東方Over_Quartzer 境界異変録   作:究極神黎斗

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今回は結構長くなってしまいました。戦闘描写がヘッタクソですがどうか軽い気持ちでお楽しみください。


第7話 狂気の双星

「おそかったな」

 

「あんたは1人だからいいわねぇ、こちとらライダー3人ぶら下げてんのよ」(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ

 

「ほとんど白ウォズのせいなんだぜ」

 

「現時点の私の最強フォームだからね、仕方ないね」

 

「復活したときは素のままで私と戦ったじゃないか」

 

3人を運びきって虫の息の霊夢とジオウ本編を懐かしむ白黒ウォズ、その様子を見てオーマジオウは緊張感のなさにため息を漏らす。

 

「どうやら大歓迎のようなんだぜ」

 

本殿からモッリーヤ軍団が現れる。その軍団の後方、守矢神社本殿には早苗が立っており高らかに笑い声を上げていた。

 

「あははは!霊夢さん!魔理沙さん!よくぞここまで来れましたね!ですがその奇跡もここまでです!あなた達は初期フォームしか使えず、それに加えて我が信者の軍団!さらに!!」

 

【ビヨンドライバー!】 【ウォズ!】

 

早苗はビヨンドライバーを取り出してウォズミライドウォッチを起動し装填する。

 

「ウォズ、まさかの3人目だ。私が直々に祝ってやろう。」

 

「慎んでお断りします。我が魔王。」

 

「そろそろウォズトリニティっていけるんじゃねーか?」

 

「それは最早ただのウォズじゃない?」

 

「あなた達っ!?話してないで私の変身を見なさいっ!!変身!!」

 

【投影!フューチャータイム!】

 

【スゴイ!ジダイ!ミライ!仮面ライダーウォズ!ウォズ!!】

 

「祝いなさいっ!奇跡を司り、仮面ライダーの力をも我がモノとした奇跡の現人神!その名も仮面ライダーウォズこと東風谷早苗!その誕生の瞬間です!!!」

 

「「「「「「「「「オオオオオオーーー!!!」」」」」」」」」

 

早苗の変身完了と高らかな祝いに呼応するようにモッリーヤ達が雄叫び上げる。

 

「さぁあなた達!!霊夢さんを倒して信仰を勝ち取り幻想郷を我が守矢神社のものに!!!」

 

ジカンデスピアを構えて軍団の先頭へ立ち霊夢達へ向かっていくが、霊夢と魔理沙が取り出したウォッチを見て急ブレーキをかける。

 

「なっ!?それは!?」

 

「せっかくの機会だ…霊夢、魔理沙、お前達だけでやってみるがいい」

 

「わかったわよ。早苗…あんたさぁ勘違いしてんじゃない?誰が初期フォームにしかなれないって?」

 

【グランドジオウ!】

 

「救世主様の登場だぜ♪」

 

【ゲイツリバイブ 剛烈!】

 

ウォッチの装填と同時に霊夢の後ろに黄金の時計台があらわれクウガからジオウ(霊夢は既にジオウに変身しているためジオウが2人いる状況になっている。)があらわれ、魔理沙の後ろには心電図のモニターの様なものがあらわれる。

 

【⠀(アークル)(オルタリング)アドベント!COMPLETE!ターンアップ!

 

(音角)CHANGE BEETLE!ソードフォーム!ウェイクアップ!カメンライド!

 

サイクロン!ジョーカー!タカ・トラ・バッタ!3・2・1!

 

シャバドゥビタッチヘンシーン!ソイヤッ!ドライブ!

 

カイガン!レベルアップ!ベストマッチ!ライダータイム! 】

 

「変身してるけど…変身!!」

 

【グランドタイム!!】

【クウガ・アギト・龍騎・ファイズ・ブレイド!

響鬼・カブト・電王!キバ・ディケイド!

ダブル!オーズ!フォーゼ!

ウィザード!鎧武・ドライブ!

