やってみるさ。この素晴らしい世界で、俺に何ができるかわからないけど。 作:みっはー
出さざるを得ないよ
デルタギアに関するアンケートは一週間ほど期間を設け、その後対応します。
今までサブタイトルは555の挿入歌の歌詞から引用していたんですが、今回は完全にこのすばストーリーなのでサブタイもこのすば風です。
オルフェノクの出現があってから1週間。
その後、特に新たなオルフェノクが現れることもなかった。
毎日昼時に集まり、三原、和真、アクア、ダスト、リーン、キースの面々で異常がないか話しているが、オルフェノクの目撃情報はなし。
アクアも特に妙な気配は感じず、キースのほうも気になる情報はないとのことだった。
今日も昼に集まり情報交換をした後、午後の配達に出た三原。
アクセル近郊の猟師小屋への届け物だったが、無事完了した。
その帰り道。
アクセルが見えてきて気が抜けたころ、突如それは起こった。
轟音と衝撃。
横殴りの突風に煽られ、悪路を走る三原のバイクが揺れる。
「っ!?」
ギリギリ横転こそしなかったもののバランスを崩しかけ、車体を横向きに滑らせるようにして無理やり急制動をかけた。
「なんだ!?」
見ると、アクセルから離れた位置の平原でキノコ雲が上がっていた。
「なんだあれ!?」
突然発生した異常事態に、三原はハンドルを切った。
異世界に来てから滅多に出していないフルスロットルで一気に平原を駆け抜ける三原。
整備されていな悪路で跳ねる車体をうまく制御して走る。
悪路を走るのも慣れたもので、危なげなくバイクを操る。
爆心地の近くまでやってきた三原が目撃したのは衝撃の光景だった。
「え、なにこれどういう・・・いや、本当にどういう状況なんだ!?」
三原の視界に飛び込んできたのは、恐らく先ほどの爆発の爆心地であろう、赤熱したクレーターと、その手前で3mほどの大きさのカエルに追い回され逃げるカズマと、何故か足を止めている2匹のカエル。
混沌とした状況に思わず茫然自失となる三原。
大型のカエルはジャイアント・トードというモンスターで、駆け出し冒険者用の依頼でよく張り出されて居る。
この時期になるとジャイアント・トードが人里に降りてきて、家畜や子供、果ては一人でいた大人なんかを丸呑みにしてしまうという、中々に危険な魔物である。
そこそこ知られている魔物なのだが、討伐以来を一切受けていない三原はジャイアント・トードを見るのは初めてだった。
「ひいいいやああああ!助けてえぇぇ!」
「っ!和真君!」
和真の悲鳴で我に返った三原はバイクのスロットルを強く捻る。
唸りを上げる超重量の鉄馬が一気にカエルと距離を詰め、手前の段差であえて制御せず、三原はバイクごと宙に飛び出した。
カエルの横っ腹に思い切り前輪を叩きつけて吹き飛ばす。
「和真君!大丈夫かい!?」
「み、三原さん!助かったぁ!」
よっぽど必死に逃げていたのか、今三原の存在に気付いた和真。
ほっと息を吐くのもつかのま、慌てたように顔を上げる。
「そうだ!三原さん、あっちのカエルにアクアとアークウィザードの女の子が食われかけてる!」
「え!?」
驚いた三原が目をやると、よーく見ると動いていなかった二匹のカエルの口から足のようなものが飛び出している。
「大変じゃないか!よし、任せて!」
三原はバイクから降りると、アタッシュケースからデルタのベルトを取り出した。
腰に叩きつけるようにして装着し、デルタフォンを引き抜く。
・・・ところで、このジャイアント・トードという魔物だが、基本的にはただの大きいカエルだ。
だがしかし、ただの大きいカエルが人間を襲ったところで、大の大人を捕食出来でるであろうか?
ましてや、猟師の獲物にもならず、冒険者に討伐依頼として出されるであろうか?
