遊戯王GX~とある少年の転生記   作:0・The Fool

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このお話を読んでくださる皆様ありがとうございます。


デュエル44 文化祭VS十代

「………フム。どうやら、獅倉誠なる人物はデュエルアカデミアには存在しないようです。」

 

 デュエルアカデミアの名簿とにらめっこしていた鮫島校長がそう答えた。

 

「やっぱりか。人数がたくさんいるとはいえ、デュエルアカデミアは閉じられた世界だ。つまり誰かしらよく知っているひとがいて不思議じゃないところだ。なのに、準や亮が知らない時点でおかしいとは思った。」

「それしゃ、彼が言ってた沖田という人物も?」

「少なくとも沖田という人物もデュエルアカデミアには存在しません。それと、行方不明の大徳寺先生の足取りも未だ掴めてません。彼が吹雪君を闇の世界に引き摺りこんだ以上彼がセブンスターの一員だったと考えざるをえません。明日香君。大変申し訳ありませんでした。」

 

 鮫島校長はそう言いながら床に正座をして手をつき頭を擦り付ける。

 

「こ、校長! 頭を上げてください!」

 

 慌てながらて言う明日香の言葉に頭をあげる鮫島校長。

 

「だよな。鮫島校長が大徳寺先生が信頼の置ける人物かはっきり調査しとけば、吹雪さんが行方不明にならず、明日香に悲しい想いをさせずにすんだのに。」

「がフッ!!」

 

 俺の言葉に鮫島校長は胸を押さえて呻いた。

 

「しかも、今年なんか、その吹雪さんの無事を願って廃寮に向かったら、タイタンに人質にされたし。」

「グフッ!!」

 

 追加の口撃に血を吐き呻く鮫島校長。

 

「まさか、そんな失態を犯しておきながらごめんなさいと土下座だけで被害者の身内は許してもらえると都合の良いことを考えているのですか?」

「うわあぁぁーー!!!! 私の人生死んで反省しますーー!!!!」

 

 鮫島校長は俺の言葉に窓を叩き割って飛び降りようとする。デュエルアカデミアの窓ガラスは銃弾でも傷つかない強化ガラスなのにすごいな。

 

「ちょ、ちょっと校長!! 落ち着いてください! 一も見てないで手伝って!」

 

 明日香の言葉に重い腰を上げて鮫島校長に近づいた。

 

 

――数分後

 

「ハァハァ。明日香君。本当に申し訳ありません。」

 

 ようやく落ち着いた鮫島校長が座り直して深呼吸する。というかあそこまでメンタル弱かったとは思わなかった。

 

「全然気にしてないので飛び降りるなんてバカなマネはしないでください。

一も言い過ぎよ?」

「あ~。すみません。明日香のスカートの中をガン見してたみたいだからつい言い過ぎました。」

 

 俺の言葉に明日香はスカートを押さえつつ鮫島校長を睨むのだった。

 

「と、ともかく、明日香君が無事で良かったです。私の話はこれで終わりですから、文化祭を楽しんできてください。」

 

 見るつもりはなかったようだが、見てしまったことにより強引に話を終わらせた。

 

 ○ ○ ○

 

「斎藤一!」

 

 ラー・イエローの屋台を手伝おうとしたところで、オシリス・レッドの連中に呼び止められた。

 

「明日香さん達にあの話をしたのだろうな?」

「あの話ってコスプレデュエルかしら? あれなら断ったわ。」

「な、何故ですか!」

 

 まさか、断られるとは思わなかったからか詰め寄ってきた。

 

「当たり前よ? 一に肌をいくら見られても隅々まで見ても良いけど、それ以外の異性に肌を見られるのは嫌よ?」

 

 嬉しくなるその言葉にしかし、オシリス・レッドの男子は血涙を流していた。

 

「あ、でも、マナは結構乗り気でブラック・マジシャン・ガールのコスプレならやるって。」

 

 

