ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「さぁ?あんたなんかの小説なんて読みたくないんじゃない?」
辛辣だなぁ。
「別に?」
あと10回しかないのに。いや、瑞鶴がここに出れるのはあと6回前後だな。
「えっ!?ちょ、聞いてない…。」
じゃぁ、今回のゲストを紹介します。
「天龍だ。ふふふ。怖いか?」
ん〜…。どちらかといえば可愛いな。
「なっ…!?」
それよりも、あらすじ。
あらすじだ
前回、執務室が騒がしかったが、何かあったのだろうか…?まぁいい。そのあと、いきなり玄関のチャイムが鳴った。俺は担当じゃないから無視したけどよぉ…。騒がしかったから行ったほうが良かったかもな。
…………
「と、いうわけで来ました。」
「ふむ。そうか。」
ドミナントとジャックが話す。
「実は…カクカクシカジカ。」
「…なるほど。それは礼をしなければならんな。」
「でしょ?だから、養殖場の設計図とかある?」
ドミナントが説明して、頼む。
「ふむ…。すまないが、設計図はない。お前に頼まれて作ったものだからな。もう燃やした。」
「…嘘だろ…。」
用心深いジャックが設計図を燃やしたと言い、ドミナントがガックシする。
「…だが、今あるやつを確認すれば、どこがどうなっているかはわかるはずだ。」
「!ありがとう!ジャック!」
「構わん。居候している訳でもあるから、当然だ。」
ドミナントはその場を去る。
…………
応接室
「ただいま戻りました。…ってあれ?」
ドミナントが戻ったが、誰もいない。
「…置き手紙?」
ドミナントは机の上にあった紙を見る。
…………
養殖場へ行く。
…………
「……なんで養殖場?」
ドミナントは思い、養殖場へ行く。
…………
養殖場
「ただいま戻りましたー。」
「遅いぞ。」
ドミナントが来るなり、ジナイーダに言われる。
「ところで、佐藤中佐、お話が…。」
「どうしたの?」
「実は設計図がなく、調べなくてはならなくなってしまいました…。すみません…。無責任に了承してしまい…。」
ドミナントは謝る。
「?そんなこと?別にいいよ。」
佐藤中佐は気にしていない。
「それなら、明石に頼めばいいよ〜。」
「提督、聞こえてますよ。」
明石が後ろにいた。
「聞いてたならば、ちょっと調べてくれる?許可は取ってあるし。」
「わかりました。少し疲れますが…。」
明石はため息を吐きながら調べに行く。
「じゃぁ、セラフも…。」
「ううん。手をかさなくても平気。」
「えっ?でもそれだと時間がかかるんじゃ…。」
「大丈夫大丈夫。」
佐藤中佐が言うと…。
「……なるほど、これは…。新しいですね…惹かれます…。」
淡々と調べていく。セラフと同じかそれ以上の早さだ。
「…?」
「私が鍛えさせたの。私、こう見えてたくさんACの整備してきたし。」
「えっ!?どゆこと!?」
佐藤中佐の突然のカミングアウトに驚くドミナント。
「…シレアは人を雇うお金がなかったからな…。整備士がいなく、私もよく手伝っていたな…。」
ジナイーダがしみじみ言う。
「つまり…、ACの整備士?」
「う〜ん…。まぁ、そんな感じかな?」
シレアがのほほんと言う。
……ACの世界に整備士っているんだ。…いや、よくよく考えてみたらいるよな。あんなに大きいから…。つまり、プレイヤーはタダ働きさせているのか?それとも、ミッション報酬は、整備士の給料が引かれた額なのか。いや、プレイヤー自身がパイロットでもあり、整備士でもあるのか…?…謎だ。
ドミナントは一人考えていると…。
「終わりました。」
明石が疲れた感じで言う。
「終わった?お疲れ様。」
「疲れました。後で何か奢って下さい。」
「ん〜…。あっ!じゃぁあそこの自販機のオレンジジュースで。」
「オレンジジュースって…。他にないんですか?」
「…明石、昔の私はお金がなくてオレンジジュースだって買えなかったんだよ?何も食べていない日も続いてたりしたの。命かけてもあまり良い収入が得られなくて、修理費も引かれちゃって、家賃も必要でお金がなかったの。水以外が飲めるなんて幸せなんだよ?」
佐藤中佐が重く言う。明石は考えてしまい、暗い顔をしている。セラフは笑顔のまま固まっている。ジナイーダは申し訳ない顔をしている。
……闇が深すぎるだろ…。なんなんだ?AC世界の住人は…。
