ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「マイク音量大丈夫?チェック…。1、2。よし。はじめまして、私、霧島です。」
いや、マイクなんてありませんよ?
「…これを言いませんとしっくりこなくて…。あらすじを始めます。」
お、おう。
あらすじ
前回の内容は何故だか情報が全く入っておらず、説明できません。
まぁ、飛ばしても構わないやつだからね。それより、瑞鶴…。
…………
「まだまだだな。」
「ぐぁっ…!?」
ドミナントがジナイーダを攻撃する。
「フハハハ。」
「くっ。何故だ…。ドミナント…。」
ジナイーダはドミナントを見る。
「分からんのか?イレギュラーなんだよ。やり過ぎたのさ。お前は。」
「なん…だと…。」
ジナイーダは必死に立ち上がろうとする。
「死んでもらおう…。」
「くっ…。これが私の最後というのか…。」
「その通りだ。ここから逆転など出来まい。お前も、敗れた仲間たちと同じ道を辿るが良い。さらばだ…。」
「ぐあぁぁぁ…。」
ジナイーダが吹っ飛ばされる。そこに…。
「…提督?…何やっているんだ…?教官まで…。」
本日の秘書艦の長門(2回目)が来る。
『ドゴオオオン!!』
『K.O!』
「また負けたー!」
「フハハハ。まだまだだな。もっと腕を磨くが良い。」
「くっ…。現実では絶対に負けないから腹が立つ…。20戦20敗…。ゲームとは難しいな…。」
そう、ドミナントが前に大本営に行った時に買ってきたゲームだ。
「長門もやるか?」
ドミナントが誘う。
「やめておけ。こいつは初心者だからって絶対に手加減しない大人気ないやつだ。」
「フハハハ。負け惜しみかい?」
「くっ…。」
ドミナントが煽り、ジナイーダが悔しそうにする。
「はぁ…。提督、仕事が溜まっているぞ…。」
長門がため息混じりに言う。
「いつか勝つ!」
「フハハハ。楽しみにしているよ。」
最後まで煽り、長門は困った顔をしながら執務室に行くのだった。
…………
執務室
「…さて、ところで…。」
「なんだ?」
中に入った途端にドミナントが長門を見て言う。
「2回目じゃない?」
「…なんのことだ?」
「いや、秘書艦…。」
「何を言っているのかわからないな。それより仕事だ。」
長門は否定する。
「…海。」
ピクッ
長門の背を向けながら止まる。
「…そう思ってみれば、遊べなかったな。」
「……。」
「この時期だと寒いよなぁ…。」
「……。」
「…次はどこへ行こうかなぁ〜。」
「…提督。」
「ん?な〜にっ?呼んだかな〜?」
「…仕事しろ。」
「…はい…。」
長門が今度は騙されないように威圧をかけ、ドミナントを働かせる。
…………
「仕事終わりー。」
「お疲れ。…提督の仕事とはそんなに早く終わるものなのか?」
「う〜ん…。どうだろう?他の提督の仕事しているところ見たことないし。」
ドミナントが仕事をして3時間で終わる。ホワイト企業といい勝負だ。
「それより暇だな〜。…どこか行く?」
「…何故そんなに私を連れて行きたがる?」
「?前遊べなかったからだが…。行きたくないのならやめておこう。」
「いや、行くが…。」
長門は恥じらいながら言う。
……うん。可愛い。やはり艦娘は可愛い。
ドミナントは心の中でほのぼのする。
「…提督?」
「…あっ。すまんすまん。どこに行きたい?」
「うむ…。」
長門は考えている。
……海は寒い…。山は…、提督が疲れるだろう。明日も仕事があるのだから、本日中に帰ってこれるものが良いな。…だが、ここらにはそれといった場所がない。せいぜい飲食店くらいだ…。それに、提督は車持っていないし、倉庫にアレがあるが…、アレはなぁ…。
長門が考えていると…。
ポン。
「?」
「そう深く考えるな。なんでも良いんだ。長門はセラフや大淀と一緒に陰ながら頑張っているんだ。こんな時くらい甘えろ。皆もそれくらいは許してくれるさ。」
ドミナントが頭を撫でながら優しく言う。
「そ、そうか…?」
「ああ。」
……深く考えるのもたまに傷だな。まぁ、油断しないように普段から心がけるのは良いと思うが。
ドミナントは思う。
……ふむ。まずいな。提督が撫でくれているお陰で、何も考えられん…。この手の大きさや温かさ…、温もり以外は…。
そして…。
「……。提督…。」
「なんだ?」
「少し…、甘えても良いか…?」
「甘えろと言ったぞ?それに、遠慮することはない。自分へのご褒美だと思って、存分に甘えろ。」
ドミナントは自信満々に言う。
「このまま撫で欲しい…。少し休みたい…。」
「…?それだけで良いのか?」
「ああ。それだけで十分だ。」
「そうか。」
ドミナントは長門の頭を優しく撫でる。
「……。人生でこんなことを言うとは思わなかったが…。ベッドへ行くか?」
「…?。……。…!。!!。い、今なんて言った!?」
「いや、椅子に座ったままだと休めないから、ベッドで撫でたほうが休まるだろう?」
「…あぁ…、そうだな。提督がそんなことを言うなんてあり得ないしな。」
「…何か傷ついたが…、まぁいいか。」
そして、ドミナントは長門を休ませた。
…………
夕方 執務室
「おはよう!提督!」
「ああ。おはよう。…じゃなく、夕方だがな。」
たくさん寝て元気いっぱいの長門が入ってくる。
「そろそろ紅茶の時間だ。飲むか?」
「ああ。」
ドミナントは長門にも紅茶を入れようとする。
「この前大本営近くで買ってきた、違う種類の茶葉だ。組み合わせるとどんな味だろうか…。」
そして、提督机の中から茶葉と茶菓子を取り出す。しかし…。
……ハッ!…長門はどんな味が好みなのだろうか…?そう思ってみれば、居酒屋でもバーでも見たことがないな。酒は飲まないタイプ…。それに、間宮さんから長門がよく餡蜜を食べると聞く。ならば、甘いもの好き?あのなりで?子供なのか?