「ありがとうございます!」

 

 その言葉に涙を流して喜んでいた。

 

 ○ ○ ○

 

「一。ここはもういいから、コスプレデュエルを見てきな。」

 

 屋台に立ちお客様の相手をしていたら、ラー・イエローの生徒が声をかけてきた。

 

「良いのか?」

「あぁ。彼女の艶姿というか、勇姿をその目に焼き付けて来い。」

 

 その言葉に軽く頭を下げた。

 

「………しかし、ラー・イエローにあんな人いたかな?」

 

 首を傾げながらの呟きが風に流れて解けて消えた。

 

 ○ ○ ○

 

 途中で翼や麗華と共に思いもよらない拾い者をしてオシリス・レッドへと向かう。コスプレデュエルの会場では、魔導戦士ブレイカーの格好した十代がデュエルしていた。

 

「十代様ぁ♪」

「レイか。久しぶりだな。」

 

 恋する乙女の格好した早乙女が十代の胸元に飛びついた。それ事態は絵になる光景なんだけど良く思わない人達がいた。考えなくてもわかるかと思うが、RYBDAUO異端尋問団と十代の嫁さんこと枕田だ。

 

 ポム。俺は十代の肩を軽く叩いていた。

 

「十代。強く生きろよ? 例え刑務所に行く事になっても俺達の友情は変わらないからな?」

「はぁ? いや、変わるわけないだろうけど。」

 

 俺の態度に十代は困惑した表情を浮かべる。

 

「時間があるときはキッチリ面会に行くからな?」

「だから、何で逮捕されること前提で話を進めるんだよ?」

「いや、だって、13歳未満は例え合意の上で致しても強姦罪が適用されるって法律が」

「しねーよ!」

 

 俺の言葉に十代がツッコミを入れた次の瞬間、黒頭巾の男達がいた。

 

「諸君!! ここはどこだ!」

『血の盟約に逆らいし異端者を処刑する刑場だ!!』

()とは!!」

『愛を捨て、哀に生きる者!!』

「よし、これよりRYBDAUO異端審問を開始する。」

「そうやって交際している男女を無理矢理別れさせる男達って最低よね。」

『ガフグッ!!』

 

 枕田の言葉に吐血する男達がいた。

 

「あれ? ジュンコちゃん。以外に冷静だね? てっきり嫉妬して十代君に詰め寄るかなとボクは思っていたけど。」

 

 翼の言葉に枕田は苦笑する。

 

「もちろんヤキモチ妬いてるわよ?

でもね、レイの気持ちもわかるからね。アタシも十代もデュエルアカデミアにいるから会いに行こうと思えばたいした苦労は要らないけど、レイはそうはいかないからね。今日1日ぐらいは黙っていようかなってね。」

 

 十代の嫁さんの発言に俺達が感心しているなかで、翔とVWXYZの格好した準と元々のイラストと同じ服着たマナが会場に来た。

 

「皆さん、お待たせしましたッス! ゲストとしてマナさんが出場します!」

「よろしくね♪」

『ウオオォォッッ!!』

 

 その言葉に男子達がわっとわいた。

 

「では、遊城十代にデュエルしてもらいます!」

 

 翔の言葉に男子陣がブーイングするなかで、十代がマナに自分のデッキを差し出した。

 

 ○ ○ ○

 

 2人の決闘者(デュエリスト)はこの日の為に俺が作ったデュエルテーブルにデッキをセットして高らかに始まりの言葉を口にした。

 

決闘(デュエル)!!』

 

 その言葉に2人がカードをドローする。

 

『マナのターンです。』

 

「私のターン! ドロー! カードを2枚セットしてそして、サイレントソードマンLV3を攻撃表示で召喚!! ターンエンド!」

 

マナライフ4000 手札3枚伏せカード2枚

伏せモンスター0枚 サイレントソードマンLV3ATK1000

 