この魔物が一般人だと討伐が難しいといわれる最大の要因があった。
この魔物、強靭な打撃耐性を持っており、剣などの刃物がないとろくなダメージを与えられないのだ。
それがつまり、どういうことかというと。
バイクで轢かれた程度では吹き飛ばすのが関の山、倒すには至らないということだった。
結果、三原がどうなったかというと。
「へんsへぶっ・・・」
動きを止めている二匹のカエルに意識を向けていた三原の後ろから、先ほどバイクで跳ね飛ばしたカエルに頭からパックリいかれた。
「み、三原さああああああん!」
★★★★★
「うぐっ・・・ひぐっ・・・生臭いよぅ・・・生臭いよぅ・・・。」
「助けに来たはずが助けられるなんて・・・。ごめんね、和真君。」
「いや、大丈夫です。正直ジャイアント・トードが足を止めてくれただけ助かってますし・・・。」
結局三原も食われかけ、口に物が入っていると止まるジャイアント・トードの習性をついて和真が3匹のジャイアント・トードを倒すことになった。
三原も飲み込まれかけながらなんとか変身しようとしたのだが、頭からいかれたため音声認識のデルタフォンが上手く動作してくれなかったのだ。
(ほかのベルトなら音声認識じゃないからなんとかなったかもなぁ・・・。)
と、思わず遠い目をする三原。
見事に粘液塗れとなった三原、アクア、そして初対面のアークウィザードの少女。
三原が目撃した大爆発はその少女が魔法で起こしたものらしく、今は魔力切れで和真に背負われている。
本当は既に粘液塗れの三原が背負うことで被害を減らそうと思ったのだが、舗装されていない悪路をバイクを押して歩くのはかなりの重労働で、和真には難しかったのだ。
乗って走ることも同じく初見の和真には無理だったため、三原がバイクを押し、和真が粘液塗れの少女を背負う事となった。
あの後、追加のカエルも出てこなかったので、平穏にアクセルに帰ってきた一行は道すがら、三原に経緯を説明していた。
実は昨日、アクアと和真の二人でジャイアント・トードに挑んだらしいのだが、見事に惨敗。
パーティメンバーの募集を出したところ、件のアークウィザードの少女、めぐみんが応えたらしい。
このめぐみんという変わった名前の少女は紅魔族という種族で、なんでも高い知性と魔力を持った種族なんだとか。
「なるほどね。新たな仲間を加えたわけだ。」
「はい。いうだけあって、凄い魔法でしたよ。ただ、あれはやりすぎな。今後はピンチの時以外は爆裂魔法は禁止だ。今後は普通の魔法で戦ってくれ。」
話を振られためぐみんが、真剣な顔で和真に返す。
「使えません。」
「・・・は?」
思わず肩越しに振り返り、足を止める和真。
三原もバイクを押しながら怪訝そうな表情を浮かべる。
先ほどまで泣きじゃくっていたアクアも、ポカンとした表情になった。
「私は爆裂魔法しか使えないんです。他には一切魔法は使えません。」
「・・・マジか?」
「マジです。」
「魔法って確か、初級、中級、上級ってあって、それ以外の魔法があるって感じだったよね?あれだけの威力の魔法が使えるなら、他の魔法も使えるんじゃ?」
実は三原、異世界に来た当初は魔法に興味を持って、宅配のついでに魔法に詳しい人間に多少話を聞いたりしていた。
まあ、本人の魔力のステータスが絶望的だったため、魔法職につけなかったのだが。
その時に聞いた話では、大体の魔法職は初級魔法は飛ばして、中級上級と取得してくものらしい。
スキルポイントに余裕ができたり、パーティの連携上必要になったりしたらそれ以外のものに手を出すのが一般的と聞いていたのだ。
アクアも三原の発言に頷くと、
「爆裂魔法が使えるレベルなら、他の魔法も覚えられるはずよ?私だって最初に宴会芸スキルを覚えた後にアークプリーストが覚えられる魔法全部覚えたもん。」
「宴会・・・なんだって?」
アクアの発言に和真が反応したが、それにアクアが言い返す前に、めぐみんが声を張り上げた。
「私は爆裂魔法をこよなく愛するアークウィザード!爆発系魔法ではダメなのです・・・!もちろん、他の魔法を覚えれば楽にはなるでしょう。でも、ダメです!私は爆裂魔法しか私は愛せない!」
「えぇー・・・それは・・・どうなんだろうね?」
思わず苦笑いの三原。
一日一回しか撃てず、撃てばもれなくクレーター。
おまけに撃った本人は魔力切れでダウンしてしまう。
それしか使えないアークウィザード。
控えめに言って地雷、よく言えば走る爆弾と言ったところだろうか。
地雷より性質が悪くなった感もあるが。
「だとしても!私は爆裂魔法しか愛せない!だって私は、爆裂魔法を使うためだけに!アークウィザードになったのですから!」
「素晴らしいわ!非効率ながらも浪漫を追い求めるその姿!私は感動したわ!」
何やら感じ入るところがあったのか、とても嬉しそうなアクア。
めぐみんとサムズアップを交わしている。
またしても苦笑いを浮かべる三原は、
