「ほんと、馬鹿じゃないの! 頭からおしっこ被って……全部おしっこまみれになっちゃったじゃないっ!」
声を荒げるマツリだったが、おしっこを滴らせながら言われてもちっとも迫力がない。
それに……。
「あの……マツリちゃん、ちょっと下みて……っ」
「……うん……? どうして……って、ええっ!」
「あははっ、マツリもおしっこ祭りか!」
なんと、マツリのスカートから伸びる白い脚を伝って、水が流れている。しかしその色は熟成された小麦色のおしっこで……。
実のところ、これが千夏の薄いおしっこと異なることは一目で判別がつくものだった。
しかし。
「こ、これも千夏ちゃんのおしっこが流れて来たんでしょ! ……な、なによその目はっ!」
「……ふうん、そうか」
マツリが必死になってしらを切るので、ちょっとからかってやることにした。ついでに恥ずかしがりながらおしっこなんて漏らしてくれたら願ったり叶ったりだ。
ということで。
「なら、パンツは濡れてないはずだよな?」
「……えっ! そ、それは……」
「パンツが漏れたての濃厚な人肌のおしっこで濡れてるなんてことはないはずだよな!」
「えっ、ちょっと……っ!」
抵抗するマツリのスカートの中に手を入れ、一気に足首までその柔らかい布をずり下ろす。しかしマツリも抵抗をやめず、足首をパンツから抜かない。
「ふふん、変態。取れるもんなら取ってみなさいっ」
「……いいんだな?」
俺はマツリの足に引っかかったパンツを片手で掴んだまま、上を見上げる。そしてしばらく凝視していると……。
「あっ……スカートの中!」
「…………いただいております」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁあっ」
慌てて手でスカートを押さえるマツリ。しかし、真下から覗く俺の視界を完璧にガードできるほどの遮断性は持ち合わせていないようだ。その証拠にスカートの隙間から素肌の色がよく見える。
「み、見ないで……っ」
「素肌の色がよく見える」
例のごとく声に出してみました。すると、茹でたように真っ赤になった幼なじみは、噴火寸前のように「はぁはぁ」と息を切らしながらぷるぷると震え出す。そしてその震えもピタッと止まったかと思うと……。
「ぁっ……もうだめっ、トモヤ、そこどいて……っ」
「……おっ、これはゲリラ豪雨の予感!」
悶えだした幼なじみを確認すると、口を開けて上を向く。すると、夕立のような音を立てて温かい天然のシャワーが顔じゅう、身体じゅうに降り注いで来た。夏に温かいおしっこを浴びるのはどうだと疑問に思う人もいるかもしれないが、夏に温かいシャワーを浴びたときにも気持ちいいと感じるあれと同じだ。夏に浴びる温かいおしっこも、それはそれで気持ちがいい。
羞恥に晒されて噴出した、手の加えられていない濃厚なおしっこが頭から降り注ぐ。考え抜いて作られた薄い千夏のおしっこもよかったが、味の濃いものと味の薄いものを連続で口にしたいという望みを叶えてくれるマツリのおしっこはやはり格別だ。それに、俺の幼なじみのおしっこは天然で、世界にかけても最高に美味いと断言出来るクオリティ。千夏には悪いが、品質は圧倒的にマツリの方が勝っている。
「……と、トモヤぁ……」
「……ごぽぽっ……んっ、ごくん……っ」
「の、飲んだのっ!」
もちろん上に口を開けていたときに入った分のおしっこは全て飲み込ませてもらった。これだけ濃いおしっこが一気に体内に入ってくると酔っ払いそうになるが、それもまた一興。全身に芳醇な香りが充満して、最高の気分だ。それに、俺の目に溜まったおしっこは自然と痛みを感じることなく、現代人の日頃酷使するせいで疲れ切った目を癒してくれる。コンタクトを洗う水みたいな柔らかさがそこにはあった。
いやぁ、さすがにおしっこが目に入ったら痛いかと思ったが、放尿の瞬間を目に焼き付けようとして目を見開いていてよかったな。
そのお陰でこうして俺はまた幼なじみのおしっこに新しい可能性を見出すことが出来た。まだまだマツリのおしっこには不思議がありそうだということに喜びを覚え、俺はただただ感動するばかりなのだった。