ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「筆者…今回からあらすじはループして行うことにする。いいな?」
えぇ、そんな…それじゃ俺の役目が…。
「何かいったか?」
い、いえなんでもありません…。
「そうか…それじゃ今回はセラフだな。」
「わかった…やる…。」
あらすじ…
鎮守府…入るため…作戦…練った…全部…失敗…仕方なく…ドミナント…飛ばそうとする…でも…崖…崩る…ドミナント…海…落ちる…だけど……。
あらすじ…以下略
ザッバァァァァァン!!
ドミナントは海に落ちた。そして沈んで行く。
…艦娘って轟沈するとき…こんな気持ちなのかな…?寂しい…悲しい…こんな感情の中消えていくのか…。
ドミナントは思う。しかし、一旦沈んだあと海面へ上昇する。
……ドユコト?
ザバアアアア……(海面に出た効果音)
「……なんで海面に浮くの?鉄の塊みたいなもんだから沈むんじゃないの?」
この世界は意外とファンタジーみたいだ。
…………
一方…愉快な仲間たちは…
「嘘……。私のせいで…私のせいで…。」
「ドミナント…ドユコト?…ドミナント…ドユコト?…。」
「…………。」
ジナイーダは、今まで強さ故にバケモノ呼ばわりされていた…。幼い頃でも大人に勝てるくらいの強さだ。そんなバケモノにミッション以外で声をかけてくれて、ものすごく嬉しく感じていた。しかし、自分が焦ってしまい、そのせいでその人を失ってしまった。よくわからない感情と、後悔で、泣きそうな声を発している。
セラフは、何が起こったか分からず、同じ言葉を繰り返している。彼が落ちたという事実を受け入れたくなかったのだろう…。
主任はというと、いつもの笑い声すら発しない…。この雰囲気、そして彼が死んだ…。その両方の空気に挟まれ、何も言えない状態になっている。
そんなお通夜みたいな雰囲気の中、崖下から声が聞こえてくる。
「おーい!おーい!」
「「「えっ?」」」
愉快な仲間たちは崖下を見る。そこには沈んでいるはずのドミナントがいた。呑気に手を振って、喜んでいる声を発している。
「「「………。」」」
愉快な仲間たちは黙り込む。そして、真っ先に行動したのがセラフだった。
「何故…沈まない?…何か…ある?…。」
そう言って、崖から落ちるセラフ。
ザバァァァン!!
そして浮いてきたセラフにドミナントは問う。
「セラフ…何かわかったか?わかったんなら説明してくれ。」
「わかった…。それじゃ…説明する…。まず…この海…私たちの…知っている…海…違う…。そして…」
「ごめん、セラフ。」
セラフが説明している最中にドミナントが割り込む。
「説明してもらってありがたいんだけど…もう少しスムーズに話してください…俺は面倒が嫌いn……お願いします。」
ドミナントが頭を下げる。
「……わかった。それじゃぁ、説明する。まず、この海は我々の知っている海と少し異なる。そしてこの世界の海は我々がいた世界と比べると、浮力が面積に対して…あっ、浮力というのはアルキメd…」
「何度もごめん!セラフ……俺たちにもわかるように言ってくれないか?つまり、簡単に。」
そう、セラフの言葉は専門過ぎて、上の二人とドミナントには伝わらないのだ…。
「はぁ……。つまり、この世界ではACは絶対に沈まない。」
……!!!???
この場にいるセラフ以外の面々がものすごく驚く。
「なるほどな…。」
ジナイーダはそう言い、崖から落ち、海面に立つ。そしてドミナントに近づく。
…ジナイーダ…なんかすごく怒ってない?めちゃくちゃ怒りのオーラが見えてるんだけど…。
「ドミナント…貴様……私たちがどれほど心配したか…。まぁ、私のせいだからな…この一発だけにしてやる…。」
「えっ?」
バッッコォォォォォォン!!
「ぐぁぁぁぁぁぁぁ!?」
すごく理不尽なジナイーダの拳が思いっきり顔?頭部?に当たった…。ドミナントが数10メートル先へ吹っ飛ぶくらいの威力だ…。
「な…ぜ……。み…味方…で……す………。ガクッ。」
ドミナントは気絶した。
いつもの雰囲気になり、ハイテンションになる主任。
「へぇぇ、珍しいねぇ。そんなに心配したんだ〜。もしかして、好きになっちゃったとか?ギャハハハハハハハ!!」
主任がジナイーダを茶化す。
「何か言ったか?主任くん?」
「い、いえ!なんでもないです!はい!ハハハ…。」
キレているジナイーダに睨まれ、敬語で返す主任。
「フフフ…やはり…しんみりした雰囲気ではなく、いつもの雰囲気がいいな…。」
それを眺めていたセラフ。しかし次の瞬間、気絶している若干1名以外の全員が戦闘態勢になる。
バコオォン!ドコォォン!ヒュュュュ……ドコォン!
遠くで何か争いをしている集団がいたからだ…。ジナイーダはドミナントを叩き起こし、戦闘態勢にさせる。
「ドミナント…どうする?」
セラフがそう問う。
「…そうだな、なんだかわからないし、別のところへ行くか。」
…嘘だ…。本当は分かっている。あの音は砲撃音で今まさに戦闘が行われているのだろう…。艦娘vs深海棲艦の戦闘が…。ん?まてよ…その戦いへ行って、俺たちがいたらどうなるんだろう…。深海棲艦は、確か兵器じゃ通用しなかったよな…。だとしたら戦いが終わった後に偶然出てこよう。言葉を話し、戦うつもりのない兵器がいた場合、鎮守府へ連行されるだろう…。そして提督へ会い、ラスボスエンドを免れる…。しかも、もしかしたら艦娘が暮らしている鎮守府で働き、暮らせるかも!?いいひらめきだな俺!