なんだか和真君が来てから苦笑いばっかり浮かべてる気がするなぁ、と本人が聞いたら俺が来てからじゃなくてアクアが来てからと言ってくれ、と怒りそうなことを考えていた。
「そっかぁ!たぶん茨の道だろうけど頑張れよ!今回の報酬は山分け、また機会があったらどこかで会おう!」
笑顔で一息で言い切った和真に、めぐみんがおぶられたまま器用に手足を使いしがみつく。
「私の目的は爆裂魔法を撃つことだけ・・・。無報酬でもよいくらいです。今なら食費と雑費だけで強力な力が貴方のもの・・・!これはもう、長期契約を結ぶしかないのではないだろうか!」
「いやいやいや、そんな力は俺達みたいな駆け出しには宝の持ち腐れっていうか、強力な力とは随分盛ったなお前!さてはお前他のパーティでも捨てられた口だろ!?離せ!離せっての!」
「もうどこのパーティも拾ってくれないのです!荷物持ちでもなんでもしますから!お願いです!私を捨てないでくださいいいいい!」
なんとか背中のめぐみんを引きはがそうとする和真と、させまいとするめぐみんの熱い攻防が始まる。
「ま、後はパーティの問題だろうしね。俺はそろそろ・・・」
面倒になってきたのか、一緒にされたくなかったのか、三原は静かに一人フェードアウトを図ろうとしていた。
が、
「やだ、見てあの男。あんな小さい子を捨てようとしてる!」
「えっ」
ふと振り返ると、こちらを指さして話している女性が3人ほど。
「隣には粘液塗れの女の子を連れてるわよ!」
「あんな小さい子を弄んで捨てるなんてとんでもないクズね!」
「あれ、ていうか一緒にいるの宅配のミハラさんじゃない?ミハラさんも粘液塗れね。・・・まさかあの男、男女両方いけるの!?」
「そんな!じゃあミハラさんもあの男の毒牙に!?」
「!?」
あまりに予想外なところから飛んできた流れ弾に驚愕で目を見開く三原。
というか、割と死活問題だ。
これでアクセル中にホモでヌルヌルプレイのミハラさんなんて評判が広まったら宅配の依頼が無くなってしまう。
「見て!女の子もミハラさんもヌルヌルよ!どんなプレイをしたのよあの変態!」
「ちょっちがっ」
「ちがああああう!」
三原と和真の否定の声の中、めぐみんが意味深な笑みを浮かべた。
思わずびくっと肩を跳ねさせてめぐみんを見る二人。
「どんなプレイでも大丈夫ですから!先ほどのカエルを使ったヌルヌルプレイだって「「うわあああああ!!」」
めぐみんは正面から和真に、後ろから三原に口をふさがれた。
「よし!わかった!これからもよろしくなぁ!」
「いいと思うよ俺は!うん、素晴らしい!」
★★★★★
カエルの粘液を落とすため、大衆浴場に来た三原と、汗を流すため一緒に来た和真。
アクアとめぐみんも入っているが、彼女たちは女湯のため当然一緒にはいない。
三原と並んで広い湯船につかって、大きくため息をつく和真。
「今日の報酬が11万ちょっと・・・。4人で分けたら一人3万エリスにもならない・・・。命がけでコレかぁ。」
「まあ、ジャイアント・トードは比較的難易度の低い魔物みたいだしね。ところで、俺は報酬は受け取れないよ。君達で分けなって。」
「いや、そういうわけにも・・・。三原さんも食われかけているんだし・・・。」
確かに食われかけはしたが、正直なところ三原は本当に報酬を受け取るつもりはなかった。
食われかけたというが、実際やったことといえば殆どソレだけなのだ。
まあ、確かに一回和真からカエルを引きはがしているが。
三原からすると、あれくらいの危険は現代では日常茶飯事というか、不覚を取って生きているのだから重畳といったところだ。
それに、宅配の仕事のおかげで金銭面もそんなに困っていない。
和真と違って、三原は毎日宿屋に泊まることができる程度には潤っていた。
以上のことから、三原受け取りを固辞した。
和真もあまりしつこいのもどうかと思ったのか、引き下がった。
「三原さんが良いっていうならいいんですけど・・・。でも3人で分けても大体3万6千エリス。楽じゃないなぁ。新しく入ってきたパーティメンバーもあんなですし・・・。」
「ははは・・・。なんていうか、これはただの直感なんだけどね。」
すっかり苦笑いが板についた三原は和真に顔を向けて真剣な顔になった。
「・・・きっと和真君のもとに現れるパーティメンバーはみんなあんな感じだと思う。」
「真顔で不吉なこというのやめてくれません!?」
★★★★★
その翌日。
今日は近場の配達だけだったため、15時には全ての配達が終わり、ギルドの酒場に顔を出した三原。
テーブルではアクアとめぐみんが座ってなにやら話し込んでいた。
こちらに気付いたアクアが手を振っているので、近寄っていく三原。
「やっほーシュージ。今日はもう終わりなの?」
「こんにちはアクアさん。うん、もう終わって戻ってきたところだよ。今日は、和真君は居ないのかい?」
「カズマは今、盗賊の人に連れられて盗賊スキルを覚えに行っているのです。」
めぐみんによると、和真の職業である冒険者は、誰かが使っているところを見ることさえできれば、そのスキルをスキルポイントを消費して覚えることができるそうだ。
