ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「もう96話か〜。長かったような…、短かったような気がするわね。」
君が出れるのはこれも合わせてあと2回だよ?
「えっ!?嘘!?」
んにゃ、ほんと。
「何で前もって言ってくれなかったの!?」
前言ったじゃん…。…さて、今回のゲストは?
「ちょ、待ちなさいよ!」
何〜?早く進めないと…。
「“進めないと”じゃないわよ!もう、色々したかったのに、時間が足りないじゃない…。」
…ま、次出れるの最後だから、盛大に盛り上げてくれ。
(まだです?)
おっ。来ましたか。妖精さん。
「えっ!?声聞こえるの!?」
聞こえるよ。筆者だもん。それじゃぁ、あらすじをどうぞ。…報酬は飴だ。
(了解です。)
(あらすじです)
(前回、Gが出たです。)(でも、重力加速度ではないです。)(その時、誰も彼もが逃げ回り…。)(挙句の果てには主任呼び…。)(最後は物理法則を無視して壁を壊して…。)(結局Gの行方は分からず終い。)
96話 異変
…………
大本営連絡通信室
「何か平和ですね〜。」
「最近、深海棲艦の動きもありませんしね〜。」
この部屋で、大淀と大和がお茶を飲みながら休憩している。
「このまま平穏が続けば良いのに。」
「フラグみたいなことを言わないでください…。…あっ!平穏といえば、九州地方に不思議な遊園地があるって噂が…。」
大和がとある遊園地のことを話していると…。
『……。』
「…?何か聞こえます。」
大淀が通信機を耳にしながら言う。大和は邪魔しないように黙っていた。
『…ムス…。オマエハ…カテ……。コウカ……ルゾ…。』
「…?何でしょうか、これは…。深海棲艦でしょうか?」
「…私もいいですか?」
いつもの深海棲艦とは違う信号を出す謎に、大淀たちは耳を傾ける。
「…何も聞こえなくなりましたね。」
「…新種の深海棲艦でしょうか?…とにかく、元帥に連絡します。」
大和は事態の大きさを想定しながら元帥に連絡した。
…………
大本営執務室
「と、いうことがあったんです。元帥殿。どう思いますか?」
「ふむ…。」
大和は早速元帥に聞いている。
「…新種の深海棲艦かも知れん…。」
「やはりですか…。」
「…今、各地でおかしなことが起きている。新種だとしても、不思議ではない。…それと、大和君に言うべきことがある。」
「何でしょうか?」
「第4佐世保の少佐の件だ。」
「…はい。」
大和はゴクリと唾を飲む。
「…少佐のことを調べた。彼は、提督学校を卒業している記録がある。」
「えっ!?私は、毎年元帥殿に代わって、卒業生をみていますが、少佐のことは見たことがありませんよ?」
「…だが、卒業写真にいるんだ…。それだけじゃない。艦隊模擬戦闘試験、指揮能力検査などの記録もある。だが、その教官に聞いたところ、ドミナントと言うものは聞いたことも、みたこともないと言う。一緒に写っている者一人一人聞いたが、彼がいたことがないと言う。この写真は合成でないことは鑑定済みだ。…おかしいと思わないか?一人くらいは知っていても良いはずだ。」
「…確かに、聞いたことも見たこともありません…。」
「…何か、我々の想像をも超える何かが起こっているのではないか…?」
元帥は大和に聞く。…と言っても、その記録は、先輩神様が付け足したので、証拠すら残らない。ちゃんと裏で仕組んでいるのだ。
「私は、ドミナント少佐のことを知らない。噂では化け物などと言われている。だが、噂は噂だ。直接会った君に聞きたい。…ドミナント少佐はどのような人物なんだ?」
「どのような…、ですか…。簡単に言えば、少佐は化け物ですが化け物ではありません。」
「…どういう意味だ?」
「少佐は、化け物のような力を持っています。我々では決して敵いません。しかし、化け物のような考え方は決してしません。少佐は、大抵大まかな行動をするときは人のためが多いと聞きます。我々が一方的に攻撃したり、非人道的な扱いをしなければ、我々に対する敵対行動もしないと言えます。…とは言っても、変なことはしますが…。」
「…なるほど…。」
「はい。」
「…ドミナント少佐…か…。話を聞くと、会いたくなってきたな。」
「ならば、今度招待しますか?」
「…いや、こちらから直接会いに行く。それが、礼儀というものだろう。」
「そうでしょうか。…道中元帥殿に何かあっては、大変ですからお呼びしたかったです。」
「心配性だな。」
「…まぁ…。…ところで、深海棲艦の話なんですが、どうしますか?」
「そうだな。話が逸れてしまったな。…聞こえた場所を特定し、その近海の鎮守府には警戒態勢を。もし発見しても、手を出してはならん。発見した場合はこちらに連絡をし、近海の鎮守府と連携をして、被害を最小限に防いで沈める。…たとえ、イ級だとしてもだ。」
「わかりました。早速、場所を特定します。」
大和はそう言い、退出しようとしたが…。
バァン!
