ほったらかしにされていた一夏だったが、はっとなった。
一夏「束さん、なんでここにいるんですか!?今は政府が血眼で探してるはずじゃ!それよりも、千秋に何があったんですか!?」
束「もう、邪魔しないでよね。そんなに知りたいのなら、ほら。部屋でこれでも見てて。」
束は1枚のDVDを取り出して、一夏に投げ渡した。
何のDVDか聞こうとしたが、既に束の意識は千秋にしか無く、仕方ないとわかった一夏は部屋に行くことにした。
プレーヤーにDVDを入れた一夏は、再生ボタンを押して再生されるのを待っていた。
だが、それが再生されるのが少し恐かった。
これを見ればわかる。それは言い換えれば、酷い映像が流れると言っているのである。
そして映像がスタートし、一夏は絶句していた。
その映像は、千秋が複数の男に犯され殴られている映像だった。
あまりの衝撃映像に、一夏は直ぐに映像を消そうと思っていた。
だが、思考とは裏腹に手がリモコンに伸びることは無かった。
そして自分の股間が勃起している事に気がつき、驚愕していた。
長い間離れていたとは言え、自分は千秋と親友だった。
そんな自分が、親友が犯されているのに釘付けになっている。
それを否定する事すら出来ない程に、その映像を見つめていた。
束「いっくん、楽しんでる?」
部屋がノックされ、我に帰った一夏は急いで停止を押して何事もなかったかの様に扉を開けた。
一夏「た、束さん・・・。何かあったんですか。」
束「いや、もうそろそろ帰ろうかと思ってね。」
束は、一夏の下半身を見て何かを確信していたのか、妖しく笑った。
束「じゃあ、束さんは変えるけども、くれぐれもあーくんを構ってあげてね。」
束が帰った後に、一夏は動けなくなっていた。
そしてふと時計を見てみると、千秋を風呂に入れる時間になっていた。
一夏(いや違うんだ。俺はおかしくない。俺は千秋の事をそんな眼で見てない!!)
そして千秋をつれて脱衣所についた一夏は、千秋の服を脱がせ始めた。
だが、先ほどの映像が頭から離れず一夏は気が気で無かった。
服を全て脱がせた時に、欲情してしまったのかまた勃起してしまった。
それを見た千秋は、何時もの時間が始まるのだと理解して一夏の股間に顔を近づけていった。
そこで違うと突き放すべきだったが、一夏は動かなかった。
心のどこかでは、それを待っていたのかも知れない。
一夏の呼吸は荒くなり、千秋の頭を押さえ付け自分の股間を咥えさせた。
千秋が咥えているのを上から見ていると、何故か今までとは違う程の快楽に襲われていた。
そのまま、絶頂してしまい自分の精液を千秋が飲み込んだ瞬間、自分の中の何かが弾けたのか、一夏は千秋を押し倒した。
そんな一夏の行動を受け入れたのか、千秋はニッコリと微笑んだ。
そして一夏は、そのまま千秋を犯し始めた。
自分はしてはいけない事をしている。それはわかっているのに、腰を止めることは出来なかった。
背徳感からなのか、快楽からなのか一夏は千秋を貪るかの様に犯し続けた。
端から見れば、父親達と変わらない。
その時の一夏の表情も、千秋を犯していた男達となんら変わらない表情だった。
何分、何時間精液を出したのかわからない程、一夏は千秋にのめり込んでいた。
ぐったりとしている千秋を見て、一夏は後悔していた。
だが、それを嘲笑うかの様にもう一度犯したい。
この快楽、そして自分の欲望を千秋にぶつけたい。
そんな感情が溢れていた。
一夏は急いで千秋を洗い、服を着せた。
そして千秋の純粋な顔を、直視する事が出来なかった。
一夏(今日だけだ。あんなおかしな映像を見たせいだ。俺は普通だ・・・。俺は犯罪者じゃ無いんだ!!)
一夏はそう自分に言い聞かせたが、次の日もまた次の日も千秋を犯した。
一夏も、自力では脱け出すことの出来ない所に来てしまったのだ。
いつか千冬にバレてしまう。
いつか千秋に突き放されてしまう。
そんなジレンマが、よりスパイスとなったのか、日に日に千秋を性欲の捌け口にする感情を強めてしまっていた。