ここはグランドライン前半の海の無人島…
黒のボサボサの髪に体はガリガリな少年が倒れている
「こ、ここは?
確か俺はローグタウンで親父の死を見届けた後一人グランドラインに入り海軍と戦闘になり気付いた時には海に落とされたんだったな…
カナヅチの癖によく生きてたな 自分の悪運に助けられたな
それにしても一日飲まず食わずだったからお腹が減ったな」
少年が辺りを見渡すと人の気配が全くない森
「動物の気配はあるが人の気配が全くないな」
少年はまるで島全体の気配がわかるような言葉を呟く…
「でもちょうどいい! ご飯もあるし水の気配もある。海軍は死んだと思っているはずだし、 もうちょい世界と戦えるようになるまでここで修行だな!」
そう呟き森の中へと消えてった…
〝三年後″
身体は太すぎず筋肉がつき引き締まっており顔は左目に大きな傷ができ隻眼に、180㎝くらいの男が森から出てきた
「だれかが近づいてきている、それも今の俺でも戦いになるかどうか怪しい何か大きな気配をもった人物が…」
男は足を大きく振りかぶり
「嵐脚」
足から放たれた斬撃は海を割り遠くの気配のするところまで進んで言った…
「嵐脚〝ゴットフェニックス″」
続いて放たれた攻撃は斬撃がオレンジ色の炎を纏い不死鳥の形をして飛んでいった…
その炎は近くの水を蒸発させら威力をほこる…
当たったものがどうなるかは容易に想像ができる
それでも男が攻撃をやめることはなかった
「最大輪六王銃」
両手から放たれた衝撃波は不死鳥を追っていった
「これだけの攻撃を放っても弱ってる気配がない…っち、」
男は急にその場を転がるようにして離れた
そこには男が放った攻撃よりもでかい斬撃が飛んできた。
「怒らせただけだったか…」
1つ躱してもまた次とどんどん斬撃が飛んでくる。
男はそれにあたることはなかったが一回でも当たれば戦闘不能になるだろう。
未来がわかるかのように斬撃がとんでくる前にはその場を離れている
「これはまだ完成したわけじゃないがこの技しかないか
無慈悲な太陽(クルーエル・サン)」
男の指から球体が飛んで行った。あたり一面に大爆発を起こすとその隙に男は背中から黄色い翼を生やし島を飛んで離れた。
「この島は気に入っていたけど命には変えられない。予定外の出発に
なってしまったが世界を見て回ろう」
この男の名は ポートガス・D・アース 3年前につけられた懸賞金は2億5千万 鬼の子〝アース″
ここからこの男の物語は再び動き出す。。。。