また、今回から台本形式で描いて行こうと思います!
金曜日
明日はついにバンドのライブの日。リサは緊張していた。
リサ (はぁ…明日はついにライブかぁ……)
浩介「おっすリサ。友希那が校門で待っているから、もう少しで行くぞ」
リサ 「わかった、準備するね」
アタシ達が校門前に向かうと後ろから「待ってー」って声が聞こえてきた。後ろを向くと同じクラスの日菜だった。
日菜「待ってー二人共!まだ帰らないで!」
リサ 「どうしたのヒナ?」
日菜「リサちー、こうくん、うちのおねーちゃんとバンド組んだってほんとー?」
リサ 「えっ、おねーちゃんって…あっ、そっか!ヒナって双子だったっけ…ってもしかして…」
日菜「そ、氷川紗夜があたしのおねーちゃん! あたしには何にも話してくれないからさー色々教えてほしーなっ!」
浩介「なぁ日菜?なんで紗夜は日菜にバンドやってるって話さないんだ?」
日菜「んー…まぁいいじゃんそれはっ、……それより、バンドしてる時のおねーちゃんってどんな感じ?楽しそう?嬉しそう?」
浩介(日菜のあの様子を見る限り、2人になにかあったんだろう。もしかすると、紗夜は日菜になにかを抱いているのかもしれないな。)
リサ「浩介?大丈夫?急に固まって」
浩介「あ、あー大丈夫。…日菜。紗夜はいつもと変わらず全力でギターを弾いてるよ。」
日菜「…そうなんだ。ありがとう!あたしこれから用事があるから帰るね!二人共ライブがんばって!」
日菜は猛スピードで帰って行ってしまった。俺はまだ、2人の姉妹になにかあったんだろうと考えていたが、友希那を待たせているので、俺達はすぐに玄関に向かった。
友希那 「二人共遅いわよ」
リサ 「ごめん!友希那!紗夜の妹と話ししてたの。」
友希那「兄さんも一緒だったの?」
浩介「うん。そうだけど、ごめんな友希那」
友希那 「……わかったわ。今回だけは大目に見てあげる。兄さん次は無いわよいい?」
浩介 「はい。……わかりました。」
(お、今回は優しいな。いつもは帰ってから説教タイムとか言うのに、まぁ説教している友希那は可愛いんだけどな)
友希那 「よろしい。二人共に行くわよ。」
俺達は下校した。
リサ 「あ、ところでバンド名って決まった?」
友希那 「…いえ、まだ…決まってないわ」
浩介「明日がライブだから今日中に、決めないとやばいな」
リサ「たしかに、でも、こういうのって初めてだから難しーよね」
浩介「なぁ、2人共花屋に寄ってみないか?なにか案が浮かぶと思うし」
リサ「そうだね!行ってみよ!友希那行こ行こ♪」
友希那「ちょ、リサ押さないで。」
店員 「いらっしゃいませ〜」
浩介 「こんにちは。…ん青いバラって珍しいですね?」
店員「そうなんです。めずらしくって綺麗ですよね!涼やかにみえる青いバラですけど、「不可能を成し遂げる」って情熱的な花言葉もあるんですよ」
友希那 「…!…そのバラください」
店員「はあい!ありがとうございまーす」
リサ「えっ、友希那?」
友希那「…兄さん、リサ、何か掴めた気がする」
リサ 「お?」
浩介 「よかったな友希那。」
友希那 「ええ」
次の日ライブ当日
あこ 「ついにこの日が来たねっ!ほらっりんりんこのボード見て元気出して!あこ達のバンド名だよっ!」
ボードにはRoseliaと書かれていた。
リサ「…そっか、友希那…色々考えてたけどこれにしたんだ!」
あこ 「よーしっ!Roselia初ライブ!!行くぞーー!おーーっ!」
リサ 燐子「……っ!おー……」
あこ「……ってあれぇ?りんりんだけじゃなくってまさかリサ姉も緊張…」
リサ「…!ギクッ!…し……してない、してないよ!ダンスの大会でも一緒にステージ出てるじゃん?あはははは…」
(…はぁとか言って参ったなぁ〜…めちゃくちゃ緊張してるじゃん…アタシ…)
アタシは自分の顔をぱん!って叩いて緊張をほぐした。
リサ「ほらほらいくよー!時間ぎりぎり!あの二人に怒られちゃう!」
友希那 「三人とも1分35秒の遅刻よ」
リサ「ごっ、ごめんごめん!おーっ!って気合い入れてたからさ!全員で一緒にやりたかったなっ」
友希那「馴れ合いはやめて、気持ちの整理は個人で済ませてきてもらわないと困るわ」
リサ「う、うんっ大丈夫だって!それくらいちゃんとできてるよっ」
(本当かな……アタシ、ベースをやらなくなったのだって2人と釣り合わないと思ったからで…)
燐子 「わたし…も、みなさんと…演奏するって…決めたから…が、がんばり…ます……っ!」
友希那「音での証明をお願いね」
リサ(…バンドで技術が足りないのはアタシだけ…でも、やるしかない結果を出して友希那の隣にいるんだ…!)