ドミナントは失礼なことを考える。そして…。
「長門、甘いものは好きか?」
「ああ。」
「……苦いものは?」
「…はっきり言って嫌いだ。」
長門は微妙な顔をしながら言う。
……なるほど。子供だな。となれば無難なミルクティーか?ミルクティーに合う茶菓子はクッキーだったな。確か…、上から3番目の引き出しだっけ?
ドミナントは考えながら茶菓子を探す。提督机はもはや茶菓子の宝庫だ。
「あったあった。次はミルクティーだな。」
ドミナントは慣れた仕草でミルクティーを長門の分まで入れる。そこに…。
「提督。ミルクティーか?」
「ああ。」
「そうか。…角砂糖を2個入れてくれ。」
「…甘すぎるぞ?」
「頼む。」
「…わかった。」
ドミナントは長門の方に角砂糖を2個入れる。
「出来たぞ。茶菓子はクッキーだ。」
ドミナントは、長門と向かい合うように椅子を動かし、お茶と茶菓子を準備する。
「机がないのが不便だな…。まぁいい。それじゃぁ、飲むか。」
「あ、ああ…。」
……提督と二人きりで向かい合って飲むだと…。こんなこと、滅多にないのではないか…?普段の提督は仕事が終わって、茶化し遊びながら夜になり、色々したあと寝ると聞くが…。
長門は考える。が。
「どうした長門?…もしかして、嫌だったか…?すまない。すぐに移動する。」
ドミナントは勘違いして、椅子を戻そうとするが…。
「ま、待て!行くな!」
「?どうした?」
「あっ…。いや、その…。」
「…?」
「…提督と…、一緒に飲みたい…。」
「……。(可愛い。)」
「…?何か言ったか?」
「えっ?いや、何も…。」
そうして、ドミナントと長門はティータイムを楽しんだ。
…………
数分後
「…暇だ。」
「…だろうな。」
お茶と茶菓子を食べ終わり、暇そうにするドミナント。
……暇すぎる。…長門で遊ぶか…。
「長門ー。」
「なんだ?」
「これはなーんだ?」
「そ、それは…。」
ドミナントが見せたのは間宮期間限定特別アイス無料券だった。
「俺と勝負しないか?」
「いいだろう。つまり、私が勝った場合はそれを渡してくれるということだな?」
「そうだよー。」
「ふふふ…。この長門に勝負を挑むとは…。胸が熱いな。…このゲームだろう?」
長門はドミナントとジナイーダがやっていたゲームを指差す。しかし…。
「んにゃ。違うぞ?」
「じゃぁなんだと言うのだ?」
「ふっふっふ…。」
…………
「くっ…そんなの…、無理に決まっている…。」
「この程度では話にもならんな。」
「くぅぅ…。」
現在、ドミナントたちは寝ている文月の近くにいる。心が動かされてしまった方が負けである。
「これを見て、なんとも思わないのか…?」
「おや?ギブかい?」
「む…。まだ…、まだ耐えて見せる…。」
「そうか?ならば、畳みかけよう。これでどうだ?」
「うぅ…。」
ドミナントは、ぬいぐるみを持って寝ている睦月を見せる。
「ぐはぁっ。」
「終わりか?」
「まだ…まだ私は戦える…。」
勝負しているところに…。
「あらぁ、司令官、何か用かしらぁ?」
「お、如月じゃないか。そうだな。長門に抱きついてみろ。」
「なっ…。卑怯な…!」
「そうか?なら如月、先に俺に抱きついて見てくれ。」
「わかったわぁ。」
キュ〜〜〜!
「よし。次は長門だな。」
「や、やめ…。うおっ!?」
長門が後ずさる拍子に、自分の足に引っかかり、しりもちをつく。
「いまだ!いけ!如月!」
「はい!」
「やめ…。」
キュ〜〜〜!
「ハウッ! ハウッ…! ハウッ…。 ……。」
「エコーやめい。…ギブだな。」
ドミナントが如月を抱きしめている長門を見て呟く。
…………
「俺の勝ちだな。」
「卑怯な…。」
長門は悔しそうだ。
「というわけで、このアイスを食べまーす。」
「くぅぅ…。」
「…冗談だ。長門も食べるか?」
「!ああ!」
半分に分けてあげる。
「…美味いっ!」
「フッフッフッ…。」
こうして、何気ない1日が過ぎていくのだ。
はい。終わりました87話。長門はかわいいもの好きです。たまにへっぽこなところもありますが、しっかりしています。甘いものや、可愛いものが本当に大好きです。鳥を捕まえるために、籠と棒を用意したあれに、餌はアイスなどを置くとよく捕まえられます。主任はたまにそうやって遊びます。
登場人物紹介コーナー
ゲーム…格闘系ゲーム。ドミナントの出身世界でもあり、経験の勝利だった。
クッキー…ドミナント厳選のクッキー。そのメーカーのお菓子などは全て買って食べ比べなどをして、よりその紅茶に合うものを集めている。
間宮期間限定特別アイス…間宮の裏メニュー。超大盛りのアイス。期間限定葡萄味。長門や、駆逐艦たちはそれを買うために、少しずつ小遣いを貯めている。
次回!第88話「悪霊」お楽しみに!