どうすればこの危機的状況を回避することが出来る?僕達はどうすれば…
考えてる間に、コツ、コツと革靴の音が近づいてくる。もうあと数メートル。時間が無い。どうやって彼を倒す?
いや、別に倒さなくてもいいんじゃないのか?彼を足止めして逃げて、他の人達と合流できれば、助けを求められるんじゃないのか?今のままの僕らじゃ絶対勝てないし…悔しいけどこうするしかない。
「峰田くん!あす…梅雨ちゃん!こっちへ!」
僕は船の操縦室へと向かった。もちろん2人も連れて。
『おや?最後のあがきですか?まぁそれもまた一興ってやつですかね…』
僕は操縦室にこもって峰田くんのモギモギをまいた。影や死角になっているところに引っつけてもらった。その間に梅雨ちゃんと僕で回り込まれないように少ないけど障害物を置いた。多分あの人は面倒なことはしないと思う。障害物を退かしてまでこちらに来ないとは思うんだけどこれは完全に運。
『おや?随分ささやかな抵抗ですね…まぁこれもまた余興にはうってつけですね』
そう言って真っ直ぐこちらへ来た。よっぽど油断してるみたい。あとは峰田くんのモギモギに引っ付いてくれれば…
『はぁ…ここが終わってもまた次があるんですよね…我は絵を描きたいのですが…せっかく材料があると言うのに…もったいない』
なんか不穏なつぶやきが聞こえる。でも僕たちの策には気づいていないようだ。彼は下に引っ付いてるモギモギを踏んだ。
『ん?なんですかこれ…ってうわっ!』
足が引っ付いたはずみでコケそうになってモギモギに上手く手をついてくれた。これで脱出しても追いかけられることはないと思うけど怖いからもういくつかモギモギを付けておく。特に足にいっぱい付けておいた。
『おや…私、油断してましたね…これでは死柄木弔に怒られますね。どうってことないんですけど』
彼のつぶやきを気にせず、僕達は水に飛び込んだ。そこからは泳いで水を出て、近くの茂みに身を隠した。すごくびしょびしょだったから、乾燥[ドライ]で乾かした。これ取得しといてよかった…。
「それにしても緑谷ちゃんいい判断だったわ。ありがとう。」
「オイラのモギモギ役に立っただろ!お礼に胸でm((ブベッ」
「峰田ちゃんがごめんなさいね」
「出来れば蛙吹のむn((ゴハァ」
「ごめんなさいつい舌が勝手に」
「smプレイだと…これも中々…」
「それより他の人達はどこに飛ばされたんだろ?心配だな…」
「今動くのはあまりよくないと思うわ。ちゃんと状況をしっかり把握することが大事よ」
梅雨ちゃんの言う通りだ。まずはどこで何が起こっているかを把握しておこう。
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◇咲良崎side◇
『いやー本当に油断したなー全く…』
調子乗って追い詰めたつもりでいたらこれだよ、はぁ…あの敬語での喋りかた、すごく堅苦しくてしんどいなぁ。元がこれだから尚更だし…死柄木弔に忠誠心は欠片ほどもないけど、黒霧さんには拾ってもらった恩あるし…まぁあそこの中では一番偉いのが死柄木弔だしなぁ。それに僕のやりたいことやらせてくれるし…それにしてもこの状況どうしよ。手にくっついたこれ、取れないし…
『あー…本当はこんなことしたくないんだけど…まぁ仕方ないよねー。油断しなけりゃ良かったな』
思いっきり俺は手を引いた。手の平の皮が剥けた。痛いけど、まぁ昔よりまし。すごい血が出てる。自分でやっといてあれなんだけどグロいな…
『いちおう簡易救急セット持っといてよかったな…これからは持ち歩こう…』
それにしてもあの緑髪の女の子、可愛かったな…作品にしてもいいと思うけど、殺すのはもったいないなぁ…死柄木弔に命令されてもあの子は殺らないでおこ。
それにしてもまた会えないかな…
to be continued…
咲良崎さんはまた出ますよ。
咲良崎さんは末永く出ますので過去編ちょっとずつ書いていってますがまだ出しません真っ白なので。