「元帥殿!一大事です!」
「…どうかしたのか?」
「第8トラック泊地からの緊急通信です!」
「…話せ。」
「我、大量の深海棲艦を目撃した。大半が改flagship。だが、上位種は確認できない。まっすぐ大本営か、横須賀鎮守府に向かっていると思われる。一応、我々の艦隊で壊滅を試みたが、失敗。」
「…そうか…。」
「大量の深海棲艦…。」
「あぁ…。いよいよ、世界がおかしくなり始めているな。」
「我々の精鋭艦隊で撃破しますか?」
「…だが、出来るのか?」
「…第4佐世保に敗北したあの日から鍛えました。練度は80越えです。大和さんは90越えしましたが。」
「何故私のレベルを存じて…?」
「とにかく、精鋭で撃破を試みます。」
「ああ…。頼んだぞ。陸奥。」
「はい。お任せください。」
そうして、陸奥は退出した。
「……。どうした?そんな心配した顔をして。」
「……。」
元帥は大和を見るなり言う。
「…何故か、とても不安なんです…。なんというか…、何か…恐ろしい何かが起きるような…。…そんな感じです…。」
大和は不安な顔をしている。
「…大和の勘はよく当たるからな…。…一応第4佐世保に連絡するか?」
「…何故ですか?」
「我々を上回る鎮守府はパッと思いつくだけであの鎮守府以外ないだろう?」
「まぁ、そうですが…。」
「…轟沈者が出て欲しくない。ここは恥を忍んで、頼むべきだ。」
元帥は、第4佐世保に連絡する。
…………
第4佐世保
「はい。こちら第4佐世保です。」
『ドミナント少佐ですか?大本営の大和です。』
「はい。そうですが…?」
……セラフが今手術しているのに、何のようだ?
ドミナントは思う。
『実は、こちらに大量の深海棲艦が進行しています。どうにか、来ていただけませんでしょうか…?』
……おいおい、何で俺たちが始末しなくてはならないんだ?まぁ、確かに大本営がやられるのはまずいけど…。なぜ自分の身も守れないんだ…?そんなに弱いわけないだろう?
ドミナントは考えて、聞く。
「そちらで対処できないのですか?」
『…対処はできます。』
「なら、必要な…。」
『しかし、不安なんです。』
「…親離れも必要ですよ?」
『…そういう意味ではないんです…。なんというか…、不安で不安で仕方がないんです。嫌な予感がするんです。』
「…大和さん、知っていますか?ここからそちらまで約1000kmもあるんですよ?今すぐって…。しかも、理由がそれでは納得できません。」
『しかし…。…あっ、元帥殿、何を…?』
電話越しで、何か物音がすると…。
『電話を変わりました。元帥だ。』
「…えっ?」
……元帥?何で俺に?俺何かした?
ドミナントは考えるが、繋がらない。
「えーっと…。何か御用でしょうか?」
『うむ。これは冗談ではない。来てくれはしないだろうか?」
「…いくら元帥殿でも、約1000kmもありますし、理由が勘では納得ができません。」
『分かっている。…それなら、君の昇進を約束しよう。来てはくれまいか?』
「それでも結局艦娘たちが出撃するんです。自分ではなく、彼女たちにご褒美を約束してください。」
『わかった。約束しよう。来てくれるのだな?』
「約束を守ってくれれば行きます。」
『わかった。…と、それともう一つある。』
「何でしょうか?」
『万全の支度を…、絶対に勝てる自信のある編成をした方が良いと私は思う。伝えていなかったが、おそらく新種だと思われる深海棲艦の情報がある。その大群の旗艦である可能性が高い。』
元帥が言うと…。
「えっ!?それは本当ですか!?」
『本当だ。だからしっかりと準備をすることを勧める。』
「…わかりました。」
そうして、電話を切る。
……はぁ…。大本営はどうして無理難題を押し付けるかな…?
ドミナントは心の中で思った。
はい。終わりました96話。おもしろ要素は少ないですね。
登場人物紹介コーナー
陸奥…長門の姉妹艦。大本営所属。大本営精鋭艦隊隊長。レベルは85以上、90未満。改二にはなっていない。実は、あまり運がない。長門よりも、比較的多く確認されている。
次回!第97話「最後の戦い」お楽しみに!