを見てたらそうなるよな…。瑞鶴、飛ばせるか?」

 

「飛ばせるけど…、またミサイル?にやられるわ。」

 

「それが狙いだ。艦載機を俺たちのいない方向へ飛ばせ。…とは言っても、あれを中心に俺たちよりも遠くに飛ばさないように、海面スレスレで。そうすれば、ターゲットが艦載機に変わって残りのミサイルも海にドボンだ。その間に金剛型と島風が攻撃する。つまり、囮りだ。」

 

ドミナントは作戦を伝える。

 

「わかった。やってみるわ。」

 

「提督、understanding(了解)デース!」

 

「いっくよー!」

 

「司令!私は負けません!」

 

「榛名、必ず当てて見せます!」

 

「私の計算によると…、この角度です。」

 

瑞鶴は飛ばし、他の艦娘も構える。

 

パシュッ…!ゴォォォォォ…。

 

ドガァン!ドガァ!ドガァァン!ザバァァ!…。

 

ドミナントの狙い通りにことが運ぶ。そして…。

 

「burning…love!」

 

「主砲!斉射!撃ちます!」

 

「主砲!砲撃開始!」

 

「主砲!敵を追尾して!撃て!」

 

「島風、砲雷撃戦入ります。」

 

ドガア!ドガアア!!ドゴォォォォン!!……。

 

ドガァン!ドゴォォォン!ボガァァン!!……。

 

スティグロに全弾命中。あたりが黒い煙で染まり、海上に火がでる。

 

「やった!」

 

「いくらあれでもこの攻撃じゃ壊れるわね!」

 

「やっぱり、あなたって遅いのね!」

 

艦娘が歓喜の声を上げる。

 

「…終わったか。任務完了。全艦帰投する。」

 

ドミナントは安心し、艦娘を引き連れて帰還しようとした。しかし…。

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

煙からスティグロがドミナントたちを目掛けて突っ込んできた。スティグロはまだ完全に破壊されていなかった。艦娘に例えるなら中破だ。

 

「「「!?」」」

 

気づき、間一髪逃れられるが…。

 

「えっ?」

 

中破した影響なのか、榛名だけが反応に遅れる。

 

……まずい!あの状態でブレード食らったら間違いなく沈む!…やるか。

 

ドミナントは考えるよりも先に身体が動いていた。

 

「どけ!榛名!」

 

「提督!」

 

突き飛ばす。…いや、思いっきり吹っ飛ばす。

 

ブヴゥゥゥン!!

 

ガシャァァァ!!!

 

ドミナントの右腕部が吹っ飛び、コアの5分の4が切れ、左腕部が損傷し、頭部がなくなる。

 

ザバァァ…。

 

ドミナントは海上に倒れ、動かない。

 

「提…督…?」

 

ドミナントに榛名が呼びかけるが、ぴくりともしない。

 

「提督…?」

 

「提督さん…。」

 

「?」

 

「……。」

 

「司令?」

 

目の前で起きた現実が信じられない面々。

 

ゴゴゴゴゴ…。




……。
登場人物紹介コーナー
ブースター…小型ブースター。右腕、左腕、右足、左足に一つずつ、背中に二つ装備する。時速600km。
島風…ジャックによってドロップされた艦娘。ジャック派でもなければドミナント派でもない。はっきり言うとどうでも良い感じ。でも、よくジャックの部屋に来る。はっやーい。
次回!第83話「スティグロ破壊」お楽しみに!
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