幼なじみのおしっこが最高に美味い。   作:雨宮照

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風呂にて。
性行為。


我が家の脱衣所に、年端もいかない男女が三人。とはいえ、長い付き合いの幼なじみ同士とその妹と……って感じなのだが、とりあえず男女が三人。さて、脱衣所にいるからには文字通りここでは脱衣をするわけなんだが……。

 

「え、え、ちょっと待って! ほんとに一緒にお風呂入るの!」

「何をそんなに焦ってるんだ? 昔は一緒に入ってたじゃないか」

「マツリちゃん、みんなでお風呂入るのいや……?」

 

一緒にお風呂に入ってたのは六年ほど前だというのにすっとぼける俺と、無垢な瞳に涙を浮かべて寂しそうに訴えかける千夏。

 

「うっ……わ、わかったわよ! こうなったらヤケよ! 入ればいいんでしょ入れば!」

「そうだよなぁ? 別にお風呂に入るだけだし何も躊躇することなんてないだろ。性行為でもするわけじゃなしに」

「ばか……っ! なんでそういうこと言うのっ! ほんっと信じらんない! 千夏ちゃんもいるんだよ!」

 

結局半強制的に一緒にお風呂に入ることを決断させられたマツリだったが、俺の発言のどこが気に入らなかったのか、例のごとく顔を真っ赤にさせて突っかかってくる。マツリの恥ずかしがり方、反応を見るに最適な例えだったが、どうやら気分を害してしまったようだ。

俺たちには珍しく、どうやら少しだけ微妙な空気になってしまったが、そんな雰囲気を察してか、和ませるように千夏が口を開いたのだが……。

 

「千夏、性行為しってるよ!」

「「……えっ」」

 

……全然和まなかった!

むしろさっきより変な空気になっちゃったし、マツリがめちゃくちゃ冷たい目でこっちを見てる! いや、さすがに俺だって小学生の妹に性行為がどうとか教えるわけがない。それに千夏自身、俺にそんな質問してきたことはない。……ってことは、母さんか父さんが……!

 

「千夏、そんなこと誰に教わったんだ!」

「そうよ! どうせトモヤが教えたんでしょ、そうよね千夏ちゃん!」

「ううん、お兄ちゃんじゃないよ。千夏に性行為を教えてくれたのはね……」

 

千夏が何故か自信ありげに口を開く。ええい、誰だ! まだ小学生の千夏に性行為を教えた不埒なやつは! と、俺たちは憤怒しながら千夏のセリフを待ったんだが、ついに彼女が口を開いた瞬間、その怒りは火山が噴火するかのように一気に頂点に達した。

だって、その千夏に性行為を教えたというやつは……!

 

「千夏に性行為を教えてくれたのはね、先生だよ!」

「「な、なんだってえええええ!」」

 

仮にも子供を教育する立場の人間が、その子供自身に手を出しているだと! 千夏に性行為を教えたなんて……そいつはどこまでやったんだこのロリコンめ!

俺とマツリは顔を見合わせると、二人神妙な顔で頷き合う。

そして、千夏に向き直って二人同時に口を開いた。

 

「「とりあえずもう小学校には行かなくていい!」」

 

その後、千夏の話を聞いていくうちに学校の保健体育の授業で性教育を学んだだけだということが判明して恥ずかしい思いをする俺たちだったが、この時は本当に心から焦った。

でも千夏がまだピュアな生娘でこんなにも安心するあたり、将来俺とマツリが子供を持ったら相当親バカになるだろうとおしっこ塗れで笑い合えて、そんな日常会話が楽しくて。そんな焦ったことも歳をとってふと思い出して、また三人でおしっこ塗れになって笑い合えたらいいなって、そんなことを思えたからこんな時間も有意義だったと、そう思えたのだった。

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