「俺のターン! ドロー! E(エレメンタル)HERO(ヒーロー) バブルマンを攻撃表示で召喚! 他にカードがないから2枚ドロー! バブルショットをバブルマンに装備!!」

 

 十代のフィールドのバブルマンがランチャーを装備して強化される。(バブルマンATK800+800=1600)

 

「バブルマンでサイレントソードマンLV3を攻撃!!」

「甘いよ十代君! ダメージステップ時に手札からオネストを捨てて効果発動! バブルマンの攻撃力分、サイレントソードマンLV3の攻撃力に加算するよ!」

 

 サイレントソードマンは背中に生えた翼でバブルマンの攻撃を回避して上空からバブルマン目掛けて急襲したがバブルマンも持ってたランチャーを盾にして攻撃を回避した。

(サイレントソードマンLV3ATK1000+1600=2600

バブルマンATK1600-800=800)

 

「バブルショットの効果! バブルマンが戦闘で破壊される時、このカードを代わりに破壊することで破壊を無効にしてダメージも0にする!

さらに、速攻魔法バブルシャッフルを発動!

バブルマンと攻撃表示のサイレントソードマンLV3を守備表示に変更!!」

 

 フィールドが泡で包まれ、その中で、サイレントソードマンLV3とバブルマンの表示形式が変更される。

(バブルマンATK800→DEF1200

サイレントソードマンLV3ATK2600→DEF1000)

 

「さらに、バブルシャッフルのもう1つの効果! バブルマンを生け贄に捧げ、手札のE・HEROを特殊召喚出来る! 来い!! E(エレメンタル)HERO(ヒーロー) エッジマン!!」

 

 十代のフィールドのバブルマンが光に包まれて消えて代わりにエッジマンが現れた。

 

「エッジマンの攻撃!! パワーエッジスライサー!」

 

 十代の攻撃宣言にエッジマンが守備体制のサイレントソードマンLV3に攻撃をする。

(マナライフ4000-2600+1000=2400)

 

「おぉっと!! これは凄い! バブルマンをメインにした攻撃に攻めにマナさんがサイレントソードマンLV3にオネストを追加する反撃にしかし、アニキも負けてない! 分が悪いと見るやすかさずバブルシャッフルとエッジマンのコンボで押しきった! どう見ますか? VWXYZ ドラゴン・カタパルトキャノンさん?」

「今のところ十代が一歩リードしているといったところだろうか? ライフやフィールドはもちろん手札でもな。」

「えっと、それはどういう意味でしょう?」

「デュエルモンスターズにおいてパンドアドバンテージと呼ばれるように手札を重要視するケースがある。例えば、オシリスの天空龍。手札が多いほど攻撃力がますモンスター。」

「なるほど。手札が多いほど有利になるわけですね?」

「一概にはそうとは言えない。手札がないことが逆に有利につながることもある。」

「以上。VWXYZ ドラゴン・カタパルトキャノンさんからの解説でした。」

 

 見事に息のあった実況中継をする2人。

 

「カードを2枚セットしてターンエンド!」

 

マナライフ2400 手札2枚伏せカード2枚

伏せモンスター0枚

フィールド魔法無し

伏せモンスター0枚 エッジマンATK2600

伏せカード2枚

十代ライフ4000 手札2枚

 

「私のターン! ドロー! 手札から魔法カード強欲な壺発動! 2枚ドロー! 見習い魔術師を攻撃表示で召喚! そして、速攻魔法、ディメンションマジックを発動! 私のフィールドの見習い魔術師を生け贄に手札のブラック・マジシャンを特殊召喚! 追加効果でエッジマンには退場してもらうよ!」

 

 マナの言葉にブラック・マジシャンは杖の一振りでエッジマンは破壊した。

 

「そして、手札から装備魔法魔術の呪文書をブラック・マジシャンに装備!!

バトル!

ブラック・マジシャンでダイレクトアタック!!黒・魔(ブラック・)・導(マジック)!!

