御歳40近くになる母上、父上、お元気でしょうか?
そちらは平和でしょうか?
まぁ、平和でしょう。
そんな手紙を脳内で書き、脳内電波で親に送信。
雪に覆われた施設の前で。
あれ?どうしてこうなった?
2019年〜夏〜
高校卒業後、就職するも、ブラックな企業。ついて行くことが出来ずに転職。その次も黒な企業さん。これまた力尽きる。
そんな不幸の連鎖の後、お祓いに行くも、神主さんが病で倒れる。
意気消沈している俺に、母はやさーしく、とってーもやさーしく声をかけてくれた。
「この会社はどう?私たちがお世話になった会社なの」
俺は何も考えずに両親がお世話になったという会社に面接に行くことになった。面接では髪が白く長い人と、天才を名乗る眼鏡をかけた人と話す事になった。
「いやー!まさか彼等の子供をお願いされるなんてね!」
「ほんと、嫌がらせかしら?」
不穏な会話が聞こえたような気がしたが、聞き流すことにした。
面接内容は簡単!スリーステップ!
その1!2人と話す!
その2!アンケート!
以上!え?スリーステップ?なにそれ?
簡単な面接の後、家に帰ると父親が
「よかったな!合格だって!」
さすがの俺もこれには.....疑わなかったよ。疲れてたからね。
その日の夜、晩御飯はとても豪華でとても食べきれない量だった。
晩御飯を食べ終わったあと、なぜか急激に眠気が止まらなくなりそのままソファーで寝ていた。
体が重くなっていくのを感じる。寒い、おかしいな、冷房効きすぎか?そう思い目を開けると白。
いや雪だらけ。雪の上に寝かされていたのだ。
慌てて雪を払い除け体を起こすと...
雪に覆われた施設が...
驚きを隠せずにいると後ろから声をかけられる
「貴方遅くないかしら?早くしてちょうだい」
話しかけられた方を見ると面接官の人だった。
「あ、あの!」
話しかけようとすると人差し指を俺に立て
「喋らないで、ただ着いてこればいいから」
彼女はてくてくと足早に歩いていく、その途中で以下のように説明された。
・ここは人類永続保障機関カルデアという場所であること
・疲れが無いのは昨日のご飯のおかげ
・これからテストをする
・これから貴方はここで働く
ちなみにこの間1回も質問をさせてもらっていない!
彼女が足を止めたので足を俺も止める。
そして彼女が指を鳴らす。
すると一面が簡素な作りの部屋に様変わりしていた。
これまた驚きを隠せずにいると
「私の名前はマリスビリー・アニムスフィア、ここの所長をやっているわ」
マリスビリー所長...に挨拶をされた。
「俺の名前」
またもや人差し指をたてられ
「別に紹介は要らないわ」
とだけ言ってマリスビリー所長は部屋をすたすたと出ていった...
そう...出ていった!
すると入れ違いで1人の男性が入って来た。
「いやー悪いねー、彼女にも悪気は無いんだ、許してあげてくれ」
「.....」
「あ、良いんだよ?話して」
さっきから気になっていたことを質問しまくった。
そして彼は名乗ってから答えてくれた
「僕の名前はロマニ・アーキマン、よろしくね。あ、それ?それはね...」
初投稿です!不慣れな点もありますがよろしくお願いします!