極・ラウラ   作:嘘つき魔神

3 / 3
 感想、評価、お気に入り登録ありがとうございます!‥‥‥神の中の神とかツッコミ入れられるかと思った‥‥‥


第2話:この人‥‥‥誰?

「うーん‥‥‥」

 

 朝起きたら知らない天井だった。転生もののテンプレと聞くこのフレーズ、しかし現実に起きたら大変なことである。だって間違いなく誘拐されているもの。だが、一夏にとっては、見たことがある場所である。

 

「保健室‥‥‥?」

 

 保健室である、だが、一夏にはここまで連れてきてくれる人はいない。洗脳怖い。

 

「起きたか‥‥‥」

 

 いきなり隣から声が聞こえる、一夏は知らない声だ。隣を見ると、銀髪、眼帯を着けた赤目の少女が椅子に座っていた。

 

「グラウンドに倒れていたから何事かと思ったぞ、保険医は特に問題ないと言っていたが。しかし、お前を担いでここまで連れてくる間、お前を親の仇みたいに見ているやつがいたが、何をしたんだ?」

 

「‥‥‥何も、してない‥‥‥はず」

 

「そうか、ならどうしようもない」

 

 そう言い、少女は肩をすくめる。今、さらっと担いできたと言ったが、一夏は聞かなかったことにした。

 

「‥‥‥えーと」

 

「ラウラ。ラウラ・ボーデヴィッヒ」

 

「ラウラさんか、ありがとう‥‥‥」

 

 どういたしましてとラウラは軽く返す。しかし、原作的におかしいのだ、本来、ラウラはシャルロットと同タイミングで来るはずなのである、だが、もう臨海学校すら終わったタイミングでようやく来た。察しがいい人は分かったかもしれない。さて、一夏は、死ぬ気で飛び降りたのだが、ラウラに別に悪感情は持たなかった。もしかしたら、誰かに助けてほしかったのかもしれない、それは一夏のみぞしる、だが。

 

「‥‥‥ここのオリ主は、もうここまで影響をもたらしたか‥‥‥(小声)」

 

「ラウラさん?」

 

「ラウラでいい、織斑一夏」

 

「‥‥‥分かった、ラウラ」

 

「あぁ、一夏、よろしく」

 

 ラウラは、てっきり「どうせ俺なんか‥‥‥」みたいなやさぐれ方をしているのではと思っていたので、少し拍子抜けした。そもそも原作時点で世界最強(ブリュンヒルデ)の弟だったのだ、妬みひがみでいじめられていてもおかしくなかったし、よくもまぁやさぐれたりグレたりしなかったものだ。

 

「そういえば、ラウラは、どうしてここに?」

 

「依頼だ、ドイツが世界初男性操縦者のデータが欲しいとな」

 

 ラウラがそう返すと、一夏は俯いてしまう。何故なら、ドイツのお目当てだろう白式は、神神の手にあるのだ。

 

(この分だと、白式、ヒロイン奪取、周りも一夏の敵にした、辺りか‥‥‥)

 

 俯く一夏を横目に、ラウラは考えていく。察した人が多いだろうが、ラウラの中身は憑依系転生者である。駈るISは、黒式(こくしき)。神とやらからある任務を受けここにいる。神神も一応任務を受けてこの世界に来た。

 

「そうだ、一夏。1組はどこだ?私はそこに編入されるのだが」

 

 それを聞いた一夏は、頭を抱え、憑依ラウラは、いつものパターンかと察した。

 

 

-------------------------------------------

 

 

「くくくくく‥‥‥‥神神神示ぃ‥‥‥君は、邪魔なのだぁ‥‥‥」

 

 所変わってどこかの研究室。そこには、変な姿勢でキーボードを叩く白衣の変人がいた。

 

「転生しぃ‥‥‥優秀な頭脳を手に入れぇ‥‥‥そして、生まれた私の娘ぇ‥‥‥ハッピーバースデイだぁ!我が愛しき娘よぉ!」

 

 何この人怖い。呟いていたと思ったら椅子から立ち上がり、叫び始める。彼の目の前にある液体で満たされたカプセルには、幼zy‥‥‥ゲフンゲフン、少女が入っていた。彼の机の上にある資料には、こう書かれていた。

 

 『対転生者用幼女型兵器:オメガ』と‥‥‥




 オメガ、この名前のキャラが無性に書きたかったのです。憑依ラウラの黒式、実は元ネタがあります。『シベリアの白い悪魔』、分かる人には分かるはず。神神と憑依ラウラの任務とは一体‥‥‥
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。