そして、リバースカードオープン!! マジシャンズサークル! 攻撃力2000以下の魔法使い族をデッキから特殊召喚するよ!」

「この瞬間、リバースカードオープン!! リビングデッドの呼び声! 墓地よりエッジマンを特殊召喚!」

 

 ボコォッ!!

 その言葉に地面から腕が生えエッジマンが這い出てきた。まるでド○ゴンボールで生き返ったベ○ータだ。

 

「ひぅっ!?」

 

 その瞬間、雪乃の口から悲鳴が聞こえた。そして、ふらぁっと足元から力を失い倒れるのところを俺が抱き止めるのだった。

 

「えっと、すまん。雪乃。」

 

 そうなるとは予想してなかったのか謝罪してからデュエルを進行させる十代。

 

「来て!! ブラック・マジシャン・ガール!」

『ウフフ♪』

『ウオォォッ!!!!』

 

 マナによく似た女魔術師がウィンクすると、男子陣が騒ぎ始める。

 

「俺のデッキには魔法使い族モンスターはないぜ。」

「本当に召喚可能なモンスターがいないか確認するね?」

 

「俺のデッキには魔法使い族モンスターはないぜ。」

「本当に召喚可能なモンスターがいないか確認するね?」

 

 マナに言われて十代はデッキを差し出した。

 

「………確かに入ってないね。ありがとう。

改めて、ブラック・マジシャンでエッジマンを攻撃!!」

 

 魔術書によってより強い力を得たブラック・マジシャンの魔術がエッジマンを倒した。(十代ライフ4000-2500-700+2600=3400)

 

「だけど、エッジマンの悲鳴はシグナルとなって新たなHEROを呼び出す! リバースカードオープン!! ヒーローシグナル! E(エレメンタル)HERO(ヒーロー) フォレストマンを守備表示で召喚!」

 

「アララ。フォレストマンは倒せないね。ターンエンド!」

 

マナライフ2400 手札0枚伏せカード1枚 魔術の呪文書(ブラック・マジシャンに装備)

伏せモンスター0枚 ブラック・マジシャンATK2500+700 ブラック・マジシャン・ガールATK2000

フィールド魔法無し

伏せモンスター0枚 フォレストマンDEF2000

伏せカード0枚

十代ライフ3400 手札2枚

 

「俺のターン! ドロー! スタンバイフェイズ時にフォレストマンの効果でデッキから融合を手札に加える! そして、融合発動! 手札のE(エレメンタル)HERO(ヒーロー) スパークマンと沼地の魔神王を融合して、E(エレメンタル)HERO(ヒーロー) シャイニング・フレア・ウィングマンを融合召喚!」

「沼地の魔神王の融合代理能力だね?」

「そういうことさ。シャイニング・フレア・ウィングマンでブラック・マジシャンに攻撃!!」

「リバースカードオープン!! 非常食! 魔術の呪文書を墓地に送って私のライフを1000回復するよ! 魔術の呪文書も墓地に送られた時、私のライフを1000回復する。」

 

 シャイニング・フレア・ウィングマンが攻撃を仕掛ける中、呪文書が墓地に送られ、ブラック・マジシャンの攻撃力がダウンする。(マナライフ2400+1000+1000+2500-2500-300×3=3500)

 

「さらにシャイニング・フレア・ウィングマンが戦闘で相手のモンスターを破壊した時、そのモンスターの攻撃力だけダメージを与える!」

 

「キャアァァッ!!!!」

 

 追加攻撃によりマナのライフが大幅に削られた。(マナライフ3500-2500=1000)

 

「ターンエンド!」

 

マナライフ1000 手札0枚伏せカード0枚

伏せモンスター0枚 ブラック・マジシャン・ガールATK2000

フィールド魔法無し

伏せモンスター0枚 フォレストマンDEF2000 シャイニング・フレア・ウィングマンATK2500+300×3

伏せカード0枚

十代ライフ3400 手札0枚

 

「私のターン! ドロー! 手札から魔法カード黒・魔・導・爆・裂・波(ブラック・バーニング)発動!! 表表示で存在する十代君のモンスターを破壊するよ!」

『ハァァ! ヤァァッ!!』

 

 ブラック・マジシャン・ガールが放つ光弾がシャイニング・フレア・ウィングマンとフォレストマンを破壊した。

 

「ブラック・マジシャン・ガールでダイレクトアタック!!