ドミナントは微妙な顔をして思う。
「まぁ、オレンジジュースってのは冗談だけどね。欲しいものを言ってご覧?」
佐藤中佐は半笑いして言う。しかし、この空気である。
「…オレンジジュースが欲しいです…。」
「…えっ?」
「オレンジジュースが飲みたいです…。」
「あー…、明石?冗談だよ?何言ってるの?」
「…佐藤中佐、それは流石に無理がある。」
ドミナントが言い、この話はまた今度にすることになった。
…………
「で、佐藤中佐、何?その荷物。」
ドミナントたちは鎮守府の中にいる。セラフはいつのまにかいない。
「ん〜?あぁ、これね。今日泊まるから着替えとか色々。」
「うん。泊まるなんて聞いていないね。…まぁいいけど。心配なのは部屋だ。」
ドミナントは空き部屋をチェックする。が、どこも満室だ。
「う〜ん…。ないな…。」
ドミナントが調べる。
「ふぅーん。じゃぁ、ジナの部屋にしようかな?」
「なっ…、私の部屋だと!?」
「そうだよ?別にいいじゃん。相部屋でも。」
「……。」
「あれ〜?ジナのその顔は何かあるね?その顔は…。」
佐藤中佐が特に変わっていないジナイーダの顔をまじまじと見る。
「…ふぅ〜ん。」
「な、何がだ…?」
「親友である私の前では全てお見通しだよ。」
佐藤中佐がセラフですら読めないジナイーダの心を読む。
「まぁ、知られたくないようだし、言わないけどね。」
佐藤中佐は楽しそうに目を細める。
「じゃぁ明石はどうするんだ?」
「う〜ん…。明石の好きなところで良いよ。」
「好きなところって…。…倉庫か?」
「う〜ん…。倉庫は好きですが、寝泊りするほどでは…。」
明石が難しい顔をする。
……夕張は倉庫で寝泊りするほど倉庫好きだがな。
ドミナントは心の中で思う。
「…どこがいいんだ?」
ドミナントは聞く。
「う〜ん…。…あっ、大淀…。」
「ほう。大淀が良いのか。」
明石が少し反応したことを見逃さなかった。
「わかった。大淀に言っておく。(とは言っても、ジャックがドロップさせたから必然的にジャックにも言う手間もあるがな。)」
「ありがとうございます。」
こうして、部屋割が決まった。
…………
倉庫
「広いですね〜。」
「ここが倉庫か〜。別名工廠かな?」
「まぁ、そんな感じだ。」
ドミナントが言う。ジナイーダはあのあと急いで部屋に戻って行った。
「あっ、いらっしゃい提督。…その方たちは?」
「私は、第2舞鶴鎮守府提督佐藤中佐だよ。本当の名前はシレアだけど、佐藤中佐でいいよ。」
「工作艦、明石です。修理ならお任せください。」
「兵装実験軽巡、夕張です。」
3人は挨拶をする。
「この倉庫、いろいろありますね。」
「はい。大半が私が作ったものです。残りはセラフさんやジャックさんなどです。」
夕張は言う。そこで佐藤中佐が…。
「あっ!ドミナント少佐に言ってなかったことがある!」
「?どうかしましたか?」
そして、佐藤中佐は明石に聞こえないようにコソコソ話す。
「そうそう。実は、よく整備していたからAC用パーツや武器の作り方わかるの。そして、明石の技術力があれば作ることが可能だよ。」
「…えっ!?」
「まぁ、大量の資材を消費しちゃうけどね…。それに、作り方知っていたって、ACのない世界には意味ないし。ドミナント少佐はACなんだから、取り外し可能なんじゃないかな?って。」
佐藤中佐は述べていく。
「…つまり、AC用パーツを作れるから、俺がお客になって買ってくれというわけか。」
「まぁ、悪く言えばそういうこと。作るのに必要な資材の約1割をこちらがもらえればいいし。それに、その武器だけじゃ壊れるし、パーツだって、その時その時によって変えた方がよりよくなると思うし。」
「…ふむ。だが、これで俺は満足しているとしたら?」
「別にそのときはその時よ。この話は無かったことになるだけ。別になくっても構わないと思うし。」
佐藤中佐が言う。
「なるほどな。ならば、ひとつ作ってもらいたいものがある。」
「?どんな感じのやつ?」
はい。終わりました90話。アセンブルできる日も近いですね。
登場人物紹介コーナー
明石…アイテム屋さん。ピンク色の髪の毛が特徴。戦闘向けではなく、整備向けの艦娘である。佐藤中佐の秘書艦。
オレンジジュース…オレンジ100%。新鮮なオレンジを絞りました。果肉20%。 ジャック製品
次回!第91話「お泊まり会」お楽しみに!