「本日の授業はここまでなのニャ。なお、斉藤一君、遊城十代君、万丈目準君、天上院明日香さん、丸藤亮君、三沢大地君は私来て欲しいのニャ。」
ああ、3幻魔の件か。途中で合流したクロノスを見て確信にいたった。
「皆さん。突然お呼びしてすみません。
皆さんはこの学園の地下に、3幻魔と呼ばれているカードが封印されているのは御存知でしょうか?」
「そんなカードがこの学園に?」
えと、俺と同じラー・イエローの…誰だっけ? の言葉に鮫島校長は頷いていた。
「はい。そもそも、デュエルアカデミアは3幻魔の封印されている島に建てたのです。」
そんな危険な所に学校を建てるな。
「…で、どこの誰とデュエルすればいいんですか?」
俺の問いに皆が俺に視線を俺に向けた。
「カードに問題無いならわざわざ呼び出す意味がない。封印が解けかけているか封印が破られそうだから呼び出したんでしょう?」
「その通りですが、なぜ、デュエルが必要だとわかったのですか?」
「リアルファイトが必要なら、警備員を増やせばいいでしょう? なのに俺達を呼び寄せたということは俺達にしか出来ない事、デュエルが必要だと思いましたが、間違いありますか?」
俺の問いに鮫島校長は頷いてから答えた。
「斎藤君が言った通りです。3幻魔のカード達を狙う人達はセブンスターズと言うそうです。すでに何人か、デュエルアカデミアにしている模様です。」
そんな情報どうやって仕入れたんだろう?
「お願いします。セブンスターズから、封印の鍵を守ってください。」
鮫島校長は7つのパズルみたいな鍵を差し出しながら頭を下げた。皆が皆を見やる中で十代が真っ先に動いた。
「俺はやるぜ。」
その十代を皮きりに皆が鍵を取り始めた。
「難しく考える事はないノーネ!デュエル集団が道場破りしに来たと考えればいいノーネ。」
フム。ちょっと戒めるべきか。そう考え口を開いた。
「皆、気をつけて。俺は闇のデュエルを体験した事がある。」
俺の言葉に皆が俺を見た。
「闇のデュエルはダメージを実体化する。そして、もし負けたらその人は何かしらの罰が待っている。例えば勝った方が負けるまで闇の中に閉じ込められるとかな。全て闇のデュエルがそうだとは限らないが、用心しておくべきだ。文字通り命懸けのデュエルに用心は過剰な程用心しても足りないぐらいだ。」
俺はそう言いながら鍵を手にした。
…ゴクリ。重苦しい空気の中誰かが唾を飲む音がやけに大きく響いた。
○ ○ ○
「…あ…んん♪」
俺が棒を動かすと雪乃の口から嬌声が漏れる。
「は、一♪ そ、そこぉ♪」
「…ったく、なんて声を出すかな?」
「だ、だって、そこいじくられると、気持ちい…んぅ♪」
俺が棒を動かしたら、雪乃の躰か電流を流されたかのように反応した。
「は、はじめぇ♪ もっと奥まで♪」
「ハイハイ。雪乃は欲張りだなぁ。」
俺はそう言いながら、奥まで棒を入れた。
「ひゃう! すごくいい!」
雪乃の嬌声を聞きながら、棒を引き抜いた。
「ハイハイ。耳かき終了。フー。」
俺が耳に息を吹きかけると雪乃は艶めかしい声を上げた。
「十代君、大丈夫かな?」
翼の心配そうな声が耳に届いた。
「大丈夫とは言いづらいな。それは翼も知っているだろう?」
「まぁ、そうなんだけどね。でもさ、十代君は友達だからほっとけなくてさ。」
「それならさ、十代と十代のもとに向かった明日香を信頼してみたら?」
「そうですね。仲間を信用しませんと。」
俺の言葉に麗華が頷いていた。
○ ○ ○
SIDE 十代
「アニキ~!! ジュンコさん~!!」
「助けてなんだな!!」
火口すれすれのところをでシャボン玉のようなものに包まれている翔と隼人が俺とジュンコの顔を見て叫んでいた。
「貴様等か?7精門のカギを護るものは?」
黒いコートを着た仮面の男をは俺とジュンコを見て問いかけた。
「私の名はダークネス。7精門のカギをかけて闇のデュエルをしてもらう。」
「ふざけるな!!今すぐ翔と隼人を解放しろ!!」
「お前に拒否権はない。断ればそこの2人を火口に落とすだけだ。」
「十代。翔達が人質になっている以上下手に逆らうのは得策じゃないわ。」
ジュンコの言葉に俺はダークネスと名乗った男を睨みつけながらデュエルディスクを展開させた。
○ ○ ○
『
「私のターン! ドロー! カードを一枚セット! さらにカードを一枚セットしてターンエンド!」
ダークネスライフ4000 手札4枚
伏せ1枚
伏せモンスター1体
フィールド魔法なし
「俺のターン! ドロー!