どんなものでも習得できるかわりにステータスが他の職業より伸びづらかったり、必要なスキルポイントが高かったりするらしいが。
「そうえいばシュージ。私、あなたが戦ってることろって見たことないんだけど。あなたって職業なんなの?」
「俺かい?俺は一応アーチャーだよ。取れるスキルは結構取ったから、今度和真君に見せてあげようかな。」
そんな話をしていると、噂をすればなんとやらでギルドの扉が開き和真が入ってきた。
後ろには見覚えのない騎士のような女性と、何やら俯いている盗賊風の女性を連れて。
「あ、カズマです。」
「やっと戻ってきた。まったく、私の華麗な芸も見ないで・・・って、その人どうしたの?」
近づいてみると、盗賊風の女性は俯くどころか泣きじゃくっている。
「ああ、実は・・・」
「彼女はカズマに盗賊スキルを教える際に、パンツを剥がれた上に有り金全部毟り取られて落ち込んでいるだけだ。」
「えっ」
カズマが連れていた女騎士の発言にギルドの空気が凍り付く。
「お、おいアンタなにを!?」
狼狽する和真に、追い打ちをかけるように泣いていた女性が口を開く。
「財布返すだけじゃダメだって。じゃ、じゃあいくらでも払うからパンツ返してって頼んだら、自分のパンツの値段は自分でつけろっていうから・・・。」
「待てよ!オイ待て!間違ってないけど待て!」
「さもないとこのパンツは、我が家の家宝として奉られることになるって!」
「ちょ!既に周りの冒険者の目まで冷たくなってるから!」
「カズマ・・・」
「最低ですね。」
「・・・変身。」
『STANDING BY』
「三原さんのそれは本当にシャレにならないからやめてえええええ!」
★★★★★
あの後、覚えたスキルの実践ということでめぐみんに対して、相手の所持品をひとつ奪うスキル、スティールを使用したらなぜかめぐみんのパンツを奪った和真。
当然わざとやっている容疑が和真にかかり、三原が本気のお説教モードに入りかけたが、先ほどまで和真に盗賊スキルを教えていた女性、クリスの仲裁が入る。
スティールは幸運値で成功失敗が変わってくるが、盗める物は完全にランダムのスキルだから和真が狙ってパンツを盗んでいる訳ではないとのことだった。
一緒に居た女騎士はダクネスというそうで、クリスの友人だそうだ。
ダクネスは上級職のクルセイダー。
和真のパーティに入りたがっているらしい。
が、和真が頑なに拒んでいる。
なぜそんなに拒んでいるのか、三原には理解が出来ず首を傾げた。
先ほどめぐみんが和真にパンツスティールをされた時も、幼気な少女に対する仕打ちに憤っており、その様子は騎士とはかくあるべし。といえるものだったように思える。
「なんで和真君はダクネスさんの加入を拒んでいるんだい?クルセイダーなら戦力としても申し分ないし、正義感もある、常識人に見えるけど。こういう人が居ると後々楽だと思うよ?」
「えっ・・・いやその・・・」
なにやら言い辛そうにしている和真の様子に、何かあったのだろうかと問いかけようとした三原。
が、三原が口を開く前に、冒険者ギルドの受付嬢ルナの緊迫した声がスピーカーから街中に響き渡った。
『緊急クエスト!緊急クエスト!冒険者の皆さんは、武装をして正門に集結してください!繰り返します!緊急クエスト!冒険者の皆さんは直ちに武装をして正門に来てください!』
「っ!?」
三原が異世界に来て初めての緊急クエスト。
ギルドに加入する時、ルナはアクセルで緊急クエストなんてそうそう起きないと言っていた。
つまり、これはかなりの異常事態ということだ。
カチリとスイッチが切り替わるように戦闘時のものに頭を切り替えた三原。
「和真君、先に行ってるね!」
和真に叫ぶと返事も待たずにギルドを飛び出す三原。
アタッシュケースからデルタのベルトを取り出して装着し、バイクに飛び乗った。
スロットルを捻り一路正門を目指すのだった。
ありがとうございました。
三原さんが変身芸を習得しつつあります。
めぐみんとアクアはまだデルタは見てないので、真面目なパートでお披露目予定です。
今後はちょいちょいギャグパート・・・もとい、このすばパートを挟みつつシリアスモードな555ストーリーを進行する予定です。
デルタギアの作中での呼び方について。テレビ版では巧達は「〇〇ギア」という呼び方をあまりしていなかった記憶があり、拙作でも「〇〇のベルト」という呼び方にしています。しかし、読んでいて「〇〇ギア」のほうがスッと入ってくるのかなと。ご意見お聞かせください。
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デルタのベルト(現状維持)。
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デルタギア
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いいから続き書くんだよ