東方Over_Quartzer 境界異変録   作:究極神黎斗

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第9話 青い悪魔

「ぎゅああああああ!!!」

 

「ふっ!」

 

マガオロチのタックルを側転で回避して肩を切りつける。負けじと反撃のテールスマッシュをバールクス放つがバイオライダーの能力で液状化しているため無効化されてしまう。自分の体を右から左へ通り抜けたマガオロチの尻尾を掴みジャイアントスイングを行う。

 

「ぬぅぅぅん!!」

 

近くの山に頭から突っ込んだマガオロチは怒りの咆哮を上げながらマガ迅雷を放つ。雷は無効化できないのかバールクスはダメージを受け吹き飛ばされる。そこに追加のマガ迅雷が放たれるが、素早くロボライダーのウォッチを手に取り起動させる。

 

【ロボライダー!】

 

革バンドが外れ、深緑の胸部アーマーが展開し無数のミサイルが絶え間なく発射されマガ迅雷とぶつかり合う。

 

「うおおお!!すっげー!!SOUGOがかっこいいんだぜ!!」

 

「やっぱり僕も大きくなりたい!ソウゴ!エナジーアイテム貸して!!」

 

「霊夢さん、ダグバ君を抑えるの手伝ってくれませんか?」

 

「仕方ないわねぇ」 【祝え!仮面ライダーグランドジオウ!!】

 

「おいブレン!早くしろ!起きそうになってやがる!!」

 

「ひえええぇ!!」

 

「思ったのだが…ウォッチに戻したらどうだろうか?」

 

「はっはぁ!その手があったのを忘れちまってたぜ!」

 

「カゲンなにしてるの?」

 

「今日のゼロワンの録画を見てる。」

 

バールクスとマガオロチの戦いを大興奮で見てる魔理沙の他に自由に過ごすメンバー達、しかしその中でスウォルツだけがある一点を見つめていた。

 

「おやぁ?どうしたんだい?スウォルツ氏」

 

「我が魔王!早苗君が目を覚ましたようだ!」

 

「(´-ω-`)フム」 【ドライブ】

 

「またそれかい?私はもうコリゴリだね」

 

白ウォズがスウォルツに語りかけると同時に早苗が目を覚ましオーマジオウがマッドドクターの治療を開始する。デンライナーの車内が騒がしくなる中でスウォルツがポツリと呟いた。

 

「なにか……来る」

 

 

 

数分前のとある世界の喫茶店

 

 

キャリーケースを引いた片翼のフランドールの様な少女は少し不機嫌な様子で待ち合わせの場所に向かっていた。彼女の名は「グランベル・スカーレット」。様々な世界を渡り歩く自由気ままな商人である。彼女が目的に着くと会う約束をしていた人物はすでに着いており注文したであろうホットケーキを食している所だった。

 

「どうもお待たせしちゃったわね。悪魔さん?」

 

「( ˙༥˙ )もぐもぐ。おいおい商人ってのは信頼重視じゃないのか?時間も守れないようじゃクライアントも満足しないだろうね。」

 

不機嫌なグランベルに目もくれずホットケーキを食べたがら煽りを加える青年、グランベルの機嫌はさらに悪くなるがそこはグッと抑えて青年の向かいの席にすわる。

 

「呼び出しといて遅れたのは謝らせてもらうわ。でもその原因があなたにある事を自覚してほしいわね?それにあなたは私の客じゃない。」

 

「ほっぽってあった魔王獣を欲しがってた奴にプレゼントしただけさ。落とし主が現れなかったら処理するだろう?そんなに大切なら名前でも書いておけばよかったんじゃないかい?」

 

ホットケーキを食べ終えた青年は立ち上がり手に小さな紫色のオーラを発生させてグランベルの前にとある映像を映し出す。

 

「元気に暴れてるようだし心配は必要ないよ。」

 

「っ…!あなた幻想郷に送ったの!?ふざけないで!その世界は私が()()()を置いてきた幻想郷なのよ!」

 

「そっちの都合なんて私には関係ない。それに魔王が幻想入りしたんだ…どのみち滅びる。」

 

「話にならないわね!私はその世界に行かせてもらうわ!ちょっとした援軍も呼びつけてね!!」バンッ

 

テーブルを叩きつけたグランベルは立ち上がりオーロラカーテンを展開してその中に速足で消えていく。

 

「まったく…わかってないなぁ。だが、魔王のおかげでいい暇つぶしが出来そうだ。」スッ…

 

青年「霧崎」はトレギアアイを展開、顔の前にかざして青紫色のオーラの渦に包まれる。オーラがはれて青い体に悪魔のような仮面をつけた闇のウルトラマン「トレギア」に変身する。

 

「ははははははははははは!!!!」

 

トレギアはトレラスラーで異空間への扉を開き幻想郷へと飛び立った。そして時はスウォルツのセリフの直後へと巻きもどる。

 

 




というわけで秋塚翔さんのグランベルをまたお借りしました。
今回は短めですみません。
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