浩介(リサまだ、緊張が解けてないな、リサには悪いがあれをするしかないな)
浩介「リサ手を出してみて」
リサ「え?こう?」
バシン!手がジンジンする
リサ「痛ったぁ!浩介めちゃくちゃ痛いじゃん!」
浩介「ごめんごめん。まだ、緊張が解けてないから、緊張を解くためのおまじないをかけてみた。」
リサ(たしかに痛いけど、緊張がおさまった。)
リサ「あ、ありがとう!」
浩介「どういたしまして」
あこ「はいはい!Roseliaの闇のドラマー!!あこもがんばりますっ!」
燐子「Roseliaって響きがかっこいい…」
あこ「そういえば、なんでバンド名Roseliaなんですか?」
友希那「薔薇のRoselと椿のCamelliaからとったわ、特に青い薔薇…そんな…イメージだから…」
燐子(青い薔薇…花言葉は「不可能を成し遂げる」……だっけ……)
浩介 「みんな、思い切って演奏してこい!俺は観客席で見てるからな」
友希那 「ええ当然よ!いくわよ!」
燐子 あこ 紗夜 リサ「はい!」
Roseliaの演奏が始まった。観客席はとてつもない熱気だった。
観客1「高校生でこのレベル!バンド名は…Roselia……」
観客2 「この子達話題になりますよ!今月のPV数トップ狙えるかも!」
観客3 「今までどこのスカウトも受けなかったのに……友希那は、バンドが組みたかったのか…?」
友希那 「ラスト聞いてください。 『BLACK SHOUT』」
あこ(もっとみてみてっ!Roseliaって超かっこいいでしょっ!)
リサ(一人の時よりずっと上手く弾ける…!)
燐子(あんなに緊張してたのに……わたし…すごく…楽しんでる…!)
紗夜(この前よりも、もっと『音』に引き寄せられる!)
友希那(……行けるかもしれない……このバンドなら…!!)
浩介(いいね!すごくいい!これからの彼女達の成長が楽しになってきた!俺は願うRoseliaの未来に頂点の兆しを………)
ワァァァァァ!!
ライブ後楽屋にて
あこ「すっごかったね〜!ライブハウス出たらキャーって!初めてのライブでもうファンができちゃったっ!」
紗夜「あれくらいで騒がないでちょうだい、私達が、目指しているのは……!」
浩介「紗夜?どうかしたか?」
紗夜「…あ、いえ…なんでもありません」
浩介「なら、いいんだけど…」
あこ「それにしてもお腹減ったよ〜」
リサ「あははっ、ドラムは特に体力つかうもんね〜…あっ、じゃあさー初ライブ記念にみんなでファミレス行っちゃう?」
紗夜、友希那「……」
友希那「バンドに必要なのは技術と目標に対する揺るがない意志だけだわ他のものなんていら……」
浩介「友希那、俺はいいと思うけど、」
友希那 「兄さん……わかったわ//兄さんがそこまで言うなら行きましょう///」
リサ あこ「やったぁ!」
俺達は初ライブの記念でファミレスに行くことになった。
ファミレスにて
リサ「あははっ!お腹いたい!あこ、もっかい!もっかいリクエスト!」
あこ 「えーっと…この…闇のドラムスティックから…何かが…アレして我がドラムを叩きし時…魔界への扉が開かれる!いでよ!『BLACK SHOUT』!」
リサ 「あこ最高!めっちゃお腹いたい!」
燐子(ファミリーレストラン…普段来ないけど……楽しい……)
リサ「ほらーっ友希那も紗夜も!初ライブ記念なんだからさー二人ともなんか話して話してー?」
紗夜「……湊さんがこんなところに来るのは意外でした、私はこういった得体の知れない添加物系のメニューは受け付けませんので」
友希那 「…私だって普段は来ないわ リサ、私がしたいのは音楽の話だけよ」
紗夜 「同感ね」
浩介 「二人共相変わらず固いなぁ」
紗夜「…でも、ここはともかく今日の演奏はとてもよかった。今井さん、あなた上手くなったと思う」
浩介 「確かに、リサは俺が教えた時より上手くなったな」
リサ「………!あ、ありがとう…!///」
あこ「リサ姉ガチ照れだ〜!笑笑」
リサ 「あこ!うるさいよっ!!//」
友希那「そうね、この短期間でRoseliaのレベルは確実に上がった…あこ、燐子あなた達もよ」
友希那 「だから、本当にこの5人で本格的に活動するならあなた達にもそろそろ目標を教える 」
リサ(……!友希那…)
あこ、燐子「目標…って?」
紗夜「そうですね、私はそのために湊さん達とくみましたから確かにここで意思確認をすべきだわ」
友希那「兄さん説明をお願い」
浩介「ああ。みんなには今から言うのはとても難しい目標だ。 それは『FUTURE WORLD FES.』の出場権を掴むために、次のコンテストで、上位3位以内に入ることだ。その為にこのバンドにはこれから極限までレベルを上げる」
友希那「音楽以外の事をする時間はないと思って。ついてこれなくなった人にはその時点で抜けて貰うから」
燐子「ふゅーちゃー…」
あこ「…わーるど…ふぇす……?」
友希那「わたし達がこのFESに出られるようレベルを最大限まであげるそのためには覚悟が必要よ……スゥ…あなた達Roseliaにすべてを賭ける覚悟はある?」
それはFESに出たい友希那の強い気持ちだった
続く。
私もRoseliaにすべてを賭けるます!
第7話読んでいただきありがとうございました!
2ndシーズンの方も描いていくのでよろしくお願いします!
お気に入り登録の方もありがとうございます!
ではまた次回でお会いしましょう!
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