幼馴染は俺のいいなり 作:椚@
翌日。
昨日言った通り、雪羽はノーパンのまま学校へ行くことになった。
学校に辿り着くと、雪羽はすぐにトイレへと駆け込んだ。パンツを履きにいったんだろう。
ずっと下半身を気にする姿はなかなか楽しめた。またいつかやろうと思う。
ちなみにだが、学校では雪羽とは普通に接している。
家にいるときみたいに、いいなりにするようなことはしていない。ああいうのは二人っきりなったときだけだ。
周囲からも『普通の幼馴染』として認識されている。そういう関係だと思われるように隠しているからな。
だがそれはそれで、からかってくる奴もいる。
「はぁー。響は羨ましいよなー。美人な幼馴染がいてよー」
友人がそんなこと言いながら俺に話しかけてくるのだ。
「それがどうしたんだよ」
「だってよ。響は
「あいつとはそんな関係じゃないっての」
「本当かよ? オレならあんな可愛い子は放っておかないけどな」
とまぁ。何度もこんな感じでからかわれるのだ。
だから学校では、雪羽とはあまり絡まない。あくまで日常会話程度に済ませている。
「大体、家が隣だからって、親密なれるとは限らんだろうが」
「そうかもしれねーけどよー。もったいなくないか? あんな美人なら男が放っておかないと思うぞ」
確かにこいつの言うとおりだ。
男子の間では、雪羽はかなり人気があるほうだ。
小柄で美人、スタイルもよく巨乳、綺麗なロングヘア。人気が出ないわけがない。
ま、俺がそうなるように躾けたんだけどな。
「お、おい響。竹中が陽拠と何か話しているぞ」
「えっ?」
竹中というのは、クラスで1番のイケメン男子の名前だ。
知る限りでは性格もよく、成績も常に上位。運動神経も人並み以上。まさに女子にとっては憧れの存在だろう。
そんな人が雪羽と何か話している。
「何してんだあいつら」
「もしかして……告白するつもりなんじゃね?」
「……は?」
竹中が……雪羽に告白?
そんな馬鹿な……
「な、何言ってるんだ。いくらなんでもありえないだろ……」
「そうでもなくね? だって陽拠を狙う男は多いと思うぞ?」
「そ、そうかもしれないけど……」
雪羽と何を話しているのか気になる。
耳を傾けてみるが、少し遠くて聞き取りにくい。
「――――だから――放課後待ってるよ」
「――――」
どうやら放課後に待ち合わせするらしい。
だけど一体何のために?
まさか……本当に告白するつもりなのか……?
………………
気になる。
すごく気になる。
その後は授業に集中できず、悶々としていた。
放課後。
俺は雪羽の後をコッソリとついていくことにした。
見つからないように注意しつつ後を追っていると、校舎の裏側までやってきた。ここはあまり人がこない場所だ。
こんな場所に誘うなんて……やはり……
「やぁ。来てくれたんだね。陽拠さん」
竹中の声だ。
既に到着していたらしい。
「う、うん。それで……伝えたいことって……なに?」
「あーそれなんだけどね」
「……?」
「なんというか……その……」
「…………」
「えーと…………」
竹中の声が小さくなっていく。
「……いや。率直に言おう。陽拠さん」
「?」
「君のことが好きだ。僕と付き合ってくれないかい?」
「――!」
おいおい……
マジで告白だったのかよ……
「最初は特別な感情を抱くことはなかったさ。けど気付くと、君のことを目で追っていたんだ」
「い、いつから……?」
「いつからかな。時より見せる切ない感じの表情。それが気になって意識し始めたのかもしれない。気づいた時には、君のことを思うにようなっていた」
「そう……なんだ……」
………………
「常に哀愁漂う表情をしているもんだから気になって仕方なかった。そんな姿を見ていたら、僕が守ってあげたいと思うようになっていた。だから勇気を出して気持ちを伝えたかったんだ」
「わ、私は…………」
「もう一度言うよ。 陽拠さん。君のことが好きです。僕と付きあって下さい」
「…………」
10秒ほど経っただろうか。
雪羽の声が聞こえてきた。
「ごめんなさい……」
「…………そうか。フラれちゃったか」
竹中の声はどこか吹っ切れたような感じだった。
「いや。ごめんよ。こうなることは分かっていたけど、伝えずにはいられなかったんだ」
「えっと……私は……」
「うん。要件はこれだけなんだ。じゃあ僕は帰ることにするよ。じゃあね」
「あ、うん……」
俺はすぐさまその場から立ち去り、家に帰ることにした。
家に帰ると、自分の部屋で雪羽の帰りを待つことにした。
雪羽が帰ってくれば音ですぐわかる。家が隣だからな。
しばらく待っていると雪羽が帰ってきたようだ。
それを確認してからすぐに家を出て、雪羽の家へと入っていった。
部屋に入ると、制服姿の雪羽が立っていた。
「あっ……リョウくん。ど、どうしたの? そんな急に……」
「…………」
雪羽へと近づいていく。
「リョウくん? 何かあった――むぐっ!?」
密着するまで近づくと同時に――キスをした。
「んーーー! んーーー!?」
逃げられないように抱き着き、頭を押さえつける。
キスをした後は舌を入れ、雪羽の口の中をまさぐった。
雪羽の舌を捕えると、絡めるように舐め続けた。
俺がそうしていると、雪羽は逃げるように舌を動かし始めた。
だが逃がさない。すぐに追い詰め、再び絡めるように舐め続ける。
しばらくは抵抗していたが、徐々に身をゆだねるようになってきた。
息苦しくなってくるのも忘れ、ひたすら口の中を犯し続けた。
何度も何度も何度も何度も何度も何度も犯し続け――
終わって離れたのは5分ほど経ってからだった。
お互いの口周りは唾液でべっとりとしている。
「はぁ……はぁ……リョ、リョウくん……い、いきなりこんなことして……なんのよぅ……」
俺はなぜこんなことをしたんだろうか。
体が勝手に動いたとしか言いようがない。
衝動的に動いてしまった。
「今日さ。竹中に告られたんだろ?」
「……! どうしてそれを……」
「もちろん断ったんだよな?」
既に結果は知っているが、本人の口からハッキリと聞きたかった。
「う、うん。ちゃんと断ったよ」
「それでいい。お前は誰とも付きあうな。これからも絶対に断れよ?」
「あの……ど、どうしたの急に……」
「いいな?」
「わ、分かったよぅ……」
そうだ。
雪羽は俺の理想になるように育てたんだ。
ずっと前からそうしてきたんだ。
俺が最初に手を付けたんだ。
誰にも渡すもんか。
雪羽は俺のいいなりなんだからな。