魔法少女だよ緑谷ちゃん!   作:逆傘

3 / 16
今回は色々と説明を受けるだけのお話です


それでは魔法少女緑谷、どうぞ


変身するとか聞いてない!

 

 

 

朝からとんでもないことになってしまった。まさか本当に魔法少女に…?いやおかしいよ!なんでこんなスカートふわっふわなの!真ん中におっきいリボンもあるしもうこれ完全にプ○キュアじゃんプリキ○ア!こんなのでどうやってヒーローになれって言うのさ!

 

ううっ…今夜夢の中であったら文句言ってやるんだから…それにしてもこれどうやって戻そうか…さっき変身!って言って変身したから…

 

「もっもとにもどれっ!」

 

そう言うと衣装が輝き、花びらとなって落ちていき、もとのパジャマ姿に戻った。良かった…このまま全裸かと思った…ってそうじゃないよ!僕これでヒーローになるとか嫌だよ!もーっなんで力を貰うなんて言っちゃったの僕…

 

とりあえず夜まで待つか…僕の夢にしか出ないんだし…そう思い、夜寝るまで魔法は使わなかった。いや、正確には使いたくなかった。もうあのふわふわふりふりの服は着たくない…

 

――――――――緑谷の夢の中にて

 

 

〈早速私の力を教えるわね…まずは私の特性を…〉

 

「すみません、その前にひとつ…」

 

あれだけ言っておかないといけない。あれだけは絶対に譲れない。

 

「あの変身した時の衣装どうにかなりませんか」

 

あの衣装では雄英高校は行けない行きたくない。ただの頭のおかしいやつだと思われる。

 

〈あら…魔法少女はこういうの着てるから…いいと思ったのだけど…じゃあこれはどうかしら…〉

 

そう言って彼女は僕に手をかざし、何かの呪文を唱えると、服がどんどん変わっていく。白いブラウスの上に袖が長い黄緑のローブ、ショートパンツに細めのベルトと胸元に添えられた小さなリボン。少しかかとが高いブーツに、頭にはカチューシャ。最初の時よりいくらか地味になった。

 

…まぁ許容範囲内かな。服はこれでよしとして、早速その魔法を説明してもらわないと…

 

〈あなたは今、私の力を使うことが出来る魔女モードになっているわ…でも私どっちかって言うと補助系の魔法得意だったから…あなたも補助系の能力中心になっていると思うわ…〉

 

補助系魔法?どういうのだろうか?

 

〈補助魔法は言い換えたら非攻撃魔法…相手を束縛したり…攻撃力や防御力を上げたり下げたりできるわ…もちろん怪我の回復もできる…結構万能なの私…〉

 

自分で言っちゃうのか…そうか攻撃的な魔法だと使い勝手に困るけど、そういうのは嬉しいかな。

 

〈今あなたは力を使えるようになったばかり…ほとんどの力は封印されてしまっているわ…今あなたが使えるのは、身体強化[パワーアップ]と回復[ヒール]ね…使いたい時はそのまま名前を言ったらいいから…これらもちゃんと進化するから…コツコツ鍛えれば強くなれるわ…〉

 

なんか変身すること以外魔法少女じゃない…使う魔法は

体力任せのごり押しプレイになるよなこれ…

 

〈私…魔法で倒すと言うよりも攻撃力あげて物理で殴る方が向いてたのよ…周りの魔女からも物理の魔女って言われてたわ…魔法使いなのにそれってただの武闘家じゃない…〉

 

筋肉系の魔法少女になるのか…多分だけどこれから習得する魔法もそんな感じだろうな…でもこれで僕もヒーローになれる希望が出てきたんだ。そう考えるとこの力を貰い受けてよかったかも。

 

〈力を伸ばすには…あなたの場合筋トレね…漫画でよくある経験値というものがたまってレベルアップするわ…直接はわからないだろうけど…効果時間が伸びたり…より強くなったり…効果範囲が広がったりするわ…ちょくちょく確認してね…あと規則正しい生活を送ることかしら…よく寝て英気を養えば…魔法を使える回数を増やすことができるわ…あんまり使いすぎると…死にはしないけど…身体が動かなくなっちゃうわ…使いすぎる前に脱力感があるから…わかりやすいと思うけど…〉

 

ゲームで言う、MPみたいなものかな?動けないのは困るな…

 

〈魔法少女でよくあるステッキとかはないわ…出すことはできるけど…あれは非効率的よ…元々何も無くても魔法を出せるのに杖に魔法を通す必要なんてないわ…〉

 

そうなのか…確かにそういう仕組みなら非効率的だな。

 

〈あと○リキュアみたいに長い変身シーンもないわ…効率悪いしプリ○ュアみたいに変身中に攻撃されないとかないから…普通に変身中でも攻撃受けるし…〉

 

…それはなくて良かった。ん?変身中でも攻撃受けるって知ってるってことは…?いや、やめておこう。

 

〈私は…あなたを…こんな形でしか…サポートすることが…出来ないけど…あなたの夢が…現実になることを…祈って…いるわ…〉

 

そう言うとスっと消えた。そして僕も目が覚めた。前より、消えるのが早かった気がする。声も聞き取りづらかったし…何かあったんだろうか…

 

それより!せっかく教えて貰ったんだから、早く忘れないうちに力を使っておこう!まだまだ使えるものは少ないけど…それでも雄英の入試までにはまだ時間があるから間に合うはず。貰った力を無駄にはしない!

 

 

僕は絶対、雄英高校に入ってみせる!そのためにこの力を入試までには使いこなしてみせる!

 

 

 

 

 

to be continued…

 




焼肉食べたい作者です


今のところ毎日更新してますが、今後不定期更新になるかもです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。