ゴースト!エグゼイド!ビルド!】

 

歴代平成ライダー達が黄金のフレームに収納されジオウ(霊夢)の身体へ装着されてく、

 

【祝え!仮面ライダー!グランドジオウ!!!】

 

頭部のジオウレリーフが展開されたのを最後に霊夢は黄金の仮面ライダーグランドジオウへ変身が完了し、魔理沙はそれに続く。

 

「ライダーはパワーだぜ!!」

 

【リ・バ・イ・ブ!剛烈!剛烈!!】

 

オレンジ色のアーマーを纏い頭部の【かめん】の文字が鋭角的になったゲイツリバイブ剛烈へと変身する。この瞬間をみて2人のウォズは祝いはじめる。

 

「祝え! いや…… もはや言葉は不要。ただこの瞬間を味わうがいい!」

 

「祝え!巨悪を駆逐し、新たな未来へ我等を導くイル・サルバトーレ! その名も仮面ライダーゲイツリバイブ!真の救世主がこの地に降り立った瞬間である!」

 

「ふむ…やはり祝えと言えばウォズか…」

 

「はっ!!そんなコケ脅しこの数に叶うはずがありませんよ!」

 

「それはどうかしら?」

 

「よっと!」 【のこ切斬!】

 

「なっ!!」

 

ジカンシャックローのこモードで早苗達の下の地面を薄くくり抜き自慢の剛力でその地盤を空へと放り投げる。

 

【ファイズ!】【カブト!】【オーズ!】【ガイム!】【ドライブ!】【ビルド!】

 

ブラスターフォーム、ハイパーフォーム、プトティラコンボ、カチドキアームズ、タイプフォーミュラ、タンクタンクフォームが召喚されそれぞれがもつ武器の砲身を早苗達へと向ける。

 

【フィニッシュタイム!グランドジオウ!!】

 

「最初からクライマックスってことかしらね。打ち上げ花火…上から見なさい」

【オールトゥエンティ!タイムブレーク!!!】

 

「なんのっ!この状況でこそ奇跡を!勝利の奇跡を!仮面ライダーウォズの元へ!!!」

【ビクトリー!】

 

早苗は絶対絶命の状況で能力を発動し切り抜けようとする。流石は奇跡を起こすことに秀でているため、その願いは叶いギンガミライドウォッチと同じ形のビクトリーミライドウォッチが生み出される。

 

「これさえあればっ!?」

 

ウォッチを掴もうとした瞬間、黄色いロボットアームがビクトリーミライドウォッチをキャッチして白ウォズの元へ戻る。

 

「勝利の奇跡…確かにウォズの元へ来た( ー̀∀ー́ )」

 

「そんなばかなぁ!!!!」

 

【EXCEED CHARGE】【マキシマムハイパーサイクロン!】

【プットッティラーノヒッサーツ!】

【カチドキチャージ!】【フルフルフォーミュラ大砲!】

【フルフルマッチブレイク!】

 

空へと色鮮やかな柱が立ち上りモッリーヤ軍団は跡形もなく消し飛びそのまま博麗大結界をぶち抜き月を貫通する。しかし、奇跡が発動したのか早苗が変身解除された状態で落下してくる。

 

「合格だ…と言いたい所だがやりすぎだ。若き日の私とその友よりも冷酷だな。」

 

「容赦してたら幻想郷で生きてけないんだぜ」

 

「尋問に必要な早苗もいるし、結界もあとで貼り直すから大丈夫よ。」

 

「この世界に来ても祝えるとは感無量だね。」

 

「はっはっは、君は魔王一筋じゃないのかい?まぁ私も言えたことではないか(ง `▽´)╯ハッハッハ!!」

 

「ま…まだです。私には神奈子様と諏訪子様の力を吸収して、つくったこのウォッチが…」

 

【モリヤ!!】

 

満身創痍の様子で立ち上がる早苗はギンガミライドウォッチと同型のモリヤミライドウォッチを起動する。

 

「うっ!」

 

しかし、背後から謎のエネルギーによる攻撃を受け気を失いその場に倒れる。

 

「くっくっくっ、仮面ライダーの歴史がこんな所で辺境で存在しているなんてな」

 

早苗の背後に空いていたスキマから外見は丸い穴(金色のラインが入っている)がいくつも空いた黒い近未来的な服を着用し、頭髪に白いメッシュを入れた青年がでてくる。青年は不気味な雰囲気を漂わせており、左手の甲には黒い太陽を模したような円型の入れ墨がある。

 

「君は…スーパータイムジャッカーの…」

 

「ティードだな…ウォズ、奴は何周目の時間軸に現れた?」

 

「映画が5週目、本編が4週目とするとforeverの時間軸は3週目ということになります。」

 