ダークネスライフ8000 手札4枚
伏せ1枚
伏せモンスター1体
フィールド魔法なし
伏せモンスター0枚 フォレストマンDEF2000
伏せ1枚
伏せモンスター0枚
伏せカード0枚
十代 手札4枚 ジュンコ 手札5枚
十代&ジュンコ 共通ライフ8000
「私のターン! ドロー! 手札からコストダウンを発動! 手札1枚を墓地に送り手札のモンスターのレベルを2つに下げる! 私が選択するのは
な! レアカードの1枚を何で!
「このカードはレベル5になり、フィールド上の
『ギャオオオオオオオオ!!!!』
「このターンは攻撃できないと思ったら甘い! 私は手札から黒炎弾を発動!!
「このカードの効果で女の方に
ダークネスの言葉に炎をジュンコの方にぶつけようとして、
「ジュンコ!!」
俺がジュンコの前に立ちはだかり、その炎をもろに受けた。(十代&ジュンコ 共通ライフ 8000-2400=5600)
「グアアァァッ!!!!」
その炎が俺の体を焼きダメージを受けた。
「十代!!」
「な、なんとか、大丈夫だ。」
「ふん。しぶとい。追撃したいところだが、このカードを発動したターンは攻撃できない。よって、私はターンエンドだ。」
ダークネスライフ8000 手札2枚
伏せ1枚
伏せモンスター0体
フィールド魔法なし
伏せモンスター0枚
伏せ1枚
伏せモンスター0枚
伏せカード0枚
十代 手札4枚 ジュンコ 手札5枚
十代&ジュンコ 共通ライフ5600
「アタシのターン! ドロー! モンスターをセット! さらに、フィールド伝説の都アトランティスを発動! 魔法2枚伏せてターンエンド!」
ダークネスライフ8000 手札2枚
伏せ1枚
伏せモンスター0体
フィールド魔法 伝説の都アトランティス
伏せモンスター0枚
伏せ1枚
伏せモンスター1枚
伏せカード2枚
十代 手札4枚 ジュンコ 手札2枚
十代&ジュンコ 共通ライフ5600
「私のターン! ドロー! サファイア・ドラゴンを召喚!
