ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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はぁ…。
「?どうしたの?」
あと1話でひとまず終わるネタがなくて…。
「それは…、私は何も言えないわね。」
96話からは作ってあるんだけどね。てか、96話から真面目になります。ギャグ要素がなくなります。
「…今もでしょう?」
…今回のゲストは?
「このお方。」
「我シレア…。ここにて参上!」
佐藤中佐ですか。あらすじをどーぞ。
「あらすじ〜。」

あらすじ
私が“排除、排除、…。”っていうやつを破壊して、特攻兵器を起動したことに驚いた人はいたかな?素性を隠していると、男と間違えられたりするけど、あの頃は男でも女でもどうでも良かったからなぁ〜。訂正とかはさせなかったよ。

NX主人公ですね。ジャック知っているでしょう?ドミナントの鎮守府に今いるよ。
「えっ?いるの?気がつかなかった…。てか、確かに誰かが“ジャックさん”って言ってたっけ?機体と声しか覚えていないなぁ…。」
まぁ、セラフ以外風呂でしかAC化しないからね。


94話 鎮守府の外

…………

提督自室

 

「ふぁ〜…。眠い。」

 

(早いです。どうかしたのです?)

 

「お前ら…。枕元で見下ろすのはやめろ。」

 

ドミナントが起き、妖精さんが声をかける。

 

「ところで、何でいるんだ?」

 

ドミナントは起き上がり、色々する。

 

(甘味…です。)

 

(甘味不足です…。)

 

(情報には飽きたです?)

 

「…おやつの時間にあげているだろう?」

 

(働きすぎです。ストライキしにきたです。)

 

(甘味をよこせー…です。)

 

(甘味は我らのエネルギー…です、十分な補充できてないです。)

 

「妖精さんたちの労基を知りたいな。まぁ、ストライキは流石に勘弁なので、この大きなまんじゅう2箱分を持って行って、みんなで分け合いなさい。少しずつ食べるんだぞ。」

 

(交渉成立です!)

 

(流石太っ腹。)

 

(神様。提督ゴッド。)

 

「そんな見え見えのお世辞しなくてもいいよ…。」

 

ドミナントが微妙な顔をしている。そこに…。

 

(ところで、何でいつもより早いです?)

 

(やましいこと隠しているです?)

 

(必需品みつかったです?)

 

「そうなんだよ…。運悪く神様に…って、違う!セラフと一緒に出かけるからだ。」

 

((出かけるです?))

 

(ヒューヒュー。)

 

「お前ら…。まぁいい。セラフは手術?を受けるらしいから、悔いのないようにってな。」

 

(つまり、今日はイチャラブです?)

 

(キスするです?)

 

(ホテル行くです?)

 

「馬鹿言ってるんじゃない。セラフだって、それくらいは場を弁えている。…まぁ、そういうことはしないデートみたいなものだ。」

 

(あーあ、この関係なのに線は越えない意気地なしです。)

 

(また第2横須賀での出来事が起こりそうです。)

 

(その出来事は全鎮守府の妖精さんが知っているです。)

 

「何!?どうして噂になってるの!?」

 

(((妖精ネットにアップされていたです。)))

 

「ざっけんな!」

 

そう話していると…。

 

コンコン…。

 

『司令官?起きているんですか?』

 

誰かがドアの外で小声で言う。

 

「おう、吹雪か。…うるさかったか…?」

 

『…少し…。でも、そこまで大きな声じゃなかったです。偶然ここを通りかからない限り誰にも気づかれないと思いますし。』

 

「そうか…。それを聞いて安心したよ…。…てか、何で吹雪がここにいるの?」

 

『…少し早く起きてしまったので、娯楽室に向かおうかと…。』

 

「そうか。…セラフも寝ていると思うし、俺も行くか。」

 

『えっ!?来るんですか!?』

 

「…嫌だったか?」

 

『あっ、いえ。そんなことはありません。』

 

「よし、それじゃぁ行くか。」

 

…………

廊下

 

「静かだなぁ。」

 

「起床時間まであと1時間と少しありますしね。」

 

ドミナントたちは小声ではなし、娯楽室に足音を立てずに行く。すると…。

 

『……。』

 

「司令官、何か聞こえません?」

 

「…娯楽室からだな。」

 

ドミナントたちは、静かに行き、部屋を覗く。

 

『今日は、気持ちの良い晴れの日でしょう。……。』

 

「むにゃ…。」

 

「スー…スー…。」

 

「しれいかぁん…。スー…。」

 

「う〜ん…。う〜ん…。」

 

「くー…。くー…。」

 

睦月型の5人がテレビをつけっぱなしで寝ている。

 

「…何でいるんでしょうか…?就寝時間直前は、ジナイーダさんがいちいち部屋を回って、確認しますから、その後にこっそり…?」

 

吹雪が考えていると…。

 

「…テレビをつけっぱなしで寝てしまったのか…。寝落ちだな。…吹雪、そこの毛布とってくれないか?」

 

「…!。あ、はい。どうぞ!」

 

ドミナントが寝ている5人に毛布をかけてあげる。

 

「…いいんですか?」

 

「何が?」

 

「夜中こっそり部屋から出てテレビ見るのは…。」

 

「う〜ん…。ダメだけど…。まぁ、今回は見逃してあげようよ。次は罰を下せばいいし。」

 

ドミナントは自分のことを棚に上げて言う。

 

「まぁ…、いいならいいんですが…。」

 

「それより、テレビ見よう?」

 

「…わかりました。…えいっ!」

 

「……何でここに座る?」

 

「何となくです。」

 

吹雪は、ドミナントのあぐらの上に座る。

 

「…軽いですよね…?」

 

吹雪が少し振り向きながらドミナントの顔を見る。少し赤い。

 

「えっ?姿変わっても、元がACだから大丈夫だよ?」

 

……少し可愛い。

 

「そうですか、なら良か…。?。……!。」

 

ここで吹雪は、ドミナントの遠回しの言葉の意味を理解する。

 

ドガァ!

