オリ主がGS世界で色々変えようと奮闘するお話   作:ミニパノ

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気付いたら半年経つ不思議。。ごめんなさい。
結構短めですが、
一応五本くらいは準備してるので、
珍しく続けての投稿になりそうです。



32:ある日どこかで 中世編?①

「こないだカオスと会話した時に改めて思ったけど、ちゃんと中世に飛べる確実な方法ってないよなぁ」

『うむ、それは正直どうしようもないな。美神令子の能力が覚醒するタイミングだけに本人の能力任せにしかならんからな。自発的にあの出来事を起こそうとするとむしろ変な時代に飛ぶ可能性すらあるぞ』

「まぁとはいえ、カオスにあの記憶があって、しかも俺がいるのが確定してるんだから、飛ぶんだろうけどな」

『楽観的になる内容ではないが、これに関しては考えて意味があるものではないからな』

「だなー」

 

中世、フェンリル、死津喪比女、平安京、月、魔族襲撃、横島の文殊覚醒、そしてアシュタロス……。

大きな出来事で思い出せるもので危険かつ不安定な出来事についてはしょっちゅう心眼と相談しているが、

ほとんどの出来事が起きるまで待ちの姿勢が必要なものや、偶発的なものばかりでいつも結論が出ない。

あぁ、そういえば世間を騒がせるという意味ではザンス国の件もヤバいか。

 

「そういえば、タマモ遅いな何してるんだ」

『知らん。まぁよほどのことがない限り夜だからといって心配する相手でも無かろう』

「まぁほら、一応可愛い女の子ではあるし」

 

最近はだいぶ力も安定してきた様で、結構勝手に外出もしてるタマモだったが、

今日はやけに帰ってくるのが遅い。と考えているところでちょうど部屋の扉が開く。

 

「だれが一応よ。いつでも可愛い女の子でしょうが」

「おかえり。まぁそうだけど、お前を襲う不審者はむしろ不審者側の心配をしたほうがいいだろ」

「うっさいわね」

 

フンとそっぽを向きながら座るタマモ。

 

「で、どうしたんだ今日は珍しい。飯は食ったんだろ?」

「そうね、一応外で食べてきたわ。今日は珍しく人狼の子供と会ったから相手してあげてただけよ」

 

は?

人狼?

あー……これってもしかして、シロか?

 

「相手ってお前、子供相手に怪我とかさせてないだろうな」

「あんた私のこと何だと思ってるのよ。結界の外に出ちゃったとか言ってたから結界の場所を一緒に探してあげてあの子の親に渡してあげたのよ」

「え、めっちゃいいことしてる。どうしたお前」

「燃やすわよ?」

 

ふむ、特にタロさんが危険になったとか、フェンリル関連が始まったとかではない、か。

 

「まぁ冗談はさておき、特に問題なく引き渡せたのか?」

「そうね、特に人狼と揉めたりもないし、むしろ感謝されたわよ。シロもまぁ猪突猛進って感じはする子だったけど嫌われる感じでもなかったわね」

 

あー、やっぱりシロか。

そうか、今だとシロの見た目も子供だから今のタマモが喧嘩うる感じもないか。

 

「危なっかしい子だったから、ちゃんと大きくなるまで親の言う事聞きなさいって説教してやったわ。まぁあの調子ならもう人の世界で会うことはなさそうね」

 

どうかなぁ、ポチがどうなるか次第だけど、いくら気をつけるようにタロさんに言ったとはいえ、八房相手だと危ないんだよなぁ。

 

「まぁいいわ、さっさと寝るわよ。あんたは横島と朝から出勤でしょ?遅れるわよ。まぁ私は昼までぐっすり寝るけど」

「お前は俺のオカンか」

「姉よ」

「ちげぇよ」

 

 

 

翌日

 

 

 

タマモの言う通りこのままだと遅刻しそうである。

 

「あー急げ急げ遅れるぞ」

「お前のスピードに合わせられるかアホ!」

 

文句を言いながらもなんだかんだついてくる化け物横島の前を走る。

おかげで一応時間は巻けたか、これくらいなら間に合いそうではある。

少しして歩き始める。

 

「そういえばなんか変な夢を見たって?」

「あーなんか、美神さんを頼む的なことを誰かに言われた気がしたんだけどな、まぁ夢だしきにせんでええやろ」

「でも霊能力者の夢って馬鹿にできないんじゃなかったか?なぁ心眼」

 

………………。

 

「ん?」

「お前、そのバンダナ多分心眼入ってないぞ」

「げ」

 

 

 

―家―

 

 

 

『あの阿呆が……』

 

 

 

―道―

 

 

 

「やっべ!心眼忘れた!」

「つってももう戻ったら間に合わないぞ。確か今日は大した予定はなかったと思うから一日くらいいいんじゃねぇか?」

「うーん、まぁそうか。あーでもこれ帰ったら滅茶苦茶言われるなぁ」

「自業自得やろ。知らん知らんザマァ見ろ」

「覚えとけよ横島」

 

いらんやり取りをしながらも一応時間ギリギリで事務所には到着した。

扉を開けるといつもの美神さんやおキヌちゃんはおらず、椅子にマリアが座っているだけだった。

 

「あれ?今日って誰もいないのか?」

「いや、マリアだけいるみたいだな、なんでこんなところに。何やってんだマリア」

 

言いながら横島が座ってるマリアの肩を触る。

あ、と思ったときには遅かった。

 

「の”わ”ー!!」

 

横島がマリアに触った瞬間、充電マリアから横島に電気が走り派手に感電した。

と同時に扉が開く。

 

「横島くん?!」

「み”み”がみ”ざーん!だずげで!」

 

即横島が美神さんの手に触れる。

当然のように美神さんも一緒に感電する。

 

これは、間違いなく中世に行く流れだ、と考えるも、一瞬手を出すか考えてしまう。

ふとカオスの言っていた言葉を思い出す。

「お主、恐らくワシの若い頃に会ったことがあるみたいなんじゃが」

考えがよぎった瞬間、気付いたら手を伸ばしていた。

あとから考えると、やはり若い頃のカオスの判断は正しかったのかもしれない。

自分にも電気が流れるのを感じ、それと同時に再度扉が開いてドクターカオス、おキヌちゃん、ついでにテレサが見えた瞬間、身体がなにかに引っ張られるのを感じた。

テレサだけがいち早くこっちに手を伸ばしたことだけは印象に残った。

 

目を覚ますと、そこは森の中だった。

 

「っく、美神さん!横島!無事か?!」

 

周りを見渡しながら叫ぶ。

その言葉に返ってくる言葉も、反応する影も、そこにはなかった。

……え、これ詰んでないか?




ボツネタ:最後の部分

目を覚ますと、そこは戦場だった。

「……は?」


とまぁ椎名先生別作品「ジパング」世界に行って云々も考えたものの、
絶対風呂敷だけデカくなって、超尺が長くなるのでやめました。
一応イメージ的には最後の銅たくのタイムスリップを利用して云々で、
戻ったつもりが中世ヨーロッパで原作に戻す感じでしたね。
ジパング知ってる人だけが「あーあれね」ってなってください(笑
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