部屋。
家に帰ると、家族は全員外出しているようだった。
一階で麦茶をコップ一杯飲んだ後、二階にある自室へと歩を進める。
そしてドアを勢いよく開けると、ベッドの上に太ももがあった。
やったぁ、太ももだぁ!
女子高生の、肉付きのいいむちむちの太もも。
飛びかかって両手で掴んで頬をすりすりして、その全てを味わいたくなる。
「飛びかかって両手で掴んで頬をすりすりして、その全てを味わいたくなる」
せっかくなので、声に出してみました。
すると、目の前の膝裏が見えていた太ももが、表側のすべすべな顔を見せる。
思わず顔を近づけて匂いを嗅いでしまった。
「ひゃっ! なに嗅いでるのっ! 恥ずかしいからやめてよっ」
「いやまず、お前はなんでここにいる」
太ももの持ち主は、何を隠そう幼なじみのマツリ。今日は私服姿で遊びに来たみたいだ。
「ほら、トモヤのお母さんがね、今日はトモヤしかいないから家使ってていいわよって」
「で、家に入れてくれたのか?」
「ううん、前もらってた合鍵で勝手に入ったの」
いや、なにしれっと合鍵もらってんだ。
そして母さんは合鍵を渡してんだ。
あと断われ。なんでここにいる。
「まーいいじゃんっ。漫画借りてるよっ」
「よくねえよ! 一言くらい俺にメッセージくれてもいいだろ!」
「……ってか、トモヤ。なんでノックもしないで入ってきたの? 私が着替えてたらどうすんのさっ!」
「悪い悪い……いや、その理屈はおかしい。ここは俺の部屋だ」
「じゃあ私、今日からここに住む〜」
「ああ、住め住め。同棲だ同棲」
と、いうことで俺たちはこの部屋に一緒に住むことになった。
「今からここは私の部屋でもあるんだから、なにしてても文句はないわよね!」
「……まあな。でもお前も俺のすることに対してなにも口出しするなよ?」
「はいはーいっ」
よし、言質は取った。
これで俺はここでなにをしてもいいという大義名分を手に入れた!
さあ、目覚めよ俺の内に秘めた悪魔!
この勝手気ままな幼なじみを、恥辱の渦に落とし込んでやるのだ!
「ふんふーん♪ らんらんら〜♪」
のんきに鼻歌なんか歌いやがって。
マツリの体が揺れるたびにサイドテールの髪も一緒に揺れて、なんとも男心をくすぐってくる。とてもかわいい。結婚してください。
(……まずは、はさみが必要だな……)
俺は机の引き出しからハサミを手に取ると、マツリの体に傷をつけないように、ゆっくりとその刃をそれに近づける。
そして、本人に気づかれないようにゆっくりと、その布切れをはぎってゆく。
チョキンと、最後の布切れを断ち切ったところで鋭い音が室内に響くが、漫画に夢中なマツリは気づかない。
(よし、これを捲り上げて……)
と、紺色のスカートを脚に触れないようにそっとつまみ上げると、目に飛び込んできたのは……お尻だった。
むっちりとしていて、それでいて引き締まっているというなんとも芸術的な矛盾を孕んだ神秘のライン。その魅惑の存在感に思わず手を伸ばしてしまう。しかし、いくら内に秘めた悪魔を解き放ったとはいえ女の子のお尻を触るなんてとんでもないこと、出来るはずがない。
「……ひ、ひゃぁっ!」
「……すぅぅぅぅっ、はぁぁ〜〜ぁっ」
ってことで、手ではお尻を触らずに腰のあたりを掴んで、鼻をマツリのお尻に思いっきりくっつけて匂いを嗅いだ。
顔にむにゅむにゅと当たる尻肉の柔らかさが肌に心地よく、人生で一番の快楽を感じざるを得ない。
「……あっ、ちょっ……やめてぇっ……」
「……すんすんすんすんすん、ぷはぁ〜っ」
「ちょっ、ほんとに……っ。……ていうか、私のパンツをどこにやったのよっ!」
「すんすんすんすんすん……あっ、それならここにあるぞ?」
俺は彼女のパンツを片手でひらひらと見せると、その匂いを堪能する。
女の子ならではの神秘の甘ったるい匂いと女の子の蜜の独特な素敵な香りが融合して、鼻腔を自由奔放に犯してくる。
はぁ……このままこのフレグランスを脳内に送り続けたら、俺は天国にトリップしてしまいそうだ。
「……パンツ……返してよ……っ」
「はぁ〜っ、こんないい匂い初めてだ……っ」
「……パンツ……っ……私の……っ……」
やりすぎたのか、パンツを返せと訴えてくるマツリがだんだんと涙目&鼻声になってきている気がする。
そこで俺はさすがにパンツを鼻から遠ざけ、嗅ぐのをやめるのだったが……このままで終わるのはもったいない。
「……あっ! な、なにするの……っ」
「……れろっ、れろ……っ、ぢゅぅぅぅっ……」
もったいないので嗅覚だけではなく、味覚でも味わうことにした。
濃厚な味わいが高級なチーズのようで口当たりがよく、吸い付くと途端に蕩けていってしまうようだ。
「やめてぇっ……ほんと、汚いからっ……」
「ぢゅぅぅぅっ……ぢゅぅぅっ……」
真っ赤になって涙目で訴えるマツリがかわいい。
今日から一緒にこの部屋で暮らすってことは、この羞恥に染まった恥辱の表情が毎日いつでも見られるという事だ。
マツリにはこれ以上ないくらいに感謝しないといけないだろう。
「ぢゅぅぅぅっ……なぁ、マツリ」
「……ふぁ、ひゃいっ……? 」
「こんな濃厚な、美味しいパンツを舐めさせてくれてありがとう」
「や、やめろっ……ばかっ」
「それと……」
「……それと……っ?」
「…………いつまでもパンツを履いてない下半身を俺に見せつけてくれて、ありがとう!」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?」
耳まで真っ赤になるマツリ。
捲れ上がったスカートを両手でバサッと押さえると、目に涙を溜めて顔を俯かせる。
でも、そこから見えるのは悲しそうな表情なんかではなく、焦りそのもので……。
「……ね、ねぇトモヤ」
「……えーっと……ごめん、聴きたくない」
「……あのね、ほんとに、申し訳ないんだけど……」
「だから聴きたくないって……っ!」
「……私、トモヤのベッドでおもらししちゃったみたい……」
「……それって……」
俺が耳を疑ってもう一度問いかけると、マツリは開き直ったかのように勢いよく顔を上げて再度こう言った。
「私、トモヤのベッドで辱めを受けて、おしっこ漏らしちゃったのっ!」