オリ主がGS世界で色々変えようと奮闘するお話   作:ミニパノ

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感想で頂いていた三点リーダ全話見直して修正しました!(取りこぼしてたらごめんなさい)
凄く有り難い感想でした!改めて、ありがとうございます!

一言コメント付き感想で頂いていたご指摘についても、
自分なりに見直して修正してみたつもりなんですが、ごめんなさい、こちらは正直自信がないです。
ちょっと小説の書き方とかを検索してみて、ご指摘の通り地の文などを直してみようとチャレンジしてみたのですが、
自分には難易度が高すぎました……。ごめんなさい。
なるべく第三者目線の地の文を避ける様に頑張ろうと思います……。
ま、まぁ素人のお目汚しだとは思いますが、暇つぶし程度になっていただけると幸いです。


さて、ちょっと時間を置いてしまいましたが、気持ちを新たにハーピー編です。
「~じゃん」口調結構好きだったりします。
ちょっと短いですが……どうぞ。



20:ハーピー襲来 その1

「今日は酷い雨ですねぇ」

 

「でも依頼はありますよ?」

 

今日は事務所のメンバーが全員揃っている。

タマモはいつも通り家でお留守番である。

外は嵐だ。それを見て言った俺の言葉におキヌちゃんが反応する。

まぁ、美神さんなら当然。

 

「この雨の中外にいたい?寒いのに私はやーよ!!」

 

「誰かのモノマネのつもり……?」

 

「うわびっくりした、横島が言ったのか、てっきり美神さんかと」

 

「二人とも最近調子に乗ってるわね」

 

「「ヒエッ」」

 

美神さんの鋭い睨みに横島と一緒に身がすくむ。

正直今のは横島が悪いと思うんだが。

そんなことを考えていたらおキヌちゃんが苦笑しながら美神さんに一言。

 

「でも行かないんですよね?」

 

「当たり前じゃない」

 

やっぱり横島のモノマネはかなり美神さんにとって妥当な反応だったようで、ソファにゴロンと横になった美神さんはキャンセルキャンセルとだらけ始めた。

これには俺も含めて一同苦笑いしか出来ない。

 

その瞬間、事務所の窓から閃光が走り、ほぼ同時に轟音が鳴り響く。

 

どうやら事務所前に落雷が落ちた様だ。

 

慌てて飛び出す面々について走る。

事務所から出た俺達の目の前に現れたのは、小さい女の子を抱えた女性だった。

 

そっかぁ、香港より先にこっちだったかぁ。

また一つの踏ん張りどころだと、気持ちを引き締めるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

一晩明けて、現在は早朝である。

 

昨日、雷と共に現れた女性は美神美智恵さんだった。そう、美神さんのお母さんだ。

彼女は過去から幼い美神さんを預けに来て、すぐに雷に打たれて過去に帰っていった。

恐らくはハーピーと戦うために。

 

昨日の夜美智恵さんに子供美神さんを預けられて、朝起きてからは横島と交互に子供美神さんと遊んでいる。

 

「二人で起きてからずっと相手してくれてたの?」

 

「お二人共子供と遊ぶの、とても上手なんですよ」

 

子供美神さんとお馬さんごっこで遊んでいた横島を見ながら休憩していたら、起きてきた美神さんに声をかけられる。

表情を見る限り昨日少し面倒を見ただけで結構参っているようだ。

おキヌちゃんの返しを聞いてため息一つつく美神さん。

 

「はぁ、私は駄目だわ。とにかく父親に連絡してみるわ。何か知ってるかもしれないし」

 

そういって電話をかけに行く美神さん。

 

しばらくして、電話を終える美神さん。どうやら父親からの預かりものを取りに職場まで行くことになったようだ。

とは言っても、一人で美神さんを行かせるわけにはいかないよな。

そう考えていたら心眼がテレパシーで答える。

 

【うむ、ハーピーは既にここを狙っている。昨日一度来ていたからな。結界があるので諦めて帰ったが。十中八九狙われると考えて良いだろう】

 

【そう考えると護衛につくしかないけど、こっちはこっちで子供美神さんを放っておけないだろ】

 

【だが、考えはあるのだろう?】

 

【まぁな、うまくいくかはわからないけど】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「助かるわシュウくん、人工幽霊壱号も心眼も事務所に魔族が来ていたなんて言うもんだからちょっと心配だったのよね。心眼がいればすぐに気配に気づくでしょうし」

 

「後半が本音ですよね。良いんです良いんです、俺なんて心眼のおまけみたいなもんですし」

 

「そ、そんなことはないわよ?実際すぐに動けるって意味じゃ頼りになるんだから」

 

「その魔族が物理でガンガン殴ってくる相手ならがんばりますよ」

 

結局、子供美神さんは横島とおキヌちゃんに任せて、俺と美神さんは美神さんの父親の職場に来ていた。

美神さんの予想通り、預かりものは美智恵さんからの手紙だった。

今、美神さんは俺と雑談しながら手紙を読んでいるところだ。

 

「心眼、何か来てるか?」

 

『まだ気配は……いや、見つけたぞ。遠いがやはり居るな。見張られてい……!いかん、シュウ!』

 

