皆さま、長らくお待たせしました。
今回の被害者は過激派の皆さまです。
それではどうぞ
鉄血工造
「変態怖い変態怖い変態怖い」
「えっと…処刑人は何があったんだ?」
「わかりません。前回の出撃で撃破されて復活してからあの調子で…今代理人様が記録を確認しているそうです」
リッパーの説明を聞き、ハンターは部屋の隅でうずくまってガタガタ震えている処刑人を眺めていた。あの処刑人がここまで怯えるような事は初めての為、彼女の身に何が起きたのか気になっていた。
ちょうどそこへ代理人が眉間を押さえながら入ってきた。
「あ、代理人。どうだ?処刑人をやった奴の正体は掴めたか?」
「えっ…と…私の口から言いたくないので、貴女自身が見てください。ここにディスクがあるので」
代理人はディスクを差し出し、ハンターはそれを受け取った。代理人の顔を見るとどこかやつれてるようであった。
「あ、あぁ…」
「私はしばらく休みますので、何かあれば起こしてください。まったく、あのようなモノが存在するとは…考えただけでもおぞましい…」
その後、ハンターは自室でディスクを再生する。そして映像が終わり、しばらく黙り込んだ後、一言こう叫んだ。
「……何なんだこいつはッ⁉︎」
────
P02基地
変態指揮官に覚醒したあの日からしばらく経ち、AR小隊は別の基地に異動となり指揮官は一人また書類と睨めっこの日々を送っていた。(ちなみにパンツはこっそり洗って返した)
また、あれから一度も覚醒しておらず、そもそもパンツを手に入れて被る機会なんぞそうそうあるわけもなく、できれば二度とあんな事にはならない方がいいと考えていた。
(そういや、死んだ爺さんが女性のパンツには気を付けろって言ってたが、あれの事か?だとすれば爺さんもあぁなった事があるのか…)
「指揮官。ちょっといいですか?」
「416か?入っていいぞ」
失礼します、と扉を開けて洗濯カゴを抱えた416が入ってきた。
「これから洗濯をするのですが、洗い物はありますか?」
「うーん、特にないかな」
「わかりました。では失礼します」
そういい416は部屋から出ていった。指揮官はそんな彼女の様子を見てどこか主婦みたいだなと思いながら書類仕事に戻ろうとした時、ある物が目に入った。
扉近くに置いてあったそれを拾い上げると、それはネコのプリントがされた女性用の下着だった。しかもよく見ると小さく416と刺繍されていた
(なっ⁉︎またかよ…!多分さっき落としたのか。というより、あいつこんな趣味なのか…とにかく、落とした事を伝えておくか)
指揮官は416にを呼ぼうと扉に手をかけようとするが、彼に刻まれた遺伝子はそれを許さなかった。手は指揮官の意思に反して扉ではなくパンツに伸び、パンツを広げて自身の顔へと向かっていった。
「(待て待て待てっ⁉︎また腕が勝手に…!ダメだダメだ落ち着けぇ!あ、ヤバい鼻がムズムズして…)ハ、ハックション‼︎…あ」
スポッ!
指揮官はくしゃみをし、その反動でパンツを被る。そしてそのまま蹲りブルブルと身体を震わせると──
「フオオオオオオオッ‼︎」
「
指揮官は再び変態指揮官へと覚醒ッ!服を脱ぎ捨てると以前と同じ変態ルックに変貌した。ちなみに以前は履いてなかった網タイツは今回は初めから履いていた。つまりそういう事である。
「ヒュ〜久々の覚醒だな〜!それにこのパワー…やはりパンツが違うと湧き出るパワーも違うのか…」
変態指揮官はクローゼットの隠し扉から革手袋と鞭を取り出すと鞭を振るった。するとそこを飛んでいたハエ五匹の脚と羽が切り落とされてハエは落下した。
「
ハエ<解せぬ
「む?悪の気配…」
────
とある地区にある廃墟では、人類人権団体の過激派達が攻撃の準備を進めていた。
「これより忌々しい人形共を雇っている店を攻撃しに向かう!お前達!銃は持ったか⁉︎」
「オォ‼︎」
リーダーが小銃を持って掲げると他のメンバーも銃を掲げた。
「サイドアーム!」
「オォ‼︎」
「では次に…手榴d(ムニュ)ん?何だ妙な感触が…」
「手榴弾ではない」
「へ?」
リーダーがその声を聞き恐る恐る振り返ると…
「それは私のおいなりさんだ」
「いやあぁぁぁぁ〜〜⁉︎あったか〜い‼︎」
変態指揮官が寝そべっており、リーダーは思わず手を変態指揮官の股間から離し、プラプラさせた。
「人々の平和を脅かすお前達はこの変態指揮官が成敗してくれるッ‼︎」
「な、何だこいつ⁉︎」
「我々の邪魔をするならここで死ねっ‼︎」
彼らが銃を変態指揮官に向けて撃ち放つ。しかし…
「ホワァァァァアア‼︎」
変態指揮官はパンツから変態ウィップを取り出しそれを振り回して弾丸をはたき落とした。
あまりに非現実的な出来事に過激派達が狼狽えた隙をつき、彼らの中心に躍り出て側にいた数名を殴り飛ばす。その際にスモークグレネードをくすね、ピンを外して放り投げた。
たちまち辺りは白い煙で満ち、何も見えなくなる。だが、時々殴打音が聞こえ、その度に仲間の悲鳴が聞こえるといった事態にリーダーは恐怖した。
(ま、まずい‼︎早く逃げなくては‼︎)
リーダーは記憶を頼りにドアを探り当て、運良く部屋から抜け出し駆け抜けた。追いかけてくる気配もなく、出口までは一方通行の為、変態指揮官が先回りする事は無いためリーダーは安心しきっていた。
「ハァ…ハァ…あとはここから出れば「遅かったじゃないか」へ?ま、ましゃか…⁉︎」
リーダーはその声に恐れ慄きつつ出口を見るすると─
「やあ」
出口付近の天井に変態指揮官が蜘蛛の如く張り付いていた。そしてそのパンツには過激派達が数人、どこぞの魔法少女のように頭を突っ込ませぶら下がっていた。
「ギェェェェエエ〜〜⁉︎なんでぇぇぇ〜〜⁉︎」
思わず腰を抜かしたリーダーに変態指揮官はパンツから縄を取り出して投げつける。投げつけられた縄はリーダーに巻きつき、見事な亀甲縛りとなって彼をその場に拘束させた。
そして変態指揮官はパンツに突っ込ませた過激派を地面に下ろすとリーダーに向かって駆け出した。
「変態秘奥義‼︎ジェット・トレイン‼︎」
リーダーの数メートル手前で変態指揮官は股間を前面に突き出した海老反りジャンプをお見舞いした。
「いやあぁぁ‼︎来るなっ来るなぁぁーー‼︎」
リーダーの叫びも虚しく、変態指揮官の股間は彼の顔面に激突‼︎生暖かく柔らかい感触を顔全体に感じながら彼は意識を失った。
「成敗」
数時間後、廃墟から煙が出ていると通報を受けたグリフィンの人形部隊が駆けつけると、人類人権団体の過激派達が気を失って倒れている現場に遭遇したが彼らが何故そうなっているかは誰もわからなかった。
余談だが、倒れていた全員が亀甲縛りとなっていたため、一部の人形は顔を赤くしながら事の処理にあたっていたという。
やっぱこれ書くの楽しいな。
ちなみに変態指揮官ですが、思い切ってフリーにします。
どう使うか見て見たいので使う時は連絡ください。
ではまた気が向いたらまた書きますのでそれまでお楽しみに