ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「…あんなことされたら許さないわけいかないじゃない…。」
すまんな。
「…本当にそう思っているなら二度としないで…。」
ごめん…。じゃぁ、今回のゲストを紹介してくれる?
「…わかったわ。」
「駆逐艦、島風です。速きこと島風の如し、です。」
ゼマカシーか。頼むよ。
「ついて来れる?」
あらすじ
アイス、ビッグ7、ミルクティー!
…………
朝 執務室
コンコン…。
「失礼しま〜す。」
「ん?川内がこの時間に来るなんて珍しいな。」
川内が入ってくる。
「いや〜。これ、昨日の夜ポストに入っていたんだけど。」
「ん?…佐藤中佐からか。」
ドミナントは封筒を手に取る。
「それより聞いてよ。提督。」
「?どうしたんだ?」
「昨日の夜さぁ〜。」
…………
夜の外
「…怖いなぁ〜…。またへんなのでてこないよね…?」
川内が今度は中ではなく、セラフに許可を取って外にいる。すっかり、あの時のことがトラウマ化されている。
「ま、まあ!今度出てきたら友達になればいいんだ!案外面白い子かも!うん!そう思ってきたら楽しくなってきちゃった!」
ガラララララ!!
「ひっ!」
「川内か?」
「あっ、提督か〜。驚かさないでよ。」
窓を開けてドミナントが顔を出す。
「今は真夜中の2時だぞ。静かにしてくれ…。また苦情が殺到する…。」
ドミナントは今まで寝ていたのか、眠そうだ。
「ごめんごめん。」
「頼むよ…。それじゃぁおやすみ…。」
そして、ドミナントは窓を閉め、寝る。
「…もうちょっと静かにしなきゃねぇ。」
川内は歩く。すると…。
「…ん?なんだろう。あれ。」
ポストに白いものが入っていることに気がつく。
キィ
「なんだろう?これ?提督宛だ。…佐藤中佐?誰だろう…?」
川内は封筒の中ではなく、表面を見る。
「…まぁ、明日渡せば良いよね。」
そして、川内は再び歩き始めるが…。
ヒュゥゥゥ…ザワザワ…。……。
風が吹き、木や草の葉が揺れる。そして、何にも音がしなくなり、不気味に思う。
「今…、確か2時だっけ…?」
表情が固まったままだ。
「確か、丑三つ時って、2時から2時半までだよね…。
トラウマが蘇りそうだ。
「……。!何か聞こえる!」
あたりを見回すが何もない。
「今…2時から2時半だよね…?」
『そうですよ…。』
「やっぱり聞こえる…。ひぃぃ…。」
腰が抜け、震えて、丸くなる。しかし…。
『どうかしましたか…?川内さん…?』
「……?待って、その声って…セラフ?」
「はい、そうですけど…。」
「なんだセラフか〜。驚かさないでよ。」
「うふふふ。いやぁ、こっちこそ驚きましたよ。さっき海上に見えたので、川内さんが脱走したのかと。」
セラフがトンチンカンなことを言う。
「…?私、海上に何て行ってないよ?」
「えっ?でもさっき確かに艦娘が…。」
「ちょ、ちょっと変なこと言わないで…。」
「赤かったので川内さんかと思いましたが…。」
「…赤い?」
「はい。全身血が出ているみたいに赤かったですよ。」
「それって、血なんじゃ…。」
「さぁ、わかりません。それより、海に出ませんか?正体を確かめましょう?」
「えっ?嫌だよ。そんなの確かめたくもないし…。」
「大丈夫です。私がついていますから。」
「いや、私は行かないって…。」
「行きましょうよ。」
セラフに手を取られる。そこで、川内は違和感を感じた。
「…冷たい…。」
「はい?」
「手が…手がものすごく冷たい…。冷蔵庫の中みたい…。よく見たら顔色も変だし…。ちょ、ちょっと手を離して…。」
「どうしたのですか?」
「ちょ、嫌なの。なんか…、なんかセラフと一緒に行きたくない…。」
「大丈夫ですよ。私が守りますし。」
「離して…!」
「…れ。」
「?」
「黙れ。」
「!?」
セラフが豹変した。
「黙れ。折角友達になろうと思ったのに…。」
「…やっぱり…、あなた何者…?」
「あなたを迎えにきたの。友達になりたいんでしょう?私と一緒に海に…。」
「嫌…嫌!」
ドオオオン!!
いきなり、川内の目の前が爆発する。
「!?」
川内は撃たれた方向を見る。
「大丈夫ですか!?川内さん!」
「本物の…セラフ…?」
川内はセラフに駆け寄る。
「はい。時間なので呼び戻しに来たら、私に化けた何者かがあなたを連れ去ろうとしているではありませんか。奴は何者ですか?」
「……。」
「川内さ…。」
「温かい…。本物だ…。」
川内は震えながらセラフの肌を触っている。
「…怖かったですね。もう大丈夫ですよ。」
セラフが慰めていると…。
『くそぅ…。次こそは必ずぅ…。』
声が聞こえる。しかし…。
「いえ、次なんてありませんよ。」
セラフがどこからともなく掃除機を出す。
ブオオオオオ!
