ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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いつか現実で言ってみたいセリフ。瑞鶴は今回もいないのか…。からかう相手がいないと暇だな。
「早く要件を言ってくれ。私は忙しい。」
おっ。出たな山田中将。別名バブ提督。
「なっ…。貴様、それをどこで…。」
フハハ。筆者の前では隠し事など出来ん。
「くっ…。」
さぁ、あらすじを言ってもらおうか。
「何故だ…。」
早く言わないと、佐藤中佐に言うよ?佐藤中佐、たくさんの人と知り合いだから、一度噂になったらどうなることやら…。
「くそっ…。」

あらすじ
ぜ、前回私の鎮守府では何もなかった。普通の1日を過ごしただけだ!

中将、隠し事はよくないなぁ〜。正直に言ってくれないと…。
「ほ、本当だ!普通の一日だ!」
えぇ〜。じゃぁ、普通の1日とは鹿島と二人でホテ…。
「き、君は筆者だろ!私は何もしなかったんだ!あそこで…あんなことは…。」
何をした?まぁいい。何もしなかったのか〜…。じゃぁ普通なのか。鹿島と二人であんなことを…。
「わー!!わー!!わー!!」
やっぱり、からかう相手がいると楽しーなー。
「ちくしょう!」
お前は筆者のからかう相手の一人となるのだ…。
「いやだぁぁぁ…!」


84話 浅はかな…、誰が死んだというのです?

…………

 

……浅はかな…、誰が死んだというのです?…うむ。どうしよう…。

 

ドミナントは海上に倒れたままだ。

 

……頭部がないせいで、話せないし、目の前が真っ暗だし、コアが半分以上切れているせいで立てない…。腕を動かそうにも、右腕部がないし、左腕部も損傷していて動かせない…。それに、残りAP10%って頭の中でずっと警告してくるし…。それに、眠いけど寝たら死ぬよな?

 

どうしようかと考えている。

 

……。まさか、気づかずに置いて行くなんてことはないよな?せめて残骸くらいは持って帰れよ?腕だけとかは勘弁してもらいたいな…。

 

ドミナントが考えていると…。

 

「あっ、見つけたデース!」

 

遠くで金剛の声がする。

 

……遅かったじゃないか…。その声は、金剛か?目の前が真っ暗だからわからん。

 

「でも、生きているのかしら?」

 

……生きてるよ!入渠すれば復活するよ!

 

瑞鶴が疑わしく言う。

 

「生きていたとしたら、何故そんな状態でも生きていられるのかわかりませんね…。」

 

……うん。それについては俺も不思議。

 

霧島が新たな疑問を見つける。

 

「司令!生きているなら話してください!」

 

……頭部ないから無理かなぁ〜…。

 

比叡が呼びかける。

 

「提督…、榛名を庇ってくれたお礼にお別れのキスを…。」

 

……だから頭部ないって!それに、勝手に殺すのやめて!

 

榛名が暴走しかける。

 

「提督ぅ、早く帰ろーよー。」

 

……島風、それが出来たら苦労しないよ!

 

ドミナントは一人一人に丁寧に返す。そこに…。

 

「……。」

 

金剛がずっとドミナントを見ている。そして…。

 

「提督は生きていマース。」

 

……いきなりどうした!?そしてなんでわかった!?

 

「…?なんでわかるのよ…。」

 

……そうだな。なんでだろう…?

 

瑞鶴が呆れたように言う。

 

「う〜ん…。intuition(勘)デース。」

 

……あぁ?なんだって?すまねぇ、英語はさっぱりなんだ。

 

「はぁ?」

 

……同感だ。はぁ?