心眼の叫びと同時に心眼が見ていた方向を見ると、美神さんに迫っている羽を見つけた。

凄まじい速さで迫るそれを一瞬掴み取ろうかと思ったが、霊力込みで放ってきている可能性が高い以上、単純に掴むことは難しそうだ。

霊力全開で掴んだら真剣白刃取りよろしく掴めないことはないだろうけど、それをしてしまったら最後、枯渇してお荷物である。

 

「何?!」

「美神さん!」

 

美神さんの腕を掴んで引っ張る。

間一髪、羽は美神さんの横をすり抜けて地面をえぐっていく。

なんつぅ威力の攻撃だ。やっぱりしっかりと霊力が込められている。

 

『まさかあの距離からあの速度で狙撃してくるとは、想像以上に厄介な相手のようだな』

 

「シュウくん、助かったわ。やっぱり敵はハーピーだったのね」

 

言いながら神通棍を構える美神さん。

不意打ちでなければ美神さんならあの羽根も叩き落とせるはず。

 

「チッ、厄介なやつが居るじゃん。面倒な使い魔も居るようだから遠距離で狙撃した意味もなかったわね」

 

言いながら空から近付いてくるハーピー。な、生足が際どい……!違う違う!

この距離ではこちらから手を出すことは難しそうだ。

 

「この状況は不利じゃん。美神令子、必ず殺してやるからね!」

 

ハーピーがすぐに反転して飛んでいく。

美神さんが銃を取り出すが既にハーピーの姿はかなりの距離にある。

というか銃刀法違反だからもう少し隠してください。

 

「予想通り奴の狙いは美神さんみたいですね。だとしたら不味いですよ」

 

「そうね、きっとあいつが向かったのは子供の私のところだわ!急ぐわよシュウくん!!」

 

「はい!」

 

一言返事を返し、美神さんの愛車であるコブラが置いてある場所へ向けて走る俺と美神さん。

頼むから間に合ってくれよ。あの人なら万が一も無いとは思うけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

――ハーピー視点――

 

「悪いけどシュウって同僚からキツく言われてるんだよ、現状で知らない人に任せることはまず無いから、誰かが来たら信用するなってな」

 

ちぃ、またシュウだと?あのクソガキ、かなり厄介だな。

あたいの目の前にはターゲットの美神令子をしっかり抱いた横島とか言うガキが居る。

が、事前に想定していたのか、シュウというさっきも邪魔をしてくれたクソガキからの注意があったせいで、全然美神令子を渡そうとしない。

これじゃあ過去の美神令子を殺すのは難しいか、仕方ない、やはり改めて大人の方を。

 

「でもお姉さんが中で一緒にコーヒーでも飲みながら親密になれば信用していけると思うんだよね!」

 

「やかましいわ!」

 

っく、落ち着け、一応目の前に子供の美神令子が居るんだ。

コイツさえ結界から出てくれれば。

 

「美神さんからのいいつけなのよ、令子ちゃんはいい子でしょう?一緒にいらっしゃい」

 

「れーこ行かない!」

 

「あ、おい!」

 

しめた、ガキが横島の腕から離れた。あと一息じゃん!

笑いがこみ上げるのを我慢して結界に触らないように気をつけながら近付く。

 

「わからないことを言わないで、さぁこっちへ……?!」

「やれやれ、そうはいかないんだよ」

 

いつの間に?!

気配を感じて振り返ると、そこには長髪の男が右手に何やら喚いてうるさい人形を、左手に剣を持って立っていた。

 

「さ、西条、お前どうして」

 

言いながら横島がガキを抱える。

チッ、振り出しに戻ってしまった。

 

「シュウくんから連絡を貰ってね、大体の話は聞いているよ」

 

「あいついつの間に」

 

またシュウか!!いい加減にしろ!

……ここは撤退しか無いか。

 

「さて、この見鬼くんは完全にキミが人間ではないと言っているんだが、どんな用事がこの子にあるんだい?」

 

「チィ!忌々しい奴らだ!こうなったら諦めて大人の方を狙うしか無いじゃん!」

 

「げ、本当に妖怪?!」

 

変装を解いた私を見て横島が美神令子を幽霊に渡す。

幽霊も私を見る目を鋭くしてガキを強く抱えている。

いったん撤退……!!

 

飛び立とうとした瞬間、大きな音を立てて車が飛び込んでくる。

紙一重でそれをかわして車に向き直る。

車はギャリギャリという音を立ててターンしながら停車する。

 

「なんとか間に合ったみたいね!ってあれ、西条さん?!」

 

「シュウくんから応援を依頼されてしまったからね、令子ちゃんが危険だと聞いたら来ないわけにもいかないだろう」

 

改めて地面を蹴って空をとぶ。

 

「面倒なやつらじゃん、でも覚えておくじゃん!これから常に狙撃の目が光ってるということをな!いつまでそこに篭もってられるかね!」

 

「逃がすわけ無いでしょうが!!」

 

車に積んでいたのか大きなマシンガンを取り出す美神、冗談じゃないわ!

乱射されるマシンガンの弾に当たらないように一気に加速して離れる。

 

まぁ良い、こっちにはフェザーブレッドがあるんだ。少しでも外出したらすぐに狙撃してやる。

 




ハーピーは頭の中では「じゃん」を付けてない感じにしました。

ちょっと間が出来てしまったので、短いですがこの時点で分けて投稿です。

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