「……えーっと、マツリさん……?」
「……る……」
「…………え?」
「…………プレゼントに、私のおしっこ飲ませてあげる……っ!」
赤面したマツリの口から出たのは、なんとプレゼント放尿宣言だった。
どういうことかと思って手元の包みを見ると、中身はクローバー畑で子犬が遊んでいるイラストが特徴的なマグカップ。
なるほど、このマグカップと自身のおしっこをセットで誕生日プレゼントということらしい。
……だがなマツリ。
俺はお前のおしっこを愛してるが、やっぱり手に入れたい、もとい口に入れたいのは恥ずかしがってるお前のおしっこなんだ!
自分から言い出してもなお恥ずかしがってるのはかわいくていいんだが、やっぱり俺は自分の嗜虐心が抑えられない!
「……マツリ、ごめんっ!」
「……へ? ……んっ、ふにゃぁぁぁあっ!」
俺は実行前に短く謝ると、右手にマグカップを持ち、左手はマツリの腰にまわして自分の方へ抱き寄せる。
そして目の前に来たマツリのおしっこの噴き出し口に……右手に持ったマグカップを、思いっ切り押し当てた!
ごりごりごりごりと、膀胱に振動が伝わるように、情け容赦なく刺激する。
「ちょ、んんっ……待っ……トモヤぁ……」
「ふはは! 俺はやめないぞ! マツリの気持ちのこもったおしっこをこの舌で、脳で、全身で愉しむまで、俺は……っ! マツリを、刺激し続ける……っ!」
「……ひぎぃ……ぁっ……んんんんっ!」
刺激を続けていると、次第にマツリの顔が噴火しそうなほど真っ赤になっていく。
そして、耳の色なんかダイレクトに血の色を表してるんじゃないかってくらいに真っ赤になってきて……。
次の瞬間、ちろちろ……と、少しづつおしっこが顔を覗かせた!
「おっ! おしっこの赤ちゃんが出始めたみたいだぞ! ……ひっひっふー! 頑張れ!」
「……ちょ、ほんっ……んんっ、やめっ……」
「ひっひっふー! ひっひっふー!」
「ちょ、もう、ほんと……んんっ、んぁっ……で、でちゃう……でちゃうから……ぁぁっ、ぁぁぁぁぁぁんっ!」
ぷっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
「……元気な女の子です!」
「み、見せるなぁっ!」
マグカップに入った元気なおしっこたちを見せると、恥ずかしそうに、でも少しだけ嬉しそうに嫌がるマツリ。
……いや、なんだ嬉しそうに嫌がるって。
まあいいか。
「……じゃあ、飲むぞ」
「…………め、召し上がれ……?」
マグカップにどうぞと両手を差し出して、困ったような表情ではにかむマツリ。
その仕草がとてつもなくかわいかったので、もう一度リクエストする。
「かわいい。もう一回」
「ばかっ! やるわけないでしょ! 早く飲んじゃいなさいっ」
いつものように怒られたので、これ以上は踏み込まず。
改めておしっこを飲む体勢になって、手元のマグカップを見つめる。
中にはマツリの濃厚な国宝級のおしっこ。
まずはそれの匂いを、手で扇いで香る。
理科の先生にも怒られない、公式のやり方だ。
そして充分にその酔っ払ってしまいそうな程の芳しい香りを堪能すると、その滑らかな舌触りを丁寧に確かめるがごとく口に含んだ濃密を口の中で転がす。
ーーさぁ、いよいよだ。
俺は大切に口内で熟成させたそのおしっこを一気に呷るーーことなく、すかさずマツリに口付けをする。
そして、ポンプで水を送るかのように口の中の液体を一気に発射!
これこそが密かに考えていた俺の秘策、「マツリちゃん、自分のおしっこ飲んでみちゃいなよ大作戦」だ!
これまでマツリは、自分のおしっこが俺の人生とアキホの人生を変えたことを知っていながら、自らはその魔力を感じようとしなかった。
そこから考えられるマツリのおしっこへの見解に対する説は、主に二つ。
既に嗜んでいて、身体に合わなかったという説。それから、一度も嗜んだことがないという説だ。
でも、マツリの身体で生産されたおしっこ。
マツリ自身の身体が拒否反応を起こすとも考えにくいし、恐らく後者がビンゴ。
ならば、その解決方法はただ一つ!
無理やり本人におしっこを飲ませることだけなのだ!