『!?』
スポンッ。
思いっきり気持ちの良い音がする。
『出せぇ…。呪ってやるぅ…。』
「出すわけありません。これから、主任さんに渡します。」
『誰だぁ…?』
「この鎮守府全員に恐れられる拷問官です。私がきつく言っておきますので、あなたの思想そのものがボッキリ折られるでしょう。悪霊さん。」
セラフは笑顔で言う。
「うわぁ…。えげつない…。」
被害者である川内が哀れむ。
『ちょ、ちょっと待てぇ…。お前が哀れに思うほどのことなのかぁ…?』
「…うん…。1年間引きこもってて立ち直れれば奇跡だね…。」
『……。すみませんでした。もう二度としないし、驚かさないので、どうかご勘弁を…。』
悪霊は謝る。しかし…。
「い〜え〜。私に化けたのですから、このお仕置きはきついですよ〜。」
『そんな…。頼む助けてくれ!後生の頼みだ!見逃してくれぇ!!』
「諦めてください。」
セラフは歩いて主任のところまで、悪霊の叫び声を聞きながら行った。
…………
「…なんてことがあったんだよ〜…。」
「…マジかよ。」
川内とドミナントは微妙な顔をする。
「…で、その悪霊は今どうなっているんだ?」
「さあね〜。多分今も拷問受けているんじゃない?」
「…あいつら…、最強すぎるだろ…。ちょっと覗いてくる…。」
ドミナントは主任の部屋に行った。
…………
主任の部屋
『ギャァァァァ…。』
『ギャハハハハ!いーじゃん、盛り上がってきたねぇ〜!』
「……。マジで何やっているんだ?叫び声が外まで聞こえてくる…。」
ドミナントは思い…。
コンコン。
「主任、入るぞ…。」
『ぎゃぁぁぁぁぁぁ!』
「次はこれを試してみようかな?ギャハハ。」
『もう無理だ…、やめてくれ!もう…、もう無理…。』
「黙れよ。俺はみたいんだ…。お前の本当の力を…。」
『ギャァァァァァァァ!!』
「この程度では話にもならんな。悪霊がいかに凄いか…、試させてもらうぞ。」
『あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!』
「ま、やるんなら本気でやろうかぁ!?その方が楽しいだろ!ハハハハハ!!」
『ぐああああああ!!』
「馬鹿な…、再生が早すぎる。ならば仕方ない…。本気を出そう…。」
『アーッ!』
「ジャック、仲間外れは良くないなぁ〜。俺も入れてくれないと…。」
『も、もう無理だぁ…。…アーッッッ!!!』
主任とジャックと悪霊が騒いでいる。
「……。」
キィ…バタン。
そっ閉じ。
「…可哀想だな…。主任とジャックが???で悪霊に???するなんて…。」
規制がかかっているので書けません。
「…拷問官の名にふさわしい行いだ…。いや、それ以上か…?…あんな拷問されたら誰だって心が折れるな…。」
ドミナントは執務室に戻りながら呟く。
…………
執務室
「やぁ、お帰り。」
川内が提督椅子に座りながら、机を漁って茶菓子を食べていた。
「まだいたのか。…てか、茶菓子食うな!何勝手に机漁ってんだ!」
「これ美味しい〜。これどこで買ってきたの?」
「ん?この街にある専門店だ。今度行くか?」
「行く!」
「まぁ、少しお高いけどね。そのときは奢ってあげるよ。みんなで分け合って食べな。」
「やったー!」
川内はお菓子の食べかすを口にくっつけながら嬉しそうにする。
……何故か可愛いと思わない…。…あいつを思い出すからか?
ドミナントが思うと…。
「ドーミナーントー!」
「来たな。」
ヒョイ。
ドミナントは普通に避ける。
「何で避けるのー!」
「面倒が嫌いなんだ。」
神様が問い詰めるが、しれっとする。
「あー!お菓子食べてる!ずるい!私も!」
「あっ、おい!その引き出しはダメ…。」
神様が上から4番目の大きな引き出しを開ける。
はい。長くなりそうなので、切りました。悪霊は主任に???を???で???されたので、もう二度と現れないでしょう…。おいたわしや…。
登場人物紹介コーナー
悪霊…化たり、驚かしたり、連れ去ったりする。今までの怪奇現象は全て彼の仕業だったのだろうか…?山風が言うには、違うらしい。しかし、主任にやられて、心がボッキリ折れた。
次回!第89話「封筒」お楽しみに!