問題児と死にたがりが異世界で番外編をするそうですよ?   作:天月照詠

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第四話「流れる沈黙、そして動き出した時」

チャイナ服から着替えた十六夜が学ラン姿で戻ってきた。

 

「あら、もう着替えてしまったのね」

「あたりまえだろうが、あんな格好、いつまでもしてられるかよ」

「写真でも撮っておけばよかった」

「ふむ、あんずるがよい」

「私がしっかり撮っておきましたので」

「仕事が早いな」

「看板娘ですから」

「意味分かんねぇよ、てか俺が安心できねぇし!その前にいつの間にとったんだよ!?」

「逆廻十六夜さんが着替え始めてから着替え戻るまでとってありますので」

「あんたホントに何もんだ!?」

 

最近割烹娘がただものじゃないように思えてきた。

もう「彼女だから」の一言で片付いてしまいそうだ。

 

「さて、一枚目の内容も終わったところで次に行こうとするかの」

『!?』

 

そうだった、俺たちが終わったのはまだ一枚目。

まだまだかるたは残っている。

 

「では二枚目、おなごたち~」

 

おなご、女子か?

 

「服がはだけて、ぽろりかな♪」

『………………』

 

…………………………。

 

『(ひ、ひけねぇ~!?)』

『(ひ、ひきたくない!)』

「?」

 

一名を除いて、男女それぞれの心の言葉が一致した気がした。

 

「おい!こんなのどうすればいいんだよ!?」ボソボソ

「ひいたら女性陣から冷めた目で見られて引かれるぞ!?」ボソボソ

「うまいこと言ってるつもりか!?」ボソボソ

「仕方がないな」ボソ

「!?まさか行く気かルイオス!?」ボソボソ

「ジン、お前が行くんだ」ボソ

「えっ!僕ですか!?」ボソボソ

「お前はリーダーだろうが」ボソ

「あなたも同じですよ」ボソボソ

「もう女が引くのまとうぜ?」ボソボソ

「裏面怖いから引けないしな」ボソ

「さっきと同じ内容だったら最悪だな」ボソボソ

「男のポロリって誰得だよ」ボソボソ

「そっち系の人」ボソ

「鳥肌が立つからやめろ」ボソボソ

 

 

「ちょっと、どうするのよあれ」ボソボソ

「ひきたくない」ボソボソ

「女性のうち誰が引いても同じですからね」ボソボソ

「レティシア様、ポロリってなんですか?」ボソボソ

「リリにはまだ早い」ボソボソ

「アルゴールさん、裏面に挑戦してきてください」ボソボソ

「!?(フルフルフルフルフル)」

「ですよね」ボソボソ

 

「なんじゃ、おんしら。誰も引かぬのか?」ニヤニヤ

『どの口がいいやがる』

 

そして再び沈黙が広がる

 

「!」

 

そんな中一人、あることを思いついたものがいた。

その人物はそれに気がつくとそのままカルタを手に取った。

 

『え』

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