「よかったわねぇ…forever」

 

「佐〇健が出てくるのは予想外だったぜ」

 

「感想を述べている場合でないようだね、もう1人でてくるよ。」

 

ティードに続き現れたのは【妖怪の賢者】八雲紫と姿は同じだが髪の毛の色は紅く黒いメッシュが入っており、顔の左には紫色の炎の様な刺青が入った女性が現れた。

 

「どうも、私な八雲歪。幻想郷と外の世界の境界に生じる歪みから生まれた存在よ。よろしくね」

 

「ご大層な事ね、そんなやつがなんでスーパータイムジャッカーといるのよ」

 

「歪みの中でさ迷っていたのを私が拾っただけよ。」

 

歪はティードの腕へ抱きつき、ティードは満足そうに笑いながらポケットからウォッチをとりだす。

 

「そのウォッチ…そうか八雲紫が現れなかったのはそういう事か…」

 

オーマジオウは幻想入りしてから霊夢に幻想郷について教えてもらっていた。その中でこの幻想郷は八雲紫という妖怪により作られ、なにかイレギュラーがあれば現れると聞いていた。しかし彼女は現れなかった、その疑問がティードの持つウォッチによって解決される。

 

「貴様が八雲紫の力を奪ったというのか」

 

「ああ、冬眠してる間にな。クウガの力を奪った時くらい楽勝だったよ。あっはっは!」

 

ティードはウォッチを起動する。身体がアナザーライダーに変身するエフェクトに大量の眼が描かれたものに包まれ周りから光球が収束し変貌する。

 

【紫ぃ…】

 

その姿は全体的には男性的で上半身は紫の服を模した鎧のようになり、右肩は猫の顔を怪物化させ右手には2本の槍のような爪を持ち、左肩には右肩と同じように怪物化した狐のようなものがつき腕からは9本のトゲが生えていて、下半身は紫の服の紫の部分が前掛けとなりスカート部分は腰マントのようになっていて脚は何匹もの龍が絡み合って形成され、頭部はZUN帽と金髪が兜の様に顔があるはずの部分は縦にスキマが空いている異形【アナザー紫】へとなる。

 

「あれが紫なのかだぜ…?」

 

「正確にはアナザーライダーという怪人さ」

 

「いや、アナザープロジェクトと言った方が正しいだろう。白い私。」

 

「紫の歴史を奪ったんならなんで幻想郷が消えてないのよ!」

 

霊夢の質問に歪が答える。

 

「そんなことをしたら私達の楽園が消えちゃうじゃない。うふ♪それにちょっとした苦労がある方が楽しいでしょ?だからチョイっと歪ませたのよ♡」

 

「オーマジオウ、お前が時空を歪ませてくれたおかげで俺は失われた時空 ロストワールドからライダーの影であるブラックライダーの力を手にすることができた。今頃下の奴らはと戦ってるぜぇ!」

 

「歴代ラスボスが揃ってるんだ!負けるわけがないんだぜ!!」

 

魔理沙の言葉にアナザー紫は指を振りながら答える。

 

「下にはエクストリーマー、コーカサス、オーディン、エターナルの影に加えて伝説の戦士、エボルトの兄でありブラッド星の王の影であるブラッククロノスとブラックキルバスもいる!ゲムデウスとエボルトがいようが無意味なんだよぉ!!!」

 

その言葉に霊夢と魔理沙は青ざめオーマジオウ(ソウゴ)に下への加勢を促す。

 

「ソウゴ!あんたの力なら何とかできるでしょ!?」

 

「そうだぜ!アイツらなんか瞬殺だろ?!」

 

しかし、オーマジオウが動くことはなかった。

 

「無駄だ!俺を倒せばオーマジオウの影響で歪んだ時空のスキマがいっぺんに開いて幻想郷とリンクする!あらゆる世界の脅威が流れ混んできて幻想郷は……パァンだ」

 

手で風船が割れるような仕草をするアナザー紫、隣で歪は笑い声をあげ、霊夢と魔理沙は仮面の下で顔を悔しそうに歪ませる。

 

「つまりあなた達はなぁんも出来ずに私達に支配されるのよ♪この状況下でそこの魔王様はなんの力も持たない約立たずって事♡」

 

まさに絶望的状況、誰もが黙り込み静寂が支配した守矢神社。しかし唐突にその沈黙は切り裂かれる。

 