 

「グフッ!」

 

「つまり、重いってことじゃないですか!」

 

「バ、バレたのか…!?」

 

「危うく騙されるところでした!」

 

「ご、ごめん…。」

 

「許しません!」

 

「まぁ、テレビみよう?」

 

カチャッ。

 

ドミナントがテレビのチャンネルを変える。すると…。

 

『昨夜、△△県□□市○○で、近所の住民から“異臭がする。”との報告を受け、警察が駆けつけたところ、数十名の遺体が発見されました。』

 

「む…。」

 

「…怖い…。」

 

『この場所は、暴力団の組長同士で集まっていたという情報があり、死亡推定時刻から、数日前に事件が起こったと推測されます。また、報告によりますと、被害者の頭がなかったり、陥没したり、折られていたりなど、惨殺されており、凶器と思われる物が不明。ちなみに、人の頭が粉砕する威力というのは、マグナム44口径や、対戦車ライフルなどの威力でないと、こんな風にはならず、大掛かりなものが必要となります。また、防犯カメラの映像には何も写っておりませんでした。警察は行方不明になった長髪組長と、権田源五郎という堅いの良い男性を捜索しております。…次のニュースです。……。』

 

ニュースが終わる。

 

「その件、第4佐世保が疑われているんだよね…。」

 

「!?」

 

「うおっ!?さ、佐藤中佐じゃないスか…。いや、自分の仲間もこんなことしませんよ。」

 

いつの間にか佐藤中佐が後ろにいて、ドミナントたちは驚く。

 

「いや、私だって、ここの人たちがこんなことをするはずないって思っているんだけど、ここ以外考えられないって人が多くてさ…。第一舞鶴鎮守府の提督まで疑っているの…。」

 

「…チッ。あのバブ提督が…。」

 

「司令官、口悪いです…。それに、バブ?」

 

「あっ!ドミナント少佐知ってるの?私以外知らないと思っていた。」

 

「いや〜、偶然見てしまったんですよ…。」

 

「あの…、バブって…?…聞いてます?」

 

「私も最初見たときはどうして良いかわからなかったよ…。」

 

「自分は固まりましたよ…。」

 

ドミナントたちが話して数分後…。

 

「む〜…。」

 

「あっ、吹雪ごめん。これは機密情報だから言えないんだよ。」

 

ドミナントがようやく吹雪に気付く。

 

「ふんっ。司令官なんて知りません。」

 

「ごめんよぉ〜。」

 

「許しません。」

 

今度は吹雪は本当に怒っていた。

 

「しょうがないな〜。これでどうかな?」

 

「!?」

 

ドミナントは吹雪を膝枕する。

 

「そ、そんなことしたって許しません!」

 

「…吹雪、めっちゃ嬉しそうな笑顔しているぞ…。」

 

……それに、素直で可愛い。

 

ドミナントは癒された。

 

「あはは。仲良いね〜。私の所とおんなじみたい。」

 

佐藤中佐は愉快そうに笑う。そこに…。

 

「あっ!ドミナントさんこんなところに…。て、何しているんですか!?」

 

「おう、セラフ起きたか。今吹雪を膝枕しているところだ。」

 

「ずるいです!羨ましいです!卑怯です!」

 

「“あーん”してもらった奴が何言ってんだか…。」

 

「それとこれとは別です!」

 

「!。司令官!“あーん”したんですか!?」

 

「二人とも静かに…。5人が起きちゃう…。」

 

「むにゃ…?およ?提と…あぁっ!ずるい!」

 

「背中はもらったー!」

 

「ず、ずるい!ボクもどこか…。」

 

「あたしはぁ〜、右腕!」

 

「あらぁ〜…?不倫かしらぁ〜…?」

 

「如月…、怖い…。お願いだからその目やめて…。てか、不倫という前に、結婚もしてないし…。てか俺は生涯、独身社畜だと思っていたから、結婚のこと考えてなかったんだよなぁ〜。」

 

「じゃ、じゃぁ私が…。」

 

「ボ、ボクは…?」

 

「あらぁ、私じゃふ・ま・ん?」

 

「司令官のぉ〜、太ももはあたしの場所だよ?」

 

「司令官、司令官は…、その…。誰がいいんだ…?」

 

「およ?提督、睦月じゃないの?」

 

6人がドミナントの近くに、赤くなりながら聞く。

 

……うん。6人集まって、キュートさが半端ない。可愛い…。可愛すぎる…。…これでは変態だな。

 

そしてドミナントは…。

 

「セラフ!」

 

「わ、私ですか…?」

 

「出かけるって言っていたな?行くぞ!」

 

「えっ!?そっちですか!?しかも、今このタイミングでですか!?」

 

「俺は先に行く!さらばだ!」

 

「えぇ…。」

 

ドミナントは走っていく。追いかけようとしたが、昔を思い出し、無駄だと判断して追いかけなかった。セラフが走っていく。佐藤中佐は途中からずっと笑いを我慢していたのか、思いっきり笑っていた。




はい。終わりました。94話。タイトルあまり関係なかったですね。…その通りにするつもりなどもとよりない…。
登場人物紹介コーナー
ダレモ…イナイ…。
次回!第95話「買い物」お楽しみに!

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