魔法少女だよ緑谷ちゃん!   作:逆傘

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雄英高校入学し…えっ?体力測定?聞いてないよ

 

 

 

 

 

 

 

『『へぇ!?』』

 

 

 

なんとも間抜けな声を上げてしまった。いや、え?はやくない?流れるようにグラウンドに来たけど頭が追いついていないよ?

 

「入学式は?ガイダンスは?」

 

さっきの女の子がオロオロして聞く。僕もオロオロしっぱなしだ。先生いわくヒーロー科に入学式はないそう。なんか合理的じゃないとか言ってるし…

 

それにしてもまた魔法が身体強化しか使えそうにない行事か…魔法って使えるのか使えないのかイマイチ分からないな…

 

「ここでは個性を使っていい。おい爆豪、個性使って投げてみろ。」

 

個性使わずの身体測定じゃないんだ…

 

「死ねぇ!」

 

…死ねって!かっちゃんも変わんないなぁ。みんな引いてるし…しかも700オーバー!?すごっ…

 

「あとこの身体測定で成績最下位のやつ除籍な」

 

うえっ?僕はまた身体強化しか使えそうにないし、重ねてかけるにしても、最後まで余力を残しておかないといけない。あぁもう!やるしかない!

 

そうして身体測定に挑んだ。みんな自分の個性を活かす中、僕は変身して身体強化を少しずつ使って身体測定をやったけど、全身の力が強化されるから、余計なところに力入っちゃうからあんまり意味ない。ヤバい…このままじゃ除籍まっしぐらだ…

 

最後の種目はボール投げ。あと身体強化を使えるのは余裕を持ってギリギリ4回…それでも他がみんなより下だから一気に使うか…?身体強化は全身にかけるもので1部分にかけるということしか出来ない。0か100かなのだ。もうかけ切ってしまうか…?今の魔女モードの服結構目立つから早く脱ぎたい。もうあれだ。やるしかない。僕は身体に身体強化をかけれるだけかけて、思い切りボールを投げた。

 

身体強化は身体中の強化をする。今僕は4回かけたから、僕は20倍の力を出せるようになっている。

 

―――――もちろん思いっきり踏み込んだ足にも。

 

 

ズン!と足がめり込んだ。そのめり込んだ地面を気にせずに力いっぱい投げた。記録は700mくらい。だいたいかっちゃんと一緒くらい。みんなもかっちゃんも先生も驚いていた。うわぁ…踏み込んだところすごいへこんでる。これどうしよう…後処理的な意味と雰囲気的な意味で。それよりこれで除籍回避出来たかな…

 

…………結果は僕が最下位。入学して即除籍。心が抉られた。さっきの地面みたいに。あぁ…僕の高校生活ここで終わりか…

 

「さっき言った除籍処分の件…あれ嘘だ」

 

えっ?嘘?ジャアボクジョセキサレナイ?良かった…

すっごい焦った…あっなんか安心したら脱力感が…ううん。倒れてらんないよ。ここで倒れてたらヒーローにはなれない。踏ん張るんだ僕!

 

 

 

 

 

―――――――相澤先生視点

 

入試試験で同じ志望者を助けて、身体中が使い物にならなくなってた奴がいた。そいつは身体測定でも同じことをしようとしていたから、俺の個性で消そうとした。しかしあいつの個性は消えず、あいつは個性を使った。いや、消えなかったんじゃない。消せなかった。結果的に緑谷の身体が使い物にならない、ということは無かったが…おかしい…緑谷の力は“個性“ではないのか…?

 

 

 

 

 

―――――――建物の影に潜んでいたオールマイト視点

 

あの…確か緑谷と言ったかな?相澤くんの個性を使われたはずなのに、まるで気づいていない。あの少女、興味あるな…なぜ服が変わるかは分からないが…それも個性のひとつなのか…?相澤くんも訝しんでいる。少し話してみるか…?それにしてもどう切り出すべきか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 






オールマイトちょっと出てきましたね本当にちょっとだったけど。許してヒヤシンス
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