 

そして、瑞鶴は改めてドミナントを見る。

 

「……。う〜ん…。わからないわ。」

 

……そりゃね。

 

「まぁ、とにかく、一応入渠させてみましょう。」

 

……おぉ。これで復活出来る。

 

霧島が言い、みんながドミナントを運ぶ。

 

…………

 

「よいしょ…。ふぅ、これで倉庫は直りました。」

 

「ありがとうございます!セラフさん!」

 

「いえ、ここはあなたの居場所ですからね…。居場所は大事です。…フフ。」

 

セラフは、直ったばかりの倉庫に顔をすりすりしている夕張を見て、嬉しそうな笑顔になる。

 

「ありがとう!セラフさん!」

 

「別に平気ですよ。それより、今回はドミナントさんが優しく罰してくれましたが、本来なら主任さん行きは確定のはずです。次からはこんなことがないように、夕張さんを見張っていてください。それに、あなたも唆すのは駄目ですよ。」

 

「わかった!」

 

「なら良いです。」

 

セラフは忠告を聞き入れてくれたセントエルモに笑顔を見せる。

 

「よいしょ、よいしょ…。」

 

……金剛すげー怪力だな。

 

「司令…案外…重いです…。」

 

……比叡、悪かったな。

 

「榛名の…せいなので…しかたが…ありませんが…。」

 

……榛名も頑張っているなぁ。

 

「司令…痩せることを…推奨します…。」

 

……霧島、機体なのにどうやって痩せろと…。

 

「うーん…。」

 

……島風、お前は駆逐艦なのだからそんなには無理するな。

 

「本当に…馬鹿ね…。私たちに…こんなこと…させるなんて…!」

 

……瑞鶴もすまないな。

 

そこに、ドミナントを運ぶ艦娘が通りかかる。

 

「だ、大丈夫なんですか!?ドミナントさん!生きていますか!?」

 

……大丈夫じゃないけど生きてるよ。

 

セラフが顔を青くしながら駆け寄り、声をかける。

 

「今すぐ運びます!」

 

そして、セラフが軽く持ち上げる。

 

「わっ。」

 

「すごいネー。」

 

「今すぐ運びます!」

 

金剛たちが驚きの声を上げる中、ドミナントを抱えて、走って風呂場(入渠場)へ行く。

 

…………

 

「そして、ここに入れれば…。」

 

セラフはゆっくりとドミナントを湯に入れる。

 

「ふぅ…。これで何とかなりましたね…。」

 

「…いや、なってないよ。」

 

湯に入れた途端に完全回復するので、バケツいらずである。

 

「あっ、ドミナントさん治りましたか。あまり無理をされては困ります。」

 

「ああ。治ったけど、何とかなってないよ。新たな問題が出たよ。」

 

「?何がです?」

 

そこに…。

 

『はぁ〜、今日もまた遠征だったなぁ…。たまには実戦したいなぁ…。』

 

『天龍ちゃん、適材適所ってやつよぉ。提督も頑張っているんだからぁ。』

 

『一人前のレディになるには我慢しなくちゃダメよ!』

 

『ハラショー。』

 

『遠征でいい結果が出れば、司令官ももーっと頼ってくれるんだから。』

 

『電も頑張るのです!』

 

「……。」

 

慌てていたので、女湯の方に来てしまったのだ。そして、いつの間にか天龍幼稚園暁組が遠征から帰ってきて、疲れを癒しに風呂へ入ろうと脱衣所で服を脱いでいるのだ。

 

「……。どうしましますか…?」

 

「…ついに俺も憲兵行きか…。」

 

ドミナントが諦めかける。

 

「それに、二人だけでこの場所…。危ない考えしか浮かびません…。」

 

「…古鷹の次は天龍幼稚園暁組か?勘弁してくれよ…。」

 

ドミナントは覚悟する。そこに…。

 

「…ドミナントさん、バレれば即終わりますが、この状態を切り抜けられる案があります。」

 

「嫌な予感しかしないが…、なんだ?」

 

…………

 

ガラララ…。

 

「さてと、ひとっ風呂浴びて…。ん?」

 

「天龍ちゃ〜ん、どうしたのぉ?」

 