黒・魔・導・爆・裂・波(ブラック・バーニング)!!」

 

 マナの言葉にブラック・マジシャン・ガールが光弾が十代を襲った。(十代ライフ3400-2000-300=1100)

 

「ターンエンドだよ!」

 

マナライフ1000 手札0枚伏せカード0枚

伏せモンスター0枚 ブラック・マジシャン・ガールATK2000+300

フィールド魔法無し

伏せモンスター0枚

伏せカード0枚

十代ライフ1100 手札0枚

 

「俺のターン! ドロー! 戦士の生還発動! 墓地からバブルマンを手札に加える! そして、他にカードがないから手札から特殊召喚! そして、2枚ドロー! 手札から魔法カード、貪欲な壺発動! 墓地から、エッジマン、スパークマン、沼地の魔神王、シャイニング・フレア・ウィングマン、フォレストマンをデッキに戻してシャッフルして2枚ドロー! 強欲な壺発動! デッキから2枚ドロー!」

 

 何、このドローラッシュ!!

 

「どうやったら手札0枚から手札0枚から手札4枚になるのよ?」

 

 まったくだ。そして、あんだけドローしたんだから逆転のカードをドローしていてもおかしくない。

 

「融合発動! 手札のE(エレメンタル)HERO(ヒーロー) フェザーマンとバブルマンを融合してE(エレメンタル)HERO(ヒーロー) アブソルートZERO(ゼロ)を融合召喚! さらに融合解除でアブソルートZEROを融合デッキに戻してバブルマンとフェザーマンを特殊召喚!

バブルマンでダイレクトアタック!!」

 

 フェザーマンの攻撃によりマナのライフが0になった。(マナライフ1000-1000=0)

 

 ○ ○ ○

 

「ガッチャ! 楽しいデュエルだったぜ!!」

 

 十代の言葉にマナはリスみたいに頬を膨らませていた。負けたのが相当に悔しいらしい。

 

「なんで、あのタイミングで連続ドローラッシュできるのかな?」

 

 しばらく十代に愚痴を言ってからマナも笑顔を浮かべた。

 

「ガッチャ♪ 楽しいデュエルだったよ。」

 

 デュエルが終わってからマナは俺に抱きついた。

 

「一♪ 頑張ったんだし、御褒美頂戴♪」

 

 マナはそう言ってから自身の唇で俺の唇を塞いだ。ちなみに十代の方はレイと枕田が抱きついてキスしていた。

次の瞬間から男子達からデュエルを挑まれ、勝つ度に明日香達からキスされ、俺の二つ名が『デュエルアカデミアの男の敵』になってしまった。

 

「………不幸だ。」

 

 俺の呟きが虚しくその場に響いた。

 

 ○ ○ ○

 

SIDE 誠

 

「くそ!! 許さねぇ! 絶対に許さねぇ!!」

 

 俺はデュエルアカデミア内を逃げ回りながら、俺に勝ったくそ生意気な女、沖田士と天上院明日香に対する怒りと増悪で腸が煮えくりかえりそうだった。

 

「許さねぇ。絶対に俺の奴隷()にしてやる。」

 

 胸の内に憤怒と憎しみをたぎらせその言葉を呟いていた時、俺をこの世界に運んだ鏡が現れた。

 

「………警戒されてるこの場に残っても仕方ないな。」

 

 そう呟いて鏡をくぐり抜け異世界に辿り着いた。

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