そうドミナントが考え、みんなに伝える。しかし、伝えたのは“提督に合う方法を思いついた”だけである。そして、その方法だけを教えた。
「了解。じゃぁ、戦っている方向へ行けばいいんだね?」
「はいよー。じゃぁ、いっちょ行きますか。ギャハハ!」
納得しているセラフと主任だが…
「……何か怪しいな?…まぁ、いいか…。」
ジナイーダだけは違った。普段の彼女なら問い詰めるところだが、ドミナントが生きていた喜びで気にしなくなっている…。そして、その場所へ行ってみると…。戦艦棲姫と戦っている艦娘がいた。あれから随分経っているみたいで、残すは戦艦棲姫くらいだった。
「ギャハハハハハハハ!シズメシズメェ!ギャハハ!」
「くそっ!あとはあいつだけだというのに…。」
「天龍ちゃ〜ん。焦りは禁物よぉ〜。」
「焦って轟沈なんてしたら、一人前のレディじゃないわよ!」
艦娘たちが戦っている中、ドミナント御一行はそれぞれ戦闘シーン見ながら言う。
「主任が…二人?」
セラフが言葉を発する。
「あぁ…そうだな…。」
「えぇ…そうね…。」
しかし、何も反応してこない主任…。
「…?主任?」
ドミナントは疑問に思い、振り向く。しかし…そこに主任はいなかった。
……主任…まさかな……。
ドミナントはものすごい嫌な予感がしている。そして、その予感は当たることになる…。
「……!!何かくる…何か凄く嫌なのもが…。」
セラフがそう言い、その何かに備える面々…。ちょうど艦娘たちの戦いが終わっていた…。
「グァァァァ…ク、クラ…ブクブク…。」
そう言い残し戦艦棲姫は沈んでいく…。
「ふぅ〜。なんとか倒せたぜ。」
「ハラショー。」
そう安堵している艦娘たちだが、そこでまた危機が迫る…。
「さぁて、帰……!?」
新たな深海棲艦の群れが来たのだ…しかもさっきより数が多い…。しかも、艦娘ほぼ全員が中破状態。
「……チッ。」
…………
一方、ドミナント御一行
「主任!貴様…何をする気だ!?」
ドミナントが叫ぶ。一方主任は遠くでヒュージキャノン(主任砲)を構えていた。
「いやいや、ちょっとお手伝いをねっ!」
…主任が艦娘に対して撃つのではないだろうか。しかも、兵器は深海棲艦に効かない…そう話したはずだ…だとすると…やはり!
「主任…ちょっと落ち着k……!?」
言葉を言い終える前に主任砲が火を吹いた…。ラスボスエンドまっしぐらである。
ギャハハハハハハハハハハハハ!アハハハハハハハハハ!
ギュヴィィィィィンズガァァァァァァァァァァァァァン!!
…………
一方、艦娘たちは、深海棲艦の攻撃ラッシュにより、逃げることが困難になっていた…。
「……道半ば…か…。」
覚悟を決める。しかし…。
ズガァァァァァァァァァァァァン!!
海の上なのに地震が起きたのではないかと疑うくらいの揺れが起き、両者混乱する。…いや、片方だけのようだ。轟音と共に敵である50以上の深海棲艦が瞬く間に全滅したのである…。轟沈などせず、消滅である。
「えっ…?な……?え………?」
何が起こったかわけのわからない艦娘たち。そこで、ロボット集団が現れる。
「おーい!君たち!大丈夫だったか〜!?」
「……ん?あ、あぁ…。」
ドミナントが声をかけ、他の艦娘が突然色々ありすぎて固まっている中、反応する天龍。
「よかったぁ…。」
「あ、あぁ…。その…サンキューな…。」
天龍は素直に答える…。ドミナントは、計画通り敵意がないことを伝える。
「俺たちは君たちと戦う意思はない。……聞いてる?」
突然の出来事にまだ頭が追いつかない天龍…。
「あ、あぁ…。すまない…聞いてなかった…。あと5分ほど待ってくれるか?」
そう言って頭の整理をする艦娘たち…。
…………
5分後
「5分経ったが…そろそろいいか?」
「あ、あぁ、いいぜ。なんでも聞け。」
そして冷静になった艦娘たちは、このロボット集団だけは怒らせてはいけない…。と結論を下す。
「俺たちは君たちと戦う意思はない。どうだろう…協力させてくれないか?」
天龍は考える。
……戦う意思はないと言っているが、本当かどうかわからない…。だが、本当だとしたら願っても無い戦力が仲間になるということになる…。だが、もし気が触れることを言ったら全滅エンド…。というか、もし本当だった場合断ったら相手側の気に触れるのでは?
「……わかった…。でもまずは提督に話をつけてこないとなぁ…。」
そう言って提督に丸投げする天龍…。他の艦娘たちからジト目で見られていたのは言うまでもない…。
「わかった。では、提督に合わせてくれ。」
「えっ?」
長かった…すごく長かった…。およそ3800字。(普段は2000〜2100)。
……さて、今回は前回言っていた艦娘要素を取り入れるため、長くなりました…。楽しんでください…。
次回!第9話「○○!?何故ここに!?」お楽しみに!