明日香達と付き合って様々なことが変化した。
まずは、俺の朝の行動。
朝食後、急いで身支度を整えると目的地まで走る。しばらく、進むとまるでお城みたいな建物が視界に映った。オベリスク・ブルーの女子寮だ。
「よ。十代に翔。」
俺が到着すると十代と翔は既にその場にいた。オシリス・レッドからここまでって、それなりに距離があるから、かなり早めに出たらしいな。
「毎日毎日お疲れさま。」
「いつもジュンコに迷惑かけているからな。これくらいはしないとな。」
「僕は全然大丈夫ッスよ♪」
しばらく十代達と話していると、
『一♪』
「十代♪」
「翔様♪」
俺達にとっての女神がそろってやって来た。
「十代。ありがとう。」
「気にすんなって。好きで待ってるんだし。」
「翔様。お待たせしちゃってすみません。」
「僕が待ちたくてやってるんだし、気にしないでよ?」
「んじゃ、行くか?」
「ハイ♪」
俺の言葉に麗華と明日香が俺の両腕に抱きつく。そのまま、歩くのに合わせて景色が前から後ろへと流れていく。
「あの、一君。」
「ちょっと、堅いかな?付き合ってるんだし、皆みたいに一と呼び捨てでも、なんならあなたでも良いんだぜ?」
「あ、あなっ!」
プシュー
良いな。この反応。明日香や麗華だと、この初々しい反応が可愛かったりする。マナや翼だと、トリップされる。雪乃だと、幸せそうに笑みを浮かべながら、
『あなたね♪まるで結婚しているみたいね♪式はいつかしら?』
とからかい返してくる。まぁ、それも悪くないんだけどな。
「は、一さんと呼びますけど、何故遠回りを?」
確かに、女子寮から、デュエルアカデミアまでなら、どんなにゆっくりしてても5分ぐらいでつけるはず。それなのに、遠回りをしているのは、
「簡単だよ。皆と一緒にいられる時間を増やしたいからだ。」
その言葉に麗華は顔を紅くしていた。
校舎に到着してから、雪乃と翼にバトンタッチだ。二人に抱き締められ柔らかな温もりに包まれる。そこに、
「全員集合!」
唐突に現れた須藤の言葉に赤、青、黄の3色のずきんを被った男達が現れた。
『我々はR・Y・B・D・A・U・O異端審問団!血の盟約に逆らいし斎藤一を処刑する!』
その言葉に、二人を引き剥がして逃走しようとしたが、しっかり抱きついて離れてくれない。仕方なく、そのまま逃走した。
「逃げたぞ!追え!」
『おお!』
須藤の言葉に追走する色頭巾。
二つ目は、RRR団の存在。今まではオシリス・レッドとラー・イエローが組んでいただけだが、俺が5人と交際を始めたのがきっかけで、オベリスク・ブルーまで参加。それに伴い、オシリス・レッドによる、オシリス・レッドのオシリス・レッドの為の異端審問団、RRR団から
いつもは、教室に逃げ込めれば助かるんだが、二人を抱えられているせいか思うようにスピードを出せず、とうとう捕まってしまった。
「さて、異端者斎藤一。言い残す事はあるか?」
「では、須藤。俺とデュエルしろ。勝てたら、異端審問を見逃せ。」
「いいだろう。」
『
『対戦相手 の ターンです。』
「俺のターン!ドロー!
須藤ライフ4000手札4枚
伏せ1枚
雷電娘娘ATK1900
「俺のターン!ドロー!」
雷電娘娘を出したという事はあのデッキは、光属性デッキだな。
「俺のターン!ドロー!モンスターをセット!さらに、カードを2枚セットしてターンエンド!」
須藤ライフ4000手札4枚
伏せ1枚
雷電娘娘ATK1900
伏せ1枚
伏せモンスター
一ライフ4000手札3枚
「俺のターン!ドロー!俺のモンスターに跪くがいい!マーメイドナイトを召喚!」
……………………………………………………。
「は?」
須藤の言葉に思ず耳を疑ってしまっても仕方ないと思う。しかし、須藤の言葉通りのモンスターが召喚された。水属性のモンスターを。
パリン
その瞬間、雷電娘娘が弾けるように砕け散った。
「な、なんだ!」
え、えっと、須藤達は雷電娘娘のテキストを読んでない?
「雷電娘娘は光属性以外のモンスターがいると自壊効果が起動するんだ。」
その言葉に、唖然としている。
「マーメイドナイトはフィールドが特定のフィールドだと2回攻撃が可能になるんだ。」
なるほど、と呟いていた須藤に俺の考えは確信に変わった。こいつのデッキは、俺嫁ハーレムデッキだ。効果、攻撃力に頓着せず、可愛い女性のカード、キレイな女性のカードのみで構築されたデッキだ。
「想定外の事態だが、俺の勝利は揺るがない!団結の力をマーメイドナイトに装備して攻撃!」
マーメイドナイトの攻撃が俺の伏せモンスター、ロックマンを破壊した。
「俺はターンエンド!」
「その瞬間リバース起動!サイクロン!その伏せカードを破壊する!」
須藤ライフ4000手札3枚
伏せ0枚、団結の力
マーメイドナイトATK1500+800
伏せ1枚
伏せ
一ライフ4000手札3枚
「俺のターン!ドロー!手札からD−ディスティニードローを起動!全てのプレイヤーは3枚ドローして、その中にある通常モンスターを相手に見せることで、その枚数分ドロー!」
ドローしたカードは1枚が効果モンスター。もう一枚がマジックカード。そして、最後の1枚が、
「
「こちらは1枚もない。」
「よって1枚ドロー!手札からA−アタッチメントコールを起動!手札から
ウィンドマンの羽ばたきがマーメイドナイトを破壊する。
「サンダーボーイを召喚!さらに手札1枚をコストに
総攻撃でライフが尽きるこの状況に須藤は唖然としている。
「3体の総攻撃!」
ウィンドマンの風がブリザレスの凍える一撃がサンダーボーイの攻撃が須藤のライフを削りきった。
「団長!よくも団長を!」
「よせ!」
憤った団員を須藤が止める。
「し、しかし、団長!」
「良いんだ。結果はどうあれ、この勝負は俺の敗けだ。異端者斎藤一を解放しろ。」
その言葉に、団員達は左右に分かれ道を作る。そこを通り抜ける途中、
「須藤。ちゃんとカードに向き合い、デッキ作りに苦心すればきっとデッキは答えてくれる。」
そう教えて、教室に向かった。
その後、須藤はデッキ作りに苦心して、6つの属性限定ハーレムデッキを作ってたりする。