「リバースカードオープン! くず鉄のかかし! 攻撃を1度だけ無効にしてこのカードをセットする!」
俺のフィールド上のフォレストマンをジュンコのフィールド上のくず鉄でできたかかしが受け止めた。
「なら、サファイア・ドラゴンで伏せモンスターを攻撃!」
サファイアドラゴンの吐息を受け止めきれずグリズリー・マザーは破壊された。
「だけど、グリズリー・マザーの効果発動するわ! 戦闘で破壊された時、攻撃力1500以下のモンスターをデッキから攻撃表示で特殊召喚するわ! 来て! マーメイド・ナイト!」
ジュンコのフィールドのクマが断末魔の悲鳴を上げその悲鳴にマーメイド・ナイトが駆け付けた。
「これでターンエンドだ。」
ダークネスライフ8000 手札2枚
伏せ1枚
伏せモンスター0体
フィールド魔法 伝説の都アトランティス
伏せモンスター0枚
伏せ1枚
伏せモンスター0枚 マーメイド・ナイトATK1500+200
伏せカード2枚
十代 手札4枚 ジュンコ 手札2枚
十代&ジュンコ 共通ライフ5600
「俺のターン! ドロー! スタンバイフェイズ時にフォレストマンの効果発動! スタンバイフェイズ時にデッキ、墓地から融合を一枚手札に加える! この効果で、デッキから融合を手札に加える!」
この効果でデッキから融合のカードを手札に加えるフォレストマン。
「さらに融合を発動!手札の
俺の言葉に疾風を纏いし
「
「何!!」
上空から冷たい突風が舞い降りて
「Great TORNADOの攻撃! スーパーセル!」
Great TORNADOが発した風が
「ぐううぅぅ!!!!おのれ!私の
「俺はこれでターンエンドだ!」
ダークネスライフ6400 手札2枚
伏せ1枚
伏せモンスター0体 サファイア・ドラゴンATK1900/2
フィールド魔法 伝説の都アトランティス
伏せモンスター0枚
伏せ1枚
伏せモンスター0枚 マーメイド・ナイトATK1500+200
伏せカード2枚
十代 手札4枚 ジュンコ 手札2枚
十代&ジュンコ 共通ライフ5600
「私のターン! ドロー! そして、黒竜の雛を召喚!」
ダークネスがフィールドにカードを置くと、卵の殻を被った小さなドラゴンが現れた。
「ドラゴンの雛?」
「そうだ。黒竜の雛の効果発動! このカードを生贄にして
黒竜の雛の殻がパリンと割れた瞬間急成長を遂げた
「さらに速攻魔法サイクロンを発動! 女のフィールドのくず鉄のかかしを破壊する!」
ダークネスのフィールドから飛び出た疾風がくず鉄のかかしを吹き飛ばした。
「そして、
突進の効果で、パワーアップした
「その瞬間、リバースカードオープン! ガードブロック!ダメージを無効にして1枚ドローするわ!」
ジュンコはそう言いながらデッキからカードをドローする。
「サファイア・ドラゴンを守備表示に変更してターンエンド!」
ダークネスライフ6400 手札2枚
伏せ1枚
伏せモンスター0体 サファイア・ドラゴンDEF1600
フィールド魔法 伝説の都アトランティス
伏せモンスター0枚
伏せ1枚
伏せモンスター0枚 マーメイド・ナイトATK1500+200
伏せカード1枚
十代 手札4枚 ジュンコ 手札3枚
十代&ジュンコ 共通ライフ5600
「アタシのターン! ドロー! アタシはマーメイド・ナイトを召喚! そして、マーメイド・ナイトでサファイア・ドラゴンを攻撃!」
サファイア・ドラゴンは何の抵抗もできずに切り倒された。
「まだよ! マーメイド・ナイトはフィールドが海の時1ターンにつき2回攻撃できるわ! フィールドは伝説の都アトランティスだけど、このカードは海として扱うわ! マーメイド・ナイトで
突進のカードの効果で攻撃力の上昇したマーメイド・ナイトは相打ちで
「さらに、マーメイドナイトでダイレクトアタック!」
マーメイド・ナイトがダークネスに攻撃してダメージを与えようとする。しかし、
「させない!! リバースカードオープン! リビングデッドの呼び声!!」
ダークネスのフィールド翻ったカードが
「モンスターが増えたことにより、攻撃の巻戻しが発生して攻撃を中止させて、アタシはこれでターンエンドするわ!」
ダークネスライフ6400 手札2枚
伏せ0枚 リビングデッドの呼び声
伏せモンスター0体
フィールド魔法 伝説の都アトランティス
伏せモンスター0枚
伏せ1枚
伏せモンスター0枚 マーメイド・ナイトATK1500+200
伏せカード1枚
十代 手札4枚 ジュンコ 手札2枚
十代&ジュンコ 共通ライフ5600
「私のターン! ドロー! 手札から死者蘇生を発動!墓地からミンゲイドラゴンを特殊召喚する!」
「ど、どうしてそのモンスターが墓地にあるのよ!」
!コストダウンの時か!