「我が魔王よ、そろそろ茶番は辞めるべきかと」

 

「霊夢君と魔理沙君を困らせすぎると夕食が酷くなってしまうよ」

 

「「「「は?」」」」

 

唐突なウォズ達の言葉にスっとんキョンな声をあげる霊夢、魔理沙、ティード、歪。するとオーマジオウは小さく笑い始めその笑いは徐々に大きくなってゆく。

 

「ふふふ…ははは…はははははははははははは!!!!」

 

「何を笑って……」

 

瞬間、ソウゴ達の背後からキノコ雲が立ち上り2つの影が飛んでくる。

 

「なっ!?これは…」

 

「嘘でしょ……ありえない!!」

 

それはブラックエクストリーマーの角とブラックオーディンのデッキだった。

 

「オーマジオウ…なにをしたぁ!!」

 

「たった2つ…ウォッチを渡しておいただけだ。」

 

 

 

〜妖怪の山の麓〜

 

「ひえええええ!!」

 

「リボルケイン!!はぁっ!!」

 

「いまだっカゲン!」

 

「任せろ!」

 

ブレンがエターナルの攻撃を回避しながら逃げ惑いバールクスがエターナルローブを切り裂き生まれた防御力の低下の隙をついてゾンジスがザモナスを投げ飛ばし、その勢いですれ違いざまに爪でブラックエターナルを切り裂く。

 

「俺の前では貴様の速さなど意味をなさない!!」

 

ハイパークロックアップで加速したブラックコーカサスの攻撃を当たる瞬間にオーロラカーテンでワープさせ回避するスウォルツ。

 

「そろそろ飽きてきたな。むんっ!」

 

時間を操作しブラックコーカサスの動きを止める。そしてディケイドライバーを模した形状のベルトの前で手を交差し禍々しいカードのエネルギーを右足へと送り込みミドルキックを放つ。ブラックコーカサスは吹き飛ばされ木へと叩きつけられる。

 

「ひゃっほう!!!自分と戦えるなんて最高じゃぁねぇかぁ!!」

 

ブラックキルバスに対峙するは正真正銘本物のエボルトの兄【キルバス】。かつて破壊衝動のままに己の星を滅ぼした狂気の仮面ライダーがライドウォッチの起動により実体化し、己の影に紅い斬撃の連鎖を食らわせる。その様子を見て弟のエボルト(仮面ライダーエボル)は頭を抱え、ため息を漏らしていた。

 

「まさかキルバスと共闘するなんてなぁ…アイツも中々人が悪い。」

 

「エボルトォ!何を突っ立ってるぅ!久しぶりの共同作業だぁ!!!」

 

「ったく……あいよ!!」

 

場面は移り変わりブラッククロノスに対峙するはゲムデウスと……………神。もう一度言うが……神。

 

「ブェハハ!!まさかすでにバグルドライバーIIにウイルスを流し込みポーズを無効化しているとは…流石ゲムデウス!そしてそれを作った私は……………」

 

【ガッチョーン…カミワザ!!!】

 

神こと仮面ライダーゲンム ゴッドマキシマムゲーマーはゲーマドライバーのレバーを閉じて再度解放し必殺技を発動する。

 

「神だぁぁぁぁぁ!!!!」

 

【ガッチャーン!!】

【ゴッドマキシマムクリティカルブレッシング!!!!】

 

ドス紫色の球体を放つとブラックライダー達が引き寄せられそのまま空へと登ってゆく、そして強烈な引力が発生し、スウォルツ達がいる場所以外の大地がひび割れ瓦礫が球体目掛けて飛んでゆき小惑星ほどの星が完成する。そこへキルバスが飛び上がってビルドドライバーをレバーを回転させ必殺技を発動する。

 

【Ready Go!】

 

「吹き飛べぇ!!!」

 

【キルバススパイダーフィニッシュ!!!】

 

星を覆い尽くすほどの大きさの巨大なクモの脚を展開させて一斉に星に叩きつけ大爆発と共に破壊する。砕け散った星は流星群の如く幻想郷へと降り注いだ。その様子を背景にオーマジオウはアナザー紫、歪に向かって力強く言い放つ。

 

「約立たずだと?侮るな…私の力は全てのライダーの力だ!!」

 

 

 

 

 




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