初代雲の兄弟 霧雲の守護者になった者   作:白炉丸

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自作挿絵あり





アサリ貝
霧雲 5


 イタリア・とある町

 

 

 旅を始めて早十数年。

 僕は久しぶりにイタリアに来ていた。

 

 この町は前にも来たことがある。

 今日ここに来た理由としては、その時出会った2人の噂を耳にし会いに来た、というわけではなく、アディとの再会を果たすためだ。

 たかが十年されど十年

(10年をたかがと言っていいのかは置いておく)

 正直、これほど時間が開くとはね、という感じだ。

 いや、アディの居場所は知ってたよ、会えなかっただけで。まさかあそこで鉄砲水が来るとは思わなかったよ……。

 

 

*

 

 

 この町は数年前から とある自警団に守られている。

 その自警団の名は「ボンゴレ」最近では 「ボンゴレファミリー」と名乗っている。

 その建物はまだ城ではなかったが、普通の家よりは大きい。

 なぜそんなことがわかるかって?それは今僕の目の前にその建物があるからさ。

 

 

 

 

 

「?どうした、ソルドーネ。早く行こう、みんなにお前を紹介したい。G(ジー)も待っている。

あいつにそっくりなお前を見たらみんな驚くだろうな」

 

 目の前にいる金色の髪に橙色の目をした青年が振り向き、僕に声をかけた。

 

「 ……僕がこの町に来ることを事前に知っていたかのように現れ、僕の手を引きここまで連れてきて、着いた途端発した第一声がそれかい? 」

 

「だってお前、迎えに行かなかったらオレに会わずに町から出て行くつもりだったろう」

 

「 君に会う予定はなかったからね。

だけど、出会ったのなら話は別だよ。

それに君は、元から僕に用があったのだろう? 」

 

「! ああ、お前に渡したいものがあるんだ」

 

 嬉しそうに微笑んでいる金髪の青年、ジョットに促され、僕は目の前の建物に入った。

 しばらく進むと、ジョットは 美しく装飾されている両開きの扉の前で止まった。

 

「ここだ」

 

 そう言って彼は扉を開けた。

 

 

 

 

 

 

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おぬしを見守り隊・隊員No.0が贈る

【おぬしの現在のプロフィール No.2】

 

 

前世・雲雀恭弥

 

現世の姿

顔…アラウディと同じ

髪型…文スレの太宰治。

髪色…ライトグレー(白っぽい灰色)

目の色…明るい青色(アラウディと同じ色)

 

 

プロフィール

 

名前…sordone(ソルドーネ)

  [意味・イワヒバリ]

性別…男

年齢…20代前半

血液型…秘密

身長…約180cm

口癖…「咬み倒す」「ワオ」

武器…改造三節棍

 

服装…Qs(クインクス)の隊服

    佐々木琲世Ver(東京喰種)

 

顔のみ(シャーペン)

→ 

【挿絵表示】

全身(CHARAT)なんか違う

【挿絵表示】

 

 

能力…幻術

リングがまだ無いため、有幻覚は使えない。

鍛えればそれだけ精度が上がる。

 

者や物を隠す。隠れる。姿(見た目)を変えることができる。しかし攻撃には使えない。

この十数年で精度が上がった。

 

 

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