「そして、手札から天よりの宝札を発動!!全てのプレイヤーは手札が6枚になるようにドローする!! ミンゲイドラゴンを生贄に
ミンゲイドラゴンを嬢概して現れる漆黒の龍。
「さらに手札から黒炎弾を発動!」
「ジュンコ! 危ねえ!!」
とっさにジュンコの前に立ったおかげで、ジュンコはノーダメージだ。(十代&ジュンコ 共通ライフ 5600-2400=3200)
「…バカ! なんで2度も庇うのよ! おかげでボロボロじゃない!」
「さあな。大事な人が攻撃されそうだと思ったら勝手に動いただけだよ。」
「いい雰囲気なところ申し訳ないがデュエルを続行させるぞ。
このカードの攻撃力は2400だが、墓地にあるドラゴン族1枚につき攻撃力を墓地にあるドラゴン族の枚数分攻撃力がアップする! 私の墓地にあるドラゴン族は全部で5枚よって攻撃力は3900! 未来融合フューチャーフュージョンを発動! デッキから5枚のドラゴン族を墓地に送り、2ターン後にF・G・Dを融合召喚!」
まずい! 一気に勝負を仕掛ける気だ!
「真紅眼の闇竜でマーメイドナイトを攻撃! ダークネス・ギガフレイム!」
真紅眼の闇竜が漆黒の焔をマーメイドナイトに向けて放つ。
「リバースカードオープン!
「倒せなかったか。ターンエンド。」
ダークネスライフ6400 手札2枚
伏せ1枚
伏せモンスター0体
フィールド魔法 伝説の都アトランティス
伏せモンスター0枚
伏せ1枚
伏せモンスター0枚 マーメイド・ナイトATK1500+200
伏せカード0枚
十代 手札6枚 ジュンコ 手札6枚
十代&ジュンコ 共通ライフ3200
「俺のターン! ドロー!」
宣言しながら引いたカードは融合! ダメだ! 手札には融合出来るモンスターがいない!
「十代。諦める気?」
俺の考えを読んだかのようにジュンコが問いかける。
「十代。あんたの背中には翔や隼人さんの命が乗っかってるのよ? アタシが少しでも支えてあげるから砕け散るつもりでぶつかってみなさい。」
ジュンコの励ましに少しだけやる気が出てきた。しかし、手札には対抗できるモンスターがいないし、手札にもフィールドにも…そうだ! 墓地だ! …この手があった!
「俺は手札から
「わざわざ召喚したモンスターを戻した? 何を狙っている?」
俺がしたことがわからず怪訝そうにダークネスは眉をひそめた。
「へへ。今にわかるぜ。
その効果により真紅眼の闇竜は氷の棺の中で凍てついた。
「な、何!!!!」
その叫びがきっかけになり、
「4体の総攻撃!!」
マーメイドナイト、エッジマン、エアーマン、フォレストマンの総攻撃がダークネスのライフを削りきった。
その瞬間、真っ白い光に包まれて俺の意識が遠くなった。
○ ○ ○
Side 明日香
「兄さん! 十代! ジュンコ! 翔君! 隼人さん!」
私は火山の麓で倒れている5人に近寄った。本当は十代の代わりに私がデュエルしたかったけど、オシリス・レッド寮の十代の部屋にたどり着いた時にはすでに遅くものけのカラだった。そして、一に電話してどこに行けばいいのか聞いたら火山に向かった。その麓で倒れ伏す5人の人影を見つけた。見たところ呼吸はしっかりしている。どうやら気絶しているだけらしい。
「お帰り。 兄さん。それと、ありがとね。十代。」
私はそう言いながら十代の頭をやさしく撫でていた。
このお話を読んでくださる皆様に問います。
いったいいつから、この作品で18禁展開が読めると錯覚していた?
………冗談はさておき、そういった展開を期待していた方はすみませぬ。