「え、いや、先客がいるなと思って…。」

 

「そりゃぁ鎮守府ですもの、いるわよぉ〜。」

 

天龍と龍田が話す。

 

「こ、こんにちは〜。」

 

風呂の隅でAC化したセラフが一応挨拶をする。

 

「てか、臨時教官が風呂でその姿なのは珍しいな。」

 

「えっ?そ、そうでしょうか…?」

 

「ああ。いつも“綺麗な水をしっかりと生身の体で感じたい”って言ってたしな。」

 

「そうねぇ〜。」

 

「あ、あはは…。」

 

セラフはとりあえず苦笑いする。そう、その後ろにドミナントがいるのだ。ドミナントがAC化したままだと、大きさの問題でバレるため、人の姿である。

 

ガラララ…。

 

「私たちもやっと脱ぎ終わったわ!」

 

「少し時間がかかった。」

 

「早く入るわよ。」

 

「この状態だと寒いのです。」

 

暁型の皆さんも入ってくる。

 

「おう。けど、まず体洗えよ。」

 

「うふふ。」

 

天龍が言い、微笑む龍田。

 

「一人前のレディーとして当然よ!」

 

「ハラショー。」

 

「電の髪は私が洗ってあげる!」

 

「はわわ。雷ちゃん、いつも洗ってくれてありがとうなのです。」

 

「もっと私に頼ってくれても良いのよ。」

 

平和な鎮守府である。そして、まず天龍、龍田が体を洗い終わり…。

 

「あ"ぁ"〜…。」

 

湯に浸かりながらじじ臭い声を出す天龍。

 

「天龍ちゃ〜ん。その声だとおじさんみたいよぉ〜?」

 

「あぁ?いいじゃねぇか。隣(男湯)に提督いねぇーんだし。」

 

「別々の部屋なのに何でそんなことわかるのぉ〜?」

 

「う〜ん…。勘だ。」

 

天龍と龍田は呑気に話す。

 

……天龍、確かに俺は男湯にいないが…。もっと近くにいるぞ。

 

ゴンッ。

 

「痛っ…。」

 

セラフがACのまま、自然に動いたように見せて、コアの裏側をドミナントの頭にぶつける。

 

「ん?教官、今変な音がしなかったか?」

 

「いえ、何の音もしてないと思いますが…。」

 

……何を考えたか何てすぐにわかりますからね。変態ですよ?

 

セラフは笑顔を崩さずに思う。声に出ていたら、“変態な行為をしているお前に言われたくない…。”とドミナントは思うだろう…。

 

「そうか…?」

 

「…ふふ。」

 

天龍は首を傾げ、龍田は意味ありげに微笑む。




はい。終わりました84話。こういう状況は人生の中、滅多にない超低確率なので、良い子も悪い子も真似しないでください。
登場人物紹介コーナー
天龍幼稚園暁組…天龍、龍田、暁型4姉妹の編成。他にも、睦月型で編成される睦月組、吹雪型で編成される吹雪組などがある。ちなみに、天龍幼稚園は、天龍、龍田とそれ以外の駆逐艦が編成されて初めて天龍幼稚園になる。
天龍…天龍型一番艦、天龍だ。龍田の相棒。第4佐世保の天龍。覚えているだろうか?実はずっと前に登場している。(別の鎮守府だが。)
龍田…天龍型二番艦、龍田よぉ。天龍ちゃんの相棒。佐世保生まれ。同じくずっと前に登場している。(別の鎮守府だが。)
暁…暁型一番艦、暁よ。一人前のレディーとして扱ってよね。…だが、ドミナントはよく子供扱いしている。主任に丸め込まれることもしばしば…。
雷…イカズチ。雷じゃないわ。よく電と一緒にいる。雷と電が一緒に力を合わせると、チート級の威力を出す砲を使うと噂されている…。
次回!第85話「大きすぎる…修正が必要だ」お楽しみに!
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